【助産師・保育士監修】ベビーシャンプーはいつからいつまで使う?赤ちゃんにおすすめの12選
赤ちゃんのベビーシャンプーはいつまで使うの?と疑問に思うママもいるのではないでしょうか。ベビーシャンプーにはさまざまな種類があり、それぞれ成分や特徴も違います。今回は赤ちゃんにベビーシャンプーを使う時期や選び方、おすすめのベビーシャンプーをご紹介します。
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目次
赤ちゃんにベビーシャンプーはいつから使う?
大人のバスタイムは、シャンプー・リンスとボディソープを使い分けるのが一般的ですが、生後間もない赤ちゃんは、全身が洗えるベビーソープを使って髪の毛や頭皮の汚れも落とすことが多いでしょう。このようなベビーソープはベビーシャンプーともいわれていて、頭のてっぺんからつま先まで使用することができ、とても便利です。
ベビーソープは、幼児向けにつくられた子ども用シャンプーに切り替えるまで使うことができます。しかし、赤ちゃんの髪の毛がだんだん伸びてくる6ヶ月くらいになると、きしんだり、ぱさつきを感じるようになることがあります。それは、ベビーソープが泡切れの良さを重視しているため、髪の毛のケアに対して少し物足りなくなるからです。
そんなとき活躍するのが、赤ちゃんの細い髪の毛のためにつくられたベビーシャンプーです。「ベビーソープだと髪が洗いづらい」「赤ちゃんにシャンプーはいつから使うのだろう」ということが気になりだしたら、ベビーソープからベビーシャンプーに切り替えると良いかもしれません。
赤ちゃん用のシャンプーに詳しい年齢の使用制限はなく、何でも自分でやりたくなる1歳半くらいまで使い、その後は子ども用シャンプーにする人が多いようです。
赤ちゃんのベビーシャンプーの選び方
全身用と髪専用
ベビーシャンプーと名のつく商品には「髪を含む全身用」と「髪専用」があります。全身用はベビー全身シャンプー、髪専用はベビーヘアシャンプーと呼ばれることが多く、ふたつは区別されています。
新生児期のお風呂は「全身用」からデビューするようにしましょう。髪の少ない新生児のうちはそれで十分ですし、首がすわっていない赤ちゃんを片手で支えながら、身体と髪の毛を違うもので洗うのも大変です。
赤ちゃんはシャンプーをいつから使えば良いのか、明確な時期は決まっていません。皮脂量や髪の量には個人差があるため、「髪専用」シャンプーへステップアップする目安は「髪が増えて全身用シャンプーで洗うときしむ」という状態になったらで良いでしょう。
液体タイプと泡タイプ
赤ちゃんの身体は柔らかいので、ママが手で支えながらシャンプーができるようにポンプ式で泡が出るタイプのベビーシャンプーがおすすめです。片手で扱うことができ、泡立ての手間が不要なので、サッと洗えて便利です。
成分
シャンプーの90%以上は水と界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」は洗浄力が強い分刺激も強く、洗浄力は期待できますが、必要な脂質まで除去してしまう可能性があります。
赤ちゃんが使うシャンプーには、この2つが極力含まれていないものを選びたいですね。ベビーシャンプーのパッケージには配合量の多い順に成分が記載されているので、確認してみてください。
しっかり洗えて乾燥を防ぐものを選ぶ
赤ちゃんは生後3ヶ月くらいまでは皮脂分泌がさかんなため油性肌ですが、3ヶ月を過ぎると皮脂分泌が少なくなるために乾燥肌になってきます。そのために注意が必要です。
積極的に選びたい成分は、「ヒアルロン酸」や「セラミド」です。これらは保湿性を期待できるので、肌に優しいためおすすめです。
アレルギーの原因になる素材は避ける
お茶石鹸を使用するとアレルギーになるというのを聞いたことはありますか?あれは石鹸に含まれる小麦が原因です。泡立ちや保湿力を高めるために、小麦を酸や酵素で分解した「加水分解コムギ」が使われているのですが、それが鼻や目の粘膜につき、アレルギーの原因になってしまうことがあります。
同じように、石鹸の成分として使われているオレンジピールや卵、乳製品やクレイなども、赤ちゃんへの使用は避けたいところです。
ベビーシャンプーで皮脂や汚れをきれいに
乳児湿疹が現れるのは、ママの女性ホルモンが影響しているからです。生まれたての赤ちゃんは、女性ホルモンの影響を受けて皮脂が活発に分泌されます。その皮脂が汚れとして毛穴や皮膚の表面にたまり、外からのさまざまな雑菌と反応して湿疹になるのです。
肌を清潔な状態に保つためにも、きちんと皮脂を取り除いてあげましょう。お風呂に入れるときに石鹸でしっかりと泡を立てて、優しく皮脂を取り除いていきます。石鹸の泡が肌に残っていると刺激になるのできちんと洗い流し、仕上げに水を含ませた柔らかいガーゼで拭き取ってあげると良いでしょう。
赤ちゃんの正しいシャンプーの仕方
シャンプーをするとき、下記のようなことに気をつけるだけで、子どもや赤ちゃんの頭皮はきれいな状態が保てますよ。
1.シャンプー剤は直接頭皮にはつけず、手で泡立ててから
2.赤ちゃんがお座りができるようであれば、流すときは下向きに流しましょう。下向きで流すほうがシャンプー剤が残りにくいです。もちろん目に入っても大丈夫な成分を使用してくださいね。
下向きで流すのをいやがる子どももいると思います。そんなときは、最初に顔に流れないように後頭部だけ流し、その後下に向かせて流せば意外と水はかかりません。とにかくしっかりと丁寧に流してあげることが何よりも大切なポイントです。
おすすめのベビーシャンプー12選
今回はそれぞれの特徴を持っている商品ごとにご紹介します。全身ソープもありますが、髪の毛にも使えて口コミで評判の良い物を中心に選んでみました。参考にしてみてください。
mama&kids(ママ&キッズ)
セット内容:
●ベビー全身シャンプー 50mL
●ベビーヘアシャンプー 50mL
●ベビーミルキーローション40mL
●ベビーミルキークリーム20g
●UVライトベールパウチ3包
mama&kids(ママ&キッズ)は皮膚科専門医の協力のもと低刺激処方で作られたスキンケアブランドです。シャンプーはぬるつかず泡切れもスッキリで、頭皮のべたつきが気になる1~2歳くらいまでの赤ちゃんの髪の毛を素早く洗えます。目にしみにくい弱酸性なのもうれしいですね。お得なトライアルセットで、他のアイテムも気軽に試せますよ。
【ピジョン】ベビー泡シャンプー
赤ちゃんの肌に近いうるおい成分「ピジョンナチュラルモイスチャー」を配合した泡シャンプーです。コンディショニング成分配合で赤ちゃんの髪を優しく洗うことができます。赤ちゃんの肌に合わせた弱酸性で、目にしみにくいのも特徴です。
ポンプ式できめ細やかな泡が出てくるので、使いやすく、すすぎも手早くできるところが口コミでも好評です。弱酸性・無着色・無香料・パラベンフリーで赤ちゃんにも安心して使ってあげられます。
ミノン ベビー全身シャンプー
肌に優しい薬用石鹸で、40年の歴史を持つ「ミノン」のベビー用シャンプーです。100%植物性アミノ酸系洗浄成分を使用し、バリア機能が未熟な赤ちゃんの肌を守りながら汚れを落とします。水以外に使われている成分は5つのみで、余分なものが配合されていないのも安心ですね。
キューピー ベビーシャンプー 泡タイプポンプ
生えはじめの細い髪にも使える牛乳石鹸のキューピーベビーシャンプーです。皮膚保護成分の「スクワラン」配合で赤ちゃんの肌にうるおいを与え、「ココイルグルタミン酸2Na」がしっとりとした感触で優しく洗い上げます。ポンプの先を少しひねると押しても泡が出なくなるので、子どものいたずらを防止できるのも見逃せません。
【ビーンスターク】薬用ヘアシャンプー 泡タイプ
粉ミルクで人気のキッズブランド「ビーンスターク」の薬用ヘアシャンプー。「医薬部外品」に分類されており、青森ヒバなどに含まれている樹液成分のひとつ「ヒノキチオール」が配合されています。ふけやかゆみ、汗臭さを防ぎ、髪や頭皮を清潔かつ健やかに保ってくれます。
防腐剤としてよく使用されるパラベンフリーで、無香料、無着色、弱酸性。肌が弱い赤ちゃんにも使えます。泡立ちがよく、1プッシュできれいに洗えるのも経済的ですね。
【和光堂】ミルふわ ベビーシャンプー 髪用泡タイプ
母乳に含まれる肌への保湿成分をお手本に作られた「ミルふわ」のベビーシャンプー。頭皮にうるおいを与えながら、赤ちゃんの髪を優しく洗い上げます。低刺激、弱酸性、無香料、無着色など赤ちゃんへの配慮もたっぷり詰まっており、新生児から安心して使えます。
アトピタ 保湿頭皮シャンプー
赤ちゃんのカサカサやかゆみを防ぐために生まれたブランド「アトピタ」から、頭皮をしっとり保湿してくれるシャンプーが登場です。泡切れが早く、洗浄成分が頭皮に残りにくい「低付着洗浄処方」採用で、泡のすすぎ残しによる肌トラブルを未然に防いでくれます。
パックスベビー 全身シャンプー
「パックスベビー」の全身シャンプーは、赤ちゃんの皮脂にも含まれる「パルミトイルオレイン酸」を多く含む、「マカデミアナッツ油」を使用した植物性石けんのベビーシャンプーです。合成界面活性剤、合成酸化防止剤などが不使用で、無香料、無着色。赤ちゃんのスキンケア用品として安心して使えるようにこだわって作られています。
【資生堂】2e Baby Plus(ドゥーエ ベビープラス)泡シャンプー
赤ちゃんの健やかな肌を守るための低刺激なスキンケア製品です。クリーミーな泡で、素早くすすげるのが特長で、洗いあがりもなめらかだということです。皮膚科ですすめられたとの口コミも多数で、安心して使えるベビーシャンプーではないでしょうか。
【ミヨシ石鹸】無添加 泡が出てくるベビーせっけん
大正10年から続く老舗中の老舗「ミヨシ石鹸」は、創業当時から品質にこだわり続けています。添加物を使わず水とせっけんのみで作られた「無添加」シリーズは、誰もがパッケージに覚えがあるであろうロングセラー商品となっていて、こちらはそのベビー用です。
添加物が入った製品にありがちなぬるぬるした感触がなく、さっぱりとした洗い上がりです。全身がこの1本で済むので経済的ですね。せっけんシャンプーに慣れていないと、初めは髪がきしむように感じるかもしれませんが、数ヶ月もすれば気にならなくなるでしょう。せっけんシャンプーにありがちな乾燥が気になる場合には、お風呂上がりにしっかり保湿をしてあげてください。
【ジョンソン】すやすやタイム ベビー全身シャンプー 泡タイプ
産まれてすぐから使うことができ、優しいアロマの香りが特徴です。泡立ちがよく、ママと赤ちゃんのゆったりバスタイムにはもってこいです。身体だけではなく、目にしみないので顔や髪にも使用することができます。
アラウベビー 泡全身ソープ
アラウベビーは、デリケートな赤ちゃんの肌のために、より低刺激な洗浄成分で作られた全身ソープです。きめ細やかでなめらかな泡のソープで、頭から足先まで洗えます。泡タイプなので赤ちゃんを抱えながらでも片手で楽々洗えます。くびれのある容器ですべりにくく持ちやすいデザインです。
赤ちゃんに合ったベビーシャンプーで楽しいお風呂タイムを
ベビーシャンプーは髪専用のものから全身用のもの、泡タイプや液体タイプなど、さまざまな種類があります。また、それぞれのベビーシャンプーの特徴として「洗浄力」「保湿力」「無添加」などに違いがあるので、ママやパパが使いやすく、なおかつ赤ちゃんの肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんとのお風呂は、ママやパパとスキンシップが楽しめる時間です。赤ちゃんの肌に合ったお気に入りのベビーシャンプーで、楽しいお風呂タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんにも使える保湿アイテム
定期便割引
新生児から使えるベビーローション「ALOABABY(アロベビー)ミルキーローション」は、99%植物由来の国産オーガニック。ホホバオイルとシアバターを配合した高保湿処方で角質をうるおし、皮膚をすこやかに保ちます。
アルコールや石油系界面活性剤などは不使用で赤ちゃんの肌にも優しく、お肌が敏感なママにもおすすめです。乳液とクリームを兼ね備えているので、これ1本で赤ちゃんのお肌の保湿ケアができますよ。
※この記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。