【小児科医監修】0歳児から始めるスキンケア!アレルギー予防にスキンケアが大切って本当?

赤ちゃんの肌はすべすべだから、特にスキンケアは必要ないと思っていませんか。赤ちゃんのうちからこまめにケアしておくと、赤ちゃん時代の肌トラブルを防げるだけでなく、大人になってからのすこやかな美肌につながりますよ。赤ちゃんのスキンケアのポイントと、先輩ママがおすすめするスキンケアアイテムをご紹介します。

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目次

  1. うるおった肌ってなんでいいの?
  2. 赤ちゃんの肌の特徴は?
  3. 赤ちゃんのスキンケアのポイント
  4. 肌へのやさしさにこだわる「ママ&キッズ」
  5. 大切な赤ちゃんの、一生ものの肌のために

うるおった肌ってなんでいいの?

肌が乾燥すると肌の表面を守る角層にすき間ができます。肌のバリア機能が低下し外からの刺激を受けやすくなるため、肌が炎症をおこすなどさまざまな症状が現れます。

赤ちゃんのころから毎日しっかり保湿をし「うるおった肌」を作ってバリア機能を高めることが、赤ちゃんの肌トラブル予防にもつながります。

2014年10月には、「生後1週間以内から新生児の全身に保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下した」という研究結果が国立成育医療研究センターから発表されました。

監修医 杉山 剛 先生のコメント

生まれてすぐからの「やさしく洗う+たっぷり保湿」のスキンケアが、赤ちゃんの皮膚を健康な状態に保ち、皮膚のバリア機能を高めることが様々な研究で報告されています。実際、私の勤務していた病院でも赤ちゃんの沐浴を「スキンケア沐浴」にイノベーションすることで、1ヶ月健診を受診する赤ちゃんの皮膚状態が改善(※)しました。

生まれてすぐから行うスキンケアは、赤ちゃんの将来への投資ともいえるでしょう。「おはよう、はみがき、スキンケア」、スキンケアが日本の新しい習慣になることを願っています。

※杉山剛他:スキンケアを重視した新しい沐浴法が新生児の皮膚状態に与える影響.日本小児皮膚科学会雑誌 35 (3):1-8,2016

赤ちゃんの肌の特徴は?

赤ちゃんの肌は、大人の肌に比べ乾燥しています。肌の厚さは大人の半分ほどしかなくバリア機能が未熟なため、外からの刺激をしっかりと防ぐことができません。さらに赤ちゃんは暑がりで汗っかきなためあせもができやすく、紫外線の影響も大人に比べて受けやすいという特徴があります。

このように赤ちゃんの肌はデリケートなため、あせもや乳児湿疹、アトピー性皮膚炎などのトラブルを起こしやすい傾向にあります。

赤ちゃんのぷるぷる肌を守るためにも、毎日のスキンケアでしっかり保湿してあげることが大切です。

赤ちゃんのスキンケアのポイント

赤ちゃんのスキンケアの基本は、「やさしく洗う」ことと「きちんと保湿」することです。赤ちゃんのデリケートな肌を乾燥からまもるために、洗ったらすぐに保湿をしてあげてくださいね。

1.フワフワの泡でやさしく手で洗う

赤ちゃんを洗うときには、しっかりと泡を立てることが大切です。たっぷりの泡で包み込むように汚れを落とします。顔やお腹、背中はもちろん、首のしわや手足のくびれなども洗い残しがないように気をつけてくださいね。

赤ちゃんの肌はガーゼ、スポンジを使わず、たっぷりの泡でこすらないように手で洗ってあげることが重要です。泡立ての手間を省ける「泡で出てくるタイプ」が便利かもしれませんね。

2.お風呂のお湯の温度は38~39℃

熱いお湯に浸かると、肌が乾燥してしまいます。38~39℃のぬるめのお湯を使うようにしましょう。湯船に浸かる時間は3分以内と覚えておいてくださいね。

3.赤ちゃんを拭くときにはやさしく押さえるように

赤ちゃんのお風呂が終わったら、やわらかいタオルで水分を吸わせるように身体を拭いてあげてください。ゴシゴシとこすると赤ちゃんの肌を傷つけてしまうので、上から押さえるイメージで拭くと良いですよ。

4.入浴後5分以内にきちんと保湿

赤ちゃんの肌の水分量は、入浴後10分を過ぎると急速に減少します。赤ちゃんの身体を拭いたらすぐに保湿をしてあげてくださいね。顔、胸~おなか、背中~おしり、腕、脚の順番で保湿剤をつけるとスムーズです。

肌にやさしい保湿剤をたっぷり手に取り、上から下にスーッとやさしく塗ります。保湿剤をゴシゴシすり込むのは逆効果です。塗った後の赤ちゃんの肌にティッシュが貼りつくくらい、たっぷりと保湿剤を塗ってくださいね。

肌へのやさしさにこだわる「ママ&キッズ」

デリケートな赤ちゃんの肌をケアするために、洗浄料は弱酸性・低刺激のものを、保湿剤は低刺激で毎日使えるものを選んであげてください。ママ&キッズのベビースキンケアは、赤ちゃんの肌のことを徹底的に考えた低刺激なアイテムです。

2016年には第8回マザーズセレクション大賞をベビーミルキーローションが受賞(※1)。人気の出産&育児雑誌のクチコミランキングでもたびたび1位を獲得するなど、多くの先輩ママ&パパたちに選ばれています。

赤ちゃんの肌へのやさしさに徹底的なこだわり!

ママ&キッズのベビースキンケアは、赤ちゃんの肌へのやさしさに徹底的にこだわるために、皮膚科医・小児科医の協力のもと開発されています。成分を徹底的にチェックしているため、洗浄料や保湿剤が赤ちゃんの目や口に入っても心配ありません。

片手でワンプッシュ!新米ママ&パパでも使いやすい

ベビー全身シャンプーフレイチェは、ポンプを片手で押すだけでたっぷりのモコモコの泡が出てくる優れもの。泡切れが良いのでシャワーでさっと流せばさっぱり落ちるのもうれしいですね。

ベビーミルキーローションも片手でワンプッシュするだけで使えます。お風呂上がりの赤ちゃんをさっと手早く保湿してあげられますよ。

全国180ヶ所以上の沐浴指導で使用されている!

ママ&キッズのベビースキンケアは、赤ちゃんへのやさしさが評価され、全国180ヶ所以上の産院の沐浴指導で使われています。

大切な赤ちゃんの、一生ものの肌のために

表皮が形成される3歳頃までにすこやかな肌をキープできれば、その後も肌トラブルは起こりにくくなるといわれています。赤ちゃんのころから毎日正しいスキンケアを続けることが、大人になってからのうるおった肌につながりますよ。0歳の今から正しいスキンケアを続けて、赤ちゃんに一生もののすこやかな肌をプレゼントしてあげてくださいね。

【監修】
杉山 剛 先生
一宮西病院小児科部長 。小児科専門医、アレルギー専門医。赤ちゃんの肌トラブルを予防する「あわ・もちスキンケア」を提唱。生まれてすぐからのスキンケアを啓発されている。
著書『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』主婦の友社(2016)