2025年子育てヒット商品の決定版！今年話題になった24のモノ【ペアレンティングアワード】

ペアレンティングアワードとは、「FQKids」「あんふぁん」「kodomoe」「Happy-Note For マタニティ」などの複数の育児雑誌がその年に話題になった育児に関するモノ・コト・ヒトを表彰する賞です。

第18回の2025年は、ヒト部門に、バービーさん、横山だいすけさん、pecoさん、杉浦太陽さん、柿谷曜一朗さん・丸高愛実さん夫妻、栗原恵さん、木下ゆーきさん、そして真船佳奈さんが受賞しました。

今回「コト」「モノ」部門で表彰されたのは、「こども誰でも通園制度」や育児のために新しく創設されたふたつの給付制度、カゴメの体験型イベント「不思議の畑とトマトの樹」やスポーツスクール事業などバラエティー豊かな20項目です。以下で受賞商品をひとつずつ紹介しましょう。

「こども誰でも通園制度」は、2026年度から全国の自治体において実施されている新しい通園給付です。保育所等に通っていない0歳6ヶ月～満3歳未満を対象に、保護者の就労要件を問わず、月10時間まで時間単位で柔軟に利用できます。働き方やライフスタイルが多様化する中、すべての子どもと子育て家庭を支援する取り組みが評価されました。

2025年4月、出生時育児休業給付金、育児休業給付金に加えて、新たに「出生後休業支援給付」と「育児時短就業給付」が創設されました。

出生後休業支援給付金は、両親ともに育児休業を取得した際、一定の要件を満たした場合に上乗せで支給されます。育児時短就業給付は、2歳未満の子どもの養育のため、時短勤務をすることにより賃金が低下するなど一定の要件を満たした場合に支給されます。育児休業中や時短勤務中の収入に対する不安を軽くして、共育て・共働きを応援する制度として受け入れられています。

「はだまも ミスト」は、肌にやさしい4種のうるおい成分を配合した弱酸性の虫よけ剤です。肌を守りながら、朝に使えば夜まで1日中虫よけ効果を持続します。生後6ヶ月から使用でき、登・降園時や夏場の公園遊びなど、虫刺されを気にすることなくのびのびと過ごす時間を守ります。

アラウ.ベビーの「衣類のラク洗い泡スプレー」は、洗濯前に衣類にシュッと吹きかけるだけの予洗いに特化した商品です。子育て中に悩まされるうんちやはき戻し、離乳食、泥・血液など、手強い汚れに密着し、こすり洗いの手間を省きます。洗濯の負担を軽くするママ・パパの強い味方です。

「あむむ」は、離乳食を卒業する1歳半～3歳頃にあわせてつくられた幼児食です。国産野菜を使い、素材本来の味をおいしいと感じられるように、うま味調味料や香料などを使わない無添加の製造にこだわっています。

1パック8種類の食材が入った具だくさんのメニューは、かむ力を育てるために野菜の切り方もひと工夫。温めるだけですぐに食べられるので、忙しいママパパも家事から解放されます。

「COSORI TurboBlaze™ 6.0L」は、たった数秒で庫内温度が最高230℃まで上昇し、揚げ物を短時間でジューシーに仕上げるノンフライヤー。揚げる、焼くに加えて、低温調理や発酵食品もつくれる多機能型です。提供レシピは125種類以上、いつもの朝食もパーティーメニューも一台でつくれます。時短調理とおいしさを両立し、毎日の食卓に笑顔を届けます。

1996年に富士生命として設立後、2017年からアジアに展開するFWDグループに参入。2021年に社名を変更して「FWD生命保険株式会社」が誕生しました。FWD生命保険の「FWD収入保障保険」は、万が一のときに残された家族に年金が毎月支払われる保険です。

残された家族が必要なお金（支出）から、公的保障などから入るお金（収入）を差し引いた「必要補償額」は、ライフステージによって変動し、子どもが成長するにつれて減少するのが一般的です。子育て家庭のニーズにマッチしやすく、手ごろな保険料で家族の将来を思う気持ちに寄り添いました。

「不思議の畑とトマトの樹」は、2025年に福岡・東京で開催された体験型イベントです。会場の中心には、高さ約4m、1,000個以上の実をつけた巨大な「トマトの樹」がシンボルツリーとして設置され、トマトの無料収穫体験を実施しました。

カゴメオリジナルストーリーとして制作された「不思議の畑のアリス」をテーマに、クイズや謎解き、宝探しなどのコンテンツも用意し。楽しみながら畑のいきものや自然とのつながり、野菜を身近に感じる機会を提供しています。

子どもには、無理なく学習習慣を身につけて欲しいというママやパパは多いでしょう。「ディズニー/Wスタートドリル」は、漢字と計算、都道府県と世界地図のように、2つの学習分野を1冊にまとめた小学生向けドリルです。

子どもはその日の気分にあわせて学びたい内容を選べます。人気のディズニーキャラクターが登場するのも魅力のひとつ。子どものやる気を引き出し、達成感を高める仕掛けを詰め込んで、毎日の学習習慣の習得に貢献します。

7NOWは、セブンイレブンが提供するコンビニ宅配サービスです。スマホから商品を選んで1,000円以上の買い物をすると、最短20分で商品が届きます。今欲しいものがすぐ届く手軽さは、子育て中の「子どもが病気で外に出られない」「雨の日に子連れで買い物に行くのは大変」「ご飯の準備が間に合わない」といった悩みを解消してくれる救世主的な存在です。

「SOLAIZ Kid's」は、「子どもたちの澄んだ瞳を守りたい」という思いから生まれたケアサングラスです。クッション性を高めたストレスフリーなフレームと、対衝撃性のあるレンズを採用し安全性を高めました。紫外線から子どもの目を守り、安心して外遊びができる環境を届けます。

ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」はシリーズ最上位モデルです。黄ばみと黒ずみを防ぐ「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」、スピーディー＆省エネで衣類をふんわり仕上げる「「ふんわリッチ速乾」、ウイルスを抑制する「ハイパワーUV」機能などを搭載し、家族の清潔を守りながら家事負担を軽減する点が評価されています。

子どもの肌は薄くてバリア機能が未熟です。この時期から「洗う」と「守る」というスキンケア習慣を身につけて欲しいという願いから生まれたのがママ＆キッズの「ドリームフェイスケアセット」です。「かわいいものが好き」という幼児期の心を満たすボトルで敏感肌フェイスケア4アイテムを展開。「かわいい」はお肌でつくる！を合言葉に、洗顔＆保湿のフェイスケアデビューを後押ししています。

「ビストロ」は、鍋底から具材をかき混ぜる調理を可能にした自動調理鍋です。煮物や炒め物はもちろんのこと、圧力調理や離乳食づくりもおまかせ。パスタを「ゆでる・ソースをつくる・あえてからめる」という3工程も一気に完了する時短調理のエキスパートです。

調理のあいだにほかの家事を進めたり、子どもと遊ぶ時間がつくれたりと、家族の時間を応援します。メニューが随時追加されるスマホアプリもあり、毎日の献立の悩みも解消されます。

夏場の暑い時期のおでかけを助けるアイテムとして注目された「エアラブシリーズ」は、送風機付きのクールシートです。4段階の風量調整や保冷剤ポケットを搭載し、あらゆるベビーカーやチャイルドシート、バウンサーに対応しています。

「エアラブ4プラス」はシート背面に保冷剤用のポケットがつきひんやり感がアップ。シガーソケットやモバイルバッテリーからも充電でき、夏のおでかけやお昼寝を制限しない点が子育て世代にウケています。

キレイキレイは薬用ハンドソープ、薬用消毒ハンドジェル、除菌ウェットシート、うがい薬を展開するブランドです。

1997年の誕生以来、手洗いに夜「家族の清潔」を広めてきました。2024年には、その先を行く「フレー！フレー！ファミリープロジェクト」をスタート。清潔衛生習慣づくりを通して家族をサポートするために、園と連携した「キレイキレイ手洗い教室」を開催して啓発活動を進めています。大切な人を守る気持ちを育て、家族の健康を応援します。

「リーフラススポーツスクール」は、子どもたちの「ココロに体力を。」を指導理念に掲げ、全国にサッカーや野球、バスケットボール、ダンスなど13ブランドを展開するスポーツスクールです。非認知能力測定システム「みらぼ」を開発し、「挨拶・礼儀」「リーダーシップ」「協調性」「自己管理力」「課題解決力」の5つの力を視える化。効率的な指導により、子どもの心の成長をサポートします。

ポケットWi-Fiは、携帯電話キャリアなどのネット回線を契約して使用するのが一般的ですが、ecocoはその常識を覆した契約不要のポケットWi-Fiです。

端末を購入すると、国内3大キャリアの中から最適な電波を自動でキャッチしてネットに接続できるという仕組みです。買い切り型のUSBスティックWi-Fiの有効期限は1年間、100GBまで利用可能です。タブレットやスマホは今や生活必需品。外出先でのネット回線の不安をなくし、快適な移動を実現した点が今回の受賞のポイントです。

「アイフルホームのあそべる家」は、千葉県にある住まい型プレイパーク。地域に門戸を開き、多世代が交流する地域のコミュニティ拠点として活動しています。ものづくりや鑑賞会、健康講座なども随時開催。友だちや家族で集い、楽しめる内容です。

ゴロゴロ遊べるハンモック、シアターホームが体験できるリラックス空間、工作できる土間空間など、さまざまな「子育ちする家」の仕掛けに触れられるのも魅力。住まいや暮らしについて考えるきっかけを提供しています。

具合が悪い中、嫌がる薬を無理に飲ませるつらさを感じているママ・パパは少なくないでしょう。薬を嫌がって吐き出してしまう悩みもつきものです。

「おくすり飲めたね」は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤など、形や味の違う薬を包み込むことで、薬を飲みやすくするゼリーです。味やにおいを感じにくくし、スムーズな服薬を助けます。子どもが薬嫌いを克服することに貢献し、ママやパパの心理的な負担も軽くしてくれる点が今回の受賞のポイントです。

2025年のペアレンティングアワードでは、共育て・共働き家族の負担を軽くするサービスやアイテム、子ども自ら健康や自然のことについて考えられる取り組みなどがトレンド入りしました。

ここで紹介したサービスや家電、子育てに役立つアイテムなどは、ママやパパ、保育者から良いという評価を得たものばかりです。負担を減らし楽しく子育てをするためにも、ぜひお気に入りのアイテムを見つけて使ってみてはいかがでしょうか。

※この記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。