クリスマスモチーフの意味・由来を知ってクリスマスを楽しもう!おすすめの飾り付けやオーナメントの紹介!
クリスマスのオーナメントや雑貨は大人、子どもを問わずワクワクさせる魅力がありますね。毎年たくさんほしくなる、というママも多いのではないでしょうか。そんなクリスマスのシンボルやオーナメントのモチーフの一つひとつにも深い意味があるのです。ここではクリスマスモチーフの由来や意味を解説します。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
クリスマスモチーフにはそれぞれ意味・由来がある
クリスマスはもともとイエス・キリストの誕生を祝う祭りの日です。クリスマスの語源は、キリストのミサの意味という説と、ラテン語で「救世主」などの意味を持つクリストスという言葉とする説があります。
キリストの誕生日に関しては諸説あり、9月や10月に誕生したともいわれています。しかしキリスト教が広まる以前から、ヨーロッパでは12月25日前後の時期は冬至を祝う時期とされていました。
冬至から日照時間が長くなるため太陽神や救世主に感謝する時期だったようです。キリストを救世主とするキリスト教が広まるにつれ、ヨーロッパにもともとあった冬至や新年の祝いの時期にキリストの誕生を祝うようになったようです。
キリスト教が広まる以前から使われていた冬至の習わしや祈りに使われた植物などに、キリスト教徒がクリスマスに絡めた意味合いをつけて世界中に広めました。それが多くのクリスマスモチーフとして、現在まで伝わっているのです。
モチーフ1.クリスマスツリー
もともとヨーロッパでは樹や森には精霊が宿るとされ、神聖なものと考えられていました。クリスマスツリーはキリスト教で知恵の象徴とされているリンゴの木を起源としているという説もあります。クリスマスの時期にはリンゴの木には葉がないことから、ほかの樹を使うようになっていったようです。
クリスマスツリーには松の木や樫の木が使われることもあるようですが、多くの人がクリスマスツリーと聞いてまず思い浮かべるのはもみの木でしょう。もみの木は常緑樹と呼ばれる一年中葉が落ちたり枯れたりすることのない木です。もみの木にはラテン語で「永遠の命」という意味があります。家族の健康や神の永遠の命を願って常緑樹であるもみの木をクリスマスツリーに使うことがポピュラーとなったようです。
サイズ:120cm
子どもが生まれたら大きなクリスマスツリーを飾りたいと思っていたママやパパもいることでしょう。生木でなくてもこんなに雰囲気のあるツリーが手に入ります。松ぼっくりのオーナメントもついていてかわいらしいですよ。
モチーフ2.クリスマスツリーの星(トップスター)
クリスマスの飾りにはさまざまなものがありますが、一番上に星を飾るようになっていることが一般的です。この星の飾りはトップスターとよばれ、イエス・キリストが生まれるときに空に現れた星を表しているといわれています。ベツレヘムの星ともいわれ、東の国の博士たちをイエス・キリストが生まれたベツレヘムに導いたとされます。つまりトップスターはキリストの誕生を知らせた星、希望の星を表しているのです。
・商品サイズ:幅15×奥行15×高さ24cm
・バネ部分サイズ:底直径4.5×高さ9.5cm
シンプルな星型も良いですが、今年はベツヘレムの星をモチーフにしたトップスターを飾るのも素敵ですね。トップスターを変えるだけで、ツリーにゴージャス感とクラシック感がでますよ。
モチーフ3.オーナメントボール
クリスマスのオーナメントボールは旧約聖書の創世記のなかに出てくるアダムとイブが食べたリンゴを表しています。オーナメントセットのなかには、ボールではなくリンゴのオーナメントが入っているものも見られますね。リンゴは知恵、知識を象徴するものです。また昔のヨーロッパではリンゴは冬場の貴重な食糧であり、豊かな実りを願い、生きる喜びを分かち合い、神に感謝する、といった意味もあったようです。
クリスマスの時期にはリンゴの木を探すのが大変なため、もみの木にリンゴをつるしたといわれています。そのリンゴをかたどったガラスの飾りがオーナメントボールの起源のようです。リンゴの飾りやオーナメントボールは「クーゲル」とも呼ばれ、色彩さまざまで選ぶのもデコレーションするのもとても楽しいですね。
色によって意味も異なりますので子どもと飾りつけをしながら、話をするのも楽しいかもしれません。
【オーナメントボールの色の意味】
・金銀…イエスキリストの気高さ、キリストを敬う心、トップスター
・赤…イエスキリストの流した血、神の愛、知恵
・白…雪、純潔
・緑…永遠、普遍の命
サイズ:8cm
内容量:16個セット
さまざまなテイストや材質のオーナメントボールが売られていて、見るのも選ぶのも楽しいですよね。キラキラ光る金物タイプのオーナメントボールは定番として人気です。
内容量:12個
由来となったリンゴの形のオーナメントも雰囲気があって素敵ですよ。リンゴは子どもに人気の果物ですので、子どもたちも楽しい気持ちになるでしょう。
モチーフ4.ベル(鐘・鈴)
キリストの誕生を知らせた天使のベルや魔よけの意味を持つ聖なるベルを表しています。またキリスト教には、イエス・キリストを羊飼い、わたしたち人間を羊と見立てて教えを説くことがあります。羊飼いであるキリストが使う鈴ということから、わたしたちを幸せに導くという意味もあるようです。
モチーフ5.キャンドル(ろうそく)
キャンドルは世を照らす光を表しています。また、キャンドルには身を削って光をともす性質があるためキリスト自身を指しているという説もあります。
しかし、クリスマスツリーにろうそくを飾ることは火事などの危険性や、飾りつけ自体に手間がかかることなどから、イルミネーションライトを代用することも増えてきました。イルミネーションライトは安全で使いやすいという点で用いられるようになったのですが、夜空に輝く無数の星もイメージされますね。
クリスマス時期になると街のあちこちで輝くイルミネーションライトに喜ぶ子どももよく見かけます。今年は星や世を照らす光という意味があることを話しながら親子でイルミネーションを見に行くというのも良いでしょう。
内容量:24個
クラシックなクリスマスを演出したい場合は、ろうそく型のライトも良いですね。雰囲気も出ますし、何より子どもが触れても大丈夫、というところが扱いやすく近年人気です。
近年イルミネーションライトのバリエーションは本当に豊かになりました。キラキラ輝くLEDの電飾ケーブルもさまざまな色があります。1色だけではなく複数の色を組み合わせて飾るのも素敵です。
モチーフ6.ヒイラギ
ヒイラギは世界の各地でキリスト教が広まる以前から魔よけの力があるといわれてきた植物です。キリスト教では、イエス・キリストがいばらの冠をかぶらされて十字架に張り付けられたことから、永遠の命やキリストがかぶった冠そのものを表します。ヒイラギの赤い実はキリストが流した血を表すものだともいわれています。
モチーフ7.クリスマスの靴下
クリスマスの靴下はサンタクロースもモデルとなった聖ニコラウスが貧しい家の子どもたちに金貨の入った袋を煙突から投げたところ、暖炉のそばに干してあった靴下のなかに入った、という伝説が由来のようです。サンタを待ちわびる子どもたちがベッドや窓、クリスマスツリーに靴下を飾るようになっていったのですね。
サイズ:約17×14×3cm
壁やクリスマスツリーの装飾に使われる靴下ですが、プレゼントやお菓子を入れてギフトバッグとしても使えます。パーティのお土産として、靴下にお菓子詰めて渡すと喜ばれるでしょう。
モチーフ8.クリスマスステッキ(キャンディ・ケーン)
クリスマス ステッキの由来は諸説ありますが、キリストが我々を導く際に使う杖を表すという説が濃厚です。キャンディ・ケーンのケーンとは英語で杖のことです。また杖をさかさまにしたときにイエスキリストの頭文字Jとなることから、キリストそのものを表すという話もあります。キリストをはじめにみつけた羊飼いを表すという説やサンタクロースのモデルである聖ニコラウスの杖を表すという説もあります。
キャンディを使ったのは、昔教会に来た子どもたちを静かにさせるために司祭がキャンディを与えたのが起源とされています。キャンディの硬さはキリストの硬い信条や硬い信仰心を表し、キリストの清らかさを表す白一色のキャンディが流通していました。
その後アメリカのお菓子会社が、クリスマスツリーに飾られている杖型のキャンディをみて、キャンディをストライプ柄にして発売しました。赤いストライプにはキリストがローマの兵士に鞭打たれたときの傷と十字架で流した血の意味を込め、緑のストライプには永遠の生命という意味をこめたといわれます。
形も色もかわいらしくてフォトジェニックなキャンディ・ケーンにこんな由来や意味があるなんて驚きですよね。英会話やアルファベットに興味のある子どもに話すと盛り上がるかもしれませんね。
内容量:6本
色合いのかわいいキャンディケーンはツリーだけでなく壁や窓辺につるしてもクリスマスらしく華やいだ雰囲気が出ますよ。
モチーフ9.クリスマスリース
クリスマスリースの丸い形が神の永遠の愛、永遠の命を表しています。現在はバラエティ豊かな色や素材のクリスマスリース。もともとは古代ローマ人が新年を祝うプレゼント交換の場で常緑樹のリースを贈り合ったのが起源とされています。古代でも相手の健康や幸福を願ってクリスマスの時期にはプレゼント交換が行われていたようです。身近な人に健康で豊かな新年を迎えてほしい、と願うのは古代でも現代でも同じなのですね。
サイズ:Lサイズ
リースは風水でも玄関に飾ると演技がいいといわれています。クリスマスには、クリスマスカラーとシンボルをあしらったツリーはいかがでしょう。
また、クリスマスを待つ待降節のあいだ、リースにセットされたキャンドルをともすアドベントリース、というものもあります。アドベントカレンダーと同じく一日にひとつ灯していく、というものでアドベントクランツともよばれます。こちらは棚やテーブルに置いて使うものですので、マンションの規定などでクリスマスリースを玄関ドアに飾ることができない場合でも取り入れやすいかもしれません。
現代では自分で作ったり購入したりすることが多いクリスマスリースですが、贈られたものを飾るということに意味があったようです。贈られたクリスマスリースを家族の健康を願って、玄関に飾ったり戸口にかけたりしたのが現在のクリスマスリースの飾り方の由来のようです。今年は大切な誰かを思って子どもと一緒にクリスマスリースを手作りして贈るのも良いですね。
モチーフの意味を知ってデコレーションを楽しもう
クリスマスモチーフの一つひとつにこんなに意味が込められているのですね。クリスマスの雑貨の意味や由来は知らなくても、とにかくかわいいから好き、というママや子どもも多いでしょう。何気なく飾っていたクリスマスモチーフの由来の多くは、神や身近な人への永遠の愛と命というのも興味深く、クリスマスを迎えられるということが喜ばしく感じられます。クリスマスやクリスマスモチーフの意味を家族で語り合いながらクリスマスデコレーションを楽しめると素敵ですね。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。