つわりで下痢になる?妊娠初期に下痢になる原因と対策は?

妊娠初期はつわりや頭痛、便秘、胃もたれなどの妊娠初期症状に悩む場合があります。妊娠初期症状の中には下痢も含まれており、つわりの影響で下痢になってしまう場合もあります。妊娠初期の妊婦さんは、さまざまな身体の変化に戸惑うことが多いかもしれません。ここでは、妊娠初期に下痢になる原因と対策について、医師監修の記事で解説します。

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この記事の監修

目次

  1. つわりによる下痢の症状の特徴
  2. つわりによる下痢の原因
  3. つわりによる下痢を和らげる対策は?
  4. つわり中の下痢で気を付けること
  5. 下痢が酷いときは、自己判断せず医師に相談を
  6. あわせて読みたい

つわりによる下痢の症状の特徴

妊娠初期と妊娠中期のつわりの状態

妊娠初期に起こるつわりには、下痢の症状が含まれています。代表的なつわり症状としては、吐き気、嘔吐、頭痛、眠気、食べ物や匂いに対する好みの変化などがあるでしょう。妊娠初期のつわりの症状は、妊娠5週~妊娠6週頃から始まる人が多いようです。

妊娠中期に入るとほとんどの妊婦さんは、つわりの症状が落ち着いてきます。一方で、下痢の症状は妊娠初期よりも酷くなる場合があります。つわりの症状が落ち着き食事量が一気に増えるため、胃が対応できずに下痢になってしまう場合があるようです。

流産の可能性

「妊娠初期に下痢をすると流産につながる可能性がある」と聞いたことがある人もいるかもしれません。妊娠初期に下痢をしたことが原因で流産することは、ほとんどありません。子宮と腸は近いため、下痢になると赤ちゃんの心配をしてしまいますが、妊娠初期の流産はほとんどが先天性異常など胎児側の問題で起こります。

あまりにも下痢の症状が酷く我慢が出来ない場合や下痢や腹痛の症状に加え不正出血がある場合は、病院で診てもらうことをおすすめします。腹痛と不正出血がある場合には、切迫流産の可能性があるため、注意しておきましょう。

腹痛が起こる場合

妊娠初期の腹痛には、注意が必要な腹痛もあります。生理痛のように痛みやお腹が引っ張られるような痛みなどは、妊娠初期症状のひとつであるため、心配はいりません。下腹部に強い痛みを感じ出血がある場合には、切迫流産の疑いがあります。

下痢が原因で、腹痛が起こる場合もあります。妊娠によりさまざまなホルモンが分泌され、、ホルモンのバランスが崩れると、下痢になりやすくなり頻繁に腹痛を伴うこともあるでしょう。「どのような腹痛があるのか」を把握することが大切であり、心配な腹痛であれば早めに病院を受診しましょう。

つわりによる下痢の原因

妊娠初期のホルモン分泌

妊娠初期の下痢は、妊娠によって分泌されるホルモンの影響で起こる場合があります。妊娠を継続するために分泌されるヒト絨毛性ゴナドロピン(hCG)の影響により胃腸の機能が低下し、便秘や下痢が起きます。

食事の変化による胃腸の弱り

妊娠初期には、つわりの影響で食事内容が偏ることがあります。冷たいものを摂り続けるとお腹が冷えます。脂っこい食べ物ばかりを食べているとホルモン分泌により胃腸の機能が低下しているため、消化不良を起こし下痢になることがあります。

つわりによる下痢を和らげる対策は?

身体を温める食事

下痢を和らげる対策としては、「身体を温める食事」を摂ることが大切です。おじやに野菜をたっぷり入れて食べれば、栄養をとりながら消化を良くし、身体を温める効果に期待ができます。しょうがも身体を温めるおすすめの食材です。しょうがは全身を温めてくれる効果があるので、料理にひとかけらのしょうがを加えるだけでも効果的ですよ。

消化しやすい食事

妊娠中は消化に良い食事を心がけ、おかゆやうどん、タンパク質であれば白身魚や豆腐がおすすめです。食物繊維が豊富な食材や脂っこい食べ物も下痢の原因となります。妊娠中は生野菜の摂りすぎを避け、お刺身などの生ものは必ず火を通してから食べるようにしましょう。

身体を冷やさない服装と空間

お腹が冷えると下痢になりやすく、風邪などの体調を崩す原因をになる可能性があります。お腹を冷やさないように腹巻を巻く、カイロを活用するなどお腹を冷やさない対策をしましょう。夏場は特に冷たいものの摂りすぎや、冷房の効きすぎには注意が必要です。

つわり中の下痢で気を付けること

吐きつわり

妊娠初期のつわりの症状で多いのが「吐きつわり」です。吐き気を伴うことで姿勢が前屈みになり、血行不良が起こって下痢になる場合があります。吐きつわりの症状が重い場合には、水をひと口飲むだけでも吐いてしまうことがあるため、脱水症状になる可能性があります。つらい時期ではありますが、飲めるものから口にし、水分補給を忘れずにしましょう。

発熱や嘔吐

下痢の症状に加え発熱や嘔吐がある場合は、単なる妊娠初期症状ではない可能性があります。細菌やウイルスによる胃腸炎の可能性もあるでしょう。妊娠中は身体の免疫力が低下し、赤ちゃんを病原体から守ろうと発熱や嘔吐の症状が現れる場合があります。妊娠中は感染症にかかりやすいため、下痢に加えて発熱や嘔吐の症状がある場合には、かかりつけの医師の診察を受けましょう。

下痢が酷いときは、自己判断せず医師に相談を

妊娠初期はホルモンバランスの変化により、さまざまな症状が出ることがあります。つわりによる下痢の症状がある場合には、妊婦健診時に医師に相談しましょう。あまりにも酷い下痢の症状が続くようであれば、かかりつけの病院へ連絡し、病院の指示に従いましょう。

自己判断は基本的に避けましょう。自己判断で市販の薬を飲み、お腹の赤ちゃんへ影響が出ては大変です。過度な心配はストレスとなり更に体調を崩す可能性があります。ひとりで解決しようとせず、気になることは医師に相談することが大切でしょう。

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