2025年の節分は2月2日!おすすめの過ごし方&恵方巻きを食べる方角をご紹介!
2025年の節分は2月2日です。子どもと一緒に節分を楽しみたいという方は少なくありません。感染対策をしながら工作やオンライン豆まきと自宅で楽しむコツもありますよ。ここでは、節分の日が変わる理由のほか、2025年の恵方やおうちで楽しめる節分の過ごし方をご紹介します。
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目次
2025年の節分はいつ?
2025年の節分は2月2日
2025年の節分は2月2日(日)です。
節分といえば2月3日が一般的ですが、実は毎年2月3日だと決まっているわけではないのです。節分は「立春の日の前日」と決まっているので、年によって変化します。
立春の日は太陽の角度によって異なります。立春が2月4日になることが多いため、3日が節分になる確率は高く3日を節分の日だと覚えている人が多いかもしれません。しかし、2月2日や4日の年もあるのです。
2月3日から変動するケース
2021年の節分は2月2日だったことは記憶に新しいでしょう。その前は2021年から37年前の1984年にも節分の日が2月3日から移動しています。この年の節分は「2月4日」でした。1897年から1984年のあいだは数年ごとに2月4日が節分とという年もあったので、「節分の日は2月3日か4日」と記憶しているママやパパもいることでしょう。
節分の日が変わるのは、4年に一度のうるう年と同じように太陽の年周運動が関係しています。一般的に使われている太陽暦は1年が365日ですね。ところが、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は365.2422日。このずれを調整するために節分の日が変動するのです。
2025年恵方巻きを食べる方角は?
節分の縁起ものとして近年盛んに食べられているのが「恵方巻き」です。恵方巻は複数の具材が入った太巻きのことで、これを分けずに一本丸ごと無言で食べると願い事がかなうとされています。
そもそも恵方とは、その年の神様がいるもっとも良い方角のことをさします。2025年の節分ではその方角が「西南西」になります。方角に迷った場合は、スマホのコンパスアプリなどを使うと簡単に方角がわかりますよ。最近では太巻きに限らず、太巻きロールなどの代わりものも販売されています。
【2025】節分のおすすめの過ごし方
オンライン豆まき
オンライン飲み会にオンラインセミナーと、オンラインで行うイベントが広く普及しましたね。そこでおすすめしたいのが、オンライン豆まきです。鬼が来るといわれる夜になったら、祖父母やお友だちとビデオ電話をつなげてみましょう。
みんなの「鬼は外、福は内」の声が響きあい、鬼は恐れをなして逃げていきますよ。ビデオ電話がつなげられなくても、声だけの通話でも十分に楽しめます。
豆まき替わりのピニャータ割り
節分の時期になると、神社や仏閣で豆まき行事が行われますね。大量の豆やお菓子が宙に舞うにぎやかなイベントですが、替わりにおうちでピニャータを楽しんでみてはいかがでしょうか。ピニャータは、中南米のお祭りで使われるくす玉のようなもので、中にお菓子が入っています。
このピニャータを高いところに吊るし、棒でたたいて割ることで悪霊を追い払うといわれています。日本では、ハロウィンイベントで広がっています。ピニャータは市販のちょうちんをアレンジしたり、紙を貼り合わせたりして簡単に作れますよ。セリアやダイソーなどの100均にもちょうちんが販売されている場合があるため、お近くの店舗を確認してみても良いでしょう。
ピニャータ作りの素材に迷う場合は、自宅にある紙袋などでも代用できますよ。下記で作り方をご紹介します。
1.袋の角を内側に折り込んでマチを作る(マチのあるタイプはそのままでOK)
2.折り紙や毛糸を使って鬼の顔の部分を作る
3.割れやすいように、軽く横に切れ込みを入れる
4.上の部分をテープで補強し、穴を開けて紐を通す
5.壁や天井などにぶら下げて完成
鬼退治の衣装でコスプレ
豆まきをするときに、桃太郎や金太郎、一寸法師など、昔話でおなじみのヒーローに扮するコスプレパーティーもおすすめです。桃太郎のおともの犬や猿の着ぐるみもかわいいですね。
主人公たちが鬼を倒す人気漫画「鬼滅の刃」の着物の柄を身につけるのも良いかもしれません。着物に使われている麻の葉、市松、鱗(うろこ)模様には、魔よけや子孫繁栄の意味があります。古来、赤ちゃんの肌着に麻の葉模様が使われているのもうなずけますね。
子どもが食べやすい食材アレンジ
大豆を炒った「福豆」や焼いた鰯(いわし)の頭を柊の枝に刺した「柊鰯」は、鬼を追い払う縁起ものです。
地域によっては節分豆を年の数だけ食べるといった風習がありますが、豆やナッツ類は窒息や誤嚥(ごえん)の可能性があるため5歳以下の子どもは食べないよう消費者庁から注意喚起がされています。(※2)5歳以下の子どもには、節分豆をそのまま与えないように注意しましょう。
そこで、子ども向けのアレンジとしておすすめなのは、残った福豆を入れた炊き込みご飯です。炊飯器などでお米と一緒に炊くことで、豆がふっくらと噛みつぶしやすく仕上がります。また、鰯はつみれや鰯ハンバーグにすると食べやすいですよ。
2月2日の節分は一年の無病息災を願おう
2025年の節分は2月2日です。立春によりこれからは数年ごとに節分の日が変わるので、日にちを間違えないように気をつけてくださいね。
節分の豆まきは、古くは中国から伝わリ日本の宮中行事として行われていた「追儺(ついな)」がもとになったといわれています。現代では昔ながらの形式はすたれてしまいましたが、一年の無病息災を願う心は今も昔も変わりません。2月2日の節分には心を込めて豆をまき、災厄を追い払いたいですね。
※この記事は2025年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。