バイオイルとは?妊娠線オイルとして使用できる?販売店は?
世界124ヶ国で販売されているバイオイルが話題になっています。ここでは、バイオイルが妊娠線対策のオイルとして使えるのか、どこで買えるのか、どのようにして使ったら良いのかなど、バイオイルについて詳しくご紹介します。また、妊娠線ができる原因やメカニズムについても解説します。妊娠線対策の参考にしてくださいね。
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目次
なぜ妊娠線はできるの?できてからの治療は難しい
そもそもなぜ妊娠線はできてしまうのでしょう。妊娠線ができる原因と対策については以下のとおりです。
妊娠線ができる原因
妊娠5ヶ月頃になるとお腹が急に大きくなったり、体重増加したりして、身体が大きく変化します。皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織で構造され、層になっていますが、お腹が急に大きくなったり、体重増加したりすると、皮膚が伸び、真皮が裂けて表面に現れます。これが妊娠線です。
妊娠中はコルチコステロイドというホルモンが増加します。コルチコステロイドは、肌の新陳代謝を抑える働きがあるため、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)が上手くいかなくなり、肌の弾力が失われて乾燥気味になってしまうのです。肌が乾燥していると、皮膚が伸びるときに真皮が裂けやすい状態を招いてしまいます。
真皮層に亀裂ができる
真皮層に亀裂ができると、妊娠線となって表皮に現れます。妊娠線は一度できるときれいに消せないといわれています。きれいな状態に戻すには、専門家によるレーザー治療や医療的な処置を施さなければなりません。妊娠線は簡単には消せないので、コルチコステロイドによる肌の乾燥を防ぐことが、唯一できる対策です。乾燥を防ぐには、保湿することが何よりも大切といえるでしょう。
妊娠中のボディケアには皮膚の伸びを良くすることが大切
お腹が大きくなるスピードには個人差があり、皮膚の伸び方や柔らかさも人それぞれです。お腹が大きくなっていないから大丈夫と安心していたにもかかわらず、あっという間に大きくなり、妊娠線に悩まされることもあります。妊娠線の予防は、コルチコステロイドの影響を受ける前の妊娠初期から行っておくことが大切です。
主なケアはクリームやオイルによる乾燥対策です。日ごろのケアで、十分な保湿を行い、皮膚の伸びを良くしておく必要があります。妊娠線はお腹だけにできると思われがちですが、実は、胸、お尻、太もも、二の腕など脂肪が多い場所にできることもあります。妊娠線ができる場所にも個人差があるので、予防のときは全身ケアを行う必要があるでしょう。
バイオイルとは?124ヶ国で販売されている!
バイオイルとは、1987年に南アフリカ共和国で発売され、世界124カ国で販売されている有名ブランドのオイルです。日本では、小林製薬株式会社が独占販売契約を締結し、全国の薬局・薬店、ドラッグストア、バラエティショップなどで販売しています。ベタつかずサラッとした使い心地で人気です。
エモリエント成分を配合したオイルに、カモミール、カレンデュラ、ラベンダー、ローズマリーなどの植物由来の天然オイル成分やビタミンA、ビタミンEを配合しています。全身の保湿ケアに使えますよ。
バイオイルの購入方法は?安く購入する方法は?
内容量・大きさの異なる4つのバイオイルが販売されています。実店舗、ネットショッピングなど、あらゆる場所で入手することができますよ。
バイオイルの販売サイズは4種類
バイオイルには4つのサイズがあります。最初は価格の安い小さなものから始めてみて、使い心地が良かったり、肌に合うと感じたりしたときは大きなサイズを購入すると良いでしょう。
容量 | 25mL | 60mL | 125mL | 200mL |
価格(税込) | 756円 | 1,728円 | 3,024円 | 4,104円 |
バイオイルは実店舗での販売を行っている
バイオイルは、ドラッグストアやバラエティショップなどの実店舗で販売を行っています。近くの店で、手に取って商品を購入できるのはうれしいですね。取扱店の一部は、バイオイルの公式ホームページで確認できますよ。
ネット上ではAmazonや楽天で販売している
バイオイルはAmazonや楽天などのネットショップでも販売されています。つわりや下の子の世話で外出がままならなくても、手軽に購入できるのはうれしいですね。
ネットで購入する場合はリニューアルに注意
小林製薬が販売を開始した2017年9月28日に、バイオイルは日本語の説明を加えたグローバルデザインのパッケージに変更されています。店頭で購入するときはリニューアル後の新しい商品を手に取ることができますが、ネットショップではリニューアルパッケージ前のものが数多く販売されています。使用期限や保存状態のことを考慮すると、新しいものを使用したほうが安心できそうですね。
バイオイルを使用したマッサージ方法
どのタイミングで何回くらい行う?
妊娠線予防のためのマッサージに最適なタイミングは、お風呂上がりなど身体が温まっているときです。身体が温まっているとオイルが伸びやすく、お肌が柔らかくなっているので保湿効果も高まります。お風呂上がりにオイルを塗っても、時間が経つと乾燥し始めるので、1日あたり2~3回、それでも足りないと感じる場合は3~4回マッサージをしましょう。
マッサージをする身体のパーツ
妊娠線はお腹を中心に胸や太もも、お尻などの脂肪が多い部分に現れやすいといわれています。各パーツのおすすめのマッサージ方法は以下のとおりです。
・お腹
そけい部(太ももの付け根周辺)から上に向かって、おへそを中心に円を描きながらお腹全体にオイルを広げます。お腹が大きくなってくると下腹部が見えづらくなるので、忘れないようにしたいですね。脇腹や腰も見落としがちなポイントなので注意しましょう。
・胸
胸は下と上のパーツに分けてお手入れします。まず、乳房の下の外側から内側にかけて半円を描くようにオイルを塗ります。次に乳房の上部から鎖骨、首の順に引き上げるようにマッサージをします。
・太ももとお尻
膝から太もも、お尻にかけて下から上に持ち上げるようにマッサージをします。前面だけではなく、側面や裏面までくまなく念入りに行うことが大切です。
妊娠線予防は早めに始めよう
妊娠線は一度できるとなかなか簡単には消せません。体重増加や身体の変化も事前に予測がつきにくく、気づいたときには妊娠線ができていたということもあります。妊娠線予防は妊娠初期からの早めのケアが大切ですよ。
妊娠中はコルチコステロイドの働きで、お肌も乾燥しがちなので、妊娠中でも使えるバイオイルでしっかり保湿したいですよね。