心拍確認後、妊娠初期の流産の確率は?年齢によって違う?

妊娠初期は流産が起こりやすい時期といわれています。妊娠初期のそれぞれのステップ別に、流産の発生する確率はどのように変化するのでしょうか。また、年齢によって流産の確率は変わるのでしょうか。心拍確認後、妊娠初期の流産の確率や原因について、医師監修の記事でお伝えします。

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記事監修

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目次

  1. 流産とは
  2. 妊娠初期の流産の確率は?
  3. 妊娠初期の流産の年齢別の確率は?
  4. 多胎の場合の流産の確率は?
  5. まとめ
  6. あわせて読みたい

流産とは

「流産」とは、妊娠初期から妊娠22週より前までに、妊娠が継続できなくなることを言います。妊娠22週以降は流産ではなく、「死産」という言葉が用いられるようになります。

流産のほとんどは、妊娠12週までの妊娠初期に発生しています。妊娠初期の流産の原因は、ほとんどが染色体異常や遺伝子の異常によるものになります。いわば自然淘汰のようなもので、何か特定の原因があるわけではありません。流産になってしまっても、決してママのせいではないということを覚えておきましょう。

妊娠初期の流産の確率は?

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妊娠初期の各段階によって、流産の確率はどのように変化するのでしょうか。初期流産は、染色体異常や遺伝子異常によるいわば自然淘汰。妊娠週数が進むに連れて、流産の確率は低くなっていきます。

流産が起こる確率は、妊娠全体のおおよそ15%とされています。そのうちの約9割が、妊娠初期の妊娠12週前までに起こるとされています。

また、そのうちの1割は、妊娠1ヶ月までに化学流産しているといわれています。化学流産の場合には妊娠の自覚がない場合も多く、いわゆる「流産」としては取り扱わないケースが多くなります。

胎嚢・胎芽の確認後

妊娠2ヶ月目(4~7週)の大きな目標ともいえる、胎嚢(たいのう)や胎芽の確認。しかし、この時期は最も流産が起こりやすい時期で、流産のうちの約半数がこの時期に発生しています。胎嚢や胎芽が確認できても、まだ「大丈夫」とは言い切れないようです。

心拍確認後

心拍確認は赤ちゃんの心臓が正常に動いている確認ですから、ここまでくれば一安心とも思えそうです。実際、一昔前までは「心拍確認まで出来れば流産の心配もなくほぼ大丈夫」と言われていたようです。

しかし、近年の検査機器類の発達により、だいぶ早期に心拍の確認ができるようになってきている影響もあり、心拍確認=もう大丈夫とも言い切れません。実際妊娠3ヶ月目(8~11週)には、多くの場合心拍確認されていますが、この時期に流産全体の約3割が発生しています。

とはいえ、心拍確認までくれば、流産の確率も約5%にまで減ります。妊娠が判明した時に比べれば、だいぶ安心できる数字といえそうですね。

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妊娠初期の流産の年齢別の確率は?

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妊娠初期の流産の原因となる、赤ちゃんの染色体異常や遺伝子異常。これらの異常は、卵子の老化などが関連するとも言われています。実際、年齢が上になるほど流産の確率が上がるというデータがあります。

■20代
20代の女性の場合、流産の起こる確率は、10%~15%程度といわれています。それでも10人に1人、もしくは6~7人に1人は流産する可能性があるのです。

■30代
30代に入ると、流産の可能性は若干上がります。特に35歳をこえるとその傾向が顕著で、流産する確率は20%ほどになります。35歳以上の6~7人に1人は、流産する可能性があるのです。

■40代
40代になると、流産の確率はぐんと高くなり、およそ40%となります。不妊治療などの際にも、「40歳」が大きなターニングポイントになると言われています。

多胎の場合の流産の確率は?

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双子や三つ子などの多胎の場合、やはり単胎にくらべて流産の確率は高くなります。特に一卵性の場合には、同じ遺伝子を持っているわけですから、遺伝子異常や染色体異常が原因の場合には二人とも流産というケースが珍しくありません。

二卵性の場合には、バニシングツインといい、片方だけが吸収されてしまい、もう片方はそのまま正常に妊娠を継続できるケースもあります。

多胎の場合には、母体にかかる負担は単胎の比にはなりません。妊娠初期だけでなく、妊娠全期間を通じてさまざまなリスクは大きくなります。

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まとめ

全妊娠で、流産の確率は15%前後と言われており、心拍確認後からその確率は下がっていきます。流産を複数回続けて経験する場合には、習慣性流産や不育症など治療を要する場合もあります。しかし、流産の多くの原因は、遺伝子異常や染色体異常などの先天的な異常による「自然淘汰」です。
つまり、母体側では防ぎようがないケースがほとんどだといえます。流産を経験したとしても、決して自分を責めたりしないでくださいね。

妊娠初期に必要な栄養素

妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の女性は葉酸を摂取するよう心がけましょう。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

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