【妊娠11週】私の切迫流産の体験談!妊娠初期の出血と安静期間の過ごし方

妊娠11週はまだまだつわりに悩まれている妊婦さんも多いですよね。妊娠12週までは流産の可能性も高く、体調も安定しないので不安に過ごされるママも多いかと思います。実は私もその一人で、妊娠11週の妊婦健診で「切迫流産」と診断され自宅安静をしていた経験があります。今回はそんな不安でたまらなかった私の体験談です。

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目次

  1. 妊娠10週で初めての出血!
  2. オリモノシートをあてて出血量を確認
  3. 出血したり止まったりの落ち着かない日々…
  4. 妊娠11週に「切迫流産」と診断
  5. <私の切迫流産体験談>家事は家族に協力してもらい、とにかく安静に。
  6. 妊娠12週で切迫流産の心配がなくなった
  7. まとめ
  8. あわせて読みたい

妊娠10週で初めての出血!

妊娠10週1日の時、朝から天気が良いので午前中に掃除や洗濯などの家事をしているとなんとなく下腹部に痛みを感じるようになりました。近くまで買い物に行こうと思っていたけれど様子をみて横になることに。しかし午後にかけても下腹部のチクチクとした痛みは変わらずお腹が張りぼったい。

「なんだかな…」と思ってトイレに行くとまさかの出血。色は茶色っぽいものでしたが、初めての出血に内心はパニックでした。助産師といえど、いざ自分の身に異変がおこると焦るものですね。

オリモノシートをあてて出血量を確認

出血のあった前日に妊婦健診を受けていた私は、おそらく内診した影響だろうと考え様子を見ることにしました。出血も茶色で少量だし、妊娠初期に出血があった場合はとにかく安静にすることが第一です。

内診をした影響で出血が起こり、その際の出血が時間が経って体外に出てきたことで茶色く見えるといったケースはよくみられます。皆さんも出血があった場合は、診察の影響はないかな?とまずは考えてみるといいですね。

出血量をしっかり確認する為に、私はすぐにオリモノシートをつけました。それまでは妊娠しても特別オリモノが増えたわけでもなかったので使用していませんでした。ショーツも汚れるし、何より出血がいつ、どれくらいあったのか知ることは大切なことなのでさっそく使用しました。

診察の際に医師に伝える目安にもなるので、万が一出血がみられた場合はご自身でも把握できるようにしておくといいかと思います。

出血したり止まったりの落ち着かない日々…

妊娠12週までに出血や腹痛がみられても、実は医療的な処置ができないケースが多いようです。かかりつけ医に相談をしても、「安静にして少し様子を見て下さい」とか、「出血の量が増えるようならまた連絡を下さい」といった言葉をもらうかもしれません。

初期の出血は安静が第一なので、無理に動いて受診するよりも家で横になっていた方がいいという判断からです。私は助産師なのでその辺りの対応に予測がついてしまい、出血があっても特に病院に連絡することはせずに自宅で様子をみていました。

1週間後に妊婦健診を控えていたので、特に緊急性がなさそうなら自分で様子をみようと思っていたのです。ただ、私のように判断できる方ばかりではないでしょうし、出血があれば誰でも不安なものです。

不安な気持ちのまま過ごしているのはかえってよくありませんので、自己判断に迷うときは遠慮なくかかりつけ医に連絡をして、指示をもらうようにしましょう。私も今までは妊婦さんに出血があった時の対応方法などを伝えてきた立場でしたが、いざ自分がそうなると不安でしかたがなかったです。

分かっていてもネットで色々調べてしまったり、最悪の可能性を考えてしまったり、とにかく気持ち的に落ち着かない日々でした。

妊娠11週に「切迫流産」と診断

初めての出血があってから1週間後、予定通り病院に行き妊婦健診を受けました。医師にも出血や腹痛があったことを伝え、「まずは赤ちゃんの様子を見てみましょう」ということで初めての経腹エコーを実施しました。

経腹エコーはお腹の上からエコーをするのですが、エコーと同時に「ドッドッドッド」という赤ちゃんの心拍が聞こえてきた時には夫とふたりで本当に安心しました。エコー上でも確実に育っていた我が子を見てとにかく嬉しかったです。その後経膣エコーにて出血の確認をしてもらいました。

結果、「やっぱり出血しているね」とのこと。医師からは「切迫流産」ということを言われました。胎盤ができる過程で絨毛膜に出血がたまっているけど、時間と共に良くなるだろうということでしたが、実際に「切迫流産」という診断を受けるととても不安になりました。

切迫流産の治療として止血剤と張り止めの薬をもらい、生活上の注意点を伝えられて診察終了。次回は1週間後に健診とのこと。赤ちゃんが元気と分かって嬉しかったものの、またひとつ不安なことが増えて落ち着かない日々です。

<私の切迫流産体験談>家事は家族に協力してもらい、とにかく安静に。

医師からは特別な安静指示はなかったものの、無理はせずにということだったので、家での生活は基本的に横になるようにしていました。幸い私は仕事もしていなかったし、実家で家族のサポートもあったので、家事から何まで家族に甘えさせてもらっていました。

赤ちゃんを守りたい一心で、とにかく甘えさせてもらおうとある意味開き直っていました。つわりの為か眠気も強かったので、この頃はとにかく寝てばかりいましたね。寒い冬の時期だったので体を温めることを徹底し、その為か出血はほとんど見られなくなっていました。

医師から薬はもらっていましたが、12週までの切迫流産に有効的な治療薬はないと思っていたので、結局医師にもらった薬は飲みませんでした。しかしこれが後に怒られることに。

妊娠12週で切迫流産の心配がなくなった

初めての出血があってから約2週間。妊娠12週の診察で経膣エコーを受けると、出血は止まっているとのこと。そのころはたまにお腹がチクチクするものの生理痛のような鈍痛はなくなっていました。医師からも「切迫流産」の診断はなしとのことで一安心。ただ、薬を飲まなかったことを伝えると医師からはお咎めを受けました。

胎児への薬の影響はないとは言え、できれば妊娠中はよけいな薬は飲みたくないというのが親心。妊娠12週までの薬の効果は立証されていなかったので、自己判断で薬は飲まなかったのです。とはいえ、医師にも言い分はありますし、それぞれによって見解は違います。

私も少し反省し、12週もすぎたので何かあれば今後は薬も飲もうと思いました。とにかく、これでひとまず流産の可能性も減り一安心。不安はつきないですが、切迫流産を乗り越えての妊娠生活が続きます。

まとめ

妊娠初期に出血がみられる妊婦さんは珍しくないもの。切迫流産と診断されてしまうと不安が大きいですが、多くの場合は安静にすることで症状がおさまり、妊娠の継続をすることが可能です。慌てずにまずは体をゆっくり休めてみてくださいね。

こちらの記事は、あくまで筆者の体験談になります。妊娠中の体調には個人差がありますので、気になることがある場合は産婦人科を受診してください。

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