【生後2ヶ月】初めての予防接種!種類と時期&受けた後の様子は?先輩ママの体験談をご紹介!
一般的に生後2ヶ月になると予防接種が始まります。ここでは、初めて赤ちゃんが予防接種を受けるというママやパパへ、予防接種の種類やスケジュール、同時接種についてや当日のお風呂について解説します。当日の服装・持ち物などの情報についても先輩ママの体験談を交えて紹介すします。ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
生後2ヶ月から受けられる予防接種の種類と費用
予防接種は、生後2ヶ月になったタイミングから受けることが一般的です。乳幼児期は抵抗力が弱く感染症にかかると重症化しやすくなります。特に0歳児は、受けるべき予防接種の種類が多いため、早めに予防接種スケジュールをすすめていくことが大事です。
生後2ヶ月から受けられる予防接種の種類と費用について説明します。
ロタワクチンは生後6週から接種可能
ロタウイルスワクチンは、2020年10月より定期接種となりました。
ロタウイルスワクチンは生後6週から接種できます。接種後4週間は次の予防接種が受けられないため、生後2ヶ月でほかのワクチンと同時接種する方も多いようです。ロタウイルスワクチンには、ロタリックス(1価)とロタテック(5価)の2種類あり、ロタリックスは2回、ロタテックは3回接種する必要があります。効果はいずれもほぼ同等です。
生後2ヶ月が初めての予防接種を受けるときに、任意接種であるロタウイルスも受けました。我が子が受けたときは任意接種は費用がかかるので受けるかどうか迷いましたが、そのときにしか受けられないこと、後から受けておけば良かったと後悔したくなかったので受けることにしたのです。
病院によって値段は異なるようですが、2回で3万円でした。初めての予防接種は大泣きしたらどうしようかと心配でしたが、意外とすぐに泣き止みました。
※2018年の体験談
ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎ワクチンは生後2ヶ月から
生後2ヶ月から受けられる定期接種ワクチンは、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎ワクチンです。いずれも公費で助成がありますが、期間が定められているので注意しましょう。それぞれのワクチンについては以下の通りです。
■ヒブワクチン
ヒブ(インフルエンザ菌b型)による感染症を予防するものです。ヒブに感染すると喉頭蓋炎や肺炎にかかる恐れがあります。また、死や後遺症をもたらす細菌性髄膜炎になることがあります。
■肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌による感染症を予防するものです。肺炎球菌に感染すると、細菌性髄膜炎・敗血症・肺炎などの深刻な病気や、細菌性中耳炎・副鼻腔炎などの気道感染症にかかる恐れがあります。
■B型肝炎ワクチン
B型肝炎やB型肝炎ウイルスの母子感染を予防するものです。B型肝炎は5歳以下の乳幼児が感染すると、将来的に慢性肝炎・肝硬変・肝癌になる確率が高くなります。
生後2ヶ月に入ってすぐに、ヒブと肺炎球菌の2種類の予防接種を受けに行きました。初めての予防接種だったのでドキドキしながら病院へ行ったところ、子どもは予想通り注射をされると顔を真っ赤にして大泣きしていました。
普段の泣き方とは桁違いの泣き方だったので、見ている私が泣きそうになってしまいました。大泣きして疲れたのか、病院からの帰り道はベビーカーに乗るとすぐにぐっすり。家に帰ってお風呂に入るときに注射の後を見てみると、すでにほとんど跡がわからなくなっていて、赤ちゃんの回復力の速さにとても驚いたことを覚えています。
初めての予防接種のスケジュール
2020年10月1日より、ワクチンの接種間隔の規定が変更されました。「注射生ワクチン」は、従来通り接種後27日以上の間隔をおかなければ「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません。しかし、「注射生ワクチン」以外のワクチンでは、前のワクチン接種からの間隔に関わらず次のワクチンの接種を受けることができるようになりました。
より予防接種スケジュールが立てやすくなったため、かかりつけ医と相談しながら赤ちゃんに無理のないよう接種していきましょう。
生後2ヶ月で4本同時接種
予防接種のスケジュールには、生後2ヶ月目に4本のワクチン(ロタ・ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎)を同時接種するパターンがあります。一度に多くのワクチンを打つのは心配という方もいますが、安全性や効果及び副反応は単独接種と差はないと厚労省は言っています。同時接種には医療機関に通う回数が減り、必要な免疫を早くつけられるといったメリットがあります。
わが家の場合、一本ずつのつもりでかかりつけの小児科に相談しましたが、看護師さんに「リスクは同じなので同時接種を」とすすめられ、4種類を同時に接種しました。ロタは経口接種ですが、両腕と太ももに注射を打たれて大泣きするわが子を見ると胸が痛くなりました。必要なこととはいえ、見守る側もつらい部分がありますよね。
生後6週でロタ→生後10週でヒブ・肺炎球菌→翌週にB型肝炎
4本のワクチンを同時接種するのはどうしても不安だという方は、3回にわけてスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。生後6週から受けられるロタワクチンからスタートし、4週あけてから生後10週にヒブ・肺炎球菌、さらに1週あけて生後11週にB型肝炎を接種するパターンがあります。通院回数は増えますが、赤ちゃんの様子を見ながら進められますよ。
初めての予防接種は私の方が緊張してしまい、「こんな小さな赤ちゃんに4本も注射するなんて…」と強い不安にかられました。もちろん安全性や必要性については十分説明されましたが、心配が上回っていました。
看護師が気持ちを察してくれたようで、「ママが不安でしたら無理に同時にしなくても良いですよ。数回に分けて接種する方も多いですから」と言っていただき、4本のワクチンを3回に分けて接種しました。今になると心配しすぎだったかも…と感じますが、何ごとも初めては不安ですよね。心配をしすぎてストレスになるより良かったかなと思います。
生後2ヶ月からの予防接種の服装と持ち物
生後2ヶ月目の予防接種に必要な服装や持ち物について説明します。
生後2ヶ月の予防接種での服装
予防接種当日は、前開きのロンパースやカバーオールといったシンプルな服を着せましょう。診察時にはスムーズに脱がせることができ、診察が終わればすぐに着せることができる服がベストです。待ち時間中におむつ替えをすることもあるので、念のためおむつや着替えを持って行きましょう。
夏場の院内はクーラーが効いているため、場合によっては肌寒く感じることがあります。服装は普段通りで良いですが、おくるみやバスタオルなどを一枚持っておくと安心です。
生後2ヶ月の予防接種の持ち物
生後2ヶ月目の予防接種に必要な持ち物や、あると便利な育児グッズを紹介します。予診票と母子手帳は、必ず持って行くように注意しましょう。小児科は同じような月齢の赤ちゃんが多くいるため、荷物の取り違えがおきやすい場です。上のきょうだいの靴やベビーカーなども記名をするか、自分のものとわかるように目印をつけておきましょう。
予防接種の持ち物は以下の通りです。
・予診票 ※事前に記入しておく
・母子手帳
・保険証
・筆記用具
・着替え
・おくるみ
・哺乳瓶・ミルク
・授乳ケープ
・おむつ・おしりふき
・ビニール袋 ※医院によっては使用済みおむつを捨てられないところがあるため
・タオル
・おもちゃなど
準備したつもりの予診票を自宅に忘れてしまったことがあります。自治体や医療機関によるかもしれませんが、予診票の再発行などは小児科では行っておらず、予防接種をしっかり管理する目的からも、予診票がないと接種できないといわれてしまいました。こちらの病院では、母子手帳がない場合も接種できないようです。
結局自宅まで取りに帰ることになり、往復30分程度ですが時間をロスしてしまいました。それ以降は予診票をしっかり確認してからでかけるようにしています。
鼻水や鼻づまりがあっても予防接種できる?
赤ちゃんに鼻水や鼻づまりが見られる場合、予防接種を受けられないのではないかと心配になりますよね。風邪症状の程度によっては予防接種を見送ることがありますが、症状が軽く食欲があり元気な場合は接種を行うことも多いようです。予防接種前には診察があるため、心配な場合は診察の際に相談し、医師の判断を待ちましょう。
生後2ヶ月の予防接種後の過ごし方!お風呂には入れる?
予防接種後はどのように過ごせば良いのかを見ていきましょう。
予防接種後30分は安静にして様子を見る
接種後30分は、アナフィラキシーといわれる急な副反応が出る可能性があります。予防接種後30分は安静にして、普段と違った様子がないか確認しましょう。また、異変が起きた場合にすぐに対応できるように、予防接種後は予定を入れないようにしましょう。
子どもが通う病院では、アナフィラキシーショックが起こったときにすぐに対応できるよう、予防接種後30分は病院内で待機するようにいわれています。注射で大泣きの子どもと一緒に30分時間をつぶすのは大変なときもありますが、何かあると不安なので、待機させてもらえて安心できています。授乳ケープを持参し、授乳をしながら30分待つことがほとんどです。
予防接種をした日は静かに過ごす
予防接種当日は予定を入れず、落ち着いた場所で静かに過ごしましょう。慣れない環境で疲れがたまっていることがあるので、夜ふかしせず早めに寝るようにしてください。
予防接種終了後、「副反応で発熱等の可能性がある」「高熱が出たら夜でも病院へ連絡する」などの説明を受けて帰宅しました。初めての予防接種だったので、注意深く様子を見ていなくてはとドキドキだったのを覚えています。泣き止まない・やたら寝るといった話を聞いたことがあったため、わが家ではお風呂をいつもより短めで切り上げましたが、特に変わった様子はありませんでした。
予防接種当日もお風呂には入れる
一昔前までは、予防接種当日はお風呂に入れないと考えられていましたが、現在は少し時間をあけてお風呂に入っても問題ありません。注射をした場所はこすらないように気をつけましょう。
予防接種で発熱・腫れが出たときには?
予防接種を受けると、発熱や注射した部位の腫れといった副反応が見られることがあります。これは、体内に入った病原体に赤ちゃんの身体が抵抗しようとしているためで、不自然なことではありません。しかし、あまりに高熱が続いたり、肘を越えて腫れている場合は小児科に連絡しましょう。
初めての予防接種は、いろいろと不安がつきものです。たとえ小さな異変でも、ママにとっては気がかりでしょう。もし不安なことがある場合は、小児科に電話でたずねてみると良いですよ。受診が必要かどうかの判断を仰ぎましょう。
生後2ヶ月になったその日にヒブの予防接種、1週間後に肺炎球菌のワクチンを受けました。しかし、肺炎球菌のワクチンを打った翌日、初めて38.1℃の熱が出ました。病院に行ったところ、おそらく予防接種の副作用とのことでした。生後2ヶ月での熱だったので、とても怖かったです。
予防接種の不安はかかりつけの医師に相談を
生後2ヶ月になると予防接種が始まりますが、ママやパパにとってはわからないことが多く、心配になることもありますよね。予防接種のスケジュールをどう組めば良いか、任意接種が必要かどうか、副反応が心配など、ささいなことでもかかりつけの医師や看護師に相談すると良いでしょう。
予防接種は恐ろしい感染症や病気から赤ちゃんを守ってくれるものです。ママやパパでしっかりスケジュールを管理し、接種し忘れがないように気をつけましょう。
※この記事は2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。