【相手別】入園祝いのお返しは必要?お礼の文例&人気ギフト7選!親・親戚へ贈るものは?
子どもが幼稚園や保育園に入園する際に入園祝いをもらうことがありますが、気になるのはそのお返しです。入園祝いのお返しは誰にどのようにすれば良いのか悩みますよね。ここでは、入園祝いのお礼のマナーや相手別のお礼状の文例やおすすめのギフトを紹介します。
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目次
入園祝いのお返しは必要?不要?
入園祝いのお返しは基本的には必要ないとされています。入園祝いは子ども本人に対する贈りもののため、子どもからのお返しがなくても失礼にはあたらないとされるためです。
しかし、地域性や相手との関係性によっては入園祝いのお返しが必要な場合があります。お返しが必要なのか判断が難しい場合は、パパ・ママの両親に相談するのがおすすめです。
最近では、高額な入園祝いをもらったり、これからも末永いお付き合いを続けたい方に入園祝いをもらったりすると、お返しをしたいと考えるパパ・ママも多いようです。
【相手別】入園祝いのお礼の方法
入園祝いのお返しをする場合、相手の立場や相手との関係性によってお礼の方法を考えましょう。
入園祝いのお返しの相手 | おすすめのお礼の仕方 |
---|---|
祖父母(両親・義両親) | 子どもから直接「ありがとう」とお礼を伝える。親からはお礼状と入園式の写真や子どもが描いた似顔絵などを同封するのがおすすめ。お返しの品はお菓子や食品が一般的。 |
親戚 | 親戚同士でのお祝いについてのルールを両親や義両親に確認する。お礼の電話やお礼状が一般的。普段から交流のある親戚の場合は、相手の好きな食べ物などもおすすめ。 |
そのほかの人 | 相手の負担にならないような高価すぎない消耗品(お菓子・飲み物・缶詰など)がおすすめ。 |
入園祝いのお返しの相場・渡す時期
入園祝いをもらったら、いつどれくらいのお返しをすれば良いのか悩みますよね。相手に失礼のないように、入園祝いのお返しのマナーにそってお礼をしましょう。
【相場】もらった金額の半分~3分の1が目安
入園祝いのお返しの相場は、もらった金額の半分~3分の1が一般的です。あまりに高価なものをお返しするとかえって相手に気を遣わせてしまったり、相手が「お祝いを返された」と感じてしまったりする可能性があります。
入園祝いの金額は地域性や相手との関係性によって異なります。お祝いの金額によってはお返しの金額設定に悩むこともあるかもしれません。悩んだときは、5,000円を上限にお返しを贈ると良いでしょう。
【時期】もらってから1ヶ月以内が目安
お返しを贈る時期は、入園祝いをもらってから1ヶ月以内が一般的です。入園前は入園準備で忙しい時期なので、入園式後に連絡しても良いでしょう。入園式の後であればお返しに入園式の写真を同封することもできますよ。
お祝いをもらって1ヶ月を過ぎてしまった場合には、入園式から1ヶ月以内を目安にお返しをします。ただし、入園祝いをもらったらできるだけ早めに電話やお礼状のはがき・手紙で、お礼と感謝の気持ちを相手に伝えましょう。
【画像で解説】のしの選び方・書き方
入園や入学は今後も続くおめでたいことなので、入園祝いのお返しでは「花結び(蝶結び)」の水引を選びましょう。のしの表書きの上段には「内祝い」または「お礼」と書きます。
下段にはお祝いをもらった子どもの名前を書きます。入園の場合はフルネームでも良いですが名前のみでも問題ありません。
【相手別】入園祝いのお礼状の書き方とメッセージ文例
入園祝いのお礼状は、入園祝いをもらったらすぐに書きましょう。お礼状の内容はお祝いに対するお礼のみで構いませんが、子どもの近況などをひと言添えても良いでしょう。
お礼状の基本構成は、以下のとおりです。
■前文(季節のあいさつ文)
■主文(お礼の言葉やお祝いの使い道、子どもの様子など)
■末文(結びのあいさつ文)
ただし、相手との関係性によっては堅苦しくなる場合もあるので、お付き合いの深さに応じて自然な文章を考えましょう。
入園祝いのお礼状はパパ・ママが書きますが、祖父母や普段から交流のある親戚には子どもの写真や子どもの描いた絵を一緒に贈ると喜ばれますよ。お礼状を出す際にはパパ・ママの名前だけでなく、子どもの名前も忘れずに書きましょう。
祖父母へのお礼状の文例
拝啓 春爛漫の今日この頃、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたびは、○○の入園祝いをいただきましてありがとうございました。
早速頂いたお祝いで幼稚園で使う△△を購入いたしました。
○○も大変喜び、これから幼稚園に持参できることを楽しみにしております。
季節の変わり目ですが、どうかご自愛ください。
簡単ではございますが、取り急ぎ入園祝いのお礼を申し上げます。 敬具
うららかな春日和が続いております。みなさん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは、○○の入園に際し、お祝いをいただきまことにありがとうございます。
何かと買いそろえなくてはならないものが多いので、有意義に使わせていただきます。
〇日に入園式も無事に終わりました。入園式の写真を同封いたしますので、ご覧いただければ幸いです。
これからも、温かく見守っていてくださいますようお願いいたします。
取り急ぎ書中をもちましてお礼申し上げます。
親戚へのお礼状の文例
拝啓 春光うららかな今日このごろ、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは、長男○○の保育園入園にあたり、お祝いを賜りまして厚く御礼申し上げます。
○○は、いただいた△△を大変気に入ったようで、保育園に持参することを楽しみにしております。
暖かくなってきましたが、天候の変わりやすい時期です。
お身体にはくれぐれもご留意くださいませ。
取り急ぎ書中をもちましてお礼申し上げます。 敬具
日ごとに春らしさが増してまいりましたが、お変わりなく元気にお過ごしのことと思います。
このたびは、息子○○の幼稚園入園に際し、あたたかいお心遣いをいただきましてまことにありがとうございました。
早速ながら、必要な幼稚園用品の購入にあてさせていただきます。
○○の誕生以来、何かとお気遣いいただき本当に感謝しております。
今後とも私たち家族へのご指導、ご厚情のほどよろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。
入園祝いのお返しにおすすめのアイテム7選
入園祝いのお礼としておすすめのお返しをご紹介します。相手に気を遣わせることが少ないお菓子などの食べものが一般的ですが、日用品であるタオルや自分で好きなものを選べるカタログギフトなども人気がありますよ。
お菓子
賞味期限:90日
マドレーヌやサブレなどの焼き菓子の詰め合わせは、贈りものとして人気があります。入園祝いのお返しをお菓子にする際、詰め合わせは量が多く一度には食べきれないので、いつでもおいしい状態で食べられる個包装がおすすめです。
急いで食べなくても良いように、賞味期限の長いものを選ぶようにしましょう。
賞味期限:180日
絵本の主人公として子どもに大人気のゾウのエルマーのギフトセットはいかがでしょうか。カラフルなマカロンやかわいらしいクッキーなど、食べる前から楽しめるギフトは子どもがいる家庭へのお返しとしてもおすすめです。
赤飯・饅頭
賞味期限:1年
お祝ごとにぴったりなお赤飯は入園祝いのお返しの定番です。真空パックになっているので賞味期限が長く、好きなタイミングで食べることができます。
電子レンジや湯煎での調理ですぐにできあがります。自分では手間がかかってあまり作ることのないお赤飯を手軽に食べられる魅力的な商品です。
賞味期限:7日
縁起の良い紅白饅頭は入園祝いのお礼にぴったりです。一般的な紅白饅頭も良いですが、栗入黄味あんや小豆あんなどさまざまなあんが楽しめる見た目にも美しい饅頭もおすすめです。
満ちあふれる喜びと感謝の気持ちを表現した饅頭は、主張しすぎない奥ゆかしさが感じられます。ご年配の方だけでなく、すべての年代の方へのお礼としても喜ばれますよ。
タオルセット
サイズ:約34cm×80cm
素材:綿100%
お礼やお返しの際に定番となっているのがタオルセットです。今治タオルのオーガニックタオルは肌に優しい使い心地なので、赤ちゃんがいる家庭やご年配の方へのお礼の品としておすすめです。
オーガニックコットンは農薬や化学肥料を使わずに栽培されているので、素材にこだわりがある方にも安心して贈ることができます。加工過程で漂白などをしていない自然な綿の色と、おしゃれなデザインが魅力です。
ミニタオル2枚・ウォッシュタオル1枚
子どものいる家庭へのお返しには、子どもが使いやすいデザインのタオルギフトはいかがでしょうか。鮮やかな色使いとかわいい動物たちのワンポイントは、まだ字が読めない小さな子でも自分のものだと認識しやすいのでおすすめです。
カタログギフト
各国のブランドやグルメ、工芸品などあらゆるジャンルの商品から好きなものを選べるギフトカタログは入園祝いのお礼に迷ったときにおすすめです。カタログギフトは金額に応じたコースがあるので、入園祝いの3分の1の金額を目安にコースを選ぶと良いでしょう。
カタログギフトによっては、グルメが多い・雑貨が多い・ファッションが多いなど特徴が異なります。贈る相手の趣味や好みに応じて選ぶのもおすすめです。
感謝の気持ちを込めて入園祝いのお返しを
基本的に入園祝いのお返しは必要ありませんが、我が子の晴れの日を祝ってくれる方には感謝の気持ちを伝えたいですよね。入園祝いをいただいたら、できるだけ早めにお礼の電話や礼状を書くのがマナーです。
入園という節目に、祝ってくれた方への感謝の気持ちの伝え方を親子で考えてみましょう。家族みんなで伝える心のこもったお礼は、きっと相手の方に喜んでもらえますよ。