更新日:2018年12月19日

保育園・幼稚園の給食・おやつはどんなもの?離乳食はどう進めるの?

子どもの保育園・幼稚園を決める上で、給食の有無は多くのママが重視するポイントでしょう。給食がある場合はありがたい反面、アレルギーがある子どもや離乳食期の赤ちゃんへの対応も気になりますよね。ここでは、保育園・幼稚園の給食の献立やおやつの内容、離乳食の進め方などを解説します。

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保育園・幼稚園の給食の違い

大半の保育園には給食があるのに、なぜ幼稚園では給食のあるところが少ないのか知らない方もいるでしょう。保育園と幼稚園は入園年齢が違うだけでなく、まったく異なる定義を持つ施設です。

保育園の給食とは

まず保育園は、保育の必要がある乳幼児を保育することを目的としているので、基本的に給食の提供が義務付けられています。それに加えて、認可保育園では調理室の設置も定められているということです。調理室がある保育園での給食は、園内の調理室を使用してその場で作る「自園調理」が基本ですから、子どもの発育やお昼の時間にあわせた給食の提供するきめ細やかな配慮がされています。(一部外部委託しているケースもあります。)

幼稚園の給食とは

一方、幼稚園は小学校から始まる義務教育の基礎を作るべき教育の場であるとされていますから、給食は必須ではありません。保育園と変わらず毎日給食が提供される幼稚園や、家庭から持参したお弁当をお昼の時間に皆で食べる幼稚園、曜日によって給食とお弁当が交互に定められている幼稚園もあり、給食の考え方も園の方針次第といえるでしょう。近年は幼稚園用の給食サービスを活用し、仕出し弁当を利用している園も増えています。

保育園・幼稚園の給食のメリット

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保育園・幼稚園の給食のメリットは、なんといっても親の負担が軽く済むことでしょう。それでいてバランスの優れた食事を提供してくれるので、子どもの年齢にあわせた必要な栄養を摂取することができます。自園調理を行っている園では、寒い日でもできたての温かいものを食べられるのも大きな魅力ですね。

また、集団の力というものは子どもにも有効であり、苦手な野菜も他のお友達が食べている姿に感化されて、好き嫌いがなくなったとい例も少なくありません。みんなと一緒に食事をとることで協調性も養われ、食事のマナーも身に付くなどのメリットもあります。

保育園・幼稚園の給食のデメリット

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給食があればお弁当を作る必要もなく、毎日できたての栄養バランスに優れたお昼ご飯を食べることができます。ママにはメリットばかりの給食ですが、人によってはそうばかりも思えない部分もあるでしょう。

たとえば、好き嫌いがある子どもは、献立によっては食べられるものが少ないという可能性があります。また、栄養バランスは完璧でもあまりおいしくない給食もあるようです。

また、給食は食中毒予防や調理が比較的簡単であることから、揚げ物が多いという園もあります。筆者の子どもの保育園の給食でも、基本的に揚げ物は週に1回、多いときは2回は献立に組み込まれており、家庭の献立に比べても少し多いように感じました。

保育園・幼稚園の給食の献立は?

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保育園・幼稚園の給食は、事前に各家庭に献立表が配られることがほとんどではないでしょうか。献立にはその日のメニュー、使用されている材料、総カロリーが記載されていることが一般的のようです。

なかには献立のほかに給食だよりなどを発行し、血や肉となる食材、働く力や熱となる食材、身体の調子を整える食材について言及しているところもあります。さらに調味料や野菜やお肉の産地まで記載しているケースもあり、食に対する意識の高さを感じることができます。

日々の給食の内容は、主食はごはんやパン、麺類などをローテーションに出すことが多く、子どもが飽きないように常に工夫をしてくれています。それに加えて、おかずや汁物、サラダなどをその日のメニューに応じてバランスよく提供しているようです。

嬉しいことに、保育園や幼稚園によってはハロウィンやクリスマスなどはイベント料理を出してくれることもあります。また、お正月明けは七草粥、冬至にかぼちゃ料理など、和の行事と食の関係を大切に教え伝えてくれるので、とてもありがたいですよね。

アレルギーへの対応は?

給食を提供するにあたり、保育園や幼稚園からアレルギーがある食品の申告を求められたり、入園前までにアレルギーが出ないか確認すべき食材リストが渡されることもあります。保育園でも幼稚園でも命に係わる食物アレルギーは深刻にとらえ厳重に管理されていますから、気になる場合は各園に確認してみましょう。

保育園のおやつのメニューは?

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子どもは日々ぐんぐん成長していきます。しかし、その発育の速さに対して、消化器官はまだまだ未発達です。そのため、一度の食事に食べられる量が少なく、朝・昼・晩と正しく食事をとっていても、子どもによっては足りないと感じることもあるでしょう。

よって、子どもが長い時間を過ごす保育園では午後3時を目安におやつが提供されます。おやつの内容はおせんべいやおまんじゅう、クッキーなどのお菓子のこともあれば、サンドイッチや小さいおにぎり、焼き芋や果物など食事に近い内容のものも多く、補食としての役割を担っています。

補食の意味を大切にしながらも保育園によっては、お誕生日の子どもがいる特別な日だけは、ロールケーキなど豪華なおやつが出ることもあり、メリハリをつけて子どもたちを喜ばせているようです。

保育園の離乳食は?

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子どもがまだ1歳前後で保育園に入園させる場合、離乳食の内容や進め方が気になるというママは多いでしょう。

保育園によって離乳食の考え方は多少の違いはあるものの、基本的にはママと相談しながら離乳食を進めていく保育園が多いようです。アレルギーが急に出てしまうことを防ぐために、家庭で食べさせてみて大丈夫だった食材を保育園の離乳食に使用することがほとんどです。入園するときに、保育園の栄養士から子どものアレルギーがあるか聞かれたり、なかには月齢に応じた食材の一覧を渡され、「入園前に家庭で一度食べさせてください」と依頼されることもあるようです。

離乳食の献立についても、基本的には事前に家庭に渡されますから、気になるメニューがないかよく確認しておきましょう。献立には食材や使用している調味料、作り方やどのような形状にしているか(ペースト状、ミンチ状など)が記載されているようです。家庭と保育園の離乳食の段階をすりあわせながら、決して焦ることなく進めていきましょう。

園によっては調理のお手伝いも

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日本の肥満人口の増加から、2005年に食育基本法が制定されました。食育を行うことにより、食についての意識を高め、自然の恩恵や食に関わる人々へ感謝する。それと同時に、食に関して正しい情報に基づく適切な判断を行う能力を身に付け、心身の健康を増進する食生活を送るという効果が食育には期待できるようです。

食育基本法が制定されて以来、食育が子どもにも良い効果をもたらすとして、近年多くの保育園・幼稚園は食育に力を入れています。園内でトマトやじゃがいもを育てて収穫を子ども自らにさせてくれたり、園内に調理室がある保育園・幼稚園では、子どもに本格的な調理体験をさせてくれるところまであるようです。

具体的な調理の内容は、年齢が小さいうちは豆をさやから出す、とうもろこしの皮を剥ぐなどの簡単で安全なものから慣らしていきます。その後、年齢に応じてピーラーでの皮むき、お米とぎ、フライパンで食材を炒めるといった高度な手伝いをさせてくれる保育園・幼稚園も珍しくありません。

また、保育参観のプログラムに親子クッキングを取り入れているところもあり、子どもの新たな一面に感激したというママもいるようです。

給食の人気レシピを知りたいときは?

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食が細い子どもでも、保育園や幼稚園で毎日のように給食を完食していることも少なくありません。小食の子どもに悩むママは、給食のレシピを家で再現してみてはどうでしょうか。

保育園・幼稚園の調理室で給食を作っている自園調理の場合、献立表やお便りでレシピを載せてくれていることもあります。また、掲載していなくても、聞けば調理師がレシピを教えてくれることもあるので、子どもが好きなメニューのレシピを聞いてみてくださいね。

また、保育園や幼稚園の公式ホームページや、認可保育園などの場合は自治体のホームページにレシピが掲載されていることもありますから、チェックしてみても良いでしょう。

保育園の給食の体験談

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保育園・幼稚園の給食についてままのてに寄せられた体験談を紹介します。

Comment icon愛情たっぷりの給食で育っています

息子の通う保育園は古くて小さな無認可保育園です。調理室はあるものの、資格を持った栄養士は一名のみということで、正直なところ心配な気持ちもありました。

しかし、毎日見本で出してくれている給食がとてもおいしそう。家では食べムラのある息子も、保育園では毎日完食しているようです。規模や設備の古さを気にしていた自分が恥ずかしくなりました。

最近はレシピを教えてもらい参考にしています。小さな保育園ながら愛情たっぷりの給食に息子を育ててもらって、日々感謝です。

Comment icon保育園の給食で食の大切さを学んでいます

子どもの通う保育園では食育に力を入れています。子どもたちが育てた季節の野菜を給食に使ったり、買い物や調理のお手伝いをしたりと、子どもの年齢にあわせたお手伝いを普段からしているようです。

初めて保育園の保育参加に行ったときに驚いたのが、1歳児クラスの小さな子どもでも、給食が終わると自分のお皿を重ねて給食室に片付けに行くことです。また3歳児クラス以降になると、ご飯やスープ・お味噌汁などを自分でよそって食卓に持って行くため、少しずつ自分が食べられる量を自分で把握できるようになってきました。

季節の行事のたびに食の大切さを学んできて「春の七草はせり・なずな…」「ご飯は三角食べ(ご飯・汁物・おかずを交互に食べること)すると良いんだよ」といったことを嬉しそうに話してくれます。

保育園の給食のお陰で食べることが大好きな子どもに育ち、ありがたい思いです。

子どものうちから食べる楽しみを知ってもらおう

食事は人間が生きていくうえで欠かせないものです。しかしそれだけではなく、そこに楽しみや価値を見出せなければ、日々の生活はずいぶん味気ないものになるでしょう。保育園や幼稚園でも、それぞれの目的と理由を持って、給食やお弁当などの食事のスタイルを選択しています。

家庭での食に対する方針も大切にしながら、ときには保育園や幼稚園の力を借りて、子どもに「食べるって楽しい」と思ってもらえる教育をしていきたいですね。

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ライタープロフィール

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金融機関でのワーママを経てライターに。 戦隊ヒーロー好き…

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