赤ちゃん&ママにおすすめベビーパウダー!固形・成分・医薬部外品など違いを解説
ベビーパウダーは、あせもなどの肌トラブルの予防に効果的です。保湿成分入りのベビーパウダーをスキンケアに用いる大人も増えています。固形・医薬部外品・微香性などのポイントを交えながら、ベビーパウダーの選び方や使用時の注意点を紹介します。
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目次
ベビーパウダーは「使い方」に合わせて選ぶ!
汗ムレ対策として用いられるベビーパウダー
ベビーパウダーとは、汗をかきやすい赤ちゃんの肌を守るために用いられるスキンケア用品です。あせもやおむつかぶれの予防として用いるケースが多いです。天花粉(てんかふん)、シッカロールと呼ばれることもあります。
「どう使いたいか」でベビーパウダーを選ぼう
固形・微香性・パフ付きなど、さまざまなベビーパウダーが販売されています。ベビーパウダーを選ぶ際には、まず「どう使いたいか」を考えてみましょう。
夏など汗をかく季節に持ち歩くなら、粉が散らばりにくい固形タイプがおすすめです。赤ちゃんの汗ムレ予防に使うなら、有効成分配合の医薬部外品で新生児から使えるものを選ぶのも良いでしょう。目的や使い方を想像すれば、ベビーパウダー選びが少しは楽になるかもしれませんよ。
医薬部外品(薬用)ベビーパウダーおすすめ5選
和光堂 シッカロールナチュラル
・医薬部外品、有効成分(酸化亜鉛)配合
・あせも・おむつかぶれetcを防ぐ
・珍しい「紅茶の香り」が口コミで人気
汗をかきやすい時期にぴったりな吸湿&放湿機能性パウダーが配合されています。紅茶の香りでママも赤ちゃんもリラックスできそうですね。植物性スクワランなどのうるおい成分配合、タルク不使用(タルクフリー)のベビーパウダーなので成分にこだわりたい人におすすめです。
ピジョン 薬用固形パウダー
・医薬部外品、有効成分(酸化亜鉛)配合
・粉が飛び散りにくく外出にも便利な固形タイプ
・肌を保護するスクワラン配合、あせもやただれを防ぐ
かさばらない大きさのコンパクトケース付きの固形パウダーです。粉が飛び散りにくいため、ベビーパウダーの使い方としては上半身への使用がおすすめです。持ち運びもしやすく、おでかけに重宝しそうですね。無香料なのでにおいが気になるママ&赤ちゃんも使用しやすいでしょう。
資生堂ベビーパウダー プレスド
・医薬部外品、有効成分(酸化亜鉛)配合
・固形タイプで持ち歩きしやすい
・コンパクトなケース・パフ付き
資生堂のベビーパウダーは、1971年から長年愛されているロングセラー商品です。赤ちゃんのスキンケア用品としてだけでなく、化粧品として使っている大人も多いようですよ。サラサラしていて肌に馴染みやすく、お手頃な値段が嬉しいですね。
ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性
・医薬部外品、有効成分(β-グリチルレチン酸)配合
・パフ付&中栓のあるケース付き、軽くふるだけで適量が出る
・保湿成分スクワラン・ホホバオイル配合
無香料&弱酸性の薬用パウダーで、肌の弱い赤ちゃんにもおすすめです。ふたが片手で外しやすく、赤ちゃんを抱っこした状態でも使いやすいのがうれしいですね。かわいいパッケージも好評のようですよ。
和光堂 シッカロールキュア
・医薬部外品、2種類の有効成分(アルジオキサ・酸化亜鉛)配合
・うるおい成分ももの葉エキス配合で、スキンケアにも○
・敏感肌用パフ付き
微細粒子を除去したベビーパウダーなので、粉タイプなのに比較的飛び散りにくいです。珍しい「敏感肌用のパフ」付きなので、赤ちゃんにも敏感肌の大人にも使えるのが嬉しいですね。中ふた付きのケースなので、しっかりと密封することができます。
リラックスタイムに!微香性ベビーパウダー
お風呂上がりや夜寝る前に微香性のベビーパウダーを使う人は、少なくありません。ママ&赤ちゃんで、同じ良い香りに包まれて一緒に寝るのも良いかもしれませんね。
ジョンソン すやすやタイムナチュラルベビーパウダー
・生まれたその日から使える低刺激処方・タルクフリー
・パフ不要で衛生的、シェーカー容器なので粉の量が調整しやすい
・赤ちゃんのすやすやタイムのために開発されたリラックスアロマ成分
従来の缶入りからボトル型のパッケージにリニューアルされたジョンソンのベビーパウダーは、その成分の99%が植物に由来しています。タルクフリーの低刺激処方なので、生まれたその日から安心して使用できますよ。独自のリラックスアロマ成分が配合されており、寝る前の習慣づけにもおすすめです。
人気!パフなしベビーパウダー2選
パフが付いていないベビーパウダーは、比較的値段が安いものが多いのが特徴です。部位によってパフを使い分ける際には、パフが付いていない商品を選んだほうが使い分けを意識しやすいという声もあるようです。自分好みのパフを別途購入しても良いですね。
ピジョン ベビーパウダー 薬用・ブルー缶
・医薬部外品、有効成分(酸化亜鉛)配合
・保湿成分スクワラン&皮膚を保護するシリコーンオイル配合
ピジョンの薬用ベビーパウダーは、さらっとしたきめの細かいパウダーです。粉の飛散や多くつきすぎることを防ぐために、便利な中栓がついています。中栓を落としぶたとして使用すると、適量が取り出せる仕組みです。ベビーパウダーについている中栓の使い方は公式サイトの使い方動画で確認できますよ。
和光堂 シッカロール・ハイ 紙箱
・医薬部外品、有効成分(クロルヒドロキシAl)配合
・珍しい箱タイプ、比較的値段が安くコスパが良い
シッカロールハイは、和光堂のベビーパウダーの中でもベーシックとされるベビーパウダーです、シッカロールハイのなつかしい香りは、小さな紫色の花を咲かせるヘリオトロープというハーブの香りを表現していますよ。使用後に廃棄しやすい紙箱入りです。
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ベビーパウダーの使い方と注意点
ベビーパウダーは清潔で乾いた肌に使う
ベビーパウダーの使い方は難しくありませんが、いくつか気をつけたいポイントがあります。まず、ベビーパウダーを使うときはお風呂上がりなど肌が清潔な状態であることが大切です。おむつ替えの後に使うときは、汚れをしっかりふき取りましょう。
肌が濡れた状態でベビーパウダーをつけるのも良くありません。肌が濡れているときはタオルなどで肌の汗や水分をふき、乾燥した肌に使うようにしてくださいね。
ベビーパウダーは少量で使うのがポイント
ベビーパウダーを赤ちゃんに使うときは、清潔なパフもしくはママの手のひらに少量のパウダーを取り、やさしくおさえながら薄く伸ばしていきます。肌がほんのり白くなる程度が適量です。とりすぎたときは粉を落とし、なじませてから使うようにしましょう。このとき、粉を吸い込まないように注意してくださいね。
ベビーパウダーの使い方は公式サイトの商品ページで確認できます。ジョンソンやピジョンは、動画でも使い方を解説していますよ。
ベビーパウダーを使い分けると衛生的
パフを使う場合には顔用パフ・おしりまわり用パフなど使う部位によって使い分けると衛生的です。上半身は固形、下半身は粉のベビーパウダーと使い分けても良いでしょう。パフは清潔なものを使用し、定期的に洗って衛生を保つことも大切です。
ベビーパウダーは大人が使うのもおすすめ
ベビーパウダーを美容・メイクにいかす
「ベビー」と名前がついているものの、ベビーパウダーは大人が美容ケアやメイクに使うのもおすすめです。ベビーパウダーを大人が使うときには、保湿成分入りのベビーパウダーをフェイスパウダー(フィニッシュパウダー)代わりに使ったり、ファンデーションの代用として使ったりする方法が人気です。
またメイク後に少量のパウダーをおでこにつけて、前髪が皮脂で崩れるのを防止している人もいます。美容ケアで使用するのであれば、保湿成分や肌の保護成分が入っているベビーパウダーがおすすめです。手汗や脇汗対策として使う人もいます。ただし本来の使い方とは異なるため、効果を感じるかどうかは人それぞれのようです。
ベビーパウダーのにおいをいかす
ベビーパウダーのにおいが好きだという人は珍しくありません。においがあるベビーパウダーを首筋などに薄くはたけば、汗対策と香水の代用にもなって一石二鳥ですよ。新生児から使えるものであれば、敏感肌の大人でも使える場合が多いでしょう。
ベビーパウダーを日常生活でいかす
ベビーパウダーの主成分のひとつである「タルク」を肌に伸ばすと、さらさらとした肌になります。この特徴をいかし、白い靴の汚れ防止としてベビーパウダーを使用する方法があります。また海に行くときにベビーパウダーを足につけておけば、砂が足に付きにくくなります。ワイシャツの首回りの皮脂汚れ防止に使用することもできますよ。
赤ちゃんにベビーパウダーは必要?危険性や注意点
赤ちゃんへの使用には賛否両論ある
昔は体温調節が苦手な赤ちゃんのあせも・おむつかぶれ対策として、お風呂上がりにベビーパウダーを使うのが一般的でした。現在は赤ちゃんへのベビーパウダーの使用には賛否両論あります。
空調設備が進化し汗をかく機会が少なくなったことやベビーオイル・ベビークリームなどのベビーケア用品が充実したことも、関係しているでしょう。ベビーパウダーを赤ちゃんの肌に使用することが不安であれば、皮膚科の医師に相談してから使用するのも良いかもしれませんね。
ベビーパウダーの「タルク」は発ガン性物質?
ベビーパウダーの主成分のひとつである「タルク」は滑石(かっせき)という鉱石で、ベビーパウダーだけでなく、おしろいやファンデーションなど化粧品の原料としても使われています。
1986〜1987年頃に、タルクに不純物として発ガン性や健康障害が指摘されている「アスベスト」が混入していたことが問題となりました。
ただし1987年にベビーパウダーの品質確保について厚生労働省から各都道府県の衛生主管部(局)に通達が出されました。厚生労働省としては「現在流通しているベビーパウダーにアスベストが混入されているものはない」としています(※1)。気になる場合にはタルクフリーと呼ばれる、タルクを使用していない商品を選ぶと良いでしょう。
ベビーパウダーは毛穴が詰まる?
ベビーパウダーは、濡れた肌に使用すると汗が出てくる穴(汗孔)や毛穴をふさぐ可能性があると指摘されています。このため、ベビーパウダーの使いすぎには注意したほうが良いでしょう。
また足の付け根や首などの肌のしわの部分に使用すると、湿疹などの肌トラブルの原因になるかもしれません。使い方に不明点があれば、メーカーに確認してみるのも良いでしょう。
「あせも」ができたらベビーパウダーは使えない?
ベビーパウダーは、汗ムレを防いでさらさらとした肌を保つために使用します。このため汗ムレなどの原因により、あせも・湿疹・ニキビなど肌トラブル(肌荒れ)がある状態で使用は控える必要があります。あくまでもあせもなどの症状を治す目的ではなく、予防する目的でベビーパウダーを使いましょう。
赤ちゃん&ママでベビーパウダーを活用しよう
ベビーパウダーは、赤ちゃんのスキンケア目的以外にも、さまざまな使い方ができます。もしも赤ちゃんの肌に合わなくても、さまざまな形で活用したいですね。ベビーパウダーの使用に関しては賛否両論ありますが、不明点があれば医師やメーカーに相談するのがおすすめです。赤ちゃん&ママにぴったりのベビーパウダーが見つかると良いですね。
※この記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。