沐浴の時間はいつ頃がお薦め?夜の沐浴と夜泣きの関係

赤ちゃんを清潔にしてあげるというだけでなく、ママやパパのコミュニケーションをとる機会としてもとっても大切な時間、沐浴。そんな沐浴は時間を気を付けてあげることで赤ちゃんの夜泣きを軽減できる可能性があるってご存知でしたか?

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 沐浴とは
  2. 沐浴の時間のおすすめは?
  3. 沐浴の時間帯を一定にする根拠
  4. 沐浴時間がずれる・バラバラの場合は問題があるの?
  5. 沐浴を行う時間の注意点
  6. 沐浴の期間は短い
  7. 沐浴の時間の関連記事はこちら

沐浴とは

沐浴とは、ベビーバスなどで赤ちゃんを入浴させること。生後間もない赤ちゃんは雑菌への免疫力も抵抗力も弱く、大人と一緒にバスタブで入浴することは危険です。そのため、新生児の間は衛生的なベビーバスで沐浴をさせてあげることが良いと言われています。場合によっては、生後1ヶ月以上たっていてもベビーバスで沐浴しても構いません。

沐浴の時間のおすすめは?

夏は涼しく、冬は日が当たり暖かい時間帯

沐浴をするのにおすすめの時間帯は、季節によってちょっぴり異なります。夏は比較的涼しい時間帯に、冬は日当たりのよい暖かい時間帯にするのが良いとされています。夏は暑い日でもクーラーや扇風機の風が直接赤ちゃんにあたってしまわないように気を付けましょう。冬は湯冷めを避けるために沐浴をする一帯を暖めておきましょう。

何かあった時に病院に行ける時間帯

万が一沐浴中に赤ちゃんの体調が急変したり、怪我をさせてしまった時に病院へ連れて行くことのできる時間帯、お昼前後の沐浴がおすすめです。

入浴時間は5~10分程度

沐浴は長くても10分程度で終えるようにしましょう。ベビーバスは湯量も少ないため、予想以上にすぐにお湯の温度が下がってしまいます。赤ちゃんの体を冷やさないためにも手早い沐浴を心がけましょう。

沐浴の時間帯を一定にする根拠

沐浴はなるべく毎日同じ時間帯にすると良いでしょう。例えば、「〇時~〇時の間に」など、ある程度の時間帯を決めるということです。まだ昼夜の区別がついていない新生児の赤ちゃんに、毎日同じ時間帯で沐浴をしてあげることで生活リズムを教えてあげることができるのです。

沐浴時間がずれる・バラバラの場合は問題があるの?

沐浴の時間は一定が良いと言っても、厳密に同じ時間で沐浴をする必要はありません。赤ちゃんが泣いていたり、眠ってしまったり、授乳の前後の場合は時間をずらして沐浴をしても全く問題はありません。できれば同じくらいの時間帯に沐浴をしてあげる程度の軽い気持ちでいると良いでしょう。

沐浴を行う時間の注意点

お風呂と言えば、夜寝る前に入るものというイメージもあり、沐浴も夜に行いたいというママや沐浴はパパが仕事から帰宅後にする担当と言うママもいるでしょう。前述のとおり、できれば沐浴は温かい時間帯、病院が開いている時間帯にするのがおすすめとされているため夜に行う場合は注意が必要ですが、部屋を充分に暖め、毎日だいたい同じ時間に沐浴できるのであればあまり問題はありません。ただ、夜の沐浴は夜泣きや寝つきの悪さを引き起こす原因になるという意見もあるので、気になる方は避けた方が良いかもしれません。沐浴の後に、赤ちゃんがよく寝るとか寝ないなど、様子を観察するといいですね。

沐浴の期間は短い

沐浴が推奨されているのは1か月健診までのたった1か月間。1か月健診で問題がなければママと同じバスタブでお風呂に入るようになります。沐浴の時間はとっても短いのです。うまく沐浴ができなかったり、手間に思ったりすることもあるかもしれませんが貴重な沐浴タイムをぜひ楽しんでくださいね。

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