幼稚園は何歳から?3年保育・2年保育の年齢は?いつから入れる?

子どもを幼稚園に入れたいけど、何歳から入れたら良いのか迷ってしまうというママもいるのではないでしょうか。3歳で入園させるか、4歳で入園させるか、幼稚園にはいつから通わせるのが良いのでしょうか。ここでは実際に幼稚園は何歳から通えるのか、2年保育と3年保育の特徴と違いなどについて詳しく紹介します。

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目次

  1. 幼稚園には何歳から入園できる?
  2. 幼稚園の年少・年中・年長って何歳のこと?
  3. 幼稚園の2年保育の特徴
  4. 幼稚園の3年保育の特徴
  5. 幼稚園に何歳から通わせるか、子どもにあった時期選びを
  6. ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる
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幼稚園には何歳から入園できる?

幼稚園とは小学校就学までの幼児を教育し、年齢にふさわしい適切な環境を与え、その心身の発達を助けることを目的とした教育施設のことを指します。幼稚園によって通える年数は異なり、満4歳児から就学までの2年間幼稚園に通う場合を「2年保育」、満3歳児から就学までの3年間幼稚園に通う場合を「3年保育」と呼んでいます。

一般的に入園の時期は4月ですが、転勤などの事情で年度途中の受け入れを行う幼稚園もあるようです。また、最近ではプレ保育と呼ばれるものや、4年保育を行っているところもあるようです。

幼稚園の2年保育は満4歳から

幼稚園の2年保育を選択した場合、入園できる年齢は満4歳からで、幼稚園に2年間通います。たとえば2018年8月生まれの子の場合、2023年の4月から入園できます。早生まれの子は4歳になったばかりですが、4月生まれの子は入園してすぐに5歳をむかえるということもあり、同じ学年でも1歳近く差がひらくことになります。

幼稚園の3年保育は満3歳から

幼稚園の3年保育を選択した場合、入園できる年齢は満3歳からで、幼稚園に3年間通います。幼稚園に入園する4月に満3歳になっている必要があり、たとえば2019年8月生まれの子の場合、2023年の4月から入園できます。早生まれの子は3歳になったばかりですが、4月生まれの子は4歳をむかえていることがあります。

2歳児保育(4年保育)を行う幼稚園も

最近では4年保育を行うところも珍しくありません。とくに東京都などの都心部で多くみられ、少子化対策の一環として広がりをみせています。その名の通り4年間保育を行うため、満2歳から入園できます。

2歳児ですからまだひとりで身の回りのことをできない子が大半であり、受け入れ人数はほかの年齢のクラスと比べると少なくなっています。実施している幼稚園も限られるため、興味のある方はお住いの地域で実施している園があるか、役所に問い合わせてみると良いでしょう。

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プレ保育は主に2歳の未就園児対象

2歳児保育とは別に、「プレ保育」「プレスクール」「未就園児保育」というものもあります。これは4年保育とは異なり、主に2歳の未就園児を対象に、月に数回程度の預かりや、ママと一緒にイベントに参加し、幼稚園を体験してもらうというものです。

実施内容や頻度、費用は幼稚園によって大きく異なります。対象年齢についても、2歳になったら応募OKというところもあれば、学年で区切り4月の時点で2歳をむかえた子どもを受け入れるところもあります。

プレ保育は、子どもに幼稚園を早くから体験させたいという方が利用したり、幼稚園側からすると園の特色を知ってもらったりする場でもあります。また、人気の幼稚園ではプレ保育を体験している子どもは入園が有利になるというところもあるようです。通わせたい幼稚園がある場合は事前にプレ保育を実施しているか確認しておく必要があるでしょう。

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幼稚園の年少・年中・年長って何歳のこと?

幼稚園によっては、それぞれの学年を「年少」「年中」「年長」などと呼ぶことがあります。

幼稚園の年少クラス

一般的に、幼稚園の満3歳クラス(3~4歳)を年少と呼びます。まだまだ小さく、おもらしをしてしまったり、登園時に泣いてしまったりすることも珍しくありません。早生まれなどお誕生日が遅めの子どもの場合にはおむつがまだ外れていない場合もあるでしょう。幼稚園によっては入園時には多少おむつを使っていても良い場合もあるようです。

まれに、2年保育の満4歳クラスを年少と呼ぶこともあります。

幼稚園の年中クラス

一般的に幼稚園の満4歳クラス(4~5歳)を年中と呼びます。見た目も中身も急成長する時期です。男女で別れて遊びだすのもこの時期でしょう。他人を意識し始める年頃でもありますので、ちょっとしたケンカやトラブルも起こりやすくなります。注意して見守ってあげましょう。

幼稚園の年長クラス

一般的に、幼稚園の満5歳(5~6歳)クラスを年長と呼びます。幼稚園の中でも一番上のクラスというだけあって、子どもも最高学年の自覚が出て、なんでも一生懸命に仕事をこなそうとします。とくに精神面での成長が著しい時期で、小学校入学への準備が着々とできていきます。

その他

幼稚園によっては「年少」「年中」「年長」といった呼称がないところもあります。また、4年保育を行っている場合、満2歳児クラスを「最年少」「年年少」「年少」と呼ぶことがあります。

幼稚園の2年保育の特徴

幼稚園の2年保育を選んだ場合、年中・年長クラスの2年間を幼稚園で過ごします。地域にもよりますが、以前に比べ2年保育のみを実施する幼稚園が減ったということもあり、現在は多くの家庭が3年保育を選択しているようです。しかし、早生まれの子どもを2年保育に入れる家庭も少なくありません。家庭の状況や教育方針によって2年保育を選ぶケースもあるでしょう。

2年保育のメリット

【ママが子どもと一緒に過ごせる時間が長い】
2年保育を選ぶ場合、3歳児のあいだは家庭で過ごすことになります。そのため、ママが子どもと一緒にのんびり過ごす時間を十分に確保することができるでしょう。子どもの成長をそばでゆっくり見守ることができるので、子どもと向きあう時間を長く持ちたいママは2年保育を選ぶことが多いようです。

【感染症などにかかる可能性が少ない】
子どもが集まる場所は感染症などの病気が広がりやすいもの。自宅での保育期間が長い分、その可能性も少なくなります。子どもは年齢を重ねるごとに体力がついてくるので、2年保育で入園する場合はその分感染症などにかかるリスクが少なくなるでしょう。

【早生まれの子や発達がゆっくりな子も馴染みやすい傾向】
子どものうちは同じ年齢でも3月生まれと4月生まれではその差が大きいことがあります。まだ集団生活に不安があるという子は、それぞれのペースで保育し、年中クラスからの入園に備えると良いでしょう。

【経済的な負担の軽減】
2019年から幼児教育・保育の無償化が始まり、幼稚園は入園できる時期に合わせて満3歳から小学校入学前までのあいだ月額2.57万円を上限とした支援が受けられます。保育料の負担は軽減されていますが、持ち物や行事、通園送迎費や給食費など出費はつきものです。2年保育ですと3年保育に比べて在園期間が短い分、保育にかかる費用が抑えられるでしょう。

2年保育のデメリット

【同年齢の子どもと過ごす時間が少なくなる】
少子化がすすんでいる現在では、近所に同年齢の子が集まる場をみつけることが難しくなってきました。2年保育の場合は同年齢の子どもと触れ合える機会が少なくなってしまうので、時間をみつけて児童館などに連れて行ってあげると良いでしょう。

【幼稚園内でママ友の輪に入りづらいことがある】
同じ幼稚園で3年保育も実施している園の場合、年少から一緒のママたちのあいだで、すでにグループができていて入りづらいというケースがあるようです。しかし同じバス停で毎日顔をあわせる、幼稚園の役員になる、といったきっかけがあればスムーズにいくかもしれませんね。

【ほかの子どもと差がついてしまうか不安になる】
2年保育を選択するママにとって、3年保育を受ける子どもとの差が気になってしまうこともあるのではないでしょうか。やはり1年間あとから入園する分、幼稚園で学べる機会は少なくなりますが、子どもの適応能力は高いとされているので比較的すぐ追いつく子が多いようです。

【時間を持て余してしまうことがある】
子どもと過ごす時間が長い分、遊びかたや連れて行くところに困ってしまうことがあるでしょう。入園までの時間がある分、習い事や地域のイベントに参加させてあげると親子ともにリフレッシュできて良いかもしれませんね。

幼稚園の3年保育の特徴

幼稚園の3年保育を選んだ場合、年少・年中・年長クラスの3年間を子どもが幼稚園で過ごします。最近では大半の幼稚園が3年保育を実施しています。近所のお友達との交流が減ったり、遊び場が少なかったり、働くママが増えてきたりとそのニーズが高まってきたことからです。2年保育を選びたくても近くに実施している幼稚園がないこともあるようですが、3年保育の特徴を知り、納得した上で通わせたいですね。

3年保育のメリット

【同年齢の子どもと触れあうことができる】
少子化の影響で、近所になかなか同年齢の子どもをみつけられないという地域も少なくありません。子どもが集まる幼稚園で過ごす時間はとても貴重ですね。同年齢の子どもと触れあうことで刺激しあい、成長へとつながるでしょう。

【集団生活を早くから身に着けられる】
集団生活は自宅保育で体験することはまず難しいでしょう。幼稚園は集団生活を知るはじめの一歩です。3年保育は2年保育と比べると、比較的早く集団生活を身に着けることができるでしょう。

【家庭ではできない体験がより多くできる】
幼稚園では年間を通してさまざまな行事やイベントが実施されます。遠足や発表会、運動会など子どもにとって良い刺激になることはもちろん、親にとっても子どもが普段家庭ではみせない一面をより多くみることができるでしょう。

【ママの自由時間が増える】
子どもと接する時間が短くなる反面、ママが自由に過ごせる時間が増えます。幼稚園のお迎えまでのあいだに育児の息抜きをしてリフレッシュしたり、たまった家事をこなしたりすることで、気持ちにも余裕が生まれるかもしれません。

3年保育のデメリット

【子ども同士のトラブルが多い】
年少くらいの年齢だとまだ精神的にも幼い子どもがほとんどです。集団生活でもちょっとしたことでケンカをしたり、手を出してしまったりとトラブルは避けられないでしょう。ママ同士もそういったことを理解し、ある程度覚悟した上で、幼稚園に預けましょう。

【感染症などにかかりやすい】
年少クラスの子どもは、まだ体力面でも不安定で、感染症などにかかりやすい時期でもあります。幼稚園で感染症などにかかり、熱を出したりして休みがちになってしまっても仕方がないことだと腹をくくっておく必要があるでしょう。

【経済的な負担がある】
2年保育と比べると1年分多く幼稚園関連の費用がかかります。2019年10月より幼保無償化が施行されましたが、幼稚園によって必要な費用は大きく異なります。家庭の経済状況を考慮した上で選ぶようにしましょう。

【慣れるのに時間がかかる子もいる】
はじめての幼稚園に、戸惑う子どもが大半でしょう。とくに低年齢の子どもは、ママと離れて幼稚園へ通うことをまだ理解できないことがあります。毎朝泣きっぱなしということもしばしばです。ママも不安になるかもしれませんが、時間が解決してくれることを願ってそっと見守りましょう。

幼稚園に何歳から通わせるか、子どもにあった時期選びを

幼稚園に何歳から通わせるかは家庭の方針によるでしょう。ここで紹介したメリット・デメリットを参考にしながら、子どもの性格や、近隣の幼稚園事情、家庭の経済的負担などを考慮して夫婦でよく話し合って決めましょう。どうしても迷ってしまうというママは見学や行事、プレ保育への参加で子どもに幼稚園を体験させてあげると良いでしょう。幼少期の体験はその子の土台を作る大切な要素です。自分の子どもにとってベストな時期を親として選んであげたいですね。

※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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