【男女別】「碧」の意味・読み方、名前180例！青・蒼や翠との違いは？漢字の成り立ちは？

「碧」は、近年名付けに人気の漢字です。明治安田生命の男の子の名前ランキング（2023年）では「碧」が1位、「碧斗」が19位「碧人」が36位にランクインしています。「キラキラネームでは」と心配する人もいるようですが、以前から名付けに広く使われている漢字なので心配はいりませんよ。

近年は特に、「あおい」という読みが人気です。「碧」の一文字で読ませたり、「碧生」「碧彩」などほかの漢字と組み合わせたりする名前が見られます。「碧」の意味や読み方、画数などをご紹介します。

色をあらわす「碧」というは、宝石の色に由来する漢字です。美しく光る宝石の輝きから、きらきらとした夢や希望をイメージした名付けにぴったりですね。

宝石の持つ神秘的なイメージをもとに、落ち着きや情緒の豊かさを表現するのも良いかもしれません。さまざまな願いを込めて素敵な名前を考えてあげたいですね。

「碧」はあお色を指す漢字です。あおといっても、淡い色から深みのある色までさまざまなものがありますよね。これらのあお系の色を総称する漢字が「青」です。

「碧」は、名のりに「みどり」という響きが含まれるように、緑がかった濃い青を指します。同じ青系で名付けによく使われる「蒼」は、草木が茂る様子から生まれた漢字で、黒みがかった深みのある青色です。

「碧」と同じく、あおみどりの意味を持つ漢字に「翠」があります。こちらは、青みがかった濃いみどり色で、ベースの色が異なります。鳥のカワセミの羽の色に由来していることから、「碧」とは違ったイメージが生まれますね。

青は色の中でも、冷静で落ち着きを示す色として使われます。宝石に由来する「碧」を使えば、高貴で品の良い名前・知的な名前をイメージしても、選択肢の幅が広がりそうです。

「碧」は「みどり」の読みで、一文字の名前に使われています。どちらかというと男の子の名前で多く使われているイメージですが、読みのバリエーションが豊富なので、「あ」「ま」「み」の響きを使って二文字、三文字の名前も考えられますよ。「碧」を使った名前をご紹介します。

「碧」は「咲」や「花」など明るいイメージの漢字と組み合わせると、笑顔が素敵な女性という願いが込められそうです。「結ぶ」や「和」という漢字との組み合わせは、宝石が長い年月をかけて結晶となるように、努力が実を結ぶ、夢がかなうという将来性を感じさせてくれますよ。

「碧」は「きよし」「あおい」「あお」という読みができるので、一文字名前に使いやすい漢字です。「き」や「た」でとめる名前は、男の子の名前の読み方ランキングの上位に多く見られますよ。男の子の名前例を50音順でご紹介します。

「碧」は地球の営みが生み出した青さに由来しているので、「樹」や「海」のような自然を指す漢字と相性が良いですね。「大」や「天」のような漢字との組み合わせはダイナミックなイメージ、「凛」や「琉」は高貴なイメージ、「博」や「秀」は知的なイメージと、組み合わせる漢字によってさまざまな願いが込められますよ。

※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。