更新日:2017年11月20日

妊娠初期は口内炎ができやすくなる?口内炎の種類と原因、体験談

口内炎は、口の中に痛みを感じる症状です。場所や大きさによっては食事にも影響してきます。そんな口内炎は妊娠初期にできやすいといわれていますが、妊娠初期と口内炎にはどのような関係があるのでしょうか。対処法とあわせてアンケート調査と先輩ママの体験談をご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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口内炎の種類

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口内炎とは口の中にできる炎症です。人によってはひとつだけでなく、ふたつも3つも一度にできてしまう口内炎にはいくつかの種類と原因があることがわかっています。

アフタ性口内炎

妊娠初期に起こる口内炎の大半がアフタ性口内炎というものです。アフタ性口内炎は白色の円形や楕円形をしていて、食べ物がしみたり痛みが伴います。約10日ほどで自然と回復していきますが再発することもあります。

カタル性口内炎

カタル性口内炎は口腔粘膜が赤く腫れたりただれたりすることが多く、口内炎としてはっきりとした形になりません。そのため口内炎であることを確認しづらいものとなります。痛みがそれほど強くないという特徴もありますが、カタル性口内炎により食欲低下を引き起こすこともります。これの主な原因は物理的な刺激ですが、歯周病や疲労も引き金になります。

口内炎の原因

ウイルス性口内炎

単純ヘルペスに初感染したときに起こるのがヘルペス性歯肉口内炎です。これは単純ヘルペスウイルス1型もしくは2型に感染することで発症する口内炎。ウイルスが原因であることから、家族や周囲の人に移る可能性が高い口内炎です。

口腔カンジダ症

原因となるカンジダというカビの一種は、口の中に常に存在するものでもあります。しかし抵抗力が落ちやすい妊娠時に口腔カンジダ症として発症します。口内でカンジダが増殖することで治るまで時間がかかるといわれています。

妊娠初期は口内炎ができやすくなる?

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妊娠初期にできる口内炎は、免疫力の低下と栄養不足が大きく関係していると考えられています。また、身体が疲労しているサインのひとつともいわれています。

免疫力の低下

妊娠初期はホルモンのバランスが急激に変化すると同時に、赤ちゃんを受け入れるために免疫機能も低下します。免疫機能が低下すると身体の抵抗力が弱まるため風邪を引きやすくなったり、口内炎にもなりやすくなります。その他にもストレスやこまめに食事で口腔内を清潔に保ちにくいことも口内炎ができやすい一因とされています。

「妊娠によるホルモンバランスが原因ですが、妊娠初期はつわりがひどいと食事も不規則になり口内炎も次々とできました。直径が3ミリくらいある大きな口内炎にはかなりつらかったです。5~7日ほどで治るのですが、繰り返すのでとても嫌でした」(まさみ/出産当時30代)

ビタミン、ミネラル不足

妊娠すると、赤ちゃんを育てるための栄養やたくさんの血液が必要になります。それに加えてつわりの影響で食事がきちんととれなかったりすると必然的に栄養バランスが乱れてしまいます。とくにビタミン(ビタミンB群や葉酸)やミネラル(鉄分、亜鉛)が不足することが口内炎の原因となるため意識して摂取しましょう。また、ビタミンやミネラルの不足は口内炎だけでなく貧血の原因や赤ちゃんの発育への影響もあるため注意が必要です。

「ふたりめ妊娠中、ひとりめの食べ悪阻とは違いひたすら吐く方の悪阻だったので、食べれる物が偏り口内炎ができやすかった。栄養の偏りでこんなにも口内炎ができるのかと思った。」(ななゑ/出産当時30代)
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妊娠中に口内炎を予防するなら

妊娠中は免疫力低下に加え、ビタミンやミネラルが不足することにより口内炎が起こりやすくなります。口内炎ができるとその場所や大きさによっては食事にも影響するため、普段から予防することが重要。以下の点に気をつけながら口内炎の予防に努めましょう。

口腔内を清潔にする

口内炎の予防には口の中を常に清潔にする意識が大切。食後の歯磨きはもちろんのこと、定期的にうがいを心がけることで、妊娠初期の免疫力が低下した時期でも口内炎ができにくい環境づくりができます。

「吐きづわりの場合は、栄養価の高い食事を心がけるのはとても難しいと思います。口内炎にはビタミンを摂ると良いので、レモンやグレープフルーツなどサッパリとした果物を積極的に食べるようにしていました。そして、吐いてしまった後はすぐにうがいし、口の中を清潔に保つように心がけていました。」(恵里/出産当時20代)

栄養のバランスを心がける

口内炎は身体の免疫力・抵抗力が弱った状況で起こりやすいものです。つわりがある妊娠初期に口内炎を予防するには、不足しがちなビタミンB6やB2などのビタミンとミネラルを補う工夫が必要です。しかし、つわりで食事もままならないという場合には手軽に利用できるサプリメントの活用も良いでしょう。

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【アンケート】妊娠初期に口内炎になりましたか?

mamanokoユーザーの先輩ママにアンケートをとったところ、妊娠初期に口内炎になったママは28.3%でした。自覚している人は3割弱いますが、気づいていない人もいるかもしれません。また産婦人科で医師に指摘されて気づいたケースもあるようです。

つわりやホルモンバランスの乱れなど、妊娠するとさまざまな身体の変化が現れます。そのときに口内炎になってもそれが妊娠と関係していることに気づきにくいのかもしれません。

「ほっぺでなく、舌に口内炎ができました。食べづわりであったため、食べ過ぎや胃がやられていた部分もあるのだろうなと思います。塗り薬を使うのに躊躇し、放置していましたがいつの間にかなくなってました。」(けい/出産当時30代)

口内炎の治療

口内炎になってしまった場合、毎日痛みを我慢するよりも早めに治療することが快適な妊婦生活を送る上でも大切です。口内炎で病院にいくには忍びないと感じる人も、妊娠初期に口内炎が頻発するなら、一度病院受診や市販薬に頼ってみてください。

病院の診察は何科?

口内炎は耳鼻咽喉科、歯科、口腔外科での受診が可能です。耳鼻咽喉科は意外に思われるかもしれませんが専門的に口内炎を扱っている場合があるので電話で確認してみるのが良いですね。

また、耳鼻咽喉科が近所にないという場合でも歯科や口腔外科で相談が可能です。症状に応じて塗り薬やビタミン剤が処方されるため、早めに口内炎をケアすることができます。

市販薬の使用は医師に相談する

病院を受診する時間がないときは、ドラッグストアなどで口内炎用の市販薬も手に入ります。しかし、口内炎用の市販薬のほとんどはステロイドが含まれており、お腹の赤ちゃんのためにもそれは避けたいところ。そのため市販薬で対応しようという場合はあらかじめ医師に相談することをおすすめします。

「妊娠初期はつわりがひどく、常に口の中が不快な感じでした。ストレスも加わったのか、気付くといつの間にか口内炎が出来ていた、という状態でした。つわりによる胃腸の不快感に加え、恐らく吐くことで口内の衛生管理も出来ていなかったのだと思います。赤ちゃんへの影響を考えると薬に頼りたくないと思いますが、先ずはかかりつけの産婦人科医へ相談をお勧めします。素人判断で薬を選ぶより、経験豊富な医師に相談するのが一番安心だと思います。」
(ペンペン/出産当時50代)

妊娠初期の口内炎に悩まされないためには

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妊娠中は眠気やだるさなどを感じる妊婦さんが多くいます。特に妊娠初期で免疫力が低下しているときに何度も口内炎に悩まされるのは今後の妊婦生活も不安に感じます。この時期の口内炎に原因がいくつか考えられるので、妊娠が判明した段階でビタミン剤の内服やこまめな歯磨きなどで予防を心がけてみてください。

できてしまった口内炎は早めに治すことで妊娠初期の不調を減らすことにつながります。他にも妊娠中は歯周病にかかりやすいといわれています。赤ちゃんのためにも妊娠が判明したらお口の健康も意識しましょう。

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