【絵本】ひな祭りにおすすめ15選!0歳.1歳.2歳.3歳~年齢別でご紹介!2022
ひな祭りの絵本には、起源や由来を学べるものから、オリジナルストーリーが楽しめるものまで、さまざまな絵本があります。女の子だけでなく、男の子も一緒に楽しめる絵本もありますよ。ここでは、保育園や幼稚園の読み聞かせでも人気のひな祭りの絵本をご紹介します。ひな祭りシーズンに、親子でぜひ読んでみてくださいね。
目次
【ひな祭りの絵本】子どもにぴったりの本の選び方
ひな祭りは日本の伝統的な行事です。ひな祭りにちなんだごちそうを家族で囲んで祝う家庭も多いでしょう。今年はさらに、ひな祭りの絵本を子どもと読んで、より雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
絵本を選ぶときに、子どもにあった絵本を見つけるのはなかなか難しいものです。初節句の0歳、きれいなおひなさまにあこがれる1歳~2歳、本格的なストーリーも楽しめるようになる2歳~3歳など、年齢にあわせて絵本を選んでみるとぴったりの一冊が見つかるかもしれませんよ。絵本に記載された対象年齢も参考にしてみましょう。
【ひな祭りの絵本】起源や由来を学べるもの
ひな祭りは女の子のすこやかな成長を願う行事として親しまれています。しかし、ひな祭りはなぜ3月3日なのか、なぜ雛人形を飾るのか、あまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、ひな祭りの起源や由来を学べる絵本を紹介します。
瀬尾 七重、岡本 順
子どもの病気や災いを人形に移し、川に流しておはらいをする「流し雛」という風習があります。ひな祭りの起源となったこの風習を小さな子どもにもわかりやすいように描いた、人気のひな祭りの絵本です。
ひな祭りの起源や由来、雛人形を飾る意味について親子で一緒に学ぶことで、ひな祭りをよりいっそう楽しめるでしょう。
【ひな祭りの絵本】オリジナルストーリーが人気のもの
ここではオリジナルストーリーで人気を集めるひな祭りの絵本をご紹介します。
ねぎし れいこ、吉田 朋子
真夜中の人形店から聞こえる、人形たちのひそひそ話。売れ残ってしまった雛人形が「自分たちの住む家は自分たちで探そう」と、みんなで冒険に出るという斬新なストーリーです。
上品なイメージとは異なるお雛様の姿がほのぼのとして愛らしく、活発な女の子が気に入りそうなひな祭りの絵本です。着物の生地を用いたコラージュの美しさも見ものです。
ますだ ゆうこ、たちもと みちこ
ひな祭りの日におうちに飾られたお雛様たちが家を飛び出して冒険に出るという物語です。
ひな祭りの由来の解説や、ひな祭りに親子で楽しめるレシピなどひな祭りの豆知識も載っている絵本です。ぜひひな祭りの前に読んでおきたい一冊です。
【ひな祭りの絵本】手作りを楽しめるもの
手作りで楽しむひな祭りのヒントになる絵本です。男の子の友だちやきょうだいとも一緒に楽しめそうですね。
平野 恵理子
弟のノブと姉のなおが一緒にひな祭りのちらしずしを作るというストーリーで、姉弟のほほえましい会話を楽しみながら、ちらしずしの作り方を覚えられるひな祭りの絵本です。この絵本を読んだらきっと、親子でちらしずしを作りたくなりますよ。
野村たかあき
小学生の女の子きりちゃんが、おばあちゃんとひなちらしを作るというお話です。なぜひなまつりがあるのか、などおばあちゃんが教えてくれるひなまつりの知識は必見です。絵本の巻末には、レシピが載っているので参考にしてひなちらしを作ってみてはいかがでしょうか。
【ひな祭りの絵本】0歳~1歳におすすめ
ここでは、年齢別にひな祭りの絵本をご紹介します。なお、ここで紹介する年齢はあくまでも目安です。「今年はこんなのが良いかな」と、その年の子どもの興味にあったひな祭りの絵本を選んであげたいですね。
きむら ゆういち、ふゆの いちこ
お雛様が大好きなこぐまのまーが作った、大きなお雛様が風に飛ばされてしまうという、わくわくどきどきのストーリーです。
赤ちゃんが喜ぶかわいらしい動物の絵としかけ付きなので、初節句の読み聞かせにぴったりの絵本ですね。
【ひな祭りの絵本】1歳〜2歳におすすめ
川之上 英子、川之上 健
ひな祭りは桃の節句とも呼ばれています。おいしそうな桃、転がる桃、いろいろな桃が出てきて「もも」「もも もも」「ももももも……」とリズミカルに読み進められる一冊です。
どのような読み方をするかで「もも」の表情が変わって見えるかもしれませんね。遊び心あふれる絵本で、笑顔いっぱいのひな祭りになるでしょう。
【ひな祭りの絵本】2歳〜3歳におすすめ
人形の東玉 、田村 孝介
ひな人形がどのように作られているかを写真で紹介した絵本です。職人が一つひとつ心を込めてひな人形を作っている姿を見れば、ひな人形を大切にしようという気持ちが子どもに芽生えることでしょう。写真が鮮やかでわかりやすいので、長いお話が苦手な子どもにもおすすめです。
こいで やすこ
森に住むねずみや動物たちがひな祭りをお祝いするというストーリーです。語り口がおだやかで優しく、細やかに描き込まれた絵でお雛様の美しさを堪能できると人気のひな祭りの絵本です。女の子の出産祝いや海外へのおみやげにも良さそうですね。
【ひな祭りの絵本】3歳〜4歳におすすめ
すとうあさえ 、小林ゆき子
ねずみやうさぎなどの動物たちが、おひなさまを手作りするストーリーです。ねずみはチーズ、うさぎはにんじんなどそれぞれの好物を使って作るおひなさまがかわいらしいです。日本のさまざまな行事を紹介する絵本のシリーズで、ひな祭りの由来も学べますよ。子どもと一緒にひな祭りについて学んでみてはいかがでしょうか。
鈴木 真実
おひなさまのひみつを知ってしまったえいちゃんと、おひなさまの交流を描いた絵本です。動いたり話したりするおひなさまがかわいらしいですよ。ひみつがテーマになっているので、ひみつの意味を一緒に教えてあげるとより絵本を楽しめるかもしれませんね。
【ひな祭りの絵本】5歳におすすめ
花山 かずみ
女の子がおひなさまの世界に遊びに行く絵本です。女の子が、ぬいぐるみに名前を付けて人形ごっこをしていたら、突然おひなさまが「自分たちにも名前が欲しい」と話しかけてきました。名前を付けてあげたことをきっかけに、女の子とおひなさまは仲良くなります。
名前を付けてもらって喜ぶおひなさまの様子は、とてもかわいらしいですよ。この本を子どもに読んであげたら、きっと名前の大切さがわかるのではないでしょうか。
丸田かね子
戦争中のひな祭りをテーマにした絵本です。集団疎開や空襲、家族の死など悲しいことを乗り越えながら懸命に育っていく女の子の姿は、涙を誘うことでしょう。少し内容が難しいと感じる子どもがいるかもしれませんが、平和の大切さを知ってもらうためにもぜひ読んであげたい絵本です。
長崎 源之助、山中 冬児
終戦直後の紙びなにまつわるお話です。紙びなを作ったお母さんの気持ちと、お祝いしてもらった女の子の気持ち、親から子に語り継ぎたい歴史とともに、しみじみと味わいたいひな祭りの絵本です。
おすすめのひな祭りの紙芝居
ひな祭りの絵本と同様、ひな祭りにちなんだ紙芝居は保育園や幼稚園でも人気があり、行事のときなどによく読まれているようです。ひな祭りを機に子どもに紙芝居を読んでみてあげてはいかがでしょうか。
ひろかわ さえこ
たぬきの女の子を主人公にしたひな祭りの紙芝居です。おひなさまを欲しがっているポンコちゃんの家に、ある日おひなさまがやってきます。喜ぶポンコちゃんでしたが、なぜかポンコちゃんのパパとママがいなくなってしまいました。ポンコちゃんのパパとママはどこにいってしまったのか、子どもたちの気持ちを盛り上げながら読んであげたいですね。
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ひな祭りは絵本をきっかけに、親子で桃の節句を楽しもう
3月3日のひな祭りは女の子のあこがれが詰まった行事ですよね。ママ自身も、ひな祭りには特別な思いがあるのではないでしょうか。
ひな祭りの絵本をきっかけに、ひな祭りの起源や由来について親子で学んだり、オリジナルストーリーを読んでひな祭りのイメージを自由にふくらませたりすると良いでしょう。ひな祭りの絵本をママやパパに読んでもらった記憶は、きっとひな祭りの楽しい思い出のひとつになるのではないでしょうか。
※この記事は2022年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。