【産婦人科医監修】妊娠初期はうれしいけど不安…!不安の取り除き方とリラックス方法

妊娠が判明して喜びと同時に、不安な気持ちを抱えている妊婦さんは多いのではないでしょうか。妊娠初期はつわりが起こり、体調や精神状態が不安定になりがちです。それに加え、初めての妊娠であれば出産や子育てへのさまざまな不安があるかもしれません。今回は妊娠初期の不安の取り除き方とリラックス方法をお伝えします。

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この記事の監修

寺師 恵子
産婦人科医
寺師 恵子

目次

  1. 妊娠初期とは?
  2. 妊娠初期に不安になる理由
  3. 妊娠初期の不安を取り除くには?対策や解消法
  4. 妊娠初期におすすめのリラックス方法
  5. 妊娠初期の不安に関する体験談
  6. 妊娠初期は誰もが不安
  7. 妊娠初期に大切な栄養素
  8. あわせて読みたい

妊娠初期とは?

妊娠の週数は最終月経の開始日を妊娠0週0日と数え、生理が規則的にきている人であれば妊娠2週に排卵が起こり、妊娠3週に受精卵が着床したら妊娠成立となります。そのため、赤ちゃんがお腹の中に存在し始めるのは妊娠3週以降からとなります。一般的に妊娠初期は妊娠0~15週までを指すことが多いですが、最近では妊娠13週までを妊娠初期と定義することもあるようです。

妊娠が成立するとホルモンバランスが変化し、妊娠5週頃から吐き気や嘔吐、眠気やだるさ、頭痛、腰痛、寒気、精神的に不安定になるなど不快なつわりの症状があらわれ始めます。

症状には個人差がありますが、妊婦さんの50~80%がつわりを経験するといわれています。一般的につわりの症状は、胎盤が完成する妊娠12~13週頃におさまることが多いですが、なかには出産直前までつわりの症状を感じる人もいます。つわりの期間はあくまで目安と考えておくほうが良いでしょう。

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妊娠初期に不安になる理由

妊娠すると身体の中で大きな変化が起こると同時に、家族関係や仕事など、周りを取り巻くさまざまな要素が変化する人が多いのではないでしょうか。赤ちゃんが順調に成長してくれるか、仕事を続けられるのかなど、さまざまな種類の不安が押し寄せ思わず泣いてしまったという人も少なくないでしょう。

不安でたまらない気持ちは妊娠初期の妊婦さん共通の感情かもしれません。妊娠初期に不安になる具体的な理由についてみていきましょう。

妊娠しているかわからないことによる不安

妊娠の兆候を感じていても、まだ妊娠検査薬を使用できない時期だと「本当に妊娠しているのだろうか、勘違いかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。一般的に市販されている妊娠検査薬の使用時期は、生理予定日から一週間後が目安となります。

一日でも早く妊娠しているかどうか知りたい人は、早期妊娠検査薬の使用を検討しているかもしれません。通常の妊娠検査薬より一週間ほど早く使用できる早期妊娠検査薬ですが、なかなか手に入りにくいというデメリットがあります。

また、妊娠検査薬を使用し陽性反応が出ても「妊娠確定」とはなりません。病院で医師による診察を受けた結果で確定となるので、妊娠検査薬の結果だけで判断をしないようにしましょう。

流産に対する不安

妊娠初期はどうしても「流産」という言葉が頭に浮かび、不安に思う妊婦さんが多いかもしれません。流産は妊娠12週未満の早い時期に起こることが多く、先天異常や遺伝性疾患など赤ちゃん側に問題があって起こることがほとんどだと考えられています。ママがどんなに気を付けて生活していても防げることではありません。

一度流産を経験しているママであれば、さらに強く不安を感じてしまうことでしょう。特に出血や痛みといった自覚症状がないまま起こる稽留流産後のママにとっては、赤ちゃんを包んでいる袋の「胎のう」が確認できるか、次は心拍確認ができるかと、病院での健診のたびに不安に押しつぶされそうになるかもしれません。

妊娠初期の流産は「予防や治療ができない、ある一定の割合で起こってしまう自然現象」と頭ではわかっていても、気持ちが追いつかないことのほうが多いです。

また、流産後になかなか生理が来ないことから不安を感じている人も少なくありません。流産後に生理がいつ再開するかは個人差があります。体調を整えて、なるべくリラックスした気持ちで過ごしたいものですね。

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障害に対する不安

赤ちゃんの健やかな成長は、妊娠が判明してからずっと続くママの願いではないでしょうか。遺伝性疾患があるパパ・ママ、親戚がいる場合は赤ちゃんへの遺伝の心配が尽きないかもしれません。しかし、発達障害や知的障害などの精神障害を含めて1歳以降にならないとわからない障害も多く、胎児であるうちにわかるものは限られています。

赤ちゃんの染色体異常などを調べられる羊水検査や新出生前検査のように、妊娠中に行うことができる検査もありますが、検査にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、検査を検討している場合は夫婦でよく話し合ったうえで検査をすることを決めましょう。

出産に対する不安

初産の妊婦さんにとって、出産に対する不安は大きいのではないでしょうか。「陣痛の痛みに耐えられるのか」「帝王切開になったら怖い」というように不安を感じて、なかには眠れない人もいるようです。

自治体や病院にもよりますが、妊娠中期以降の初産のパパ・ママ向けに両親学級や育児講座が開かれていることが多く、こうした講習会に参加することで、出産に対しての不安が軽減できたり、同じ時期に出産を控えるママ友ができたりすることがありますよ。

安定期に入る前の妊娠初期だと不安な気持ちを相談することもためらわれるかもしれません。そのようなときは、各自治体に設置されている「こども家庭センター」に相談してみるのも良いでしょう。こども家庭センターは、2024年(令和6年)4月に子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターを統合してできました。妊娠初期から出産・育児まで、ママの不安に寄り添いサポートしてくれますよ。

産後の育児に対する不安

一人目の出産であれば初めての育児に不安を感じ、二人目・三人目の出産であれば上の子どもがいる状態での家事や仕事など、産後の生活に不安を感じるママが多いでしょう。特に二人目・三人目の出産では、育てていくうえでの経済的な面に不安を感じる人が多いかもしれません。

AIU保険「AIUの現代子育て経済考2005」の調べによると、子どもひとりにつき出産から大学を卒業するまでの22年間の養育費は約1640万円と試算されています。

ここでポイントとなるのは、、養育費は食費や衣服費など生活にかかわる費用であり、塾や受験費用、高校・大学などの進学に関する教育費は含まれていないということです。子どもの進路によりますが、養育費に加えて1000~2500万円ほどの教育費が子どもひとりにつきかかることが予想されます。早めに資金計画を立てるようにしましょう。

つわりへの不安

妊娠初期に多くの妊婦さんが経験する「つわり」が不安の原因になることがあります。吐き気や嘔吐などつわりの症状がひどく十分に食事がとれない場合、お腹の中の赤ちゃんの成長に不安を感じるかもしれません。ですが、妊娠初期のお腹の中の赤ちゃんは蓄えられていたママの栄養で成長するといわれています。つわりで食べることが難しくても、心配しすぎないようにしてくださいね。

反対につわりの症状がない妊婦さんもいます。吐き気やだるさといった不調を感じずに、いつもと変わらない生活が送れることは、つわりに悩む人にとってはうらやましい存在かもしれません。しかし、つわりの症状がまったくないことで「赤ちゃんがお腹の中に本当にいるのだろうか」と赤ちゃんの存在を感じられずに不安に思う人もいます。

つわりがなくても、元気な赤ちゃんを出産しているママはたくさんいます。少しの違いや変化でも妊娠初期は不安でたまらないものですが、あまり気にしすぎないようにしてくださいね。

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夫に対する不安

妊娠してから女性の身体や意識はどんどん変化していきますが、パートナーである夫に変化が見られないことに、イライラしたり不安に感じたりするママは多いようです。いつもなら笑って聞き流せる言葉でも、つわりで苦しいときに聞くとストレスになることも十分に考えられます。

こんなときはこうしてほしいという希望を冷静に伝えたり、出産に対して夫婦でワクワクできるような赤ちゃんの名前を話し合ったりして、徐々に父親になる自覚を持ってもらえるようにしましょう。

仕事に対する不安

仕事をしている妊婦さんにとっては、妊娠初期は仕事への不安もある時期でしょう。上司への報告のタイミングや、つわりの影響で急な欠勤の可能性があることなど不安は尽きないかもしれません。

出産後も働き続けたいと考えている人は、産休・育休や保育園のことが心配になり、妊娠・出産のタイミングで退職を検討している人は、家庭内のお金の面が不安になるケースがあるようです。自治体や会社の制度によっては子育てサポートの制度やお祝い金がもらえるケースがあります。一度じっくり調べてみるのも良いかもしれませんね。

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飲酒・喫煙・薬

妊娠初期の不安の要因として、妊娠に気づく前のお酒や薬、タバコもあげられます。これらを摂取してしまっていたら、お腹の赤ちゃんへの影響が気になってしまうところですね。

アルコールに関しては、妊娠中のこの時期にこのくらいの量なら安全ということが言えません。奇形、低体重といった赤ちゃんへ悪影響をおよぼす胎児性アルコール症候群のリスクを避けるためにも、妊娠を希望した段階で飲酒は控えるようにしましょう。

喫煙に関しても、タバコを吸う妊婦さんの方が早産や常位胎盤早期剥離などが起こるリスクが高まります。アルコールと同様に、妊娠を希望した時点で禁煙することが望ましいですが、吸ってしまったものは仕方がないとある程度は割り切るようにするほうが良いかもしれません。妊娠がわかってからは確実に禁煙するようにしましょう。

妊娠初期の薬の服用は、赤ちゃんに影響をおよぼし流産するか、影響がないかのどちらかだといわれています。そのため妊娠が継続していれば薬の影響はなかったと考えられますが、不安な場合は医師に「この時期にこういった薬を飲んでしまった」と相談してみましょう。

妊娠初期の不安を取り除くには?対策や解消法

ストレス発散

妊娠初期はホルモンバランスが大きく変化します。そのためいつもは平気なことでもクヨクヨ考えてしまったりナーバスになったりして、イライラが募りがちです。そんなときは身体に負担をかけないストレス発散法を見つけることが大切になってきます。

体調が良ければお友達とおしゃべりも良いですね。趣味に没頭することもストレス発散になります。好きな音楽を聴いたり読書をしたり、とにかくストレス発散をするために自分のしたいことをしてみましょう。ゆったりとした時間を過ごし、リラックスすることを心がけてみてくださいね。

不安や心配なことを聞いてもらう

妊娠初期の不安や悩みを自分の中だけにため込んでいると、落ち込んでしまうことが多いです。思い切って信頼できる人に話すことで、モヤモヤが晴れ不安を取り除けるかもしれませんよ。身近な夫やパートナー、友達や両親など信頼できる人に話を聞いてもらうことをおすすめします。

とはいうものの、なかには身近な人には話せない不安や悩みを抱えているママもいるかもしれません。その場合は、公的な機関が開設している相談窓口に電話やメールをして不安や悩みを相談してみてはいかがでしょうか。

日本助産師会が全国に設置している子育て・女性健康支援センターでは、助産師が相談を受け付けています。妊娠・出産・子育てをはじめ、更年期や不妊の悩みまで広く相談することができます。相談形式や時間帯は自治体によって多少の差があるので、気になる場合はHPを確認してみてくださいね。

ネットや情報にふりまわされない

不安だらけの妊娠初期は妊婦さん向けの情報誌を買う人も多いでしょう。またネットで気になることを検索して情報を多く集めることで不安から解放されたいと思うかもしれません。

情報誌を読むだけで不安や悩みが解決されれば良いですが、ネットで検索したページの中には余計に不安をあおるような情報が含まれていることもあります。このような文字での情報に振り回されることのないよう、情報収集は慎重に行い上手に活用することを心がけましょう。やはり不安や悩みは医師や助産師さん、また先輩ママに直接話して情報を得た方が安心することができますよ。

妊娠初期におすすめのリラックス方法

シムスの体位

「シムスの体位」という言葉を聞いたことはありますか?横になるときに「シムスの体位」で寝るとリラックスできたり、寝苦しさをやわらげてくれたりする効果があります。下記の方法で、試してみてはいかがでしょうか。

(1)身体の右側を上にして横になる
(2)左足をやや後ろ側に下げまっすぐ伸ばす
(3)右足を前に出して軽く膝を曲げる
(4)左手を背中の方にまわして半分うつ伏せの状態にする

妊婦さんは「右側を上にして右足を曲げる」ということを覚えておいてください。逆にしてしまうとお腹が大きくなってきたときに重くなったお腹で大動脈が圧迫され、寝苦しさを感じることがあるからです。シムスの体位をするときは、足にクッションや枕を挟むとよりリラックス効果があります。ただし、姿勢に違和感を覚えたり痛みが生じたりした場合は、すぐに中止してくださいね。

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腹式呼吸

妊娠初期に不安でたまらない気分になったときは、深呼吸して気持ちを落ち着かせてみましょう。妊娠初期のリラックス法として、「腹式呼吸」も効果があります。腹式呼吸をするだけでリラックスさせる作用のある神経が活発に働いてくれます。

まずお腹に手を当て鼻から息を吸いましょう。そして口からゆっくり息を吐きましょう。息を吸ったときにお腹がへこむ場合は胸式呼吸になっています。お腹に意識を向け、息を吸うときにお腹がふくらめば腹式呼吸成功です。腹式呼吸はとても簡単に、どこでもできるのでおすすめですよ。

アロマ

アロマを使うことでもリラックス効果が期待できます。心地よい香りは緊張を緩めて心を落ち着かせてくれる効果があります。アロマにはいろいろな種類がありますが、なかでもグレープフルーツ・レモン・オレンジなど柑橘系の香りが人気です。

注意したいのは妊婦さんに禁忌のアロマが存在するということです。試す前にはお店で相談し妊婦さんにも安全なアロマを選んでくださいね。アロマでリラックス効果のある癒やしの空間づくりを目指してみましょう。

半身浴・足湯

妊娠初期には半身浴でリラックスすることも方法のひとつです。ただし妊娠初期はホルモンバランスの変化から、ちょっとした温度の変化でのぼせやすく、めまいや立ちくらみが起こりやすい時期です。

お湯の温度は38~40℃といつもよりぬるめに設定し、10分以上の長湯は避けるようにしましょう。また、つわりの影響で入浴が難しい場合は、足湯だけでもポカポカしてリラックス効果が得られますよ。

妊娠初期の不安に関する体験談

筆者の母は二度流産を経験し、三度目の正直で筆者を妊娠し出産しました。幼少時代から流産の話を母からよく聞いていたため、他の人より流産する確率が高いかもしれないと何の根拠もなく思っていました。実際、自分が妊娠してからは赤ちゃんが無事に育ってくれるか不安でたまらかなったのを覚えています。

しかし、お腹の赤ちゃんは筆者の不安をものともせず、すくすく育ち元気に生まれてきてくれました。「母は母、自分は自分」と出産はケースバイケースであるということを身をもって知り、思い込みで不安を抱えないほうが良いとつくづく感じました。

妊娠初期は誰もが不安

妊娠初期は体調だけでなく心が不安定になることも多く、誰かと話しているときはうれしい気分に浸れても、ひとりになると不安でたまらないという状況が起こりやすい時期です。

不安の取り除き方は人ぞれぞれですが、まずは家族である夫や妊娠・出産を経験したことがある友人などに不安を打ち明けてみましょう。前向きな気持ちで、この不安な時期を乗り越えられると良いですね。

※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

妊娠初期に大切な栄養素

妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の女性は葉酸を摂取するよう心がけましょう。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

メルミー
¥2,980〜(2022/12/15 時点)

メルミーの魅力は、産婦人科医と管理栄養士によるダブル監修を受けていることです。葉酸のほか鉄やカルシウムなど、妊娠中に特に重要な17種類の栄養素を配合し、内14種類の栄養素については厚生労働省の定める栄養機能食品の基準値をクリア。「無添加」なのも嬉しいポイントですね。

厚生労働省が定める管理基準を満たしたGMP認定工場で生産されているほか、放射能検査や残留農薬検査もクリアして品質にこだわって作られています。また、配合されているすべての成分について、原産国と最終加工国の両方が公開されています。

出典:premin.shop
プレミン
¥3,980〜(2023/05/08 時点)

プレミンは400μgの葉酸を摂取できるほか、鉄・ミネラル・ビタミンなどの不足しがちな成分をバランス良く摂取することができます。妊活中から妊娠15週まで、妊娠16週から出産まで、産後から授乳期までの3パターンに商品が分かれているので、妊活中〜授乳期間まで飲み続けられるのも魅力のひとつです。

安全性にこだわっている「プレミン」は、製造から袋詰めまで「NSF GMP認証」をクリアした工場で行い、全成分の原産国と最終加工国を開示。食物アレルギー検査も実施しているので、アレルギーが気になる人には嬉しいですね。

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