【体験談あり】2歳9〜11ヶ月の子どもの発達どうだった?言葉やトイトレなど気になる悩みを解決!
2歳10ヶ月頃の子どもは、3歳を目前に心も身体もさらに成長していきます。言葉の数が増え、手先が器用になり、ひとりでできるようになることも増えますが、まだ個人差があります。繰り返されるイヤイヤに疲れ切っているママもいるでしょう。言葉やトイトレ、お昼寝や第一次反抗期など、先輩ママたちの体験談とあわせて紹介していきます。
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目次
2歳9~11ヶ月頃の身長・体重の目安
厚生労働省より発表されている「平成22年乳幼児身体発育調査」によると、2歳6ヶ月~12ヶ月未満の子どもの平均身長・体重は以下の通りです(※1)。服は90~95cmサイズを着ていることが多いようですよ。
男の子 | 女の子 | |
平均身長 | 91.2cm | 89.9cm |
平均体重 | 13.10kg | 12.50kg |
2歳9~11ヶ月頃の言葉の発達
早い子どもは三語文・四語文を使えるようになる
2歳9ヶ月~11ヶ月になると、早い子どもは三語文・四語文を使えるようになります。なかでも動詞や形容詞・助詞を理解できるようになった子どもとは、ぐっと会話らしいやりとりを楽しめるようになります。
子どもによっては「なぜ」「どうして」といった疑問文が増えて質問攻めが続くため、かわいいながらもママやパパは返答に苦労するかもしれませんね。
2歳半くらいから言葉の数が増え、男の子でしたがかなり達者なおしゃべりができるようになりました。ただ、とにかく「なんで」攻撃がすごい!料理などに集中していて質問に答えてあげられないとすぐキーッと怒ってしまうので大変でした。本当に不思議で「なんで」と聞いているときと、ただの言葉遊びのようになんとなく「なんで」と聞いているときがあるようです。
一語文・二語文の子どもも多い
2歳10ヶ月頃でも、ほとんど話さないという子どもも少なくありません。3歳くらいまでは一語文・二語文しか話さなくても心配する必要はありませんよ。言葉には個人差や環境差があり、幼稚園に通うようになると急激におしゃべりが増える子どももいます。
息子は言葉が出るようになるのが遅く、2歳半頃までほとんど話しませんでした。ただ、保育園の先生に相談したところ、「言葉はまだ出ていませんが、こちらが言っていることをきちんと聞いて理解しているので、大丈夫ですよ!」と言われ、少しほっとしました。
息子は2歳半頃から急に言葉が出てくるようになり、2歳10ヶ月頃には二語文を話すようになりました。3歳になった今は、しゃべらなかった時期が嘘のように、ひとりでもしゃべっています。
専門家に相談する目安は?
おしゃべりがゆっくりである子どものうち、多くの場合は基本的に心配がないとされています。もし言葉の発達について専門家に相談するのであれば、以下の2点を目安にしてみましょう。
・多音節の言葉を話さない(「ばいばい」を「ばーばー」としか言わない)
・話す単語が50語以下
2歳9~11ヶ月頃の発達の様子
イヤイヤ期が少しずつ落ち着く
2歳9~11ヶ月頃の子どもはまだ癇癪を起すことはありますが、少しずつイヤイヤが落ち着いてくる子どもが増えてきます。もちろんまだイヤイヤ期真っただ中という場合もあるかもしれませんが、一般的には3~4歳で落ち着くことが多いようです。
イヤイヤ期は子育てのなかではとても大変な時期ですが、ママやパパがイヤイヤにしっかり付き合ってあげることで、子どもの自己肯定感につながります。なるべく子どもの気持ちに寄り添い、嫌だという気持ちを受け止めてあげましょう。
少しずつお友だちと遊べるようになる
2歳10ヶ月前後から、少しずつお友達と一緒に遊べる子どもが増えてきます。もちろんまだトラブルが起こることもあります。しかし、子ども同士の関わり合いの中で刺激を受けることで、言葉や心がさらに成長していくことでしょう。
息子は1歳4ヶ月から保育園に入っています。保育参観に行くと初めのうちはどの子もブロックや積み木でそれぞれに遊んでいるようでしたが、2歳くらいから徐々に様子が変わり始めました。
3歳手前くらいになると家の会話でも友達のお名前が出てくるようになり、お迎えに行くと友達とバイバイしたくないと駄々をこねることも。ママ友と子連れで遊んでいても子ども同士で盛り上がってくれるようになったので、ずいぶん楽になった覚えがあります。
日常のことが自分でできるようになる
2歳10ヶ月頃になると、手先が器用になり身体のコントロールも上手になるので、身の回りのことがひとりでできるようになります。着替えをできるようになったり、簡単な靴なら履けるようになったりするので、ママもお世話が少し楽になるかもしれませんね。
まだ完璧にできることばかりではありませんから、子どものやる気を大切にしつつさり気なくサポートしてあげましょう。
3歳目前になるといろいろな場面で「自分でやりたい」という気持ちが見えるようになりました。着替えや食事の他にもミニタオルを自分でたたむ・ビニール袋の取っ手をきゅっと縛るなどを保育園で教えてくれたようです。手を出すとやる気を削がれるようなので、子どもが見ていないところでこっそり直していました。
2歳9~11ヶ月頃のみんなの悩み
子どもの落ち着きがない
2歳9~11ヶ月くらいで落ち着きがない子どもの中には、自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群などの広汎性発達障害である可能性がある場合もあります。まだ遊びたい盛りなので落ち着きがないのはよくあることですが、極端だと感じる場合は専門家に相談してみましょう。
発達障害と診断されればママやパパは心配になるでしょう。しかし、きちんとした指導を受けて親も子どもも障害との付き合い方を学ぶことで、今後の子どもの人生が生きやすくなるでしょう。
まだおむつが外れていない
2歳10ヶ月頃になると、そろそろおむつが外れる子どもも増えてきます。しかし、トイレトレーニングの進み具合には個人差があるようです。実際、3歳すぎまでおむつが外れない子どもも多いので、まだ焦る必要はありませんよ。
幼稚園入園を控えているのに、おむつが外れていないことを心配しているママもいるかもしれません。その場合は園の先生に相談してみてくださいね。
保育園の方針でトイレトレーニングは少々早めの1歳8ヶ月頃から始めました。幸いすぐにおしっこはトイレでできるようになりましたがうんちはなかなか成功せず、そのときだけおむつを履かせるという生活が続きました。どちらも完璧にトイレでできるようになったのは3歳になってからです。
周囲も同じような様子だったので、特に焦ることなくマイペースにトレーニングを進めました。他の保育園のママの話を聞いてみても3歳までに完璧におむつが外れている子は半数程度な感じがします。
上の子は2歳過ぎにトイレトレーニングを始め、3歳前におむつを卒業しました。下の子も同じようにトイレトレーニングを始めようとしましたが、本人がトイレに座る気持ちにどうしてもなりません。うんちはトイレで成功することが増えてきましたが、おしっこは本人がおむつにしたいようです。無理強いする必要はないと考えているので、しばらくは様子を見ようと思っています。
お昼寝をしてくれなくなった
身体が成長するにつれて体力もつくため、2歳半くらいからお昼寝を必要としなくなる子どもも増えてきます。平日は保育園でしっかり昼寝をしているのに、休日はお昼寝をしないという子どももいます。
お昼寝をしないとその分トータルの睡眠時間が減ることになります。2歳10ヶ月頃の子どもの睡眠時間は11~14時間が望ましいので、昼寝なしの場合は夜の就寝時間を早めるなど工夫をしてみてくださいね。
2歳半頃から休日は昼寝をしない日も出てきました。しかし、そうすると夕方になるにつれて機嫌が悪くなって大変で、さらにご飯もそこそこに18時に寝てしまうことも…。土日も意識して昼寝のタイミングを作り、それでも昼寝しなかった日は16時半にお風呂、17時半にご飯を済ませるように調整しています。
赤ちゃん時代とは一味違う苦労と感動を得られる時期!
2歳9~11ヶ月になると、赤ちゃん時代のような危なっかしさや突拍子もないいたずらなどはずいぶん減ってきます。しかし、自立心が高まり言葉も達者になってくるため、悪くいえば少し気難しくなり、ママやパパは今までとは一味違った苦労を感じる時期でしょう。
その分、子どもの性格や考え方といったその子だけの特徴をはっきりと感じられるようになります。子どもの新しい一面を垣間見て、成長したことをしみじみ感じられることも増えますよ。
子どもをひとりの人間として尊重し、寄り添って、子どもの満足感を満たしてあげましょう。我が子がどんどん頼もしくなっていきますよ。