ベビーバスで赤ちゃんの沐浴はいつまで使える?使い終わった後の活用法
ベビーバスでの沐浴は、いつまでさせたら良いのでしょうか。早く一緒にお風呂に入りたいと思うパパやママもいれば、ベビーバスのほうが安心して入れられると思うパパやママもいることでしょう。ここでは、ベビーバスはいつまで使えるのか、そして使い終えた後の活用法などをご紹介します。
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目次
ベビーバスはいつまで使える?
メーカーによって異なりますが、ベビーバスが使用できる赤ちゃんの大きさの目安は以下の通りです。
・身長…約60cm
・体重…約4kg
・対象月齢…新生児~生後3ヶ月頃
ベビーバスの適合身長や体重は、ベビーバスの商品説明や説明書に記載されているので、よく確認しておくと良いでしょう。
ベビーバスのやめどきとは?
ベビーバスをいつまで使うかは家庭によって異なりますが、一般的には生後1ヶ月頃にベビーバスを卒業して大人と同じお風呂に入るパパやママが多いようです。赤ちゃんとママは出産後に1ヶ月健診を受けますが、1ヶ月健診で医師からママの入浴許可が出たらベビーバスを卒業するタイミングと考えておくと良いかもしれませんね。
ただし、赤ちゃんの大きさや生活環境によっては生後1ヶ月を過ぎてもベビーバスを使うパパやママもいるようですよ。
ベビーバスを長めに使う場合
小さめの赤ちゃん
小さく生まれた赤ちゃんは、沐浴卒業の時期を過ぎてもベビーバスを使い続けることがあります。ベビーバスの適合身長や体重の範囲内であれば、使い続けても問題はないでしょう。
双子や二人目の赤ちゃん
双子や、上の子と年齢差がない赤ちゃんの場合、パパやママは一度にふたりの子どもをお風呂に入れる必要があります。家族にお風呂の手伝いを頼めない場合は、ベビーバスで赤ちゃんだけをお風呂に入れて、パパやママは別でお風呂に入ったほうが楽と感じるかもしれません。
冬など寒い季節
住んでいる地域にもよりますが、寒い季節はお風呂や脱衣所の気温が低くなりがちです。首がすわらない赤ちゃんを大人ひとりでお風呂に入れる場合、パパやママが身体を洗ったり拭いたりしているあいだ、赤ちゃんは脱衣所で少し待つことになることでしょう。そうすると、せっかくお風呂で温まっても、脱衣所で赤ちゃんの身体が冷えてしまうかもしれません。
ベビーバスでの沐浴であれば、暖かい部屋で手短にお風呂に入れられます。寒い時期の赤ちゃんには、快適な入浴環境と言えるでしょう。
パパやママがベビーバスのほうが楽だと感じる場合
初めての赤ちゃんの場合、赤ちゃんとふたりっきりでお風呂に入ることに緊張してしまうパパやママもいるかもしれません。パパやママがベビーバスで沐浴をしたほうが楽だと感じる場合は、無理にベビーバスを卒業する必要はありません。パパとママ、そして赤ちゃんが負担にならないような方法でお風呂に入れてあげると良いですね。
ベビーバス卒業時期の理由と、長めに使う場合の注意点
赤ちゃんが大きくなるときれいに洗えない
一般的にベビーバスの適応体重は4kgのものが多いですが、実際には赤ちゃんが4kgになる前にベビーバスを狭く感じるようになります。狭いベビーバスの中では、赤ちゃんの身体の隅々まで洗えないことがあるかもしれません。ベビーバスを狭く感じたら、大人と一緒のお風呂に入ると良いでしょう。
パパやママ腕や腰の負担になる
ベビーバスで赤ちゃんを洗う場合は、片手で赤ちゃんを支えながら片手で洗うため、赤ちゃんが大きくなってくると腱鞘炎になってしまうパパやママがいます。ベビーバスを置く位置によっては、腰にも負担がかかります。腕や腰に負担を感じるようになったら、ベビーバスを卒業するタイミングかもしれません。
赤ちゃんが暴れるとシンクや洗面所が水浸しになる
赤ちゃんは成長とともに動きが活発になってきます。沐浴中、手足を動かす赤ちゃんもいることでしょう。沐浴で赤ちゃんが手足を動かし、ベビーバスの周りが水浸しになってしまうようになったら、赤ちゃんが大きくなってきた証拠です。その後の片付けも大変なので、お風呂デビューをすると良いでしょう。
ベビーバスを使い終わったあとの活用法
お風呂で活用
赤ちゃんがお座りできるようになったら、お風呂に入るときに使ってみましょう。洗い場にお湯を入れたベビーバスを置いておけば、パパやママが身体を洗っているあいだも温かいお湯の中で待たせておけますよ。
寒い時期に床にぺたんと座らせておくのは、短時間とはいえ少し心配なものです。小さなお風呂にしてしまえば、赤ちゃんも楽しくパパやママを待つことができますよ。
ただし、赤ちゃんが動いてベビーバスごと倒れたり体勢を崩して沈み込んだりすることも考えられるため、目を話さないように注意しましょう
ベビープール
ベビーバスは、ベビープールとして使うこともできます。ベビーバスの大きさや形にもよりますが、空気でふくらませるプールに比べて安定しているものが多いので、小さな赤ちゃんが体勢を崩してもぐらつきにくいですよ。保育園や幼稚園での小さな子どもの水遊びでは、ベビーバスをプールとして使用している園もあるようです。
赤ちゃんの水遊び場
赤ちゃんが大きくなりベビーバスに入ることが窮屈になってきたら、外にベビーバスを出して水遊び場として使ってみてはいかがでしょうか。ボールやおもちゃを浮かべれば、楽しく遊べそうですね。
おもちゃ箱
ベビーバスを大きなおもちゃ箱として使ってみてはいかがでしょうか。子どもが自分で片付けられるちょうど良いサイズなので、小さな子どもでも無理なくおもちゃを片付けられそうですよ。その他には、砂を入れて砂場にしたり、野菜を育てるプランターとして使ったりしている家庭もあるようです。
ベビーバスに関する体験談
我が家は、長男のときは友人から借りたものを使用しました。ちょうど周りが出産の多い時期だったので、みんなが使ったものが次はうちに回ってきた、終わったら次の子だ、と何人もの赤ちゃんでシェアしていました。それをきっかけに集まって子育ての話ができたことが楽しかったです。
長男は洗面所の洗い場で、次男は収納ケースを代用して沐浴をさせました。三男が使った収納ケースは、沐浴を卒業した後はベビープールとして、夏以外は子ども服の収納として大活躍しています。
ベビーバスの卒業時期はパパやママが決めよう
ベビーバスは生後1ヶ月頃に卒業する家庭が多いですが、パパやママがベビーバスのほうが安心して使えるのであれば、無理に卒業する必要はありません。ただし、赤ちゃんはどんどん大きくなっていきます。ベビーバスは腕や腰に負担がかかるため、赤ちゃんが重くなってきたら大人と同じお風呂に入ったほうが楽かもしれません。
赤ちゃんの大きさや家庭環境を考えて、ベビーバスの卒業時期を決めることをおすすめします。