人気の大人用三輪自転車12選!かっこいい商品や子ども乗せタイプを紹介
三輪車は子どもだけの乗り物と思っていませんか。大人用の三輪車は「三輪自転車」と呼ばれ、安定性や荷物の載せやすさなど、一般的な自転車にはない魅力で注目を集めています。ここでは、三輪自転車のメリットや種類を解説し、おすすめの商品も紹介します。
目次
大人用三輪自転車のメリットとデメリット
大人用の三輪自転車には2つのタイプがあります。ひとつは前輪が2本ある「前二輪」タイプで、もうひとつは後輪が2本ある「後二輪」タイプです。大きめのカゴが付いていることが多いですが、なかには子どもを乗せられる三輪自転車もあります。
こうした点を踏まえて、三輪自転車のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
三輪自転車はタイヤが3本あるため自転車より安定性が高く、走り出しやゆっくり走ったときのふらつきはありません。自転車に比べて小さめのタイヤが使われていることが多く、足が楽に地面に着きます。乗り降りがしやすく、転倒もしにくくなるので安心です。
カゴはタイヤとタイヤのあいだに設置されることが多いため、荷物を積んでもハンドルを重く感じにくいでしょう。この点もふらつきを防止し、安定した走行を可能にしてくれます。
デメリット
三輪自転車は「前二輪」「後二輪」のほかに、「スイング式」「固定式」という種類に分けられます。スイング式は車体の前半分が傾く構造で、曲がりたいときは自転車と同じように車体を傾けます。乗車感覚は自転車と似ています。一方、固定式は左右に揺れる動きが固定されているため、曲がるときはハンドルを切ってゆっくり走行します。
こうした特徴から、自転車に乗っていた人が三輪自転車に乗り換えると、ハンドル操作に戸惑う場合があります。また、自転車と比べて大きく重さがあり、値段は高めです。
低重心で安心!大人用三輪自転車9選
おしゃれでかわいい!大きなバスケット付き三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後24インチ
重さ:約25kg
積載荷重:約15kgまで
白×ブラウンの色合いが素敵な前二輪の三輪自転車です。大きなバスケットは実用性もさることながら、雰囲気がおしゃれですね。
前輪はスイング式で左右別々に動くため、段差を楽に乗り越えられます。重い荷物を積んでもふらつかずに走れるので、毎日のお買いものに大活躍してくれそうです。
ゆっくり走りたい人向け!ブリヂストン三輪車
タイヤ:前16インチ、後20インチ
重さ:22.5kg
積載重量:20kgまで
いわずと知れたタイヤメーカー、ブリヂストンの前二輪三輪自転車です。固定式のため、安定して走行できます。金具を取り外せばスイング式に変更もできますよ。
もともと荷物を運ぶために設計されているので、ゆっくり走ることに向いています。歩く速度と同じくらいの速度で走りましょう。
タイヤが小さいから足が着きやすい!ロータイプ三輪自転車
タイヤ:前16インチ、後14インチ
重さ:約22kg
積載荷重:前カゴ1.5kg、後カゴ12.5kgまで
後二輪のスイングチャーリーロータイプは名前のとおりスイング式でタイヤが小さく、小柄な人でも乗りやすいのが特長です。足がしっかり着くので、安心して乗れますね。まとめ買い派のママにとっては、前と後ろの両方に荷物が載せられる点は心強いでしょう。
基本装備が揃ったスタンダードな1台
タイヤ:前20インチ、後16インチ
重さ:約24.5kg
積載荷重:前2kg、後13kgまで
スイングチャーリーシリーズの中でスタンダードタイプの三輪自転車です。スイング式なので、自転車と同じ感覚で乗車できます。カゴは前後にふたつあり、荷物はたっぷり積めます。小回りがきくので、狭い道の角もスイスイ曲がれますよ。
20kgまでOK!買い物のお供に最適な1台
タイヤ:前18インチ、後16インチ
重さ:約21.8kg
積載荷重:前3kg、後17kgまで
前と後ろに大きなカゴが付いたブリヂストンの後二輪三輪自転車です。「ワゴン」と付く名前にふさわしい重厚感があり、頼もしさが感じられますね。
ブリヂストンワゴンには合計で20kgの荷物を積むことができます。車体には軽いアルミフレームが採用されているため、荷物をたくさん積んでも軽快に走れるでしょう。固定式とスイング式を切り替えることもできます。
スイスイ進む!電動アシスト三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後16インチ
重さ:約30.5kg
積載荷重:前2kg、後13kgまで
少ない力でスイスイ進める電動アシスト三輪自転車です。家庭用のコンセントで充電できるのが良いですね。後二輪で前と後ろにカゴがあり、荷物がたっぷり積めます。レバーで固定式とスイング式が切り替えられるため、安定性と軽快さを好みで選ぶことができますよ。
一度の充電で長く走れる!またぎやすい電動アシスト三輪自転車
タイヤ:前18インチ、後16インチ
重さ:29.3kg
積載荷重:前3kg、後17kgまで
YAMAHAが販売する後二輪の電動アシスト三輪自転車です。一度の充電で約60~77kmもの長い距離を走れます。充電を忘れてしまっても、30分あれば約20%充電できます。低床U型フレームの採用でまたぎやすいのも魅力のひとつでしょう。小柄な人でも楽に乗り降りできるのがうれしいですね。
スイング角度が調節できる!パワフル電動アシスト三輪自転車
タイヤ:前18インチ、後16インチ
重さ:33.8kg
パナソニックの技術が詰まった電動アシスト三輪自転車です。前のカゴも後ろのカゴも大きく、荷物をたっぷり乗せられます。電動アシストなので、坂道を上るのも楽々です。スイング式と固定式を切り替えられるだけでなく、スイングする角度の調節もできるので、乗る人に合わせてカスタマイズできますよ。
ひざと股関節にやさしい!こぎやすい電動アシスト三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後16インチ
重さ:28.3kg
ブリヂストンのフロンティアラクットワゴンは、前輪にモーターが付いた両輪駆動です。前から引っ張るような感覚で進むため、こぎ出しから楽に進めます。フレームの形が低く設計されているので、ひざや股関節に楽な角度でこぐことができます。若いママに似合うおしゃれでかっこいいデザインも魅力的ですね。
おすすめの子ども乗せ三輪自転車3選
子どもの様子が見えて安心!前乗せ三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後24インチ
重さ:約28kg
積載荷重:前シート15kgまで
人気の三輪自転車バンビーナの二人乗りタイプです。前二輪でフロントチャイルドシートが設置されています。子どもの様子を見ながら運転できるのが良いですね。「子ども乗せ三輪自転車はおしゃれではなさそう」という予想を裏切り、ママたちのあいだでかっこいいと評判です。
安定性重視のママに!後乗せ三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後24インチ
重さ:約29kg
積載荷重:前カゴ15kg、後シート20kgまで
バンビーナの後乗せタイプの三輪自転車です。リアチャイルドシートには5点式のシートベルトとワイドヘッドレストが装備されていて、安全対策は万全です。大きめの前カゴも付いているので、荷物をカゴに積んで安全に走行できますね。
前後に子どもを乗せられる!三人乗り三輪自転車
タイヤ:前20インチ、後24インチ
重さ:約32kg
積載荷重:前シート15kg、後シート20kgまで
前と後ろの両方に子どもを乗せられる三人乗りの三輪自転車です。年の近いきょうだいがいる家庭で大活躍しそうですね。自転車よりも安定性のある三輪自転車は、三人乗りにぴったりです。ふらつきや転倒が心配なママを力強くサポートしてくれますよ。
子ども乗せ三輪自転車を買うときのポイントは?
子どもを前と後ろにどちらに乗せるか
前に乗せる大きなメリットは、常に子どもの様子を見ながら運転できる点です。泣いたときや寝てしまったときもあわてずに対応できるでしょう。子どもも目の前の景色を楽しめるため、機嫌良く乗ってくれることが多いようです。
一方、子どもが雨や風の影響を受けやすい点がデメリットとしてあげられます。ハンドルが重く感じられるのが気になる人もいるようです。
後乗せのメリットは、最大積載量が前シートに比べて重いため、大きくなっても子どもを乗せられる点です。ただし、大人と一緒に自転車に乗せられるのは、法律で6歳未満までと決まっているので気を付けましょう。
デメリットは、子どもの様子が見えないため、安心感が得られない点でしょう。話しかけるなど、子どもの様子を確認しながら乗る必要がありそうです。
二人乗りか三人乗りか
三人乗りが必要になるのは、年齢の近い子どもがふたり以上いる場合です。自転車に乗せられる子どもは6歳未満(小学生は不可)と法律で定められているため、きょうだいの年齢差によっては三人乗りできる期間は短いかもしれません。
駐輪場に止められるかどうか
三輪自転車は幅を取るため、スペースの限られた駐輪場や車輪止めが設置された駐輪場には止められない可能性があります。住んでいるマンションやいつも利用する駅、スーパーなどの駐輪場のタイプを事前に確認することをおすすめします。
頼れる三輪自転車で安全におでかけしよう!
自転車に乗るのが苦手だったり、子どもや荷物を乗せてふらふらしてしまうのが怖かったりする人にとって、三輪自転車は便利で安心な乗り物です。軽快に走ることより安全に走ることを目的にするなら、購入を考えてみてはいかがでしょうか。頼れる三輪自転車があれば、毎日のおでかけがもっと楽しくなりそうですね。