【2024夏】男の子も浴衣でお祭り！おすすめ8選と帯&丈の着付けポイント

男の子用の浴衣を購入するときには、どのような点に注意して選べば良いでしょうか。浴衣は柄やデザインはもちろん、着丈などにも注意して選ぶことが大切です。まずは、男の子用浴衣の選び方から紹介します。

子どもの成長はとても早く、ジャストサイズを選ぶとワンシーズンのみの着用でサイズアウトしてしまう場合もあります。せっかく買った浴衣がすぐにサイズアウトしないよう、せめて翌年の成長を見越してワンサイズ大きめのものを選び、肩上げや腰上げなど丈調整をして着せるのがおすすめです。

大きめの浴衣を用意し、都度上げを直して着るのが昔からの風習とされています。調節して着たほうが経済的という理由もありますが、「来年も無事に成長した子どもの姿が見られますように」といった、願掛けやゲンを担いだことの名残でもあるのです。

とはいえ、既製品を購入してわざわざ上げをするのは手間ではあります。必ずしも肩上げや腰上げが必要というわけではなく、しないと常識がないということでもありません。そうした風習が今も残っていることや、「大きめを用意して調整したほうが経済的かな」くらいの気持ちでとらえて用意すれば良いでしょう。

夏祭りや花火大会など、人が多く集まる場所でもすぐに見つけられるよう、小さな子には多少派手なデザインや目立つ色柄の浴衣がおすすめです。明るい青を基調とした浴衣や、レトロポップで現代的な柄の浴衣など、最近はいろいろなデザインのものがそろっています。

シックな色柄の浴衣も素敵ですが、子どもならではの色柄の浴衣姿を楽しむのもひとつの思い出となりますよ。

浴衣の着付けは普段あまりやったことがないと、どうすれば良いのかわからず戸惑ってしまうこともありますよね。しかし、男の子の浴衣の場合、着付け自体はそれほどむずかしくはありません。スムーズに着付けられるよう、着丈や帯選びなどポイントを絞って解説します。

浴衣の丈は、くるぶしが少し出るくらいの長さを目安にするのがおすすめです。特に動き回ることの多い子どもの場合、くるぶしより少し上の丈にすると動きやすくなるため、裾を踏んで転んでしまうといった心配が少なくなります。

大人の場合は丈を長めにするのが一般的ですが、子どもは短いくらいのほうが元気に見えてかわいいですよ。

キッズ浴衣の場合、使う帯は薄くてやわらかい素材の兵児帯がおすすめです。兵児帯は身に着けたときに締め付け感が少なく窮屈に感じにくいので、子どもの負担になりにくいのが特徴です。

兵児帯は身体にくるくると巻きつけて、ちょうちょ結びにするだけでも様になります。初心者でも着付けやすいというメリットもありますよ。

子ども用の浴衣の場合、男の子と女の子とで着付け方に大きな違いはありません。色や柄、デザインなどにも最近は垣根がなくなりつつありますが、袖の形に違いがあるので、男女どちらの浴衣か見分けがつかない場合は袖の形状に注目してみると良いでしょう。

男の子の浴衣の場合、船底袖という丸みがある短い袖の形をしているものが一般的です。腕を横に伸ばした場合、女の子の場合は袖丈が長めのデザインになりますが、男の子の場合は袖丈が短く、垂れ下がる部分がほとんどないのが特徴ですね。

昔ながらの古典柄の浴衣は、どこかレトロでおしゃれな印象を与えてくれるものです。まずは、そんな風流な古典柄の浴衣から紹介しましょう。

「utatane」の浴衣は、シンプルながらもかわいらしいデザインの浴衣です。伝統的な注染浴衣で、風合いが良く高級感もあるのが魅力です。涼し気な色柄で、夏祭りや花火大会などにもぴったりでしょう。立体感のある絞りの兵児帯は、レトロで和の風情を感じさせます。

トンボや麻の葉など懐かしい和柄デザインの浴衣は、上質な変わり織りの生地でつくられています。浴衣単体での販売なので、好みの帯や下駄と合わせて思い思いにコーディネートが楽しめます。

静岡県指定郷土伝統工芸品の「浜松手染め注染ゆかた反物」を使用した浴衣です。白地に魚と井桁の柄は流行りすたりのないデザインで、祖父母との旅行や帰省時にも活躍しそうです。

浴衣の着付けが苦手に感じる方は、上下別々になっているセパレートタイプの浴衣が便利です。洋服感覚で簡単に着付けられるのに、見た目は浴衣そのものなので、着付けのハードルがぐっと下がりますよ。

じっとしているのがむずかしい小さな子にも着付けやすいのが魅力の浴衣です。レトロ感のある柄や帯色がおしゃれですよね。ウエストはゴム仕様、帯はワンタッチで留めるだけのマジックテープ仕様なので、着付がもとても簡単です。

涼し気で元気いっぱいのデザインが印象的な、セパレートタイプの浴衣です。着丈が短めなので、活発に動き回る子におすすめですよ。浴衣は上衣とスカートタイプのパンツに分かれているので、簡単に着付けができるでしょう。動き回っても着崩れないので、安心して着せられますよ。

浴衣に欠かせないのが帯や下駄、草履などのアイテムです。しかし、どのようなデザインや色味のものが合うのかいまいちわからず、選ぶのが難しいという方もいるでしょう。そんな方におすすめの、浴衣と帯などがセットになった商品を紹介します。

風通しの良い綿麻混のしじら織素材が涼し気な、男の子向けの浴衣です。黒やグレーなどシックな色味が中心で、渋くかっこよく着こなせます。

帯や下駄は浴衣の雰囲気に合うようバランス良くコーディネートされています。デザインは20種類と豊富なので、お気に入りのものがきっと見つかるはずですよ。

浴衣に帯と帯飾りがセットになっている男の子向け浴衣です。独自開発した新型浴衣なので3ステップで簡単に着ることが可能ですよ。着付けに自信のない方にもぴったりです。

麻の葉や竹などの和柄を大胆にアレンジした個性的なデザインの浴衣と兵児帯のセットです。浴衣のデザインに合う帯がセットになっているので、コーディネートに迷うことはありません。周りと差をつけたい個性派の男の子におすすめです。

楽天・Amazonで子ども用浴衣を確認したい方は、以下のリンクから探してみてください。お気に入りの一着が見つかるかもしれません。

夏祭りや花火大会などでは、活発な男の子ならより動きやすくて涼しい甚平などもおすすめです。以下の記事ではさらっとして着心地が良い人気の甚平を紹介していますよ。

夏には、花火大会や夏祭りなど、楽しいイベントが盛りだくさんです。涼し気な浴衣はそんな夏のイベントにぴったりです。

古典柄の浴衣も素敵ですが、最近はよりおしゃれにアレンジされた色柄の浴衣や、男の子好みのかっこいいデザインの浴衣も増えてきています。ぜひ、お気に入りの浴衣を見つけて、思う存分夏を満喫してくださいね。

※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。