陣痛時のテニスボールの使い方!出産に役立つグッズもあわせて紹介

陣痛の緩和やいきみ逃しのために、ゴルフボールやテニスボールを使う場合があります。産院でボールが用意されていたり、助産師から陣痛時に渡されたりすることも。ボールの大きさや硬さがポイントとなるようですね。テニスボールを使ったいきみ逃しの具体的なやり方や、その他にも役立つグッズなどを解説していきます。

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記事監修

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目次

  1. 出産にテニスボールはなぜ必要?
  2. 陣痛・出産時のテニスボールの使い方
  3. テニスボール以外の陣痛・出産に役立つグッズ 
  4. 陣痛・出産時のテニスボールに関する体験談
  5. テニスボールを取り入れて安産につなげよう
  6. あわせて読みたい

出産にテニスボールはなぜ必要?

お産のときに使われることが多いテニスボールやゴルフボール。助産師さんから渡されたり、産院の個室においてあったりすることもあります。初産婦のママは、どの場面で必要になるか、いつ用意すれば良いのかわからないかもしれません。テニスボールの役割はどういったものなのでしょうか。

一般的に、分娩につながる陣痛が始まると痛みは次第に強くなり、時間も長くなっていきます。緊張状態が続いて身体を硬くしてしまうと、痛みを強く感じてさらにリラックスできなくなるという負の循環に陥る可能性もあります。

分娩中は、なるべく痛みを和らげてリラックスしたほうが安産につながるといわれています。また、早い段階でいきんでしまわないように、いきみ逃しが必要な場面もあります。痛みの緩和といきみ逃しには指圧やマッサージ、局所への圧迫が有効なことがあり、そこでテニスボールやゴルフボールが活躍するのです。

テニスボールやゴルフボールは圧迫に適した硬さがあり、手に握りこむことができます。野球ボールやビリヤードの球でも代用は可能です。ボールは誰でも手に入れやすいアイテムのため、陣痛の痛みを和らげるために利用されることが多いようです。

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陣痛・出産時のテニスボールの使い方

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ボールは何個用意しても構いませんが、一個で十分と感じるママが多いようです。もしテニスボールがないようなら、握りこぶしでも代用は可能です。赤ちゃんが下りてくるのに伴って、痛みを感じる場所は下腹部から腰、お尻のほうへと変化します。テニスボールで押す場所は、基本的には痛みを感じている部分や、押されると心地良く感じる部分だといわれています。

腰付近が痛むときは、腰から背中にかけてコロコロ転がしたり、左右に動かしたりすることで痛みが楽になることもあります。さらに赤ちゃんが下りてきたら、骨盤の真ん中あたりをボールで円を描くように転がしてみても良いでしょう。

分娩の直前になると、お尻や会陰あたりに強い痛みやいきみを感じることがあります。しかし、子宮口が全開大になる前にいきんでしまうと、子宮口に傷ができたり、赤ちゃんに酸素が届きにくくなったりすることもあります。このようなリスクを防ぐために必要なのが「いきみ逃し」です。テニスボールを肛門付近に当てて、下から赤ちゃんを押し返すように圧迫すると、いきみ感が楽になる場合もあります。

痛みが強いと圧迫の強さや位置を自分でコントロールするのが難しいかもしれません。パートナーがそばにいるときはできるだけサポートをお願いしてみましょう。ママによって、痛む場所や心地良い圧迫の強さは変わります。いつ、どのくらいの強さで、どこを押してほしいのかをはっきり伝えてみると良いでしょう。

テニスボール以外の陣痛・出産に役立つグッズ 

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カイロ

カイロで痛む場所を温めたり、首や足を温めて血行を促進したりすることで、陣痛緩和に役立つこともあります。カイロはいろいろな場所に当てられるように、張らないタイプが良いかもしれません。低温やけどにならないように、タオルなどで包んでから使用しましょうね。

手ぬぐい・タオル

入院準備品として一般的なタオルですが、陣痛時にもいろいろと便利なことがあります。汗を拭いたり、光がまぶしいときは目に当てたり、たたんで枕代わりにしたりと、状況によって使い分けることができますよ。

また、お湯で濡らすことで、温タオルとして使うことも可能です。痛みの強い場所に当てても良いですし、首や肩を温めても良いですね。お気に入りのアロマオイルを染み込ませて、香りを楽しむこともできます。

また陣痛がひどいときは、タオルをぎゅっと握って引っ張ったり、噛みしめたりすることで、痛みから気を紛らわせることができるかもしれません。手ぬぐいも引っ張る力に強いのでおすすめです。お気に入りのタオルや手ぬぐいを選んでおいて、入院時にすぐに持ち出せるようにしておくと良いでしょう。

クッション

陣痛の合間は、自分の楽な姿勢をとることが大切です。子宮は収縮すると前のほうに傾くことがあるので、仰向けになるよりも、クッションを利用してうつぶせにもたれかかったり、足のあいだにクッションを挟んで横向きになったりしたほうが楽なこともあります。

クッションを足や腰の下に入れて高さを出すと、少し楽になるという人もみられます。また、クッションにぎゅっと抱きつくことで痛みを逃したり、リラックス効果を得たりすることもできるかもしれません。触って心地良いと感じる素材や硬さのクッションを選んでみましょう。

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軽食

陣痛が始まってから分娩が終わるまでは、想像以上の時間がかかることもあります。平均的に、初産婦で11~15時間ほど、経産婦で6~8時間ほどかかるといわれています。痛みが強いときと引くときが交互に訪れるので、合間に動いたり物を食べたりすることも可能です。

お産は体力も大切ですから、水分をしっかり摂取しつつ、お腹が空いたときは食事をとるのも良いでしょう。陣痛の際はじっと座っていられないこともあるので、スプーンやお箸を使わなくてもよいものがおすすめです。たとえばおにぎりやパンであれば、手で持って食べることが可能です。

心身のリラックスにつながるようであれば、自分の好きなお菓子を少量食べても良いですね。グミやチョコ、ガムなど、携帯しやすいものを用意しておくと良いかもしれません。

ペットボトルストロー

陣痛時の水分補給はとても大切です。分娩中は汗をかいたり、呼吸法で口が渇いたりすることもあるからです。水分をしっかり取ることで、栄養や酸素を身体の隅々まで行き届かせ、出産に必要な体力の維持につながることもあります。お水やお茶など、産院で用意してあることが多いですが、自分のお気に入りのドリンクを事前に用意しておいでも良いですね。

お産がすすむと、コップで飲むという動作が難しくなることがあります。飲みかけの場合、コップの置き場所にも困るかもしれません。ペットボトルは飲んだ後に蓋を締めることができるので便利ですが、ベッドで寝ている状態ではうまく飲めない可能性もありますね。

そんなときに便利なのがペットボトル用のストローです。寝ている状態でもこぼれることなく水分摂取が可能です。自分でペットボトルを持てない場合は、パートナーに差し出してもらうと良いでしょう。

ペットボトルストローには蓋とストローが一体化しているタイプ、蓋と飲み口だけがついて自分でストローを入れ替えられるタイプなどがあります。100均などで売っているので、陣痛が始まる前に用意しておいても良いですね。

リラックスグッズ 

陣痛の合間にリラックスすることで、筋肉が弛緩して産道が柔らかくなったり、痛みが緩和したりすることがあります。心身を意識的に緩めることで、安産につながる可能性もあるのです。リラックスの方法は人によって異なるため、入院前に自分にあったグッズを探してみると良いかもしれません。

たとえば自分のお気に入りの音楽をスマートフォンや携帯音楽プレーヤーに入れておいても良いでしょう。リラックス時にいつも聞いてイメージトレーニングしておけば、いざというときに音楽を聴いただけでリラックスできるかもしれません。

アロマテラピーもよく知られたリラックス法のひとつです。お気に入りのアロマオイルをハンカチにたらしておけば、いつでも香りを楽しむことができます。ミントやクラリセージなどの香りは、鎮痛作用もあるといわれています。

ぬいぐるみや毛布など、精神的なお守りになっているものでも良いでしょう。安心できるものをそばにおいておけば、陣痛時には心強く感じるかもしれません。病院によっては持ち込みできないものもあるので、事前に確かめておくと良いでしょう。

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陣痛・出産時のテニスボールに関する体験談

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使い方で効果は変わる

筆者は陣痛緩和やいきみ逃しの知識が事前にない状態でお産に臨みました。痛みを軽減するアイテムは何もなかったので、ベッドのシーツや手すりを握り締めて陣痛にウンウン耐えていたところ、子宮口が5cmぐらいになった時点で助産師さんからテニスボールを渡されました。

使い方を教えてもらったのですが、ぎゅーっと押してみても効果がよくわからなかったので、しばらく放置していました。何度目かの強い痛みの最中に、助産師さんがテニスボールで肛門付近をぐっと押し込み、これまでのいきみ感が嘘のように楽になったのがわかり驚きました。

助産師さんは思いきり良く、強い力で圧迫していました。筆者が赤ちゃんに遠慮しておそるおそる押していたときはほとんど何も感じなかったため、勢いが大切だったのかもしれません。それ以降はいきみ逃しのたびに、夫に強く肛門をテニスボールで圧迫してもらいました。

筆者にとっては魔法のようなアイテムでしたが、肛門を圧迫されると痛いという人もいるため、個人差があると思います。自分で試しても効果がわからないときは、助産師さんにアドバイスをもらったほうが良いかもしれませんね。

テニスボールを取り入れて安産につなげよう

テニスボールを痛い場所やいきみ逃しに使うことで、陣痛が緩和することもあります。使い方によって効果が変わってくるので、ベストな位置や押す力の強さを探ってみると良いでしょう。助産師にアドバイスをもらうのも効果的です。

テニスボールやゴルフボールは比較的手に入れやすいものなので、事前に用意して入院時のバッグに入れておくと良いかもしれません。他にもさまざまなグッズがあるので、自分にあった陣痛緩和グッズを探してみましょう。

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