【初節句にもおすすめ】離乳食後期〜完了期のこどもの日手づかみメニュー5選!9ヶ月〜1歳半におすすめ超簡単レシピを紹介
子どもの健やかな成長を願う行事である「こどもの日」。せっかくなら子どもに特別なメニューを用意してあげたいというママやパパも多いのではないでしょうか。離乳食後期には手づかみ食べをするようになり、メニューの幅も広がります。ここでは、こどもの日におすすめの手づかみメニューのレシピや手づかみ食べの注意点などを紹介します。
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目次
【離乳食後期・完了期】こどもの日手づかみ食べメニューのポイント
こどもの日の由来を知る
元々こどもの日は「端午の節句(たんごのせっく)」を呼ばれ、男の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをする日でした。1948年にこどもの日が「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する(※1)」と定義され、男女関係なく子どもたちみんなをお祝いする日になったようです。
こどもの日は今では子どもの成長を願う日として定着していますが、ママへの感謝も含まれているのですね。
こどもの日の伝統料理をアレンジする
離乳食にこどもの日らしさを出す場合、こどもの日の伝統料理をアレンジしてみるのも良いですね。ちまきや柏餅、草餅、たけのこ、鰹などがあげられます。ちなみに関東ではちまき、関西では柏餅を食べることが多いようです。
離乳食期の赤ちゃんも食べられるようにアレンジを加えて、ママやパパと一緒にこどもの日を楽しんでみてくださいね。
こどもの日のモチーフを取り入れる
こどもの日と聞いて思い浮かぶモチーフを離乳食に取り入れてみるのも楽しいでしょう。たとえば鯉のぼりやかぶと、金太郎などがあります。
子どもが日本の祝日について知る良い機会にもなりますね。いつもの食卓に少し彩りを加えて、家族みんなで楽しむ特別な日にしてみてはいかがでしょうか。
食べておいしい見て楽しい!こどもの日の手づかみレシピ5選
こどもの日にぎり
■材料(6個分)
・軟飯 60g
・かにかま 1/2本
・にんじん(加熱したもの) 5g
・薄焼き卵 1/4枚
・のり 適量
・チーズ 適量
■作り方
1.にんじん(加熱したもの)、かにかま、薄焼き卵は長方形にカットし、尻尾の部分にV字の切り込みを入れる
2.のり、かにかま、チーズで金太郎の顔のパーツを作る
3.軟飯を6つに分け、一口サイズに握る
4.1、2のパーツを3にのせて鯉のぼり、金太郎を表現する
おにぎりの大きさは赤ちゃんの成長に合わせ、一口サイズにしましょう。顔のパーツを作るときは、小さめのはさみを使うときれいに作ることができます。
おいも柏餅
■材料(2個分)
・さつまいも 80g
・ほうれん草 2枚
・牛乳 大さじ1
■作り方
1.乱切りにしたさつまいもを耐熱容器に入れ、電子レンジで3分加熱する
2.ほうれん草は柄の部分をカットする
3.1に牛乳を加え、すりつぶしながら混ぜる
4.2のほうれん草をさっとゆで、水であらいアク抜きする
5.3を一口サイズに丸め、4で包む
月齢に合わせて牛乳の量を調整し、赤ちゃんが食べやすいやわらかさになるように工夫しても良いでしょう。野菜はゆですぎると流れ出る栄養成分があるため、ほうれん草はさっと湯通しするくらいがおすすめです。
ちまき風まぜごはん
■材料(2個分)
・軟飯 60g
・にんじん 10g
・玉ねぎ 10g
・鶏むね挽肉 15g
・水 1/4カップ
・しょうゆ 少々
・みりん 少々
■作り方
1.にんじん、玉ねぎをみじん切りにする
2.鍋に1、鶏むね挽肉、全ての調味料を入れ、煮汁がなくなるまで中火で煮る
3.2に軟飯を加え、混ぜ合わせる
4.ラップで包み、形を整える
成形するときはラップでしっかり包むと、形が崩れず赤ちゃんも食べやすいです。最後に紐でラップの口をリボン結びにすると、見た目も可愛くなりますよ。
みじん切りした野菜は軟らかくなりにくいため、噛む力がまだ弱い場合はあらかじめ茹でたものをみじん切りにして使いましょう。
かぶとパイ
■材料(2個分)
・春巻きの皮 2枚
・バナナ 1/3本
・カッテージチーズ 10g
・りんご 10g
・レーズン 適量
・水 小さじ1
■作り方
1.バナナを軽くつぶして、カッテージチーズと和える
2.乱切りにしたりんごとレーズン、水を加えて電子レンジで2分加熱する
3.春巻きの皮でかぶとを折る
4.3で折ったかぶとの中に1、2をそれぞれつめる
5.トースターで軽く焦げ目がつくまで焼く
かぶとを折るとき、折り目がつきにくい場合は指に少々水をつけ、のり代わりにすると形が崩れにくくなります。また、かぶとの中に具材をつめすぎないように注意すると、焼いた後の見栄えが良いですよ。
春巻きの皮のかたい部分は、形を楽しんだ後に細かくカットするなどして誤嚥(ごえん)を起こさないように気をつけましょう。
レーズンは洋酒漬けやオイルコーティングされたものがあるため、成分を確認して購入しましょう。
※誤嚥…食べ物などを喉につまらせて息が詰まること。
フルーツ鯉のぼりサンド
材料(4つ分)
・食パン(8枚切り) 4枚
・いちご 10粒程度
・キウイ 1/2個
・バナナ 1/2本
・水切りヨーグルト 1/2カップ
・チョコペン 1本
■作り方
1.いちご、バナナは5mm〜1cmにスライスし、キウイはいちょう切りにする
2.食パンは軽くトーストし、片面に水切りヨーグルトを塗る
3.1でカットしたフルーツを2に並べ、サンドする
4.食パンの耳を切って半分にカットし、尻尾の部分はV字の切り込みを入れる
5.水切りヨーグルトを体〜尻尾の部分に塗り、1をウロコ状になるように並べる
6.チョコペンで目とえらを描く
食パンは軽くトーストすることでカットするとき崩れにくくなります。上に乗せるフルーツはきれいに切ることができたものを選ぶと見栄えが良くなりますよ。
こどもの日の手づかみ食べメニューの注意点
赤ちゃんが食べやすい大きさにする
手づかみメニューを作るときは、赤ちゃんが食べやすい大きさに調節してあげましょう。食材のかたさを月齢に合わせて変えるように、大きさも変えてあげると赤ちゃんも食べやすいです。
手づかみ食べが初めての赤ちゃんの場合、一口サイズの小さめから始めることをおすすめします。前歯で噛み切れるようになったら、徐々に大きくしてあげると良いでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら、大きさを変えてみてくださいね。
初めての食材は避ける
複数の食材を使って調理する手づかみメニューの場合、初めての食材は避け、食べ慣れた食材を使うほうが安心でしょう。万が一アレルギー反応が出た場合、初めて食べる食材が複数あるとどの食材に反応したのか特定することが難しくなってしまいます。
初めての食材はまず少量のペーストなどから与え、アレルギー反応がないかを確認してみてくださいね。
食事の楽しさを優先する
なかなか手づかみ食べをしなかったり、つかんだ食べ物を落としたりしてしまう赤ちゃんもいるでしょう。赤ちゃんがうまく食べられないからといって、無理にやらせたり心配したりしなくても大丈夫です。
「鯉のぼりの形だね」「これはかぶとだよ」などと声をかけながら、楽しく食事してみてください。食べることに興味を持ち、食事の時間が好きな赤ちゃんになってくれると良いですね。
初めてのこどもの日は手づかみメニューで楽しもう!
こどもの日は、子どもの成長を願う日本の伝統行事です。こどもの日の伝統料理やモチーフを離乳食に取り入れることで、赤ちゃんも一緒に楽しむことができるでしょう。
また、厚生労働省が発行する「授乳・離乳の支援ガイド」によると、手づかみ食べは赤ちゃんの食への関心を高めるともいわれています(※2)。注意することも多い手づかみ食べですが、ママやパパ、そして赤ちゃんのペースで楽しく進められると良いですね。
※この記事は2022年2月時点の情報をもとに作成しています。アレルギーに関する詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。