おすすめのチャイルドシート6選!正しい取り付け方と選ぶポイント
チャイルドシートは赤ちゃんの安全を守るのに欠かせないアイテムですが、どのようにして選んだら良いのか迷いますよね。赤ちゃんのためにも正しい取り付け方と商品選びのポイントをチェックしましょう。おすすめを参考にしてベストなチャイルドシートを選んでくださいね。(この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています)
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目次
チャイルドシートはどうして必要?
子どもの安全のため
チャイルドシートは、子どもを車に乗せるときに何よりも子どもの安全を守るため必要なものです。車のシートベルトは大人が着けたときにベストな状態になるように作られているので、そのままだと子ども身体には合わず安全ではありません。
子どもにとって一番良い状態にするためには、チャイルドシートを使用して子どもの身体にぴったりと合うようにシートベルトを装着する必要があります。チャイルドシートを着けることによって、子どもの安全性が保たれるといっても良いでしょう。
6歳未満は着用が義務付けられている
チャイルドシートの着用は法律で定められています。自動車に乗車する乳幼児を交通事故の被害から守るため、平成12年4月1日から6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務付けられています。
シートベルトは子ども用にはできていません。また、乳幼児は大人と違って自分で自分の安全を確保することができません。チャイルドシートの着用は義務なので、違反すると使用義務違反で点数1点となります。反則金などはありません。
140cm未満なら着用を続けたほうが安全
チャイルドシートの使用義務は6歳までです。しかし、シートベルトは大人のための安全性を考慮されて作られているので、身長140cm以下の子どもの場合はシートベルトがきちんと肩にかからないことがあります。
使用義務の6歳を過ぎても子どもの身長が140cm以下のときは、チャイルドシートを着用したほうが安全性が高まります。身長140cmというのはおおよそ小学校6年生の平均身長なので、小学生のうちはチャイルドシートの着用が望ましいといえるでしょう。
チャイルドシートの種類
チャイルドシートには成長に応じていくつかの種類があります。値段が安いものではないので、使用時期や年齢を考慮して購入することをおすすめします。チャイルドシートの種類や年齢の目安をチェックしてみましょう。
乳児用
乳児用チャイルドシート(ベビーシート)は、首のすわっていない乳児を寝かせるためベッド型が一般的です。後ろ向きに使用して万が一の衝撃に備えます。使用年齢の目安は首のすわっていない乳児から1歳半や2歳くらいまで、体重の目安は13kg程度までとなっているチャイルドシートが多いです。
幼児用
幼児用チャイルドシートは、前向きで使用するものと、前向き・後ろ向き兼用のタイプがあります。使用年齢の目安は1歳から4歳くらいまでです。0歳から使用できるものもありますが、体重の目安としては9kgから18kg程度が一般的です。
学童用
一般的にジュニアシートといわれるものです。まだ大人の身長に達していない子どものお尻の下に敷き、座高を上げることで車の3点式シートベルトをそのまま使用できるようになります。使用年齢の目安は4歳から10歳くらいまで、体格的には体重15kg以上です。
各年齢兼用タイプ
メーカーやブランドによって違いますが、乳児のベビーシートから学童のジュニアシートまでをカバーできるものもあります。また、ベビーシートとチャイルドシートの兼用タイプもあります。どのように使用していくかによってもチャイルドシートの選択肢が変わるので、十分に検討することが必要です。
チャイルドシートは正しく使おう
チャイルドシートをただ使っているだけでは安全性を確保できません。正しい使い方をすることによって初めて安全性が高まります。まずは間違った使い方をしていないかチェックして、正しいチャイルドシートの使い方を心がけたいですね。
間違った使い方をしている人は多い
チャイルドシートは正しく使用しなければ安全性が損なわれます。安全を保持するためには、チャイルドシートに付いている全ての幼児ベルトを子どもに装着させる必要があります。また、全ての幼児ベルトにゆるみがないかを確認したり調整したりすることも大切です。
チャイルドシートに乗せただけだったり、子どもがぐずるからと一部の幼児ベルトを外したりすると、子どもが落下する恐れがあります。正しい使い方を身に付けましょう。
助手席には取り付けない
チャイルドシートを助手席に取り付けると子どもの様子がわかり安心ですが、助手席はチャイルドシートの装着には向いていません。なぜなら、助手席にはエアバッグシステムがあるからです。
現在、車のほとんどにエアバッグシステムが搭載されてます。エアバッグシステムが作動すると強い勢いでエアバッグがふくらみ、赤ちゃんが危険にさらされる可能性があります。チャイルドシートの取扱説明書にも、助手席には取り付けないよう警告されているものが多いでしょう。
助手席に取り付けても罰則はありませんが、助手席は大人でも事故にあったときに危険で死亡率が高い場所です。子どもの安全を考えると、チャイルドシートは後部座席に設置するほうが向いています。
チャイルドシートを選ぶポイント
チャイルドシートを選ぶときは、いくつかのポイントがあります。チャイルドシート選びの目安になるような6つのチェックポイントをご紹介するので、参考にしてくださいね。
適応車種
使用したいチャイルドシートがあっても、全ての車に取り付けられるわけではありません。まずは所有する車に適応するかを調べる必要があります。チャイルドシートが適応しているかどうかは、購入するお店や各メーカーのHPでも簡単に調べることができますよ。
安全基準を満たしているかどうか
安全性を確認するものとして、現行の安全基準に適合しているチャイルドシートには、Eマークが添付されています。製品のEマークの表示を確認して購入すると安心ですね。
適応年齢
新生児から使うのであれば、新生児対応のチャイルドシートでなければいけません。そして、子どもの年齢や身体の成長に合わせて、チャイルドシートを変えていく必要があります。そのときどきで適切なものを使用しましょう。
使いやすさ
子どもを抱えたままチャイルドシートに乗せるのはなかなか大変な作業です。車の使用頻度が高い方ほど、使いやすいものが良いですよね。パパやママが使いやすいチャイルドシートを選ぶことも大切なポイントといえるでしょう。
チャイルドシートは、回転するものやボタンひとつで操作できるものが使いやすいと評判です。チャイルドシートを使う状況をイメージしながら選ぶことをおすすめします。
設置しやすさ
使いやすさと同じくらい重要なのが、車に設置しやすいチャイルドシートであるかどうかです。特に複数の車にチャイルドシートを載せ替える必要があるときは、簡単に設置できるかどうかが大きなポイントといえるでしょう。
値段
子どもの安全を考えると、生まれてから小学生くらいまではチャイルドシートが必要になります。子どもの成長は著しいので、同じチャイルドシートを使っているうちに身体に合わなくなることもあるでしょう。
子どもの身体に合わなくなると買い替えが必要になるので、全体の予算を考慮したチャイルドシート選びが必要です。使い始めてから、チャイルドシートが不用になる身長140cm以上になるまでの予算金額を設定していきましょう。
おすすめのチャイルドシート6選
おすすめのチャイルドシートをご紹介します。それぞれに使用対象年齢や体重の目安、チャイルドシートの重量、商品特徴を記載しているので、商品選びの参考にしてくださいね。
Joie(ジョイー)
後ろ向き使用対象年齢:新生児~18kg(4歳頃)
前向き使用対象年齢:9kg(1歳頃)~18kg(4歳頃)
商品重量:11.9kg、 11.4kg(ソフトパッドなし)
シートベルトを使用しない新しい固定方法「ISO-FIX(アイソフィックス)」で取り付けられるチャイルドシートです。ISO-FIXなら後部座席の専用金具に差し込むだけで、簡単かつ確実に取り付けができます。
360°回転するので、片手で赤ちゃんを支えているママは乗せ降ろしも簡単です。新生児から4歳まで後ろ向きで取り付け可能なので、安全面でも素晴らしいチャイルドシートといえるでしょう。
KATOJI(カトージ) nuna pipa
使用対象年齢:新生児~体重13kg(1歳半頃)
重量:約3.85kg
新生児のあいだは赤ちゃんが寝ているのを起こしたくないですよね。このチャイルドシートはベビーカーにそのまま乗せ換えができるすぐれものなので、赤ちゃんを起こすことなく移動できます。また、単体でバウンサーとしても使えるので、そのまま運んで家で寝かしつけることもできますよ。
combi (コンビ)
コンビのチャイルドシートは、着用義務のあるすべての期間に使える1台です。ヘッドレストは細かく13段階に調整できるので、赤ちゃんから25kgまで、成長に応じて子どもの身体にぴったりとフィットする設計になっています。
エールベベ
対象年齢:1~7歳頃まで
適応体重:9kg以上~25kg以下
重量:約8kg
チャイルドシートの着用義務年齢をカバーした長く使えるチャイルドシートです。ゆったりとした作りで、子どもの成長に合わせて対応できます。子どもを寝かせたままリクライニングできるのもポイントですよ。また、シートカバーは汚れたら丸ごと洗えるのでいつでも清潔です。
GRACO (グレコ)
後向きチャイルドシートモード推奨体重:体重2.5~13kg未満
前向きチャイルドシートモード推奨体重:体重9~18kgまで
ジュニアシートモード推奨体重:体重15~36kgまで
重量:8.3kg
新生児から体重36kgまでに対応したロングユースのチャイルドシートです。新生児からの12年間を1台で済ませたい人におすすめです。
新生児をやさしく包む「やわらかインナークッション」、成長に合わせた「4段階リクライニング」、赤ちゃんにしっかりフィットする「10段階ヘッドレスト」など、安心機能がたくさん付いています。購入しやすい価格もおすすめの理由です。
pigeon(ピジョン)
使用適応体重:2.5kg~18kg以下
重量:6.1kg
赤ちゃんの快適性を一番に考えられたチャイルドシートです。 子どもの成長に合わせて3段階に使い分けできる機能を搭載しています。 チャイルドシートは軽量設計で車に取り付けるのも簡単で、難しい操作が苦手なママにおすすめです。
チャイルドシートに関する体験談
チャイルドシートは数が多く、適応年齢や値段の幅が広いので、よくわからず混乱気味でした。使用したことがないアイテムなので、どれを選んで良いのかがわからなかったのです。
ベビーカー、チャイルドシート、ベビーキャリーなどの多機能性がある「トラベルシステムタイプ」が気になったので、このタイプからチェックしました。
最終的にトラベルシステムタイプを選びましたが、赤ちゃんを起こさずに済んだのでとても楽でした。ベビーカーへの乗せ替えも必要ないので、無駄な動きがないのが便利でしたよ。周りの人からも便利そうだといつもほめられました。
チャイルドシートを譲ってもらう場合
チャイルドシートを知り合いから譲ってもらうというケースもありますよね。その場合は、そのままもらって良いのかは悩みどころです。
自分の車に適合して取り付けできるかがまず大事です。そして何より子どもの命を守るチャイルドシートなので外観を見て、傷んでいたり破損していたりしていないか、事故歴があるかどうかをチェックする必要があります。
また、あまりにも年月が経っていると製品自体が劣化している可能性もあるので注意が必要です。適合性、安全性、事故歴をクリアしたら、付属品や取扱説明書などの不足品がないかも確認しましょう。
この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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使用シーンに合った安全性の高いチャイルドシートを選ぼう
チャイルドシートは、いざというときに赤ちゃんの命を守る大切なアイテムです。使用年齢、使用時期、きょうだいの有無など生活や使用シーンに合った商品選びをすることが大切です。選び方のポイントを参考に、それぞれの家庭にあった商品を見つけましょう。