【体験談あり】赤ちゃんの白湯はいつから?必要な道具と作り方。白湯を飲まない場合は?
昔はお風呂上りなどに飲ませる習慣があった白湯ですが、現在では離乳食が始まるまでは飲ませなくても良いといわれています。ここでは、多くのママが悩みがちな白湯を飲ませる時期と、白湯の作り方を紹介します。飲まないときの対処法や、便秘への効果もぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
白湯とは?白湯はいつから飲める?
白湯とは
白湯とは沸騰させたお湯を冷ましたもののことで、湯冷ましとも言います。水道水は沸騰させることで殺菌されるので、赤ちゃんに安心して与えることができるでしょう。
また、加熱させることでカルキが抜けるので口当たりが柔らかくなり、水分の体内への吸収率も良くなるといわれています。
白湯を飲ませる時期
白湯は生後1ヶ月頃から飲ませることができます。ただし、昔はお風呂上りなどに白湯を飲ませる習慣がありましたが、現在では離乳食が始まるまでは母乳やミルクのみで育てることが主流です。生後間もない時期はミルクを飲む量が少なく、白湯を飲んでしまうとミルクが不足してしまうこともあるかもしれません。
汗をたくさんかいたときなど水分不足が気になる場合は、授乳時間を考え、量に注意して与えるようにしましょう。離乳食の準備としてミルク以外の味に慣れさせるために白湯を与えるのなら、4~5ヶ月頃からがおすすめです。また、離乳食が始まったら食後や授乳後に白湯を与えると、虫歯予防が期待できますよ。
■先輩ママの体験談
・お風呂上がりに白湯を飲ませた方がいいと先輩ママに聞いたので、生後3ヶ月くらいから飲ませるようになりました。
(ぽんさん/30歳)
・助産師さんに、昔と違って赤ちゃんに白湯を飲ませることはすすめていないと聞いたので、新生児のころ一度も白湯を飲ませませんでした。
(チップさん/32歳)
・母親から沐浴後に白湯をあげなくていいのかと言われたことがあるけれど、「白湯をあげる必要はない」と聞いていたので特にあげませんでした。代わりに母乳をあげていました。
(haruさん/43歳)
赤ちゃんの白湯のために必要な道具は?
スプーン
赤ちゃんに初めて白湯を与えるときは、少量ずつ与えるようにしましょう。そのため、哺乳瓶よりもスプーンを使うのがおすすめです。こちらの温かみのある木のスプーンは、赤ちゃんの口に入りやすくて口当たりも滑らかなので、離乳食を与えるときにも活躍してくれますよ。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・持ち手が長いので、赤ちゃんの口に入れやすいですよ。今まで使っていたスプーンは嫌がって口にしてくれませんでしたが、こちらは口先に当てると自分から口を開けてくれます。
・持ち手のカーブが絶妙で、とても持ちやすいです。口触りが良く、大きさもちょうど良いので、子どもも使いやすそうです。見た目もかわいく、気に入っています。
やかん・電気ポット・電子レンジ
水道水で白湯を作るためには、沸騰させて雑菌やカルキを抜く必要があります。そのため、やかんや電気ポット、電子レンジなど使いやすいものを用意しておくようにしましょう。
ウォーターサーバー
手間なく白湯を用意したいママにおすすめなのが、ウォーターサーバーです。やかんで白湯を作るときは、カルキを抜くために10分以上沸騰させなくてはいけません。しかし、ウォーターサーバーならすぐに沸騰したお湯を出すことができるので、手軽に白湯を作ることができますよ。
また、水道水の成分が気になるママも、成分が保証されているウォーターサーバーなら安心ですね。こちらは本体のレンタル料は無料で、安全面を考慮したチャイルドロックも付いています。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・いつでも冷たい水や熱いお湯がすぐに出るので、家族みんな便利に使っています。
・自分で設置するのが大変そうだと思っていましたが、意外と簡単にできました。ミネラルたっぷりの天然水がうれしいです。
赤ちゃんの白湯の作り方・あげ方は?
やかんを使った作り方
やかんに水を入れ、沸騰するまで強火にかけます。沸いたら弱火にして10分以上沸騰させ続けましょう。あとは火を止め、そのまま冷ましたら白湯の完成です。人肌程度の温度になってから赤ちゃんに飲ませてあげてくださいね。
電子レンジを使った作り方
手軽に少量の白湯を作りたいときには、電子レンジを使うと便利です。マグカップに水を入れたら、600Wの電子レンジで1分半過熱して冷ますだけなので簡単ですよ。また、電子ポットを使うときは、使う分だけ水を入れてスイッチを入れ、沸騰させて冷ますだけで白湯が作れます。
保存方法
白湯は、必要な分をその都度作るのがおすすめです。しかし、育児や家事などで忙しく、白湯を作る手間を減らしたいときには、消毒したポットに入れて常温や冷蔵庫で保存しておくことができます。赤ちゃんに与えるときには、人肌程度に温めるようにしましょう。
また、作った白湯はその日のうちに必ず使い切るようにしてくださいね。魔法瓶で保存しておいても便利ですよ。ただし、赤ちゃんが一度口をつけたものは、使いまわさないようにしましょう。
あげ方と注意点
赤ちゃんに白湯を与えるときは、月齢に合わせて10~50cc程度と少量ずつ飲ませるようにしましょう。また、授乳時間の前に飲ませてしまうと、ミルクや母乳を飲めなくなってしまうかもしれないので、タイミングにも気をつけてくださいね。
白湯を赤ちゃんに与えるのは、お風呂上りや夏の気温が高い日、高熱が出たときなど、水分補給が不足しがちなタイミング程度にすることをおすすめします。離乳食が始まってからは、虫歯予防として食後に飲ませる習慣をつけても良いですね。
■先輩ママの体験談
・お風呂上がりに水分補給として、哺乳瓶に50ccほど入れて飲ませました。
(りささん/32歳)
・暑い時期だったのもあり、汗をかいたりお風呂からあがったりしたときに、水分補給ために少し与えていました。
(さくらさん/41歳)
・産院で入浴後に水分補給として、母乳やミルク、白湯をあげるといいと教わりました。白湯は主に入浴後にあげていました。
(セシルさん/26歳)
赤ちゃんが白湯を嫌がる場合は?
赤ちゃんが白湯を嫌がって飲まないときには、無理に飲ませる必要はありません。特に初めのうちはミルク以外の味に慣れていないので、拒否してしまうことが多いものです。まずは舌をつける練習から始めてみてください。
また、白湯に慣れさせようと、ミルクと白湯を混ぜて赤ちゃんに与えるのは避けましょう。ミルク自体を嫌がるようになってしまうかもしれないので、ミルクはミルク、白湯は白湯と分けて与えるようにしてくださいね。
赤ちゃんの白湯に関する体験談
筆者の娘は母乳が大好きで、白湯はほとんど飲んでくれませんでした。夏場など、暑い時期は水分不足が心配で、何とか飲んでもらおうと苦労しましたが、与えようとすればするほど嫌がられてしまいました。そんなとき支援センターで職員の方に相談してみたところ、母乳だけで十分水分が摂れていると言われました。
それからは無理に飲ませようとせず、「飲んでくれたら良いな」という気持ちで白湯を用意するようになりました。するとこちらの気持ちの変化に気が付いたのか、娘も徐々に口をつけてくれる回数が増えました。
赤ちゃんには白湯よりも母乳・ミルクを優先しよう
お風呂上りや外出で汗をかいたときなど、赤ちゃんの水分不足が気になるママも多いものです。しかし、「水分を摂らせなければ」と白湯を与えすぎると、母乳やミルクの量が不足してしまうかもしれません。離乳食が始まるまでの赤ちゃんは、基本的に母乳やミルクで十分な水分を摂ることができます。
白湯は必ずしも必要なものではないので、与えるときは母乳やミルクに影響がないように注意しましょう。