赤ちゃんが歩き始める平均的な時期!個人差はある?歩行器や練習は必要?

赤ちゃんがつたい歩きをはじめると、次はいつ歩き出すのか気になりますよね。同じ月齢の赤ちゃんが歩いていると焦ったり気になったりする方も多いのではないでしょうか。早く歩けるようになる子もいれば遅い子もいて、歩き始める時期は人それぞれです。ここでは、赤ちゃんが歩き出す時期の個人差についてご紹介します。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 赤ちゃんが歩き出す時期は?平均的に何ヶ月ごろ?
  2. 赤ちゃんの歩き始める時期に個人差がある理由
  3. 赤ちゃんの歩き始めるのが遅いとき、練習は必要?
  4. 赤ちゃんの歩き始めや練習時の注意点
  5. 歩くサポートに歩行器は必要?メリットは?
  6. 歩行器を使う際の注意点は?
  7. 赤ちゃんの歩行に関する体験談
  8. 歩く時期は赤ちゃんそれぞれの個性
  9. あわせて読みたい

赤ちゃんが歩き出す時期は?平均的に何ヶ月ごろ?

赤ちゃんが歩き出す時期は、だいたい1歳頃が平均です。すぐに立って歩けるわけではなく、生後10ヶ月頃から何かにつかまって徐々に立てるようになり、次第に手を離して1歩を踏み出します。

しかし、歩き始める時期は個人差が大きく、必ず1歳ごろに歩けるわけではありません。早い子は10ヶ月頃から少しずつ自分の力で立って歩こうとしますが、成長がゆっくり目の子どもは1歳半過ぎまで歩かないということも珍しくありません。

赤ちゃんの歩き始める時期に個人差がある理由

赤ちゃんの歩き始める時期に個人差があるのは理由があります。なかなか歩こうとしなくても、慌てずに子どもの個性を見守ってあげましょう。

身体や頭の大きさから

歩く動作は、身体のバランスをとりながら歩くことが一般的です。身体の大きさや頭の大きさなどが歩くことに関わってきます。また、赤ちゃんの筋力の発達なども関連してきます。

性格が慎重な子

赤ちゃんの性格はそれぞれ個性があります。アクティブな赤ちゃんもいれば、慎重な赤ちゃんもいます。比較的おとなしめで慎重に物ごとを進める赤ちゃんは、歩く動作が遅い傾向にあるかもしれません。

ハイハイが好き

ハイハイで行きたいところへ行ける赤ちゃんは、歩くことよりもハイハイで移動するほうが楽しく感じている場合があります。赤ちゃんはまだ筋力が十分に発達していないため立つという動作が後回しになり、腕の力を使ってハイハイを好んでいるケースもあるでしょう。

赤ちゃんの歩き始めるのが遅いとき、練習は必要?

赤ちゃんのタイミングを見守る

赤ちゃんの身体つきや筋力の発達、個性、好きなことなどの成長には個人差があります。定期的に行われる乳幼児健診などで成長に問題ないとスクリーニングされれば、基本的には歩く練習をしなくても良いでしょう。

そのうち赤ちゃんのタイミングで立ち上がり、歩くことができます。

気になる場合は足腰を鍛える遊びをしよう

歩くためには重い頭を支える必要があります。さらに下半身や腰回りの筋力も必要です。足腰を鍛えるような遊びをしていれば、赤ちゃんにも筋力がついてきて次第に自分の身体を支えやすくなるでしょう。

赤ちゃんの歩き始めや練習時の注意点

赤ちゃんの歩き始めや練習中は、身近に危険なものがないか注意しておきましょう。歩き始めた赤ちゃんは行動範囲が広がり、興味があるものが周りにたくさんあることに喜びを感じます。自由に楽しんでもらうためにも赤ちゃんの行動範囲に危ないものがないか、常にチェックしておきましょう。

家具の角にコーナーガードを取り付け、ガラス製品の扉などがないか確認しましょう。床や赤ちゃんの手の届く場所に赤ちゃんが口にいれてしまいそうな小さなものがないか、チェックしておくことも大切ですよ。

歩くサポートに歩行器は必要?メリットは?

便利な子育てグッズに歩行器があります。赤ちゃんの歩く成長をサポートするために、歩行器は必要なのでしょうか。

歩行器はなくても成長できる

歩行器は必ず必要なものではありません。特別な病気などが隠れていない場合、赤ちゃんは歩行器がなくても時期がくれば歩くことができます。歩行器は歩行の練習にはなりません。

ママの負担軽減になる

歩く準備をしている赤ちゃんはハイハイや伝い歩きなどを組み合わせて移動し、行動範囲が広くなります。ママが予想しない場所まで動く場合があるので、目が離せないと感じる方も少なくありません。

そんなときは、歩行器を使用すると角や壁にぶつかったり突然転んだりすることが減るので、ママの負担が軽減されますよ。

歩行器を使う際の注意点は?

短時間の使用を心がける

赤ちゃんの機嫌にもよりますが、歩行器を使うときは基本的に短時間の使用をおすすめします。まだ十分に筋力もついていない赤ちゃんは、骨格が形成されている途中で身体がやわらかいので、長時間の使用はおすすめしません。

20分~30分くらいを目安に使うようにしましょう。また、段差や階段、敷居などで転倒する危険があるため注意しましょう。

歩行器の役割や使用頻度を確認して選ぶ

赤ちゃんが使う歩行器は、さまざまな機能や役割を持ったものがあります。トレー部分におもちゃが付いているなど遊びが楽しめるものもあります。

歩行器の購入を検討する際は、家でどの程度使用するのかその頻度も重要です。

赤ちゃんの歩行に関する体験談

生後10ヶ月頃から歩き出しました

歩き出したのが早くて生後10ヶ月でした。まだ歩くといった感じではありませんでしたが、自分の意思で立って歩きたいんだなと感じた瞬間でした。私は1歳3ヶ月頃に歩いたと聞いていたので、親子でも違うのだなと感じたました。

子どもは比較的脚力があったようで、おもちゃをキックをすると音がでるようなものなど、積極的に遊んでいましたよ。

なかなか歩かず手押し車を使用していました

子どもが歩く練習をするとき、手押し車も有効でした。まだまだ自分でバランスをとって長く歩くことできなかったとき、手押し車を使用したら遊びながらバランス感覚がとれたのか歩けるようになりました。

歩く時期は赤ちゃんそれぞれの個性

赤ちゃんが歩き始める時期も個性のひとつです。乳幼児健診などで赤ちゃんに異常がなければ、赤ちゃんがなかなか歩かなくても心配する必要はありません。少しずつ足の筋力を鍛える遊びを取り入れながら歩く練習してみましょう。

ママの負担を減らすためにも上手に歩行器を使うのも効果的です。周囲の赤ちゃんが歩き出すと焦る気持ちもありますが、赤ちゃんの成長をゆったりと見守っていけると良いですね。

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