【体験談あり】生後1ヶ月のおでかけはしてよい?季節ごとの注意点は?
赤ちゃんと一緒に買い物やお散歩をするのを今から楽しみに思う反面、おでかけに対して不安になるママやパパも多いのではないでしょうか。ここでは、生後1ヶ月頃の赤ちゃんとのおでかけにおすすめの場所やそろえたい持ち物、季節ごとの注意点を紹介します。先輩ママの体験談とともに、初めてのおでかけの参考にしてくださいね。
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目次
生後1ヶ月はおでかけしてよい?最初はどこがおすすめ?
1ヶ月健診を終えてから
生後1ヶ月を迎えるころ、1ヶ月健診やお宮参りなど、赤ちゃんと外出をする機会がありますよね。新生児のころは体温調節がうまくできなかったり、抵抗力が弱かったりするので病気にかかりやすい時期とも言えます。基本的には1ヶ月健診で問題がなければおでかけしても大丈夫です。
最初はどこがおすすめ?
1ヶ月健診が終わったら近所の散歩から始めてみましょう。退院するときと1ヶ月健診のときにしか外に出たことのない赤ちゃんは、まだ外の世界には慣れていません。徐々に慣らしていくために、初めは5分くらいのお散歩が理想です。少し慣れてきたところで5分、10分と時間を増やしてみましょう。本格的な長時間のおでかけは、生後2~3ヶ月頃がおすすめです。赤ちゃんにとって負担のないおでかけをすることが大切です。
おすすめの気候は?
晴れているときのお散歩はとても気持ちのいいものですが、1ヶ月を過ぎたばかりの赤ちゃんにとっては日差しが強すぎる日の外出は適していません。薄曇りくらいがちょうどよいですが、それでも太陽の光はまぶしいものなので、直射日光が当たらず、まぶしくならないような対処が必要です。
風が強い日はお散歩には適していません。雨の日は雨の音を感じることができる、雨のかからない場所であれば、外の空気を吸いに行ってみましょう。
生後1ヶ月のおでかけの持ち物は?
生後1ヶ月を過ぎた赤ちゃんを抱っこして近所を5分くらい散歩するのであれば、特に持ち物は必要ありません。ベビーカーで散歩に行く場合は念のためタオルケットなどの掛けるものを持っていくと安心です。徐々におでかけ時間が増え、30分を超えるおでかけができるようになったら、マザーズバッグに以下のものを準備しましょう。また、ジッパー付きのビニール袋に入れると軽くて仕分けも簡単、かさばらないうえにひと目で何が入っているのかわかりますよ。
・母子手帳
・健康保険証や乳児医療証
・おむつ
・おしりふき
・おむつを入れるビニール袋数枚
・ガーゼ
・汚れてしまったときの着替え
・ミルクをあげている場合は哺乳瓶や粉ミルク、お湯
・母乳の場合は授乳ケープ
・バスタオルやおくるみ
・ぐずったときのおもちゃ
生後1ヶ月のおでかけの季節ごとの注意点・服装
春・秋
春や秋は過ごしやすい季節ですが寒暖差の激しい日もあります。お散歩をするなら比較的暖かいお昼前にお散歩をしてみましょう。ただし、春や秋は紫外線の強い季節です。強い紫外線を浴びることは赤ちゃんにもママやパパにも負担となるので注意しましょう。
寒暖差のある春や秋なので、おでかけをするときの赤ちゃんの服装は少し難しいかもしれません。基本的には部屋着と同じ枚数を着せて、厚着をさせないことがポイントです。少し肌寒くなってきたら上着を羽織らせたり、おくるみやブランケットなどでくるんであげたりして調節してみましょう。
夏
夏に赤ちゃんとおでかけをするときは、なるべく涼しい時間帯を選んであげましょう。おすすめの時間帯は早朝と夕方です。この時間帯であれば赤ちゃんへの負担が少なくおでかけができるでしょう。
夏のおでかけ時の服装ですが、赤ちゃんは汗っかきなので薄手で吸湿性のある素材のものを着せてあげましょう。あせもができやすいので汗をかいていそうであれば着替えさせてあげます。夏におでかけするときは必ず着替えを持っていくようにしましょう。冷房の効いた場所に行くことも考えられますので、ブランケットや羽織るもの、レッグウォーマーなどを準備しておくと安心です。
冬
冬に赤ちゃんとおでかけをするときは、お昼過ぎの比較的暖かい時間帯にすると赤ちゃんの負担を軽減することができます。抱っこ紐でおでかけをするときの服装は、ママに抱っこされてママの体温に触れていることから、何枚も着せて防寒する必要はありません。とても寒い日だけ抱っこ紐の上から防寒ケープなどの防寒着を着せてあげましょう。
ベビーカ―でおでかけする際は、暖かい素材で作られたひざ掛けやフットマフを使用しましょう。特に寒い日には背もたれ部分にも暖かい素材のひざ掛けなどを敷いてあげると暖かく過ごせます。あまり厚着させると逆に汗をかいてしまうこともあるので、ときどき赤ちゃんの背中に手を入れるなどして、暑すぎないか確認をすることが大切です。
先輩ママの体験談を大公開
体験談その1:「初の外出はチョコレート屋さん」(20代)
5月に生まれ、6月上旬に1ヶ月健診を済ませました。晴れて母娘ふたりで初めておでかけした先は、家から歩いて20歩くらいのところにあるチョコレート屋さんでした。そこで父の日のチョコレートを買い、初めて父親として父の日を迎える夫にチョコレートを渡したのをよく覚えています。首がすわる前の赤ちゃんとのおでかけは、横抱きできる抱っこ紐が一番便利で手放せませんでした。最初は装着するのに10分くらいかかるのですが、徐々に慣れてきて身体の一部のように感じられました。
体験談その2:「とにかく荷物が多い外出は大変」(30代)
赤ちゃんとの外出は荷物が大変です。ふたりだと大きなマザーバッグいっぱいに着替え・おむつ・ミルク・タオルなど、とにかく必要な物が多すぎで肩がかなり凝りました。抱っこ紐で近所に30分くらいの散歩だけなら、タオル1枚あればよかったけれど、離乳食が始まると自分も気分転換に外食もしたくなり、赤ちゃん連れで行ける場所を探すのも大変でした。だけどバスや電車に乗ると、うちの子は比較的おとなしく、笑顔を振りまいていたので、周りもあまり気にせずに済みました。赤ちゃん連れだと話しかけられることも多く楽しかったです。
体験談その3:「インフルエンザが怖くて外出できず」(30代)
新生児から対応のベビーカーや抱っこ紐を用意していたにもかかわらず、12月でちょうどインフルエンザが流行り出す季節にあたってしまい、ほとんど外出しませんでした。産院からの退院後に外出したのは産院での診察2回と1ヶ月健診です。母親の私もすっかりひきこもりになり、日用品の買い物などは家族にすべて頼んでいました。1ヶ月健診が終わり、外気浴の許可がでて、我が家の庭を赤ちゃんと散歩したとき、私も久々に外に出たのでまぶしく感じるくらいでした。
体験談その4:「3週間で外出」(30代)
母があまり具合が良くなく、里帰りも長くいることができなくて、上に4歳の子がいるためどうしても下の子は生後3週間くらいで外出させなければなりませんでした。1ヶ月のときはスリングで外出したのですが、私たちの世代では受け入れられるスリングもおばあちゃん世代はあまり受け入れられないらしく、スーパーに買い物に行ったときなど「こんな窮屈な中に入れられて本当にかわいそう」と言われたり、旦那の母にも「これ苦しくないの?」と言われたりして肩身が狭い気持ちでした。
体験談その5:「できるだけ外出はしませんでした」(20代)
出産したのが真冬だったこと、また東北のために大雪が積もることもあって、生後1ヶ月はほぼ外出しませんでした。初めてきちんと外出したと言える日は、おそらく1ヶ月健診の日です。その日を境に予防接種に行ったり、買い物に連れて行ったりすることもありましたが、1ヶ月経過するまではほぼ家の中で過ごすことが多かったです。インフルエンザが流行していた時期でもあったので、余計な病気をもらう心配もありました。
体験談その6:「ほとんど家の中」(30代)
このころはほとんど外出はしませんでした。病院の健診など必要最低限の用事のときのみです。夏だったこともあり、お散歩はまだしませんでした。買い物も宅配か人に頼んで買ってきてもらいました。逆に外気にさらすのはまだ早いのではないかとも思っていました。外出はほとんどしなかったので家に友人や親兄弟を呼んで、私の気分転換をしました。まだベビーカーにも乗せられないのでスリングを使っていました。
体験談その7:「外出は控えていました」(30代)
私の両親と主人の両親から「1ヶ月健診が終わるまでは外出しちゃだめ」と言われていたので外出は控えていました。外出を控えたことで、私も赤ちゃんもストレスがたまってしまったように思います。抵抗力が弱いとはいえ、朝の静かな時間におうちの周りを少し散歩するぐらいは問題ないと思います。気分転換に外出は必要だと思います。外出ができなかった代わりに、窓際で日向ぼっこをし、窓を開けて風を感じるようにしてあげていました。
体験談その8:「外出は控え目に」(20代)
1ヶ月を迎える2日前に初めて外出をしました。徒歩5分のスーパーにちょっとした買い物をしに主人も一緒に外に出ました。抱っこ紐を使っていなかったので抱っこして行きましたが、重さは大したことなくてもずっと同じ体勢で、気も遣いますし、赤ちゃんを抱きながらの移動はとても大変でした。結局途中でつらくなり、主人に抱いてもらって交代しながらどうにかスーパーにたどり着きました。徒歩5分(途中交代したりで結局10分)、買い物20分でトータル30分程度の外出でしたが、マザーズバッグにおむつとおしりふきと着替えまで持っていきました。今考えると30分程度なら何もいらなかったと思いますが、当時は本気で必要だと思っていました。
体験談その9:「ほとんど外出しませんでした」(30代)
生後1ヶ月の1ヶ月健診まではほとんど外出はしていませんでした。やはりまだ首もすわっていないので、身体がふにゃふにゃしていますから外出するのはこちらも心配ですし、赤ちゃんにとっても負担になるだろうと考えたからです。ところが我が家にはもうすぐ3歳になる上の子がいて、1日中家の中にこもっていると上の子が息がつまってしまうので、生後2~3週間頃から家の周りをお散歩するようにしました。赤ちゃんは新生児から使える抱っこ紐を使用して抱っこしていきました。
体験談その10:「2週間健診、1ヶ月健診とでかけました」(20代)
私が出産した産院は2週間健診というものを設けてくれていたので、1ヶ月健診の間で外出したのは、2週間健診と1ヶ月健診の2回だけです。最初からあまり外出させすぎるのも良くないかなと思いましたし、出産時期が真夏の暑いときだったので、あまり暑い中歩くのも良くないと思いました。外出のときも最初は私と赤ちゃんのふたりだけで外出する自信がなかったので、私の母や主人などについてきてもらい、3人で出かけていました。
初めてのおでかけは無理のない範囲でしよう
全体として、健診のためのおでかけが初めてだというママが多いようですね。初めてのおでかけは不安ですが、先輩ママの声を参考にして成功させてくださいね。生後1ヶ月頃の外出は、赤ちゃんにもママにも刺激が強いものです。赤ちゃんの様子をみながら、無理のない範囲で少しずつおでかけできると良いですね。