更新日:2018年10月26日

つわりがない人っているの?つわりがない人の特徴とつわりに関する噂

妊娠に気が付いたと思ったら、すぐにやってくるつわり。つわりのその種類もさまざまで、いつ始まっていつ終わるかも人によって違います。なかには、全くつわりがなかったという人もいるようです。今回はつわりがない人の特徴と、つわりに関して耳にするさまざまな噂についてご紹介します。

監修 : ままのて 医師・専門家
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つわりとは?

つわりとは、妊娠中によく現れる吐き気や嘔吐の症状で、主に妊娠初期に現れます。妊婦の約70~85%がつわりを経験するそうです。

症状には空腹時の吐き気や、食欲不振、食べ物の好みの変化などがあります。妊娠9週目ぐらいから症状が出始め、11~13週が一番ひどく、14~16週の間にだんだん良くなる場合が多いようです。

つわりの種類はさまざま

つわりには大きく5つあります。

1. 吐きつわり
一番一般的に現れるつわりで、一日中吐き気に襲われるつわりです。実際に吐くこともあったり、吐き気だけあって吐かなかったりします。

2. 食べつわり
空腹になると吐き気がするつわりです。常に何かを口にしないと気持ち悪くなるため、体重も増えやすいつわりです。

3. よだれつわり
よだれが増えてだらだら出てしまうつわりです。

4. 眠気つわり
日常生活に支障があるくらい常に眠くなるつわりです。寝ても寝ても寝不足のようになります。

5. においつわり
食べ物の匂いや洗剤のにおいなど、普段慣れているはずのにおいでも気持ち悪くなってしまうつわりです。

つわりの原因

つわりの原因についてはさまざまな学説がありますが、はっきりとはわかっていません。以下のような説があるとされています。

・妊娠による心理的な変化
・妊娠による身体的なストレス
・母体と胎児を保護するための拒否反応
・妊娠したら分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の急激な増加

最後の「妊娠したら分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の急激な増加」は、ヒト絨毛性ゴナドトロピンの数値が増加する時期とつわりが現れる時期が一致するため、有力な説だと考えられています。

つわりがない人っているの?

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約20%の妊婦さんはつわりがない

10人中2人の妊婦さんにはつわりの症状が現れないと言います。どうしてつわりがない妊婦さんがいるかはわかっていませんが、体質によるともいわれています。

重いつわりを経験した人は約半数

重いつわりに苦しんだ妊婦さんも約半数で、決して少なくありません。しかも、全体の約0.5%の妊婦さんは命が危険なぐらいつわりがひどくなって「妊娠悪阻」と診断されます。

つわりがない人の特徴

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胃腸が強い

同じつわりでも、胃腸が強い人は胃腸の弱い人より気持ち悪さを感じにくいという傾向があるといわれています。

冷え性でない

体が冷えている人はつわりに弱いといわれます。冷え性はつわり以外にもさまざまな体の不調を招くので、常に体を温めることを意識しましょう。

運動をしていて身体を鍛えていた

運動をしていて体力のある妊婦さんは、そうではない妊婦さんに比べてつわりと戦う力を持っているのかもしれません。

タバコやお酒が好きだった

タバコやお酒が好きだった妊婦さんはつわりがないという噂もあります。しかし、医学的な根拠はありません。妊娠に気づいたらお酒とタバコは必ずやめましょう。

ストレスに鈍感

ストレスはつわりの有無と軽重に影響するといわれています。ストレスに鈍感な人はつわりがないか軽いですが、ストレスに敏感な人はつわりを重く感じる傾向があります。

急につわりがなくなったら……?

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急につわりがなくなると、体が楽になる反面、お腹の赤ちゃんが元気か不安になりますよね。実際につわりが急になくなって病院に行ったところ、赤ちゃんの心拍が止まって流産したというママもいるようです。

しかし、つわりの軽減と流産の関係性は、医学的にはないとされています。あまり敏感になる必要はありません。つわりの有無よりも、急な腹痛、出血といった流産の兆候に気をつけましょう。

つわりに関する気になる噂

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つわりがないと男の子

つわりが軽いと男の子という噂があります。実際、男の子を出産したママたちからもつわりが軽かったという経験談をよく聞きます。しかし医学的に根拠があるわけではないので、あまり気にしないほうが良いかもしれませんね。

つわりが軽いと子どもに障害がでやすい

これは全く根拠のない話です。流産した人の中につわりが軽い人が多かったというデータや、つわりが重い人の赤ちゃんのほうがIQが高いという研究結果はあります。しかし、これはあくまでデータのことで、ほとんどの妊婦さんはつわりが軽くても元気な赤ちゃんを産んでいるので、心配する必要はないでしょう。

つわりが軽いと流産になりやすい

つわりと流産が関係があるということは噂にすぎません。いきなりつわりがなくなって診察を受けたら、赤ちゃんは元気だったという妊婦さんもいれば、ずっとつわりがあったのに病院に行ったら流産していたという妊婦さんもいます。

これは流産してもしばらくは妊娠ホルモンが残っているからです。つわりが軽かった妊婦さんでもほとんどの人が元気に赤ちゃんを産んでいます。

つわりが軽いと切迫流産になりやすい

切迫流産とは、妊娠20週前に子宮出血があり、流産になりかけているという意味です。つわりが軽いと切迫流産になりやすいといわれますが、つわりと切迫流産は関係ありません。

切迫流産の原因は、はっきり分かっていませんが、ストレスやアルコール、喫煙などと関係があるといわれます。特別な治療法がないため、出血があれば安静で過ごすのが一番です。

2人目はつわりが軽い・重い

二人目はつわりが軽い・重いという噂がありますが、医学的な根拠はありません。同じ妊婦さんでも、一人目と二人目のつわりの症状が違う場合もあります。

つわりの有無を気にし過ぎないで

つわりの有無に関するさまざまな噂がありますが、医学的に証明されているものはほとんどありません。根拠のない噂はあまり気にせず、楽しいマタニティライフになるように、明るくてポジティブな気持ちで過ごしましょう。つわりがあってもなくても、お腹の中の赤ちゃんは元気にすくすく育っていますよ。

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