幼稚園入園までの流れは?申し込みの手順と入園手続き!待機児童はある?

子どもの幼稚園入園を検討する際に、何を参考にすれば良いか悩む方は少なくありません。入園までの流れや申し込みの手順、手続きなども気になりますよね。幼稚園の待機児童はあるのでしょうか。ここでは幼稚園入園までの流れを詳しく紹介します。特に人気の幼稚園に入れたいという場合は早めの準備が必要です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 幼稚園に入れない!?幼稚園にも待機児童がある?
  2. 幼稚園の申し込みの流れ
  3. プレクラス(プレ幼稚園)の優先枠を確認
  4. 幼稚園に入園が決まった後の流れ
  5. あわてず早めの入園準備を
  6. あわせて読みたい

幼稚園に入れない!?幼稚園にも待機児童がある?

現在保育園においては待機児童の多さが社会問題となっています。「保活」ならぬ「幼活」とは、親が子どもを幼稚園に入園させるための活動を行うことを指します。

最近では少子化の影響もあり、幼稚園によっては定員割れをしているところも増えています。しかし人気の幼稚園に少子化は関係ありません。幼稚園でも、応募が殺到して希望どおり入園できないということがありえるのです。人気の幼稚園を希望するママは、早め早めに行動しておく必要があるでしょう。

幼稚園の申し込みの流れ

ここでは幼稚園探しから実際に入園が決まるまでの流れを詳しく説明します。

1.幼稚園の情報収集

幼稚園入園準備は、おおよそ入園の1年前から開始しましょう。まずは近隣の幼稚園を調べることからはじまります。自治体で各幼稚園の概要をまとめた資料などを配布していることがありますので問い合わせてみましょう。通園できる範囲の幼稚園はどういったところがあるか、改めてリストアップしてみると良いですね。

近隣の幼稚園情報をインターネットで調べるのも良いですが、表面的な情報が多く各園の実態を知ることは難しいかもしれません。より詳しい情報を知りたい場合は、ママ友や近所の人から聞くのが良いでしょう。それが難しい場合は、実際に幼稚園のイベントや園庭開放に行ってみたり、お散歩を兼ねて幼稚園の様子をうかがってみたりすると良いかもしれません。

2.幼稚園の見学

見学の日程をあらかじめ設定している幼稚園もあれば、個別に見学させてくれる幼稚園もあります。目当ての幼稚園が決まったらまずは問い合わせをしてみましょう。見学時に資料を配られることが多いですが、どうしても見学に行けない場合は資料を郵送してくれる園もありますので、確認してみてください。

見学時期は4月を過ぎた初夏のころがおすすめです。年度はじめから時間が経って先生も園児も落ち着いてきており、行事も比較的少ないため、ゆっくりと日常の様子をうかがうことができるでしょう。

3.入園説明会への参加

多くの幼稚園では9月半ばから10月後半にかけて1~2回説明会を行います。園によって異なり、早い園では6月ごろにも説明会を行う場合もあるので、事前に問い合わせて確認しておく必要があります。説明会では各園の教育方針や年間スケジュール、今後必要となってくる費用など、より具体的な情報を得られるでしょう。

説明会時に願書の配布を行う園もありますので、一度見学を済ませている場合でも、時間があれば説明会にも参加することをおすすめします。説明会の参加は家庭ひとりまでと指定される場合や、子連れ不可の場合もありますので注意してくださいね。

4.入園願書を受け取る

入園願書は、人気の幼稚園の場合、確実に入手できるようにと前日から並んで手に入れるという方もいます。情報収集が足らずに願書を手に入れることができなかったといった状況を防ぐためにも、前もって願書配布日程を確認しておきましょう。

5.願書提出、面接・抽選・選考

願書の受け付けは11月上旬が多いようです。提出日が複数園で重なってしまうこともあります。このころにはしっかりと幼稚園の希望順位をつけておくと良いでしょう。願書と一緒に入園料や出願料を払う場合もありますので注意してください。

願書は幼稚園によって意味合いが大きく異なってきます。入園願書を提出すれば入園が内定する園もあれば、入園選考の面接が確保できるのみという園もあります。選考方法も、願書の先着順としている園や願書提出後に面接を行う園、書類選考のみの園、抽選を行う園などさまざまです。希望の幼稚園に入園するためにはどうしたら良いか、情報漏れのないようにしましょう。

また、面接についても幼稚園により意味合いが異なります。普段の生活の様子や病気・アレルギーの有無を聞かれるなど顔合わせのような面接の場合、気になることがあればこのときに確認しておくと良いでしょう。いわゆるお受験園では「試験」といった意味合いでの「面接」になるので、対策をしておく必要があるでしょう。

プレクラス(プレ幼稚園)の優先枠を確認

幼活をするには、年少で入園する1年前に、2歳の未就園児親子を対象に実施されているプレクラス(プレスクール、プレ幼稚園、未就園児クラス)に通うこともひとつの方法です。

プレクラスには集団の環境に慣れてもらう、子育て支援、幼稚園を知ってもらうといった目的があるのですが、幼稚園によっては早い時期から入園希望者を確保するためにプレを行い、プレ参加者を対象として優先枠を設けるケースもあります。プレに通うことで、入園が有利になるケースもあるので、希望の幼稚園がある場合は事前にプレの実施有無を確認しておく必要があるでしょう。

プレクラスは見学に行くよりも幼稚園の雰囲気を体験できるので、幼稚園選びの良い材料となります。そういったことから、複数園のプレに通う家庭もあるようです。対象年齢は、満2歳児になったらOKという幼稚園もあれば、学年で区切る幼稚園もあるので、希望の幼稚園に事前に確認してみてください。

幼稚園に入園が決まった後の流れ

1.入園手続き

面接の当日または数日後に幼稚園の選考結果が発表されます。入園が決まったら、手続きを進めましょう。このときに入園金の支払いが必要となる園が大半です。金額は園により異なりますが、とくに都心部では10万円を超えるところも少なくありません。

現金で用意しなければならないところも多くあるので、金額や支払い方法を事前にしっかりと確認しておきましょう。また、幼稚園から書類の提出を求められることもあるので、期日を守って提出するようにしましょう。

2.入園前説明会、制服採寸

1月から2月にかけて入園前説明会があるところが多いようです。持ち物などの具体的な話や入園後の過ごし方、自治体からの補助金に関する話などもこのときにされるでしょう。不安があれば質疑応答で事前に解決しておきましょう。制服の採寸もこの時期に行われ、後日注文した制服や教材が保護者に引き渡されます。

3.入園グッズの購入

4月の入園まであっという間です。持ち物を少しずつ揃えておきましょう。幼稚園によっては通園グッズの手作りが必須の場合や、キャラクターがついているものはNGのところもあります。準備の際には注意しましょう。

4.製作

手作りグッズの製作を行う場合は早めに準備を進めましょう。裁縫が苦手というママは無理に作る必要はありませんが、持ち物の目印にアップリケをつけたり、ちょっとした紐をつけたりと細かい作業が発生する場合があります。入園グッズの購入とあわせて対応しましょう。

体験入園、一日入園がある場合も

入園前に一日体験入園を行うところもあります。子どもやママの不安や緊張を取り除くのが目的です。親子別室であったり、子どもだけで参加したりと園によってさまざまです。一日入園を何回か行う園や1~2月に行う園もありますので、事前に確認してスケジュールを調整しておきましょう。

あわてず早めの入園準備を

幼稚園入園なんてまだまだ先のこと…と思っていてもあっという間にその時期はやってきます。ここ数年の感染症対策などを経て、入園説明会や面接が慣例で行われていた方法と異なっているケースがあるので、各園に確認すると安心です。

情報収集が遅れてしまい希望の幼稚園に入れず後悔することにならないためにも、早めの準備を心がけましょう。ここで紹介した流れを参考に、子どもも親も満足のいく幼稚園に通えると良いですね。

※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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