幼稚園の費用はどれくらい?保育料金や入園料の値段の相場は?私立・公立の違いは?

子どもが幼稚園入園にちかい年齢になると幼稚園の費用が気になりますよね。幼稚園を選ぶ基準は家庭によってさまざまですが、幼稚園の費用は選定の目安にひとつでしょう。幼稚園の費用は私立か公立かによって金額に差がありますし、私立幼稚園の中でもばらつきがあります。私立と公立との差、各料金の相場をご紹介していきます。

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目次

  1. 幼稚園でかかる費用にはどんなものがある?
  2. 入園料を支払うタイミングに注意
  3. 幼稚園の保育料はどれくらい?
  4. 家計にも子どもにも無理のない幼稚園選びを
  5. ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる
  6. あわせて読みたい

幼稚園でかかる費用にはどんなものがある?

入園料

幼稚園に入園するときには、入園料がかかる幼稚園がほとんどです。多くの私立幼稚園では、入園料は5万~10万円以上みておいたほうが良いでしょう。なかには入園料が数十万円もかかる幼稚園もあるようです。

また入園料にもきょうだい割引などがある幼稚園もあります。幼稚園に確認しましょう。

公立幼稚園では入園料がない場合もあり、入園料がかかっても5千円~1万円くらいが相場なようです。子ども・子育て支援法の施設型給付の幼稚園では私立幼稚園でも入園料がかからない園もあるようです。

給食費

給食がある幼稚園では給食費がかかります。1食あたりいくらと決まっていて、欠席した日の分は除き実際に食べた分だけ支払うところもあれば、月にいくらと決まっていて、欠席しても毎月同じ金額を支払うところもあります。給食費の支払いは引き落としではなく集金という幼稚園が多いようです。

施設&教材費

幼稚園で使う画用紙、おりがみ、おけいこ帳など、さまざまな教材のための教材費がかかります。最初にまとめて支払う場合もありますが、毎月徴収される園も多いようです。また英語教育や体操などに力を入れている幼稚園では、普通の保育料とは別に授業料やテキスト代がかかる場合も。また施設の維持費や管理費なども別で徴収される幼稚園もあるようです。入園前の確認をおすすめします。

制服代など

公立幼稚園では制服がない幼稚園がありますが、私立幼稚園では制服や通園カバン、体操服など、園によって指定のものが決められていることが多いでしょう。幼稚園によって制服や体操服の値段にもばらつきがありますが、3万円前後かかることも少なくありません。フリマサイトや知人などからお下がりを安く譲ってもらうのも良いかもしれません。

また、幼稚園に入園するときには、幼稚園で使う日々の持ち物やお弁当箱などを用意しなければなりません。クレヨンやはさみなど身の回りの道具も、指定の物で揃える必要がある幼稚園が多いといえます。

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スクールバス代

送迎バスがある幼稚園ではスクールバス代がかかります。バスを利用した日のみの支払いができる園や、スクールバス利用者のみ保育料と一緒に徴収される幼稚園などがあります。スクールバス利用者に月ぎめのスクールバス代を徴収する幼稚園が多く、2千円~1万円くらいの金額設定が多くみられます。

冷暖房費

私立幼稚園のなかには冷暖房費のかかる幼稚園もあります。冷暖房を使う月も使わない月も関係なく、毎月いくらと決まっている場合や、前期後期の2回に分けて徴収する場合、冬のみ料金がかかる場合など、園によってさまざまなようです。

そのほか

発表会や遠足、お泊り保育などにかかる行事の費用や写真費、父母会などのPTA費などがかかると考えておいたほうが良いでしょう。また預かり保育、休日保育などを利用する場合には別料金がかかります。各種費用は現金でおつりなしで徴収されることが多いようです。

入園料を支払うタイミングに注意

日本では、幼稚園に入園する時期は4月が一般的ですね。保育料の支払いが始まるのは実際に保育が始まってからですが、入園料は「入園を確約する時期」に支払いが発生します。

たとえば、入園の選考が比較的厳しくない幼稚園では、願書を提出するときに入園料を払うこともあります。入園面接がある幼稚園のなかでも、合否が発表された日のうちに入園料を支払わなければ入園辞退とみなされてしまう幼稚園があるようです。

入園料は現金での支払いがほとんどのため、事前に金額や支配期限などを確認し準備しておきましょう。幼稚園によっては、「支払いは新札で」といった暗黙のルールがあるケースもあります。

複数の幼稚園を併願し、入園辞退をする園がある場合には払い込んだ入園料は戻ってこないケースがほとんどでしょう。かなりの負担になりますので、幼稚園の併願を希望するかどうかは各幼稚園に入園料を確認してからのほうが良いかもしれません。

幼稚園の保育料はどれくらい?

2019年10月より幼保無償化がスタート

2019年10月より、幼児教育・保育の無償化が始まりました。子どもの年齢や通っている園によって受けられる支援の内容が異なりますが、一般的に3~5歳と一部の0~2歳の子どもが無償化の対象となります。無償化の対象となる3歳以上の子どもについて、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する場合は上限月額2.57万円、認可外保育施設等を利用する場合は上限3.7万円の支援を受けることができます。

ただし、保育料のみ無料で給食代は支払うという園も多くあります。いくら程度を支払うことになるかは園によって異なるため、疑問に思うことは対象の施設に問い合わせると安心でしょう。

独自のカリキュラム料を支払う幼稚園も

幼稚園の無償化の対象となる保育料は園や地域によって大きく異なります。英語や音楽など独自のカリキュラムを採用している園は、別途徴収するケースも少なくありません。

幼保無償化の対象となる保育料以外の料金が必要かどうかは、対象の園に確認しておくと良いでしょう。

家計にも子どもにも無理のない幼稚園選びを

子どもが幼稚園に通い出すと、月々の給食費や行事費、写真購入費などの費用が一定の割合でかかるものです。特に入園した年は入園料や制服代など、多くの費用がかかります。幼稚園にかかる費用は、同じ幼稚園であっても前年とは異なることも珍しくないようです。

費用について事前に調べたい場合や、幼稚園の募集要項では細かいことがわからないという場合は、直接幼稚園に電話するのも良いでしょう。親切に対応してくれる施設は良い園ともいえますね。自治体からの補助金の目安とも比べて、家計と相談しましょう。

大事な子どもを預ける施設ですので大切なのは幼稚園とのフィーリングや子どもの気持ちです。家計の状況と比べて子どもにとってより良い幼稚園を選べると良いですね。

※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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