ヘルパンギーナで保育園・幼稚園に登園できるのはいつ?登園許可書が必要?

ヘルパンギーナは、夏に流行しやすい感染症です。保育園や幼稚編に通う子たちのあいだでも、感染が広がることが多く症状が治まるまではなかなか登園できないといった問題もあります。ここでは、ヘルパンギーナにかかってから登園できるようになるまでに必要な期間や登園に必要な条件、許可証の必要性について紹介します。

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この記事の監修

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小児科医
染谷 朋之介

目次

  1. ヘルパンギーナの症状とは?
  2. ヘルパンギーナで保育園や幼稚園は登園可能?
  3. ヘルパンギーナで保育園や幼稚園の出席停止期間はいつまで?
  4. ヘルパンギーナが保育園や幼稚園で流行るのはいつ?
  5. ヘルパンギーナで病児保育は利用できる?
  6. きょうだいがヘルパンギーナにかかったら登園できる?
  7. ヘルパンギーナに感染したら無理に登園しない
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ヘルパンギーナの症状とは?

ヘルパンギーナは、おもに5歳以下の幼児が感染しやすい、急性のウイルス性咽頭炎です。感染後、数日の潜伏期間を経たあと、39℃前後の高い発熱や水泡ができることによる喉の強い痛みなどの症状を伴います。また、ウイルス性の感染症のため、下痢や嘔吐など胃腸での症状が起こる場合もあります。

ヘルパンギーナにかからないためにも、夏風邪が流行する時期はとくに手洗い・うがいを徹底して予防することが大切でしょう。

ヘルパンギーナで保育園や幼稚園は登園可能?

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ヘルパンギーナは感染力の非常に高い感染症です。そのため、ほとんどの保育園や幼稚園では二次感染を避けるため、ヘルパンギーナだと診断された場合には、たとえ熱が下がっていたとしても一定期間登園できないとするルールを定めています。

ヘルパンギーナにかかったあとに登園するには、熱が下がって口の中の水泡や潰瘍が治り、健康なときと同じご飯を痛がらずにいつも通り食べられるまで回復している必要があります。

ヘルパンギーナで保育園や幼稚園の出席停止期間はいつまで?

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園によって出席停止期間は異なる

ヘルパンギーナには、はしかやインフルエンザのような一定の出席停止期間というものがありません。登園できるかどうかについては、住んでいる地域やそれぞれの園によって定めている期間が異なりますが、厚生労働省では「発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること」を目安としています。喉などの症状が治まり、いつも通りの食事ができるようになるまでには解熱後1週間程度かかることもあります。

登園届を提出しよう

厚生労働省で制定している「2018年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」において、ヘルパンギーナは症状回復の後に医師の診断を受けて保護者が記入した「登園届」を提出すれば、基本的に登園しても良いことになっています。医師が作成する治癒証明書や登園許可証までは必要ありませんが、園によってルールが異なる場合がありますので、念のため確認しておいたほうが安心です。

症状が治まってからの二次感染に注意

ヘルパンギーナは症状が治まったあとであっても、2〜4週間ほどのあいだはウイルスが体内に残ります。ウイルスの排出期間は二次感染に十分注意する必要があるでしょう。

ヘルパンギーナが保育園や幼稚園で流行るのはいつ?

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ヘルパンギーナは、おもに5月から7月までの夏の期間に流行しやすい感染症です。7月にピークを迎え、8月を過ぎて秋になるころにはほとんど見られなくなります。ヘルパンギーナには高熱が出て喉が痛むといった症状がありますが、気温が高くなりがちな夏場の感染では、脱水症状を引き起こしやすくなるため注意が必要です。

ヘルパンギーナで病児保育は利用できる?

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ヘルパンギーナにかかると、保育園や幼稚園にはなかなか登園できませんよね。子どもが熱を出した場合、仕事や用事のあるママやパパの中には病児保育などを利用するという方もいるでしょう。多くの病児保育施設では、ヘルパンギーナにかかっている子どもでも預かってもらえる場合が少なくないようです。もちろん、それぞれの施設によって対応できるかどうかは異なりますので、事前に確認しておいたほうが安心ですね。

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きょうだいがヘルパンギーナにかかったら登園できる?

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きょうだいがヘルパンギーナにかかってしまった場合にも、本人に熱や喉の痛みといったヘルパンギーナの症状がみられなければ登園は可能です。ただし、ヘルパンギーナは感染してから発症するまでに2~4日ほどあり、症状がまったく現れない期間もあるため注意が必要です。保育園や幼稚園での感染拡大を防止する意味でも、きょうだいがヘルパンギーナを発症した場合には、本人の様子を数日見ておくことや、園にその旨を伝えるなどの対処をしておくことも大切ですね。

ヘルパンギーナに感染したら無理に登園しない

ヘルパンギーナは、夏場に感染が広がりやすい病気です。5歳以下の幼児に感染することが多いため、保育園や幼稚園などでは毎年感染が拡大しないよう気を配っています。もしも、子どもがヘルパンギーナと診断された場合には、二次感染防止のためにも熱が下がったからといって安易に登園させず、喉の炎症や痛みがしっかりと引くまで自宅で安静にさせることが大切です。症状が長引く場合などには、病児保育などを利用することも検討すると良いですね。

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