【男女別】「柊」の意味と読み方、名前例！由来や花言葉は？字画数も紹介

「柊」は冬をイメージする漢字のため、冬生まれの子どもの名付けとして選ばれることが多いようです。「シュウ」という読みは男女問わず使えて、漢字の組み合わせ次第でいろいろな印象にもなりますね。

「柊」という漢字の由来には諸説あります。

ひとつは、柊の葉のギザギザやとげの部分に触るとヒリヒリとした痛みを感じることから、この意味を持つ「疼ぐ（ひいらぐ・ひひらぐ）」という古語に由来しているという説です。また、晩秋から初冬にかけて白くて小さな花をつける植物であることなどから、木へんに冬と書いて「柊」となったという説もあります。

「柊」はギザギザとした葉の形や、葉先にある棘が特徴的な植物です。この棘は年月を重ねるごとに少なくなり、葉もまるみを帯びてきます。その様子がまるで先を見越したかのように見えることなどから、「先見の明」という花言葉があります。

そのほかにも、棘で自身を守ろうとする姿が由来して「用心深さ」や「剛直」といった花言葉もあります。古くはその棘が邪気を払うともされていたため、大切なものから守るという意味合いで「保護」という花言葉もつけられているようです。

「柊」という漢字は名付けの場合「しゅう」と読むことが多いです。「しゅう」という響きはスマートな印象や賢い印象を与えることもあります。他にも名付けの場合には「ひ」と読むこともあります。「柊」を使った男の子の名前の例を紹介します。

「しゅう」から始まる名前が圧倒的に多いですが、同じ組み合わせの漢字でも「とう」と読ませることもできるので、読み方の選択肢はその分多くなります。さまざまな意味が込めやすく、読んだときの音の響きが素敵なものが多いので、いろいろ検討しながら決めると良いですね。

「柊」は女の子の名付けにもおすすめです。「しゅう」や「しゅ」などの読みの漢字を使えば、かわいい印象の名前にもなりますね。

女の子の場合、「柊」という字を「しゅう」や「ひ」と読ませることが多くあるようです。つくりに「冬」という字が入っているため涼やかで凛とした印象にもなりますが、音が与える印象がとてもかわいらしく、女の子にもおすすめの漢字ですよ。

「柊」は秋や冬を連想させる漢字ですが、ほかにも秋生まれや冬生まれに人気の名前がたくさんあります。それぞれ秋や冬に合う漢字や名前を紹介した記事がありますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事は2022年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。