産後クライシスを乗り越えるための10の法則!夫婦喧嘩をしないためにできることは?
産後の夫婦関係に悩んでいるママは少なくないようです。産後に夫婦仲が悪化することを意味する「産後クライシス」は、何が原因で起こるのでしょうか。データやママたちの体験談をもとに、産後クライシスの原因や妻・夫それぞれができる対策、夫婦一緒に取り組める対策を合わせて10個ご紹介します。できれば夫婦で一緒に読んでみてくださいね。
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目次
産後クライシスとは?どんな意味?
妊娠前や妊娠中は大きな問題なく結婚生活を送ってきたにもかかわらず、産後に夫婦仲が急速に悪くなることを「産後クライシス」と呼ぶことがあります。医学的な用語ではありませんが、以前NHKの番組で取り上げられて話題になりました。
子ども中心の生活や夫の家事・育児への非協力的な態度、産後のママのホルモンバランス・精神状態の変化、子育てへの不安などさまざまな原因が考えられ、研究機関や企業で調査が進められています。
2015年に岡山大学大学院保健学研究科がまとめた調査結果では、出産を経験した女性の約半数が産後クライシスを経験していることがわかりました(※1)。なかには離婚の危機にまで発展するケースもあるようです。
・産後クライシス=産後に夫婦関係が急速に悪化すること
・出産経験者の約半数が産後クライシスを経験する
・生活の変化、夫の態度、ママの心境・体調の変化などさまざまな要因が組み合わさって起こる
産後クライシスはいつまで続く?
産後クライシスは出産後いつまで続くのでしょうか。2005年に目白大学教授の小野寺敦子氏によって発表された「親になることに伴う夫婦関係の変化」という論文では、下記のような結果が述べられています。
「夫婦間の親密な感情は親になって2年の間に下がるが、3年を経過するとその下がったレベルのまま安定し推移していくことが明らかになった。」
子どもが生まれて間もなく産後クライシスが始まり、その後2年間で夫婦間の愛情が少なくなっていき、産後3年程度が経過した後は夫婦間の愛情のレベルが安定する傾向があるといえるかもしれません。産後の2年間が、夫婦関係が大きく変化するターニングポイントになりそうです。
・産後クライシスは出産後間もなく始まる
・夫婦間の親密さは産後2年間のあいだで低下する傾向がある
衝撃の結果!?産後のママの愛情曲線と産後クライシス
結婚、妊娠、出産を経て、ママからの夫への愛情はどのように変化していくのでしょうか。東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜(あつみなおき)氏は、下記の「愛情曲線」を用いて女性の愛情の変化を説明しています。
愛情曲線には、妻の愛情が何に対してどのくらい向けられているか、ライフステージごとにその割合が示されています。妻の愛情は、結婚直後は夫に向けられる割合が大きいですが、出産直後に一気に下がり、子どもへの愛情が大部分を占めるようになります。
さらに興味深いのは、その後少しずつ愛情が回復していったグループと、愛情が低迷したままだったグループに分かれたことです。調査結果には、下記のような傾向がありました。
夫の育児への貢献度が妻の夫への愛情に大きな影響を与え、産後の夫婦仲を左右する大事なカギとなっていることがわかりますね。
産後の夫婦仲・夫への愛情の変化の実例【ママインタビュー】
実際に、産後の夫婦仲や妻から夫への愛情はどのように変化するのでしょうか。ままのてでは、先輩ママたちにインタビューを行いました。下記は回答の一部です。家庭によって違いはあるものの、子どもが最優先の日常になったことは共通していますね。
ママインタビュー1:産後に夫婦仲の変化はありましたか?
夫婦仲に変化はありませんが、子どもが生まれてから良くも悪くも家族になったなと感じます。
子どもの寝かしつけの際に一緒に寝落ちしてしまうことがよくあるので、仲良しの頻度は産前に比べて少し減ったかもしれません。
夫は妻子よりも自分の両親を大事にしています。子どもが生まれるまでは「ちょいマザコン気味だけれども、家族を大事にする人なんだな」ととらえ、子どもができたらこの調子で妻子を大切にしてくれるんだろうなーと期待していました。いざ子どもが生まれるとそれはまったく違うとがわかり、愕然としました。良いところを見て期待していただけに、裏切られたような気持ちになりました。
結婚後も恋人の延長線上のような関係を続けていた夫婦でも、子どもが生まれてから「母親」と「父親」になり、お互いへの恋愛感情が少なくなったように感じるケースは珍しくありません。出産後からなんとなくセックスレスになっていったという夫婦もいます。体験談のように、出産をきっかけに相手の良くない部分を新たに知ることになったという人もしばしばいるようです。
ママインタビュー2:産後の夫への愛情に変化はありましたか?
愛情に対する大きな変化はありませんが、どうしても子どもが最優先になってしまうので、以前より良い意味で夫に執着しなくなりました。女友達と出かけるのが嫌だとか、付き合いで合コンに行かれるのが嫌だとか、そんな兆候はなくても無駄に浮気を心配するとかいったことが出産後はなくなり、気にならなくなりました。
産前に想像していた以上に、自分の子どもへの愛情が深いことを産後に実感しました。それにより、夫への愛情が薄れたというよりも、子どもへの愛情がまさったという印象です。
愛情面では特に変化はありませんでした。ただし、夫の枕が頭の脂でベタベタしているのが生理的に受け付けなくなった感じはあります。正直、子どもの洋服と夫のトランクスや靴下を一緒に洗うのに抵抗を感じてしまうことも…。
ままのてに寄せられた体験談では、夫への愛情が少なくなったというよりは、子どもへの愛情が非常に大きいと感じたママが多い傾向がありました。子ども中心の毎日になることで、良い意味でも悪い意味でもママの心の中を占める夫の割合が少なくなるといえるかもしれません。
産後クライシスを乗り越えるための法則【妻ができること編】
産後クライシスにならないようにするために、あるいは産後クライシスを抜け出すためには、何ができるのでしょうか。ママ・パパそれぞれが、できることから始めてみましょう。まずはママができることから紹介します。
1.家事・育児をがんばりすぎない
「子育ても家事もしっかりこなさなければ…!」と肩に力が入ってはいませんか。子どもが生まれたばかりで心や身体の状態が安定しない中、やらなければいけないことが産前に比べて一気に増えたり、わからないことだらけだったりして心に余裕がない方も多いのではないでしょうか。心に余裕がないと、夫のささいな言動にイライラしやすくなることがあります。
家事・育児をがんばること自体は素晴らしいことですが、自分ひとりで完璧にこなせる人などそうはいません。自分を追い詰めがちな方は「がんばりすぎない」ことを意識してみてはいかがでしょうか。便利な電化製品やグッズを活用して時短を図るのも良いですね。ときどき手を抜いたり、休んだりしたからといって、罪悪感を感じたり自分を責めたりする必要はありません。楽をすることは決して悪いことではありませんよ。
2.伝えたいことはできるだけ冷静に言葉にする
育児は体力を消耗するので、なるべくエネルギーを使わないためにも、喧嘩をしないようにしています。感情的になると何事も上手くいかないケースが多いので、少し時間をおいてから夫への不満などを伝えるように心がけています。少し時間を置くだけで冷静に議論できるので、喧嘩へと発展しないのでおすすめです。
不満は優しく伝えるようにして、あまり感情的にならないようにしています。特に夫婦喧嘩はしたことないです。
自分が毎日の家事に加え初めての育児に追われる一方で、夫が無関心・非協力的だったり協力しようとする姿勢はあっても気遣いが足りなかったりすると、イライラしてしまう方は多いのではないでしょうか。イライラするのは仕方がないことですが、そんなときこそ一度冷静になるように自分に言い聞かせてみると良いかもしれません。
感情的になって夫を一方的に責めるよりも、まずは今どんなことに困っていてどんな風にしてほしいのか、落ち着いて具体的に言葉にしてみましょう。夫婦喧嘩にならないように伝え方を変えるだけで、夫が聞く耳を持ってくれるようになることもあるようです。
3.夫に期待しない・あきらめる
パパなんてみんなそんなものだ、自分の父親世代よりはマシだと、ある意味期待しないほうが少しは心穏やかにいられるかもしれません。赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいなのに、夫との喧嘩でさらに消耗したり、仲直りのために顔色うかがったりするのが面倒なので…。
夫婦とはいえ、自分以外の人を変えるのはそう簡単なことではありませんよね。最初から夫に期待しないことあきらめることも、夫にイライラしない秘訣のひとつです。「こんなものだ」と割り切ることで、楽になれたママもいるようですよ。体験談にもあるように、「省エネ」のために期待しないというのも参考になる考え方ですね。
4.頼れる人・機関に頼る
子育てや夫婦関係に関する悩みや不安はひとりで抱え込まず、可能なら家族に頼ったり、行政の支援機関やカウンセリングを行っている機関に相談したりしてみましょう。企業やNPOなどが運営するホットラインもありますよ。下記の表は、産後に頼れる機関や企業・サービスをまとめたものです。参考にしてみてください。
ただし、産後うつや重度の育児ノイローゼについては、病院での治療が必要な場合もあります。あまりにもつらいときは、通っていた産院や心療内科・精神科の受診を検討しましょう。
機関・サービス名 | 連絡先 | 相談時間 | 備考 |
---|---|---|---|
ファミリー・サポート・センター | ・各センターによる ・全国の拠点 http://www.jaaww.or.jp/research/ | 各センターによる | 手助けがほしい人(依頼会員)と、手助けをしたい人(提供会員)による相互援助の会員組織 |
子育て・女性健康支援センター(日本助産師会) | ・各センターによる ・全国の拠点 http://www.midwife.or.jp/general/supportcenter.html | 各センターによる | ・全国47ヶ所で実施 ・センターによっては来所による相談や家庭への訪問対応もあり |
子育て・思春期・更年期 女性のあらゆる相談室(日本助産師会) | TEL:03-3866-3072 | 毎週火曜日午前10時~16時(祝祭日およびお盆休み・年末年始を除く。) | ・助産師による電話相談 ・子育てに限らず女性のさまざまな悩みに対応可 |
ママさん110番(社会福祉法人日本保育協会) | TEL:03-3220-2120 http://www.nippo.or.jp/ | 月曜日~金曜日 10時~12時、13時~16時(祝日・年末年始除く。) | 臨時休業あり |
赤ちゃん&子育てインフォ(公益財団法人母子衛生研究会) | 下記ページより質問を記入 https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/request_form.html | いつでも可 | ・インターネット相談室 ・月1回のQ&Aの更新によって回答するため、急を要する相談は不可 |
エンゼル110番「育児に関する無料電話相談」(森永乳業株式会社) | TEL:0800-5555-110(フリーダイヤル) 046-259-8951(フリーダイヤルがつながらない場合) http://www.angel110.jp/ | 10時~14時(日曜祝日・年末年始を除く。) | ・妊娠中から就学前の子どもに関するものまで対応 ・相談は30分程度 |
明治赤ちゃん相談室(株式会社明治) | TEL:0120-035-553(フリーダイヤル) https://www.meiji.co.jp/support/inquiry/?view=04 | 月曜〜金曜 10時~15時(第3火曜日、祝日、年末年始除く。) | ・赤ちゃんの食事と栄養に関する相談を受け付けている ・管理栄養士・栄養士が対応 |
産後クライシスを乗り越えるための法則【夫ができること編】
夫婦関係は、ママひとりの力で築くものではありませんよね。産後クライシスになるかならないか、あるいは産後クライシスを抜け出せるかどうかは、夫の言動によっても大きく左右されます。
「子どもが生まれてから妻との関係がなんとなくギクシャクしているような…」「最近ママに怒られることが増えたような…」と感じているパパは、どのような行動をとれば良いのでしょうか。妻と良い関係を築くために夫ができることを紹介します。
1.家事・育児に能動的・積極的に取り組む
今ではある程度子どもの面倒を見てくれるようになりましたが、産後半年くらいまでは、あまり積極的に面倒を見ようとはしませんでした。あとから聞くと、育児に関して「これはできない」「ママじゃないと無理」という心理だったそうです。(ほんとかよ…)「できない」ではなく、挑戦する姿勢を見せるだけでも嬉しかったのにな、と今では思います。
産後のママが夫に対して不満を抱くもっとも大きな原因のひとつが、夫の家事・育児への貢献度の低さです。近年では産後の早い段階で仕事に復帰するママも増えており、家事・育児・仕事を一挙にこなすママの負担感・不公平感は大きなものとなっています。そもそも「協力する」という言葉自体が他人事のようで、同じ親として一緒に子どもを育てる意識がみえないと感じるママもいるようです。
体験談からもわかるように、大きな力にはならなかったとしても、家事や育児をしようとする姿勢や気遣いがみえるだけで心が楽になるママもいます。まずはどんなことをしてほしいかをママに尋ね、簡単なことから取り組んでみてはいかがでしょうか。
2.妻の大変さを理解し、配慮する
子どもが寝かしつけで1時間2時間ずっとぐずり泣きしているときに、夫がのん気にゲームをしている音が聞こえてきて、悲しくて泣きました。夫に何か直接的にしてほしいというわけではなく、ママの大変さを理解したりいたわったりする姿勢や一言がほしかったです。
こちらは毎日寝不足でフラフラなのに、夫が休日遅くまでひとりで寝ていることが多くて腹が立ちました。休日くらいは早起きして赤ちゃんをみて、3時間でもいいからママがゆっくり眠れる時間を作ってほしかったです。
家事・育児にどう取り組めば良いかわからない人や、家事や育児をやってみても逆に妻の足手まといになってしまうという人は、まずは妻の大変さを理解し、配慮することから始めてみましょう。妻をいたわってやさしい言葉をかけるだけでも、夫婦の関係に良い影響があるかもしれません。
産後のママは赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいの状態です。授乳や夜泣きで眠れない日々が続き、毎日ギリギリの状態で過ごしているママも少なくありません。また産後は女性ホルモンのバランスが安定しないため、体調や情緒が不安定になる傾向があることも知っておきましょう。
3.「子ども中心」になっても割り切る
産後のママが赤ちゃんにばかり目を向けていて、自分が蚊帳の外にいるような気持ちになるパパもいます。妻の変化に戸惑うとともに、家庭内での自分の立ち位置がわからなくなり、なかには子どもに嫉妬してしまうパパもいるようです。
しかし産後のママの生活が子ども中心になったからといって、必ずも夫のことを嫌いになったわけではありません。現実的に産後のママは赤ちゃんのお世話にたくさんの時間を費やす必要があるのはもちろんのこと、愛情曲線からもわかるとおり、妻の愛情の多くの割合が子どもに注がれるようになるのは一般的な傾向です。さらに、産後に俗に「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが盛んに分泌されるようになると、ママは赤ちゃんを守るために「敵」とみなしたものに対して攻撃的になる傾向があります。出産前よりも夫に攻撃的な物言いをしてしまうことがあるかもしれません。
一時的に夫への興味が薄れたように感じられたり、妻の態度が冷たくなったように感じられたりしても、夫は「こういうものだ」と割り切ることが大切かもしれません。子どもに嫉妬するよりは、夫婦で一緒に子どもに愛情を注ぐことに意識を向けてみましょう。
産後クライシスを乗り越えるための法則【夫婦でできること編】
自分だけでがんばろうとしても、逆に相手だけにがんばることを求めても、上手くいかないことが多いかもしれません。妻だけ、夫だけではなく、夫婦一緒に取り組める産後クライシス対策を紹介します。
1.お互いの気持ち・知識の共有を忘れずに
夫婦のコミュニケーションが上手くいっていないことが、産後クライシスの原因になるケースもしばしばあります。下のグラフは、「産後クライシス」と夫婦の「対話の満足度」の関係についての調査結果を示したものです。
産後夫婦ナビ(Logista株式会社)【調査結果】産後の夫婦円満の鍵は「対話」にあった! 82%が 「夫婦会議をやってみたい」と回答
調査会社:Logista株式会社
調査対象:554名の0歳~未就学児までの子どもを育てている夫・妻
「産後クライシスになっていない」と回答した人では、妻・夫ともに対話に「とても満足している」「まあまあ満足している」と答えた割合が多いことがわかります。自分の状況や考えていること・困っていること・不満に思っていることなどをしっかり伝え合うことで、すれ違いやわだかまりが解消されるかもしれません。
自分の気持ちだけでなく感謝やいたわりの気持ちも伝え合うようにすると、コミュニケーションがよりスムーズに進みますよ。一日一回、難しければ週末に一回だけでも、ふたりでゆっくり話す時間を設けてみてはいかがでしょうか。
2.お互いが納得できる役割分担をする
我が家はもともと共働きで帰宅時間にも大きなずれはなかったので、結婚前、同棲を始めたころから夫に掃除と洗濯を任せています。あまり自炊経験のない夫に突然料理を任せるのは酷ですし逆に効率が悪そうだったので、ひとり暮らし時代にやったことのあることから任せてみました。慣れてくるとルーティーンのようになってきて、産後私が家にいるあいだも続けてくれたので助かりました。
母乳育児のため、授乳は私しかできませんでしたが、子どものおむつ替えやお風呂、休日の子守りは夫でもできると思ったので遠慮なくお願いしました。夫はもともと家事をほとんどしない人なので、負担感についてはとくに不満はないようです。今のところ喧嘩することなく過ごせています。
産後にトラブルが起こらないように、家事や育児についての役割分担をはっきりさせておくことも大切です。できれば産前から話し合っておきましょう。自分の負担についての不公平感が、産後の夫婦関係の不和につながることがあるからです。産前の夫の家事負担や夫婦それぞれの仕事の状況、得意・不得意などいろいろなことを加味しながら、できるだけお互いに納得できるような現実的な役割分担を考えてみましょう。
3.ふたりで一緒に産後クライシスを乗り越える意識を持つ
産後クライシスは、出産をきっかけとしてどんな夫婦のあいだにも起こりうることです。「他の夫婦のあいだにも起こっている」「多くの夫婦が乗り越えてきたし、きっと大丈夫」と考えることで、心を落ち着かせることができるかもしれません。ふたりが夫婦関係を築いていくためのひとつの機会としてとらえ一緒に乗り越える意識を持つことで、互いに妥協したり歩み寄ったりしやすくなるのではないでしょうか。
産後クライシスに悩むママへ、先輩ママからのアドバイス
子育てには目に見える正解や終着点がなく、とくに初めて育児をするママは手探りの毎日ですよね。自分の言動がどう子どもに影響しているのかが気になったり、お金や保育園のことが心配になったり……。不安や焦りでいっぱいという方も多いかもしれません。出産によるダメージやホルモンバランスの変化によって心身がつらい方、夜泣きや授乳でなかなか眠れない日々が続いている方もいることでしょう。
これらに加えて夫婦関係の悩みもあると、本当に大変ですよね。インタビューやデータからは、夫婦が良い関係を築くためには「相手にも、そして自分にも完璧を求めないこと」「夫婦の対話の機会を作り、自分の状況や気持ちを冷静に伝え合うこと」が大切であるとわかりました。
自分だけの問題でない以上、簡単に解決できるものではないかもしれませんが、ママもパパも、自分にできそうなことから少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。何か良い兆しがみえてくることを心から祈っています。
ままのて編集部ママ一同より
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