うんちのトイレトレーニングを成功させるには?やり方をご紹介
トイレトレーニングでおしっこはできるようになったけど、うんちはできない…というママやパパの悩みの声をよく聞きます。そんな悩めるママやパパのために、うんちのトレーニングのやり方について解説していきます。
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目次
うんちのトイレトレーニングがうまくいかない!
トイレトレーニングを経て、おしっこはトイレでできるようになったのに、うんちはトイレでするのを嫌がるという子どもたちは、意外と多いようです。なぜ、うまくいかないのか子どもたちがうんちを嫌がる理由がわからないというママやパパもいるのではないでしょうか。
うんちのときトイレを嫌がる理由とは
嫌がる理由には個人差があるものの、以下のものが主な理由と考えられます。
・産まれてから、何かをしながらオムツでうんちをしてきたので、遊びを中断してずっとトイレに座ることが単純に面倒だと感じている。
・オムツを履いた状態でうんちをすると、うんちが出てくる様子を肌(お尻)で感じることができますが、トイレやおまるではうんちが肌に触れないので、不安に感じる。
・立ったままや、他の動きをしながらうんちをすることに慣れているので、じっとすわってうんちをすることに慣れない
・うんちを自分の身体の一部のように感じ、便器に落ちて流れていくのを見ると嫌な気持ちになる
・以前たまたま成功した時、うんちが落ちた瞬間に便器やおまるの水やおしっこが自分にかかったのが嫌だった。
・便器やおまるに座った時に座り心地が悪かった、大きくて落ちそうに思い恐怖心を感じた、またはお尻を挟むなど痛みを感じたため。
・ 便秘気味でスムーズにうんちが出ない
面倒だと感じている
おむつのときは、何かをしながらうんちができていましたがトイレは遊びを中断しなければなりません。その面倒くささがきっかけとなってトイレを嫌がる子もいるようです。
不安を感じている
おむつを履いた状態でうんちをすると、うんちがお尻から出てくる様子をお尻や肌で感じることができ、赤ちゃんは安心することができます。しかし、トイレやおまるはうんちが肌に触れないので、不安を感じてしまう子も多いようです。
じっとしていられない
おむつのときは立ったままや動きながらうんちをすることができます。しかし、トイレやおまるだと長い時間座っていなければならないので、じっとしていられずに嫌がってしまうというケースもあります。
便器やおまるの水などが肌に触れて不快感がある
以前トイレやおまるでうんちをすることに成功したときに、うんちが便器に落ちたあとにトイレやおまるの水がはねて赤ちゃんの肌に触れたことが原因の場合もあるようです。水やおしっこが赤ちゃんの肌について不快だと感じてしまい、嫌になっているのかもしれません。
便器やおまるが赤ちゃんに合っていない
便器やおまるが赤ちゃんに合っていないということも考えられます。座り心地が悪かったり、落ちてしまうのではないかと不安を感じたり、便器に挟まったりした経験から便器やおまるを嫌う赤ちゃんもいるようです。
便秘気味である
赤ちゃんが便秘気味でスムーズにうんちが出ないと、イライラしてしまいトイレやおまるを嫌ってしまう可能性もあります。
赤ちゃんによってトイレやおまるを嫌う理由はさまざまですが、恐怖心や不安感を抱いている場合が多いようです。ママやパパは赤ちゃんの気持ちを理解してあげて、克服するまで忍耐強く待ち、決して無理強いしないことが重要です。
トイトレでうんちを成功させるための方法
1. 便意を伝えられるようにする
まずは便意を催したらママやパパにすぐ伝えることを子どもたちに教えましょう。すでに子どもがパンツで生活している場合は、「うんち」と言ってきたらおむつを履かせてあげましょう。
子どもが「おむつでうんちをしたい」と言っているのに、無理やりトイレでうんちをさせようとすると、子どもが便意を我慢してしまい、便秘や他の病気の原因となる恐れがあります。
2. トイレという空間に慣らす
まず、おむつをつけたままでトイレに連れていき、トイレの中でうんちをさせましょう。1週間程度かけて、トイレという空間でうんちをすることに慣れさせていきます。
トイレの空間でうんちをすることに慣れ始めたら、おむつをした状態でおまるや便器に座らせてうんちをさせます。
おまるや便器でおむつを履いたままうんちができるようになったら、おむつに大きな穴や切れ目を入れて、そのおむつを子どもに履かせたまま、おまるや便器でうんちをさせましょう。子どもはおむつをしている安心感を持ちながら、うんちが便器に落ちていく感覚を知ることができます。
3. うんちの居場所を教える
もしパンツやおむつでうんちをしてしまったら、「お尻にうんちがつくと嫌な気持ちになるね」と伝えながら、一緒にうんちをトイレに流しにいきましょう。
うんちがトイレに流れていく様子を極端に嫌がる赤ちゃんは、うんちは自分の一部のような気がして、うんちが流れていくことを悲しく思っている可能性があります。その場合は「うんちが泳いで気持ちよさそうだね」「便器の中に気持ちよさそうに浮かんでるね」などという言い方をしてみても良いでしょう。
4. おまるの部屋を作る
どうしてもトイレを嫌がる場合は、まずはおまるから始めましょう。トイレの空間に慣れるためにも、トイレの中におまるを置くと良いですが、スペース的に難しい場合であれば他の場所でも問題ありません。
おまるに座るのも嫌がる場合は、「おまるの部屋」を作るというアイディアもあります。家電用などのできるだけ大きな段ボール箱を使って、子どもと一緒に簡単なおうちを作りましょう。コの字型の切れ込みを入れて開閉する扉を作り、子どもと一緒に絵を描いたりシールを貼ったりして飾ります。「おまるの部屋」に入りたい気持ちを高めるためにも、おまるでうんちをするときにだけ入ることができる特別な場所として扱います。
5. 床に足がつくようにする
子どもによっては、トイレに座ると脚が宙に浮いてしまい、いきみにくいと感じている場合があります。補助便座や踏み台で足場をつくって体勢を安定させてあげましょう。それでも難しい場合は、まずは床に置いたおまるを使って、しっかりと足が床についた状態でうんちをさせてあげましょう。
わざわざ買うのはもったいないなという方は、洗面のときなどさまざまな場面で使える踏み台もありますので、ぜひ探してみてください。
6. 替え歌を歌う
子どもになじみのあるメロディにのせた替え歌もおすすめです。「めだかの学校」に合わせて「うんちの学校は水の中、そ~っと落としてみてごらん、そ~っと落としてみてごらん、みんなが泳ぎたがってるよ」など、ママやパパが自由に替え歌を作って、トイレに座っている子どもを楽しませてあげましょう。
7. 後始末を一緒にやってみる
もしうんちをもらしてしまったら、できる範囲で一緒に後始末をやってみると良いかもしれません。ただし、衛生面での不安があるので、ママやパパが洗ったり拭いたりして、十分きれいになった状態で仕上げをさせるのがおすすめです。
8. 便秘対策をする
子どもがうんちを嫌がるのは便秘や不快症状が原因になっていることも多いそうです。また、トイレトレーニングがきっかけで、便意を我慢する癖がつき、便秘になってしまうこともあります。子どものうんちの様子や排便の頻度をしっかりと確認しましょう。便秘気味だと感じたら、毎日の食事を見直し、それでも便秘がひどいようであれば、小児科医に相談しましょう。
便秘には食物繊維を摂取するのが良いといわれています。しかし、食物繊維が多く含まれる野菜が嫌いだという子どもが多いのではないでしょうか。手軽に腸内環境を整えることができる食品もありますので、試してみるのも良いかもしれませんね。もちろん効果は個人差があるため、頑固な便秘は小児科医の先生にみてもらうほうが良いでしょう。
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9. トイレに関する絵本を読む
トイレに関する絵本を読んであげることもおすすめです。さらに、人形やぬいぐるみを使って、子どもたちにそのお話を再現させるとより効果的かもしれません。人形をおまるやトイレに座らせ、おしりを拭き、うんちを流し、手を洗うという一連の流れを子どもたちが人形で実践できたら、シールを貼って褒めてあげるなどして、トイレへの意欲を掻き立ててみましょう。
イラストが可愛いおすすめの絵本
10. 特別なご褒美
トイレに表やカレンダーを貼っておいて、うんちができたらご褒美シールを貼るという方法もおすすめです。また、子どものやる気をさらに引き出すために、シールの数に応じたご褒美を用意するのも効果的です。100均や駄菓子屋で売っている簡単なおもちゃやシールで良いので、事前に10個ほど用意しておき、シールを何枚か貼れたらご褒美を与えましょう。
トイレトレーニングで大切なこと
うんちに限らずトイレトレーニングで大切ことは、子どもたちが失敗してもママやパパが怒らずにいてあげることが大切です。そして、できたときにはたくさん褒めてあげてください。
また、子どもたちがトイレトレーニングをどうしても嫌がってしまう場合は無理にさせる必要はありません。気長に待ってあげ、子どもたちのタイミングでトイレトレーニングをさせることも重要ですよ。
無理せずトイレトレーニングをしましょう
うんちのトイレトレーニングは、ママやパパが怒ったり無理強いをさせたりすると、子どもがうんちを我慢してしまい、便秘の原因になることもあります。子どもの気持ちを受け止めながら、さまざまな方法を試してみて、子どもとママやパパがストレスを溜めないように楽しくトイレトレーニングができると良いですね。