子どもの叱り方の5つのコツ!子育てハッピーアドバイスに学ぶ自己肯定感を高める叱り方

子どもが大きくなってくると、子どもの悪い行動をやめさせるために叱らなければいけない場面が出てきますよね。しかし、叱り方を間違えると子どもの自己肯定感を損なう恐れがあります。ここでは、イラストとマンガで子育てのコツを解説する人気の育児書「子育てハッピーアドバイス」シリーズから、叱り方のコツを紹介します。

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目次

  1. 子どもの自己肯定感を育むためにほめ方・叱り方が大切!
  2. 子どもの上手な叱り方の5つのコツ
  3. 叱るよりもほめるほうが良い習慣が身につきやすい!
  4. 子どものほめ方・叱り方を知りたいとき読みたい本は?
  5. 上手に叱って上手にほめて、子どもを導こう

子どもの自己肯定感を育むためにほめ方・叱り方が大切!

子どもが「自分は大切な人間だ」と感じられることは、生きていくうえでとても大切なことです。この「自分は生きている価値のある人間だ」と感じる気持ちを「自己肯定感」といいます。

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

自己肯定感が高い子どもは、前向きに生きていくことができます。これは、自分の存在への自信が、自分の能力への自信の土台となっているからです。子どもの自己肯定感を育むためには、子どもの良いところも悪いところも丸ごと受け入れることが大切です。

子どもにとって良かれと思って叱っても、子どもの自己肯定感を下げてしまうことがあります。子どもの自己肯定感を高め、健やかな心を育てるためには、ほめ方・叱り方を見直すことが大切ですよ。

子どもの上手な叱り方の5つのコツ

子どもが悪いことをしたときにはやめさせ、正しい行いをするように導くことは、親の仕事のひとつですよね。しかし、叱り方を間違えると、「自分はダメな人間なのだ」と子どもの自己肯定感を損なってしまうことがあります。子どもを叱るときには、以下の5つのコツを意識してみてくださいね。

1.子どもを止めて目を見て短い言葉で叱る

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子どもを叱るときには、まずは何を叱っているのかということが子どもに伝わることが重要です。大人が感情的に子どもを叱ってしまうと、子どもは何を叱られたのか理解できずに怖い思いだけが残ることがあります。

子どもが動き回っていたり遊んでいたりすると、そもそも周囲の声が聞こえていないことがあります。子どもを叱るときには、子どもの動きを止め、子どもの目を見て短い言葉で注意するようにしましょう。

2.人格ではなく行為を叱る

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子どもを叱るときには、子どもの人格を否定するのではなく、やった行為を叱ってください。行為を叱ることで子どもの自己肯定感を下げる心配が軽減されますよ。

3.ダメな理由をしっかり説明する

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

ダメなことを叱るときには、しっかりと理由を説明するようにしましょう。子どもが理解できる言葉で説明すれば、子どもも納得してくれることが多いですよ。

4.「~はダメ」ではなく「~してね」と伝える

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子どもが良くないことをすると大人はつい「ダメ」と言ってしまいがちですよね。しかし、ただ「ダメ」と言っても、子どもは「ではどうすれば良いのか」理解できないことがあります。具体的に良い行いを「~してね」と伝えると、子どもが理解しやすいですよ。

5.「私は~と思う」と伝える

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子どもを叱ったりほめたりするときには、「あなたは〇〇だ」と伝えるよりも、「私は〇〇だと思うよ」と、自分の気持ちを伝えるようにしてみてはいかがでしょうか。たとえば、良くないことをした子どもに「あなたは良くない」ではなく、「ママ(パパ)は悲しいよ」と伝えたほうが、子どもの心に響くといわれていますよ。

叱るよりもほめるほうが良い習慣が身につきやすい!

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子どもを正しい行いに導くために叱ることが必要な場面はもちろんあります。しかし、叱られてばかりでは、子どもはすねたり聞き分けが悪くなったりするものです。

逆に子どもをほめると子どもがやる気を出すという利点があります。子どもに良い習慣を身につけさせたいと考えるのであれば、なるべく子どもが「できた」部分をほめるようにしてくださいね。

子どものほめ方・叱り方を知りたいとき読みたい本は?

子どもの自己肯定感を育むためにほめ方・叱り方が大切だとわかっていても、実際に子育ての中でどのように子どもをほめたり叱ったりすれば良いか悩むものですよね。ほめ方や叱り方に悩んだときにおすすめなのが、「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」シリーズです。

著者は、精神科医でありスクールカウンセラーでもある明橋 大二先生。太田知子さんのイラストで、子育て中のさまざまなシーンで直面するママやパパの悩みを解消するコツをわかりやすく解説してくれます。

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方
¥1,008〜(2018/12/07 時点)

著:明橋大二
イラスト:太田知子

ほめ方が上手になれば、子どもを叱ることは減っていくでしょう。そのためには、ほめ方を学ぶことが大切です。この本では褒めることの大切さや具体的なほめ方・叱り方がくわしく説明されています。

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方2

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方2
¥1,008〜(2018/12/07 時点)

著:明橋大二
イラスト:太田知子

ほめて育てたいけれど、つい子どもを怒ってしまうというママやパパは多いようです。この本は、「きょうだいげんかがひどい」「ちょっと注意しただけで怒って泣いてしまう」など、ママやパパの悩みに答えるQ&A集です。

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方3 小学生編

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方3 小学生編
¥1,008〜(2018/12/07 時点)

著:明橋大二
イラスト:太田知子

小学校に入った子どもは、文句や口答えが増えていくものです。この本では、甘えを受け止め積極的にほめることの大切さが解説されています。実際にどのように子どもをほめれば良いのか、叱るときにはどう言えば良いのか、明橋先生がアドバイスします。入学・進学を控えたママやパパにおすすめの一冊です。

上手に叱って上手にほめて、子どもを導こう

(子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二著/太田知子絵/1万年堂出版)

子育てをしている中で、ついつい子どもを感情的に叱ってしまったり、ほめるべきところで、ほめられなかったりすることはありますよね。あの言い方は良くなかったかな、子どもにかわいそうなことをしてしまったかな、とあとから反省することもあるでしょう。

ほめ方や叱り方のコツを知っていると、子どもにどう接すれば良いか迷ったときに、冷静に対処することができますよ。上手に子どもを叱って上手にほめて、子どもの自己肯定感を育んでくださいね。

そうは言っても、思うようにならない時もありますよね。ついつい子どもにキレてしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、「キレる」ということは、それだけ子どもに関わっているからこそです。ついついキレてしまうのは、それだけママが子育てをがんばっている証拠。そういう自分のことも、ぜひほめてあげてくださいね。

(※この記事は、1万年堂出版のご協力のもと、許可を得て掲載しています。)