海外でも通じる名前10選!世界に羽ばたくグローバルな子どもに育てよう
グローバル化が進む中、海外でも通じる名前を子どもに付けたいと考えているパパやママもいるでしょう。日本だけでなく海外でも親しみやすい名前を付けるには、発音や意味が大切になってきます。ここでは英語圏でなじみやすい名前を男の子・女の子別で紹介します。音の響きだけではなく、由来や意味を知っておくと名付けの幅が広がりますよ。
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目次
海外でも通じる名前を赤ちゃんにつけたい!
インターネットなどの情報通信技術の発達や移動手段の増加によって、世界的にグローバル化が進んでいます。2020年には小学校3年生から英語が必修となり、ますます国際的に活躍できる人材が求められることになりそうです。海外への留学者数も近年増加の傾向にあります(※1)。
そんな時代の流れから、海外でも通用する名前を赤ちゃんに付けたいと考える人が増えているようです。また、ママやパパが海外出身で赤ちゃんがハーフとなる場合も、海外・日本どちらでも違和感のない名付けが人気のようですよ。
海外でも通じる名前をつけるためのポイント
海外で呼びやすい名前をつける
日本語ではよくある響きでも、海外の人には発音しにくい言葉があります。たとえば「りゃ(rya)」「りゅ(ryu)」「りょ(ryo)」などは英語にない音のため、英語圏の人には発音することが難しいようです。「リョウコ」や「リョウヘイ」などですね。
英語には「つ(tu)」の発音も存在しないため、「ツカサ」は「チュカサ」、「ミツル」は「ミスル」など呼ばれてしまうことがあります。また、日本語の「ふ(fu)」は無声両唇摩擦音という世界でも珍しい発音で、海外の人は「ヒュ」「フュ」といった発音になりがちです。
英語以外でも、フランス語ではHを発音しないことが一般的なので「フミ」という名前は「ウミ」と呼ばれる場合もあるようです。スペイン語では「やゆよ」、ドイツ語では「わ」の発音がなく、言語圏によって人々が発音しづらい響きが変わるので、すべての国で発音しやすい名前を見つけるのは難しいかもしれませんね。
外国語での意味を調べる
音を外国語に当てはめると良い意味になる名前も人気です。外国の言葉で「愛」や「優しい」「美しい」といった単語を探してみるのも良いですね。花や月など、自然の名前で素敵な音が見つかるかもしれません。
反対に、音を外国語に当てはめると悪い意味になる名前は、海外に通用する名前を付けたい場合には避けたほうが良いでしょう。たとえば「だい」はdie(死)、「ふく」はfuckなどに聞こえてしまう可能性があります。すべての外国語を調べるのは難しいですが、英語はチェックしておきたいですね。名付けたい名前をローマ字に変換して、英語に似た言葉がないかを調べてみると良いでしょう。
名前の最後の母音に注意する
英語には、単語の最後にeが付いたら、その前にある母音をアルファベット読みして最後のeは読まないというルールがあります。cakeはケイク、juneはジューンという具合です。
たとえば「りえ」をローマ字で書くとRieですが、これを英語圏の人が読むと「ライ」という発音になってしまいます。「ゆうすけ(yusuke)」という名前は「ユースーク」といった発音に近くなるかもしれません。
また、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語などは男性名詞と女性名詞にわかれていて、最後の母音がoで終われば男の子、aで終われば女の子というイメージがあるようです。
海外でも通じる名前5選【男の子編】
ジョージ
ジョージは英語圏で多く見られる男性名です。英語でのもともとの意味は「大地を耕す人」であり、自然に寄り添ったイメージがあります。イギリスの国王やアメリカの大統領など、権威のある人にも使われている名前です。
日本でも、演歌歌手の山本譲二さんやタレントの所ジョージさんなど、なじみ深い名前でもあります。似たところでは「ジョー」「ジョウ」も発音しやすく、海外で覚えてもらいやすい名前といえるでしょう。
レオ
「レオ」「レオン」「リオン」は、ライオンに由来する名前です。欧米で多く見られ、強く雄々しいという印象があるようです。日本では、俳優・ナレーターの森本レオさんや、歌手の土屋礼央さんなどがいます。海外の人が発音しやすく、込められた意味も共有しやすい名前といえるでしょう。
ケント
ケントは近年、日本で人気がある男の子の名前のひとつです。アメリカとイギリスの地名や人名に使われているため、海外での呼ばれやすさは抜群です。日本の芸能人でも俳優の山崎賢人さん、中島健人さん、賀来賢人さんなどしばしば見受けられます。
ケイ
ケイはアルファベットのひとつで海外の人でも発音しやすく、「圭」「敬」「慶」など漢字の種類も豊富です。テニスの錦織圭選手の名前には、海外でも覚えてもらいやすく、通用するようにという思いが込められているようですよ。「ケイト」も日本で人気の名前ですが、海外では女性名に使われることが多いようです。
ルイ
ルイはフランス語圏の男性名ですが、英語圏でもみられます。日本語の響きでは柔らかい印象がありますが、もともとの意味は「名高き戦士」という力強いものです。日本では、モデルの栗原類さんを思い浮かべる人がいるかもしれませんね。
国際的な男性名は、短くシンプルなものが多い印象です。長い名前は発音しにくい場合がありますが、海外ではあだ名で呼ばれることも多いので、どうしても避けなくてはいけないというわけではありません。あらゆる国で意味が通じる名前を付けることは難しいので、あまり神経質にならずに、思いを込めた名付けをしたいものですね。
海外でも通じる名前5選【女の子編】
エマ
アメリカでここ数年人気ナンバーワンの女の子の名前が「Emma(エマ)」です。フランスやドイツでも人気の名前のようです。もともとは「私たちは神様と共にいる」という意味で、信仰心と愛情が込められています。有名なところではハリウッド女優のエマ・ワトソンさん、日本ではモデル・女優の藤澤恵麻さんなどがいますね。
マリナ
マリナはヨーロッパで見られる女性名です。聖人の聖マリヌスに由来しています。ハワイの言葉では「穏やかな」という意味を持ち、イヌイットの神話では太陽神の名前になっています。ひとつの名前にさまざまな意味を込めることができますね。
エリカ
エリカはヨーロッパで多く見られる女性名です。小花が密集して咲くツツジ科の植物から由来しているようです。小説「嵐が丘」に出てくる花もエリカ(英語ではヒース)ですね。愛らしくも、強さのあるイメージです。
レナ
「レナ」は欧米やロシアの女性に見られる名前です。ギリシャ神話に出てくる絶世の美女、ヘレネーが起源といわれています。日本名としても違和感がなく、世界中で通用する名前といえるでしょう。似た音では「リナ」も海外で通じる名前です。
リサ
リサはヨーロッパで多く見られる女性の名前です。リーザやライザと発音されることもあるようです。リサの語源である「エリザベス」は、「私の神は私の支えである」という意味を持ちます。
他にも、マナ、メイ、リオなど二文字の名前は海外の人も比較的発音しやすいようですね。ミオはイタリア語で「私のもの」という意味合いがありますが、人名としては男性に名付けられることが多いようです。
海外で通用する名前を考えた先輩ママ・パパの体験談
男の子の赤ちゃんに「理仁(リヒト)」と名付けました。物事のすじみちをたて、人を大事にしてほしいという思いを込めて、漢字を選びました。また、リヒトはドイツ語で「光」という意味がある言葉で、その点も夫婦で気に入ったため名付けました。
赤ちゃんに世界に羽ばたくグローバルな名付けを
名前は赤ちゃんへの一番初めのプレゼントといわれています。海外で通じる名前のポイントは、発音のしやすさと海外での意味です。外国の人が呼びやすい名前であれば、海外で活躍するときにコミュニケーションが取りやすいかもしれませんね。
※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。