トイレトレーニングにおすすめの人気絵本12選!うんちができない子向けも紹介
おしっこの間隔が空くようになってきたら、トイレトレーニング開始の合図といわれています。幼稚園入園に合わせて、準備を進めているという家庭もあるでしょう。トイレトレーニング中は、絵本を活用すると排せつをイメージしやすくなっておすすめです。ここでは、そんなトイレトレーニングのサポートにつながる人気の絵本を紹介します。
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目次
トイレトレーニングには絵本がおすすめ
トイレトレーニングはなかなか思うように進まないものではありますが、絵本を活用すると案外スムーズにいく場合もあるのでおすすめです。絵本を取り入れることによる効果などについて紹介します。
トイレに行くイメージが湧きやすい
それまでおむつでしていた排泄をトイレでするということ自体、子どもにとっては未知の世界です。トイレで何をするのかやどういう風に座るのかなどを絵本を通して知ることで、具体的にイメージできるようになります。また、それが大好きなキャラクターが登場する絵本なら、トイレトレーニングに対してより身近に感じられるようにもなるでしょう。
トイレに対して悪いイメージがつきにくい
トイレトレーニング中は思うようにいかないこともたくさんあり、失敗を繰り返すことでトイレトレーニングに対して悪いイメージを持ってしまうこともあります。パパやママが叱らなかったとしても、子どもとしては失敗してしまったと落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
多くの絵本はそうしたネガティブな面をフォローし、安心してトイレトレーニングに挑戦できるよう支えになってくれることもあります。トイレという場所や流す際の音を怖がる子どもにとっても、決して怖い場所ではないことを絵本が教えてくれることでしょう。
【人気】トイレトレーニングにおすすめの絵本8選
トイレトレーニングをサポートしてくれるような絵本は、思いのほかたくさんあります。いろいろありすぎるとどれを選んで良いか迷ってしまうこともありますよね。
そこで、年齢や性別、トイレトレーニング中の悩みなどに合わせたおすすめの絵本をいくつかピックアップしてみました。ぜひ、トイレトレーニング中の絵本選びの参考にしてみてくださいね。
万人に愛されるキャラクターを使ってトイトレ
発売日:1987年08月
著者/編集:キヨノサチコ
出版社:偕成社
【対象年齢】1歳頃~
「のんたん おしっこしーしー」は、ノンタンシリーズのトイレトレーニング絵本です。ノンタンやその仲間が、おしっこをする合図として「おしっこ」や「しーしー」というフレーズを何度も繰り返します。小さな子どもでも真似しやすい言葉なので、ママやパパと一緒に発音しながら楽しくおしっこについて学べますよ。
お話の中では、ノンタンがおしっこを失敗してしまうシーンが描かれています。子どもがおしっこを失敗しても大丈夫と安心できる内容です。
子どもが好みやすいキャラクターでトイレに興味を持たせる本
発売日:2001年05月
著者/編集:やなせたかし、 東京ムービー
出版社:フレーベル館
【対象年齢】1歳半頃~
「いけるといいねトイレ」は、子どもに人気が高いアンパンマンのトイレトレーニング絵本です。でかける前にトイレに行かなかったバイキンマンが、出先で困るというストーリーになっています。でかける前にトイレに行くことの大切さを教えてくれるでしょう。
アンパンマンをはじめ、子どもが好みやすいキャラクターを用いた絵本でトイレトレーニングを進めている方もいるようです。子どもの興味のあるキャラクターを利用して、上手くトイレに誘ってみても良いですね。
プレトイトレにおすすめの本
発売日:2010年10月
著者/編集:新井洋行
出版社:偕成社
「といれ」は、かわいらしい絵柄でイレは楽しい場所と思わせてくれる絵本です。物語というよりは短いフレーズで子どもの興味を引く内容のため、小さな子どもにも理解しやすいですよ。トイレトレーニング前のイメージ作りやトイレに慣れさせるために、この絵本を読み聞かせているという口コミがあります。
失敗しても大丈夫!が伝わる絵本
発売日:2012年09月
著者/編集:わだ ことみ(著)、冬野 いちこ(イラスト)
出版社:岩崎書店
トントンとノックしてページを開くと、そこには動物が…。トントンと叩いてめくる仕掛けを楽しみながら、動物たちに親近感を持ってトイレトレーニングをすすめていける一冊です。
作品中ではトイレに成功した動物もいれば、失敗してしまう動物もいる内容になっています。絵本を通して「失敗しても大丈夫、安心して良いよ」と伝えることもできますよ。
かわいいくろくまくんと一緒にち~しよう!
発売日:2014年11月
著者/編集:たかい よしかず
出版社:くもん出版
おしっこに行きたくなってもじもじそわそわのくろくまくん。我慢していると、おともだちがどんどんトイレへと向かっていきます。かわいいキャラクターを通し、どのようなタイミングでトイレに行けば良いのかイメージしやすいのが魅力です。
これからトレーニングを始める子どもや、ついついおしっこを我慢してしまいがちな子どもにもおすすめの一冊ですよ。
男の子・女の子、それぞれに合わせて進めたい方におすすめ
発売日:2014年7月
著者/編集:JINCO(著)、江東区南砂さくら保育園(監修)
出版社:ポプラ社
男の子、女の子、それぞれの身体のつくりや特徴に合わせて具体的にトイレトレーニングが進められます。男の子は拭くのか拭かないのかといった疑問や、女の子のトイレの後の拭き方など、異性親にとってわからないことも学べるので、ママやパパにとってもうれしい一冊です。
公共のトイレの使い方や和式トイレの使い方などまで理解できるので、トレーニング中の子どもだけでなく就学前の子どもにもおすすめですよ。
ユーモラスな内容に思わず吹き出してしまうかも
発売日:2018年6月
著者/編集:ヨシタケシンスケ
出版社:PHP研究所
人気絵本作家のヨシタケケンスケさんの、ユーモラスでほのぼのとした絵本です。トイレの前後で、なぜかいつもパンツをちょっぴり塗らしてしまう、そんな男の子が主人公。パンツを濡らしてしまうことを楽天的にとらえつつも、心細くて仲間を探して歩くといったストーリーです。
トイレトレーニング中の失敗で落ち込んでしまいがちな子どもや、ついつい叱りすぎてしまうパパやママにもおすすめです。ちょっとした失敗も明るく前向きにとらえらえるようになりますよ。
トイレトレーニングを嫌がる子どもにもおすすめ
発売日:2018年4月
著者/編集:たかいよしかず(著、イラスト)、宮里 暁美(監修)
出版社:主婦の友社
育児雑誌「ベビモ」の読者ママの悩みをもとにして作られた、トイレトレーニングのための絵本です。片面は「トイレなんてだいっきらい!」もう片面は「できたね〜!ブブタ」と、両面から読めるのが特徴。うまくいってうれしいと思う気持ちと、トイレトレーニングなんて嫌だというネガティブな子どもの2つの気持ちに寄り添った内容になっています。
子どもの気持ちに立ち代弁するようにまとめられているのが、ブブタシリーズの魅力です。「○○ちゃんもブブタと同じ気持ちなんだね」と理解をしてあげることで、うまくかなかったトイレトレーニングが急にスムーズになることもあるかもしれませんよ。
【うんちができない子ども向け】トイレトレーニングの絵本4選
トイレトレーニング自体は順調に進んでいるものの、なぜかうんちだけがトイレでできないという子どもも少なくありません。そんな子におすすめの、うんちができない子ども向けトイレトレーニングの絵本を紹介します。
おむつからステップアップする流れが自然にイメージできる
発売日:1984年2月
著者/編集:アロナ・フランケル(著、イラスト)、さくまゆみこ(翻訳)
出版社:アリス館
おむつでうんちやおしっこをしていた主人公のまあくんが、大きくなっておまるにうんちをするようになる様子を描いた絵本です。メリハリのきいた色遣いと優しいタッチのイラストが、なんだか温かい気持ちにさせてくれる一冊。
成長とともにおまるやトイレでするということを自然に受け入れられる流れになっているため、読み聞かせていくうちに素直にトイレでしてくれるようになったとの口コミも多くみられる作品です。うんちだけがまだうまくできない子どもにも、折を見て読んであげると良さそうな絵本ですね。
像や金魚のうんちはどんな形や大きさかな?
発売日:2015年2月
著者/編集:新井洋行
出版社:講談社
しかけを通して動物や鳥、金魚、そして子どもがトイレでうんちをする様子を楽しく学べる絵本です。ページをスライドさせると、生き物たちがどんな形なのかどんな風にうんちをするのかがわかるようになっています。
イラストがかわいく親近感を持って読めるので、トイレでうんちをすることに抵抗がある子どもも楽しく挑戦できるようになりそうな一冊ですよ。
子どもと一緒にう~んう~んと楽しんで挑戦!
発売日:2004年7月
著者/編集:きむら ゆういち
出版社:偕成社
きむらゆういちさんの人気絵本シリーズ「できるかな」のうんちバージョンです。おなじみのキャラクターたちが、う~んう~んとうなりながらうんちやおしっこをする様子が描かれています。
このシリーズは簡単なしかけ絵本になっているので、楽しみながら読めるのも魅力のひとつでしょう。トイレでのうんちに抵抗がある子どもや、トレーニング中もついついおむつでしてしまうという子どもに読んであげると、おまるや便座に座るのが楽しくなってしまいそうな一冊です。
イヤイヤ期のうんちトレーニングでお悩みの方におすすめ
発売日:2013年9月
著者/編集:ふくだ いわお
出版社:フレーベル館
おまるでうんちをするのが嫌で座ろうとしない主人公のいっちゃん。「つかわない トイレなら ぼくに かしてください」とやってきたきつねが、いっちゃんのおまるでうんちをしてすっきり。続いてぶたさんやくまさんもやってきて…。
イヤイヤ期でどんなにトイレでうんちをしようといっても素直に座れない、そんな子どもにおすすめの一冊です。絵本を通して楽しく「いっしょにうんち、ああいいきもち」が言えると、ニコニコ笑顔で楽しくなっちゃいそうですね。
トイレトレーニングの絵本に関する体験談
我が家には、年子の子どもがいます。上の子がトイレトレーニングを開始するときに、ノンタンのトイレトレーニング絵本を購入しました。すでにノンタンシリーズの絵本が数冊あったので、子どもに親しみのあるキャラクターをと思い選びました。
昼寝前と就寝前に何回か読み聞かせると、子どもがノンタンのように「トイレはどんな音なの」や「おしっこ、しーしー」と言うようになりました。下の子も一緒になってふたりで真似をし、おしっこが出る感覚やトイレに行くタイミングがつかめるようになりました。
トイトレに関する絵本を読み聞かせることで、トイレでおしっこやうんちをすることをイメージしやすかったのかもしれません。
長女のトイレトレーニング中は、うまく進まず落ち込むことがたくさんありました。周りの子どもたちのおむつがはずれていき、親のほうが焦っていたのかもしれません。これでは子どもにつらくあたってしまうと思い、「ゆっくとすっく トイレでちっち」や「トイレとんとんとん」など、トイレトレーニングに関する絵本を購入しました。
子どもと絵本を読むうちに、トイレに失敗するのは当たり前と考えられるようになりました。さらに、子どもも絵本に影響されたのか、進んでトイレに行きたがるようになったのです。我が子のおむつがはずれた時期は、周りの子どもたちよりは遅めでした。しかし、絵本を用いて焦らずかまえることで、スムーズに進められた気がしましたよ。
長男は、2歳頃にトイレトレーニングを始めました。どのようにトイトレを進めて良いかわからず、ひとまずおまるとトレパンの他に、トイレにちなんだ音の出る絵本を購入しました。ボタンを押すとおしっこが出る音やトイレの水を流す音などが鳴り、子どもはすぐにトイレに興味を持ち始めました。
最初はおまるやトイレでおしっこをするのでははなく、お風呂で練習することもありました。成功したときは、ごほうびのシールを貼って楽しくトイレトレーニングを進めるように気を付けましたよ。
そうとはいえ、おむつがはずれるまでは時間がかかりました。私がいろいろな情報に惑わされたり一生懸命になりすぎたりして、ときにはトイレトレーニングをつらく感じることがありました。さまざまなトイレトレーニングに関する情報がありますが、子どものペースで進めることが大切なのかもしれませんね。
トイレトレーニング用絵本を楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonでトイレトレーニングにちなんだ絵本やアイテムを探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。お気に入りのものが見つかると良いですね。
トイレトレーニング用のシールが気になる方はこちら
トイレトレーニング中は、シールを活用して達成感を与えてあげるとより楽しく挑戦できそうですね。シール帳を手作りするのも良いですが、トイレトレーニング用のシールをそのまま利用するのも便利でおすすめです。おすすめのシールはこちらで詳しく紹介しています。
子どものペースや成長に合わせて焦らず楽しく進めよう
トイレトレーニングを始める時期や、できるようになるまでの期間は、その子によって個人差があるものです。幼稚園の入園準備など決まった時期へ向けてトレーニングしている場合などでは、進み具合が心配になることもあるかもしれませんが、焦らずその子のペースで進めていくことが大切です。
おしっこはクリアできてもうんちがなかなかできない子もいます。また、おむつ外れの時期がイヤイヤ期と重なり、トイレトレーニングに苦労するパパやママもいることでしょう。うまくいかないときは絵本などを活用して、楽しみながらトイレトレーニングをすすめていくと良いですね。