簡易チャイルドシートとは?安全性は?おすすめの4選をご紹介
6歳未満の幼児を車に乗せるときにはチャイルドシートの使用を義務付けられています。しかし、旅先や知人の車に乗せてもらうとき、車を所有していない人が一時的に車を使用するときなどはチャイルドシートがないと困ります。そんなときにおすすめなのが簡易チャイルドシートです。
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目次
簡易チャイルドシートとは?安全性は大丈夫?
チャイルドシートの使用義務
0~6歳未満の子どもを自動車に乗車させるときにはチャイルドシートを使用することが義務付けられています。それは友人、知人の車であっても、レンタカーやカーシェアリングの車であっても同様です。
しかし、旅先や人の車に乗せてもらうときなどの一時的な使用のときに、大きなチャイルドシートを持ち運びするのは不便で現実的でないときもあります。そんなときにおすすめしたいのが簡易チャイルドシートです。
簡易チャイルドシートとは?
簡易型のチャイルドシートは正規のチャイルドシートに比べ、軽くてコンパクトに収納できるので、旅先や外出時に子どもを車に乗せなけらばならないときでも気軽に使えます。ただし、安全性や耐久性は正規のものの方が高い場合が多いので、あくまでも一時的に利用するときに使いましょう。
簡易チャイルドシートの安全性
短時間の使用であっても安全性の高いものを選ぶことが大切です。国土交通省の現行基準を満たした製品には「Eマーク」が、2012年6月30日以前に製造された製品には、改正前の古い基準に適合していることを示す「自マーク」がついています。商品選びの際は、国の安全基準に適合していることを示すマークが記載されているものを選びましょう。
簡易チャイルドシートの選び方
メインのチャイルドシートと違い、サブの簡易チャイルドシートはどのような選び方をしたら良いのでしょう。主に注意すべきポイントは以下のとおりです。
安全性の高いもの
国土交通省では2012年6月末までは日本での安全基準である「自マーク」のついたものと、輸入品のなかでも日本の安全基準を満たすヨーロッパの安全基準である「ECE/R44」、アメリカの安全基準である「FMVSS No.213」を安全な商品であると認めていました。
しかし、2012年7月からはヨーロッパの基準である「ECE/R44」を日本の安全基準としても採用することになりました。つまり、2012年7月以降に製造されたものについては「ECE/R44」(Eマーク)がついたものが、日本の安全基準を満たした製品ということになります。
安全基準を満たしたチャイルドシートでないと、違反の対象になるので注意が必要です。
子どもにあったもの
簡易チャイルドシートにも対象の身長や体重が設定されています。必ず対象の範囲内で使うように注意しましょう。目安として対象年齢が記載されていることもあります。年齢が低くても身長や体重が大きいときは、年齢よりも身長や体重で選ぶことが大切ですよ。
チャイルドシートは正しく装着しないと安全ではありません。ヘッドレストの高さの調節やハーネスの高さの調整ができるようなものは、子どもの体格にあわせてぴったりになるように設置しましょう。
収納するときのサイズに注意
普段使わないサブのチャイルドシートなので、折りたたんだときの状態や収納の仕方などを確認しておきましょう。収納予定の場所に入らなかったり、手持ちのスーツケースに入らなかったり、持ち運びが不便であれば、使わなくなることも考えられます。
普段はどこに収納して、どのようなシーンで使うのか、どのようにして持っていくのかまで考えてから買うと後悔しませんよ。
コンパクトに収納できるおすすめ簡易チャイルドシート4選
外出や旅行にも便利な簡易チャイルドシートをご紹介します。以下でご紹介する商品はいずれも日本の安全基準としても採用されているヨーロッパの安全基準「ECE/R44」を取得しています。
日本育児
一般的なチャイルドシートより、サイズも重さもコンパクトで、1~4歳頃までの体重9~18kgの子どもに使えます。後部中央座席にも取りつけ可能なのがうれしいですね。折りたたむことができるので、スーツケースに入れたり、車のトランクに積んだりすることができますよ。
日本育児
1~7歳頃まで使えるロングユースタイプのチャイルドシートです。1~4歳頃までは5点式ベルトのチャイルドモードに、3~7歳頃までは車のシートベルトに対応したジュニアモードにするなど成長にあわせて使えます。
肩ベルトやヘッドレストの高さ調整ができ、汗をかきやすい子どもに対応した3Dメッシュを採用するなど機能性も高いのがポイントです。
GRACO (グレコ)
3~12歳頃まで使える背もたれつきのジュニアシートです。年齢は低くても身体が大きめの子や兄弟児がいる家庭におすすめの商品です。ヘッドサポートは6段階の調節、背もたれは取り外しができるので、子どもの成長にあわせて長く使うことができますよ。シートは手洗いでお手入れできるので、清潔に保てます。
mifold(マイフォールド)
まるで小型のゲーム機のようなコンパクトタイプのジュニアシートです。3~11歳と長いあいだ使えるだけでなく、小さなかばんにもサッと入れられる大きさなので、外出や旅行にもおすすめです。安全性にもこだわっており、本体の3点で子どもを支えるだけでなく、シートベルトを子どもの座高にあわせることができますよ。
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ちょっとのおでかけでも安全に配慮をしよう
6歳未満の子どもが車に乗るときは、義務としてチャイルドシートを使用しなければなりません。今回ご紹介した商品のようなコンパクトで持ち運びできる簡易型のチャイルドシートがあれば、どんなシーンでも安心ですよね。サブのチャイルドシートとして上手に利用しましょう。