2歳児のおやつやお菓子の量と注意点!手作りレシピや市販品のおすすめは?

2歳児にとって、おやつは食事だけでは足りないエネルギーや栄養素を補う大切なものです。しかし、子どもがお菓子ばかり食べていると困ってしまいますよね。ここでは、2歳児へのおやつの与え方や、おすすめの市販品、おやつばかり食べたがるときの対処法などを紹介します。親子で一緒に作れる簡単おやつレシピも参考にしてくださいね。

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この記事の監修

片村 優美
管理栄養士
片村 優美

目次

  1. 2歳児のおやつは食事で足りないエネルギーを補うもの
  2. 2歳児におすすめのおやつ&お菓子と量
  3. 2歳児におやつやお菓子を与えるときの注意点
  4. 2歳児がおやつやお菓子ばかり欲しがるときには?
  5. 2歳児におすすめ!簡単おやつ&お菓子レシピ5選
  6. 2歳児のおやつに人気の市販のお菓子
  7. おやつは子どもにとって楽しい時間
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2歳児のおやつは食事で足りないエネルギーを補うもの

2歳頃の子どもは身体を動かすことが多くなり、1歳のころよりも多くのエネルギーが必要になります。しかしまだ1回に食べられる量が少ないため、食事で摂取できない栄養をおやつでまかなうことが必要です。

おやつと聞くと甘いものやお菓子のイメージがありますが、あくまでも食事で足りないエネルギーを補うものと考えましょう。健康な身体づくりのためにも、おやつを含めてバランスの取れた食生活を送ることが大事です。

2歳児におすすめのおやつ&お菓子と量

2歳児に食べさせるおやつの量や内容についてみていきましょう。

おやつの量

1~2歳児が1日に必要とするエネルギー量は900~950kcalです(※1)。そのうちの15~20%である、135~190cal程度をおやつで補うのが目安です(※2)。

たとえば、バナナ1本は約80kcal、食パンであれば8枚切りで1枚あたり約130kcalに相当します。おやつの量が多いと食事に影響するため、おやつの内容と食べさせる量には注意しましょう。

おすすめのおやつ

2歳の子どもにおやつを選ぶときは、味、栄養価、食べやすさ、塩分や糖分が少ないことなど、さまざまな視点から考えると良いでしょう。

特に、不足しがちな鉄分やカルシウムを補える小魚や昆布、チーズなどがおすすめです。素材の風味をそのままに、おいしく食べることができますよ。甘いものが好きな場合は、ドライフルーツやヨーグルトがおすすめです。

旅行のお土産やプレゼントとして2歳の子どもにおやつを渡す場合には、子どもにアレルギーがないか、おやつに関する家庭の方針などを事前に確認しておくと良いですよ。

2歳児におやつやお菓子を与えるときの注意点

2歳児におやつやお菓子を食べさせるときはどのような点に注意すれば良いでしょうか。順にみていきましょう。

なるべく決まった時間に与える

おやつは毎日3時にするなど、なるべく決まった時間に食べさせるようにしましょう。おやつの時間を決めることで、ダラダラ食べや夕食に影響することを予防できます。

食べる分だけを子どもに見せる

2歳頃の子どもはまだ我慢ができないため、目の前におやつがあると食べたくなってしまいます。与える量だけお皿にのせるなどして、食べない分は子どもの視界に入れないようにしましょう。

チョコやラムネなどの甘いものはほどほどに

甘いおやつを食べさせるときは、量や頻度を控えめにしましょう。特に市販の甘いお菓子に慣れてしまうと、フルーツやさつまいもなどの自然の甘みでは物足りなく感じることがあります。また、虫歯になるリスクもあるため注意しましょう。

2歳児がおやつやお菓子ばかり欲しがるときには?

時間があくと子どもがおやつばかりをほしがったり、お腹がいっぱいになるまでおやつを食べすぎてしまったりするという悩みがある方も多いでしょう。2歳の子どもがおやつばかり欲しがるときにおすすめの対処法を紹介します。

遊びに夢中にさせる

あまりお腹が空いていなくても、退屈になるとおやつを欲しがる子どももいますよね。欲しがるたびにおやつを与えていては、ダラダラ食べになり良くありません。

遊ぶときはしっかり遊びに集中できるように環境を整えましょう。天気の良い日は外遊びをする、ママも一緒になって遊ぶなど、おやつばかりに気がそれないようにしてはいかがでしょうか。

おやつ作りを手伝わせてみる

2歳頃は好奇心が強まり何でも自分でやりたい時期です。お手伝いをさせるには良いタイミングでしょう。おやつを食べるだけではなく、作るところから一緒にやってみるのもおすすめです。自分で作ったおやつは格別おいしく感じることでしょう。

手作りおやつは油分、糖分、塩分を調節できるので、市販のお菓子よりもヘルシーに仕上げられますよ。

おやつをおにぎりやパンにする

おやつの時間に子どもがお菓子を食べすぎて夕飯が食べられなかった、という経験がある方は多いでしょう。お菓子でお腹がいっぱいになってしまっては栄養のバランスが心配ですよね。

そこでおすすめなのが、おやつの時間にお菓子を与えるのではなく、おにぎりやパンなどエネルギーを摂取できるものを食べさせることです。子どもがもしお腹がいっぱいになってしまっても、あまり心配せずにすみますよ。

2歳児におすすめ!簡単おやつ&お菓子レシピ5選

2歳児にぴったりの簡単な手作りおやつのレシピを紹介します。子どもと一緒に作るのもおすすめですよ。

ホットケーキミックスで作るレンチン蒸しパン

ホットケーキミックスと電子レンジを使えば、あっという間においしい蒸しパンができますよ。バナナの代わりにレーズンを使うのもおすすめです。

■材料(マグカップ2個分):
・ホットケーキミックス 1/2カップ
・プレーンヨーグルト 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・溶き卵 1個分
・水 小さじ2
・サラダ油 大さじ1
・バナナ 1/2本

■作り方:
1.ボウルにサラダ油、バナナ以外の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
2.1にサラダ油、細かく刻んだバナナを入れて混ぜる。
3.2を耐熱性があるマグカップの7分目まで入れる。
4.3を600wの電子レンジで約4分加熱する。

食パンで型抜きラスク

少ない材料で甘くておいしいラスクが作れます。余った食パンを冷凍しておくといつでも作れますよ。型抜きは子どもが大好きな工程です。親子一緒に楽しみながら作ってくださいね。

■材料(大人1人&子ども1人分):
・8枚切り食パン 1枚
・砂糖 小さじ3
・バター 30g
・きな粉 適量

■作り方:
1.食パンをクッキーの型で好きな形にくり抜く。
2.ボウルに砂糖、溶かしたバターを入れよく混ぜる。
3.1に2を塗り、トースターできつね色になるまで焼く。
4.3にきな粉を適量まぶして完成。

夏にぴったり!アイスビスケットサンド

暑い夏はなるべく火を使わずにおやつを作りたいですよね。アイスビスケットサンドは材料を混ぜてはさむだけなので、とても簡単ですよ。多めに作って翌日に食べるのもおすすめです。

■材料(6個分):
・ビスケット 12枚
・クリームチーズ 1/2カップ
・砂糖 大さじ1
・プレーンヨーグルト 大さじ2
・お好みのジャム 適量

■作り方:
1.ボウルにビスケット以外の材料を入れてよく混ぜる。
2.ピスケット6枚に1を適量塗り、残りの6枚でサンドする。
3.2をそれぞれラップでくるみ、冷凍庫で30分冷やし完成。

揚げ焼きフライドポテトのり塩風味

子どもが大好きなフライドポテトは、揚げ焼きにして油分を抑えましょう。塩を少なくするかわりに、青のりで風味をアップさせるのがポイントです。

■材料(大人ひとり&子どもひとり分):
・じゃがいも1個
・サラダ油
・塩
・青のり 

■作り方
1.じゃがいもは皮をむいて5mm角のスティック状にカットする。
2.1を水にさらし、キッチンペーパーで拭く。
3.フライパンにやや多めのサラダ油を入れて熱し2を加える。
4.中火で揚げてじゃがいもに火が通ったら取り出す。
5.油をきり、塩、青のりをまぶして完成。

餃子の皮で簡単ピザ

餃子の皮を使って簡単でおいしいピザ風のおやつを作りましょう。トッピングに使う具材は家にあるものでもかまいません。パリパリの食感が楽しいですよ。

■材料(大人ひとり&子どもひとり分):
・餃子の皮 5~7枚
・ピザ用チーズ 適量
・ケチャップ 適量
・お好みの具材(コーン、ピーマン、ハム、しらすなど)

■作り方:
1.餃子の皮にケチャップを薄くのばし、細かく刻んだお好みの具材、ピザ用チーズをのせる。
2.1をトースターに入れてきつね色になったら完成。

2歳児のおやつに人気の市販のお菓子

2歳児にぴったりの市販のお菓子を紹介します。栄養価が高くおいしいものばかりですよ。

原材料にこだわる方におすすめ!純国産さつま芋ちっぷ

【ノースカラーズ】純国産さつま芋ちっぷ(150g)
¥231〜(2019/02/08 時点)

内容量:150g

国産の原材料のみを使用したノースカラーズの純国産さつま芋ちっぷです。九州産さつまいも、国産こめ油、北海道産てんさい糖を使用し、優しい甘さに仕上げてあります。素材にこだわりたいという方にぴったりのおやつですよ。

砂糖不使用のヘルシーなシリアルコーンフレーク

【ハーネ】シリアル コーンフレーク 砂糖不使用 375g
¥908〜(2019/02/08 時点)

内容量:375g

ドイツのシリアルメーカーであるハーネ社が製造・販売しているコーンフレークです。砂糖を使用せず、とうもろこし、大麦、麦芽、食塩のみで作られています。優しい味わいが特徴で朝食にもぴったりですよ。ドライフルーツや牛乳と合わせるとさらに栄養バランスが良くなります。

野菜嫌いな子どもにぴったり!にんじん&かぼちゃビスケット

【和光堂】1歳からのおやつ+DHAにんじん&かぼちゃビスケット
¥205〜(2019/02/08 時点)

内容量:11.5g×3袋

粉ミルクやベビーフードでおなじみの和光堂が手掛ける商品です。にんじんとかぼちゃを使ったビスケットは、優しい甘みが特徴です。DHAが配合されているのもうれしいですね。

個包装で食べ切りやすく、外出時や遠足のおやつにも便利です。ほかにも、和光堂からはさまざまなお菓子が販売されているので、好みに合わせてチェックしてみましょう。

幼児でも食べやすいソフトおしゃぶり昆布

【上田昆布】 爽快工房 とろべ~ 25g
¥220〜(2019/02/08 時点)

内容量:25g
カロリー:65kcal

爽快工房とろべ~は、噛む力が弱い幼児でも食べられる、北海道産の若い天然昆布を使ったおしゃぶり昆布です。保育園でも提供されている人気のおやつです。食物繊維が豊富なので、便秘気味の子どもにもおすすめですよ。

塩無添加で安心!健康食べる小魚

【サカモト】塩無添加健康たべる小魚 50g
¥238〜(2019/02/08 時点)

内容量:50g
エネルギー:323kcal

健康食べる小魚は、国内産かたくちいわしのみを使用した、塩や酸化防止剤無添加の商品です。幼児期に不足しやすい鉄分とカルシウムをしっかり摂取できますよ。

適度な硬さがあるので、しっかり噛んで食べる練習にもなります。調味料を使用していないので、煮干しとして料理に使ったりおつまみにしたりと幅広く使用できます。

おやつは子どもにとって楽しい時間

2歳児にとってのおやつは、食事ではまかなえない栄養を摂取するための補食です。不足しがちな栄養素をおやつで取り入れられるように工夫できると良いですね。

一方でおやつの時間は子どもにとっても楽しみなものです。栄養バランスだけを重視するのではなく、子どもが楽しく食べられるように、好みにあったメニューを出してあげましょう。

時間に余裕があれば、おやつを一緒に作るのも良いでしょう。また、市販のお菓子のなかにも、塩分や糖分、添加物が控えめな商品が多く販売されていますので、子どもが喜ぶおやつをチェックしてみてくださいね。

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