【男女別】「桜」の意味や読み方、名前例358例！ランキング順位は？名付けによくない？

「桜」という漢字を使った名前は、主に女の子に人気がある名前です。明治安田生命の名前ランキング2023では、「美桜（みお）」や「実桜（みお）」などが100位以内にランクインしています。

「桜」を使った女の子の名前は人気が高く、明治安田生命が調査している「名前ランキング」で過去に何度も10位以内にランクインしています。「桜」という字の持つイメージや漢字の成り立ちをご紹介します。

「桜」は春を象徴する花として日本人に愛されており、4月の季語として俳句でもよく使われます。「桜」が入った名前は春生まれの女の子に多いですが、やわらかな印象や明るい印象を与えることから、季節を問わずに女の子の名付けで人気のある漢字です。

「桜」という字は、植物の桜の樹を意味する言葉です。

「桜」は中国由来の「櫻」という漢字が元になっている新字体です。「櫻」の字のつくりの部分には、首飾りを意味する「賏（貝がふたつ並んだ）」の字が使われています。これは、「櫻」という漢字が意味するユスラウメという樹木になる小さなサクランボのような実が、まるで首飾りの宝石のように見えることが由来となっているのです。

「桜」は春の日差しのような温かいイメージがあるので、女の子の名付けによく使われる人気の漢字です。ほかの漢字と組み合わせて独自の読ませ方をすることもあります。「桜」の字を使った女の子の名前を字画数付きでご紹介します。

「桜」は、最初の文字としても止め字としても使える汎用性が高い漢字です。ほかの漢字と組み合わせることによって、さまざまな読み方ができるので、人と被らない名前を付けたいときにはおすすめですよ。

「桜」の漢字は女の子の名前に使われることが多いですが、男の子の名前に使うと日本らしい雰囲気や格式高い雰囲気を表現できます。「桜」は男の子の名付けにも人気の漢字です。「桜」の字を使った男の子の名前を字画数付きでご紹介します。

「桜」という漢字は男女ともに違和感なく使えますが、女の子に間違えられてしまうことを避けるには力強い男の子らしいイメージの漢字と組み合わせると良いでしょう。和を連想させるような名前は、古風でしっかりとした男の子の印象を与えますね。

桜の花は短期間でパッと散ってしまうことから、子どもの名前には縁起が良くないという声もあります。しかし、決してそんなことはありません。桜の花は日本の美しさの象徴であるだけでなく、桜の花には毎年繰り返し咲くたくましさや力強さもあります。

名前として良くないということはまったくなく、男の子にも女の子にも使える漢字です。気兼ねせず名付けに採用して、桜の漢字の持つ意味やイメージを上手に取り入れてくださいね。

※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。