幼稚園のお弁当箱、どんなものを使ってる?各種素材の長所と短所
幼稚園のお弁当箱、皆さんどんなものを使っていますか。わが家も選ぶ際に相当悩みました。今はいろんなキャラクターのいろんなタイプがたくさん出ていますよね。幼稚園児が扱いやすくて食べやすく、残さない量のお弁当箱とは一体どんなものでしょうか。さまざまな意見をご紹介します。
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目次
幼稚園のお弁当箱にベストな量は?
筆者の子どもが入園した際に配られた案内の中には「全部食べられたという気持ちが大事なので、普段の食事よりも少ない量のものを」と書かれていました。あれもこれも入れてあげたいけれど、子どものお弁当箱はとても小さいものです。幼稚園のお昼時間はおおよそ20分程度です。決められた時間の中で、子どもが残さず食べられるようにしてあげたいですよね。
年少さんが初めて持つお弁当箱は、280mLが適当だといわれています。最初は280mLのお弁当箱を使っていても、慣れてきて足りないようであれば360mLに買い変えるという人も多いようです。年長になれば450mLくらい食べられるようになるようですよ。新しいお弁当箱を使う前に、一度家で実際に詰めてみて子どもに食べてもらうと良いでしょう。食べる量もそうですが、扱いやすいのかどうかをチェックするのにも役に立ちます。
280mLのお弁当箱
人気絵本に登場する「はらぺこあおむし」が描かれたアルミのお弁当箱です。280mLサイズは、子どもが「お弁当を全部食べられた」という実感を持ちやすい大きさです。
360mLのお弁当箱
2つのデザイン展開で、男の子にも女の子にも持たせやすいアルミ製のお弁当箱です。280mLサイズでは足りなくなってきた子どもにおすすめです。
450mLのお弁当箱
ディズニーなどの人気キャラクターがデザインされたお弁当箱です。子どもにとってはたっぷりサイズの450mLです。
幼稚園のお弁当箱に人気のパッキン式
一般的なお弁当箱はこの「パッキン式」と呼ばれるタイプのものが多いです。液体が漏れにくく持ち運びやすいので、年齢を問わず人気が高いようです。最初は開け方がわからない子どもが多く、先生が園児一人ひとりを回って開けるのが大変だという話を聞いたことがあります。できれば子どもに弁当箱を開ける練習をさせておいた方が良さそうですね。このタイプのお弁当箱は液体漏れはありませんが、プラスチック部分が折れてしまう場合があります。筆者の子どもはわんぱくだからか、何度も折れました。
パッキン式のお弁当箱セット
幼稚園のお弁当箱はアルミも丈夫でおすすめ
アルミは「丈夫で長持ち」するイメージがありますよね。乱暴な子どもでも使いやすいです。水漏れする可能性はあるので、しっかりと閉める必要はあるでしょう。子どもが振り回すことも考えて、液体を含むものが入っている際には使用を避けると良いでしょう。アルミのお弁当箱は絵がすぐにはがれてしまい、食洗機やレンジが使えない場合があるのは残念です。冬にはお弁当を保温してくれる幼稚園では、アルミのお弁当が指定されている場合があるようです。
アルミではありませんが、プラスチックのかぶせタイプもアルミのお弁当箱と似た構造になっており、扱いやすいが漏れやすいです。
わが家も子どもの初めてのお弁当箱に「プラスチックのかぶせタイプ」を選びましたが、汁のないものを選んで詰めていました。かぶせタイプはキャラクターの形になっているタイプもありますが、飛び出た部分やへこんだ部分のごはんが取りにくい子どももいるようです。あまり複雑な形ではないものの方が食べやすいかもしれませんね。
アルミのお弁当箱セット
タッパーをお弁当箱として利用しても
手頃な価格でぴったりと閉まる点が便利です。大きさも細かく選ぶことができ、おかず用とデザート用などを分ければ味も混ざりません。子どもにとっては開閉が少し難しいようなので、練習させておくと良いようです。なかなか開けられず、勢い余って中身が飛んでしまった子どももいるようです。手先が器用になってきた年長あたりからは、上手に扱えるようになるようです。
タッパーセット
幼稚園にキャラクターのお弁当箱はどうなの?
子どもは好きなキャラクターのお弁当箱を欲しがることが多いですよね。買ってあげたい気持ちはやまやまですが、1年で放送が終了してしまう番組のものは、放送終了後の扱いに困ってしまうものです。サイズアップで買い替えることを前提にするのであれば、流行りのものでも良いですが、長く使う予定であれば定番のものが良いかもしれません。定番とはいえ、年少時はアンパンマンが好きでも、年長になったら他のキャラクターのものを欲しがることもあるので、注意が必要です。
わが家では長男の入園時に仮面ライダーのお弁当箱を買ったことがあります。仮面ライダーは秋に放送が終了するため、1年使わせましたが、友達から古いと指摘されていたようです。次の年には流行り廃りのないプラレールとウルトラマンに変更しました。1年で終わる番組のグッズは、終了数か月前から値引きしているものもあるので、短期だけと割り切って買ってあげても良いかもしれません。
お弁当箱だけではなく水筒も!
お弁当箱も悩みますが、水筒もどんなものを選べば良いのか迷いますよね。水筒は季節で使い分けをしている人が多いようです。軽さを重視するのであれば「プラスチック」がおすすめです。暑い時期には保冷効果があるものであれば、品質保持の点で安心ですね。
ストロー、直飲みタイプが主流ですが、直接口をつけるタイプは雑菌の繁殖が気になるかもしれません。園によっては雑菌対策を理由に、コップ付きを指定する場合があります。筆者もできればコップが良いかなとは思います。ただ、コップを上手に扱えない子どももたくさんいるので、実際に使わせてみて、できるかどうかを確認してから持たせないと、先生の手を煩わせてしまうことになります。
わが家は壊れることが多かったので、結局全部試しました。プラスチックは割ることが多く、半年で3つ割られたことがあります。キャラクターつきの保冷水筒は喜びましたが、動き回ってすぐに絵がはがれました。最終的にはカバーつきのシンプルな保冷水筒を愛用しています。当時、年中だったわが子は「もっとカッコイイのがいい」と言っていましたが、小学生になり周りがキャラ物を卒業した始めると「これで良かった」と思ったようです。
幼稚園のお弁当箱は子どもに合ったものを
お弁当箱も水筒も、子どもが扱えるかどうかをまず家庭で試し、練習させてから持たせるのが良いでしょう。お弁当を持たせるだけでは、園でどのように子どもが食べているのかがわかりませんからね。筆者の子どもの幼稚園では、一口ゼリーのふたが開けられない子どもがいるのでデザートとして入れないほしいと通達されたことがあります。子どもがすべて自分ででき、食べやすく楽しくランチを過ごせるようなものを選んであげたいですね。