【体験談】つわり中に食べられたものを公開!何を食べて乗り切った?気を付けたい食事法もご紹介!
妊娠すると胃がむかむかしたり吐き気があったりと、「つわり」を経験するママは少なくありません。つわりの症状には個人差があり、食べ物を口にしなくてもにおいだけで気持ち悪くなってしまう方もいるでしょう。妊娠前とは味覚が変わってしまいがちなつわり中でも、これだけは食べられたという食べ物と摂取したい食事をご紹介します。
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目次
「つわり」とはどのような症状?
悪阻(つわり)は、妊婦の約半数以上が経験するといわれています。一般的に妊娠4~16週のあいだに起こることが多く、7~9週のあいだにつらさのピークを迎える場合が多いでしょう。しかし、まったくつわりがないという方もいれば、妊娠判明から出産まで続くという方もいます。
気持ち悪さの度合いもさまざまで、胸焼け程度の方もいれば食べ物のにおいだけで気分が悪くなってしまう方もいます。同じつわりでも、眠くて仕方なくなる「寝づわり」や、何か食べていないと落ち着かなくなる「食べづわり」に苦しむ方もいます。つわりのつらさは千差万別といえるでしょう。
つわり中は味覚や食の好みが変わる?
つわり中は、いつも好んでいた食べ物ですら受け付けないこともありますよね。しかし、妊娠初期はママの健康的な身体作りのためにも、たくさんの種類の食べ物を摂取すると安心です。妊娠中の食べ物は、厚生労働省が発行する「妊産婦のための食事バランスガイド」(※)を参考にしてください。
一般的につわり中は、口当たりがすっきりするものやすっぱいものが食べたくなるという方が少なくありません。すっぱい食べ物に限ったものではなく、こってりしたものだったり甘いものだったりと好みは異なります。ここでは、妊婦ママたちがつわり中にこれは食べられたというものをご紹介します。
【体験談】先輩ママのつわりのときにコレは食べられた
つわりはとても重いほうだったと思います。何も食べる気がせず寝て過ごしていたのですが、パイナップルだけは無理なく食べることができました。毎日つわりを乗り切るまで、スーパーに売っているカットされたパイナップルを食べていましたよ。
つわり中はほとんど食べられなかったのですが、白米に梅干しをのせたものだけは食べることができました。たまにお茶漬けにするなど工夫すると飽きることもなかったです。唯一無理なく食べられる食品だったので、ありがたかったです。
つわりはそれほど強くなかったほうだと思います。しかし、妊娠初期はたまに胸がむかむかすることがあり、やけに炭酸飲料が飲みたくなりました。炭酸を飲むと胸元がすっきりした記憶があります。
しかし、産婦人科では体重管理や糖分の関係もあり炭酸飲料を控えるように指導されたので、妊娠中におすすめのハーブティーや麦茶を飲むようにしました。
第一子のつわり中は、お酢の入った食事を好むようになりました。きゅうりやもずくの酢の物、ちらし寿司などがおいしく感じました。妊娠前はそれほど好きではなかった食べ物だったので不思議に感じました。
私の場合は、安定期に入ったころから妊娠前のような味覚に戻りましたよ。
ちょうど妊娠初期のつわり中は、揚げたてのフライドポテトが好物になりました。もともとファーストフードを好んで食べるほうではなかったのですが、妊娠後の味覚の変わりように夫が驚いたほどでした。
しかし、妊娠中にファーストフードはあまり身体に良くないと感じていたので、なるべく控えるようにはしていました。
妊娠中、つわりはさほどなかったと思うのですが、初期のころはやけにおせんべいやおかきなど米菓子が食べたくなりました。少し塩気のあるほうがおいしく感じましたよ。
できるだけバランスの良い食事を心がけていたのですが、毎日間食におせんべいを1枚だけ食べるのが日々の贅沢になっていました。
妊娠中に気を付けたい食事バランス
つわり中はなかなか思うように食べらないというママも少なくありません。妊娠前までは好んでいた食べ物ですら、受け付けないこともありますよね。しかし、妊娠初期はママの健康的な身体作りのためにも、たくさんの種類の食べ物を摂取すると安心です。
つわり中だからこそ日々の食生活に少し気を付けて、口にできるバランスの良い食事を心がけて栄養を補給できると良いでしょう。妊娠中の食べ物は、厚生労働省が発行する「妊産婦のための食事バランスガイド」(※)を参考にしてください。
つわりで食べられないときの対策は?
少量ずつこまめに食事する
つわりの最中は、一気に食べると吐き気につながる場合があります。なかなか食べられないときは、1回の食事の量を少なくして回数を増やしてみましょう。自分が食べやすいものや小さめのおにぎり、サンドイッチを間食にしても良いですね。体調の良いときに食事を多めに作り、冷凍しておいても良いでしょう。
消化しやすいものを食べる
胃への負担を減らすためにも、つわり中は消化の良いものを選ぶようにしましょう。これだけは食べられるからと特定の食べ物だけを食していると、栄養バランスが崩れるだけでなく、胃に負担がかかるケースがあります。
食材選びだけではなく、よく噛むことや毎日なるべく同じ時間に食べることも心がけてください。食事時間は余裕を持つようにし、楽しく食べるようにしましょう。
つらいときは無理せず休む
吐き気がひどいときは、無理をせずに休みましょう。家事などを中断して休憩し、心穏やかな時間を過ごすことが大事です。仕事をしているママも、事業主に相談して勤務時間の短縮や時差通勤などを相談してみましょう。
病院を受診する
水分補給も難しいときやつわりがあまりにもひどいときには、遠慮せずに担当の医師に相談してみましょう。点滴や入院などの処置をとってもらえます。
胃もたれや胸やけがするからといって、市販の薬を飲むのは避けましょう。妊娠中には飲んではいけない薬もあります。受診して身体や症状にあった薬を処方してもらってください。
つわり中はバランスに気を付けながら食べられるものを選ぼう
つわり中に嘔吐があると気分がめいってしまうものです。何も食べられないときでも、カフェインが含まれない水分などはしっかりと摂るようにしましょう。
つわり中は味覚が変わる方も少なくありません。栄養バランスが極端にかたよることのないよう、できるだけさまざまな食材をまんべんなく食べるように心がけましょう。そのためにも、少量ずつ時間をおいて食べたり消化の良いものを食べたり、食事を工夫できると良いですね。
※この記事は2020年4月時点の情報をもとに作成しています。