【初めてでも安心】市販の離乳食のだしはいつから?簡単だし汁の作り方&保存術を紹介!

薄味が基本の離乳食ですが、だしで風味を付けることで、砂糖やしょうゆなどの調味料がなくてもおいしく作ることができます。簡単なだし汁の作り方や保存方法、市販の離乳食のだしを使える時期を紹介します。メーカー別のおすすめの市販のだしも、参考にしてみてくださいね。

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この記事の監修

南城 智子
管理栄養士
南城 智子

目次

  1. 離乳食のだしはいつから?市販を使ってよい?
  2. 【メーカー別】市販のだしで離乳食におすすめなのは?
  3. 離乳食だしの冷凍保存のコツ
  4. 離乳食初期(生後5・6ヶ月頃)のだし&レシピ
  5. 離乳食中期(生後7・8ヶ月頃)のだし&レシピ
  6. 離乳食後期(生後9・10・11ヶ月頃)のだし&レシピ
  7. 離乳食完了期(1歳~1歳半頃)のだし&レシピ
  8. だしの栄養について
  9. だしを使って、風味豊かな離乳食を作ろう
  10. あわせて読みたい

離乳食にだしを取り入れることで、ビタミンやミネラルなどの栄養を補うことができます。おいしく栄養を補給するためにも、離乳食でだしを上手に使っていきましょう。

離乳食のだしはいつから?市販を使ってよい?

離乳食では赤ちゃんに素材そのもののおいしさを知ってもらうため、基本的に味付けは必要ありません。また赤ちゃんは消化器官が未熟なため、濃い味付けは内臓への負担が大きく注意が必要です。しかし苦味がある食材など、素材そのままの味では赤ちゃんにとって食べづらいこともあります。

赤ちゃんにとって食べにくい食材は、だしを使って風味を付けてあげると良いでしょう。しかし、だしにはさまざまな種類があるので、どれをいつから使えば良いのか悩んでしまいますよね。だしの種類別の離乳食に使える時期は、以下の通りです。

種類
初期(ゴックン期)
中期(モグモグ期)
後期(カミカミ期)
完了期(パクパク期)
こんぶだし
野菜だし
かつおだし
煮干しだし
市販のだし (和風・鶏ガラ・コンソメなど)××

だしの種類によって、離乳食に使用できる時期が異なるので注意が必要です。赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に応じて、だしを選ぶようにしましょう。それぞれのだしの使い方について、詳しく解説します。

初めて与えるときは植物性のだしを使う

離乳食に初めてだしを使うときは、こんぶだし・野菜だしのような植物性のだしを選びましょう。植物性は食物アレルギーの原因になりにくいものの、初めて与えるときは少量からスタートすることをおすすめします。

離乳食のだしは1食につき少量しか使わないため、毎日素材からとるのは面倒に感じるかもしれません。しかし、冷蔵・冷凍保存が可能なので、多めにだしをとっておくと調理の手間を省くことができるでしょう。ストックしておいただしを使うときは、電子レンジなどで温めてから使用してくださいね。

離乳食に慣れてきたら動物性のだしを使う

赤ちゃんが離乳食に慣れてきた離乳食中期(モグモグ期)以降になると、かつおだしなどの動物性のだしが使えます。しかし動物性のだしは植物性のだしに比べてアレルギーの心配があるため、最初は少量から与えて様子を見ましょう。

市販のだしは赤ちゃん用を使う

一般的な大人用の市販のだしは、塩分が強く離乳食には向きません。メーカーによっては、加糖タイプのだしもあるため、原材料を確認しましょう。

手作りのだしをとる時間が取れない場合は、生後5ヶ月頃から使用できる赤ちゃん用のだしを活用してはいかがでしょうか。赤ちゃんの月齢にあったタイプを選択します。

【メーカー別】市販のだしで離乳食におすすめなのは?

市販のだしは、さまざまなメーカーから販売されていますが、どれを選ぼうか悩んでしまいますよね。離乳食におすすめの市販のだしをメーカー別に紹介します。

和光堂

【和光堂】たっぷり手作り応援 和風だし
¥340〜(2020/02/06 時点)

内容量:50g
種類:顆粒だし
対象月齢:5ヶ月~

ベビーフード業界の老舗である和光堂から販売されているだしは、お湯に溶かすだけで使える顆粒タイプとなっています。和風だしのほかにも、野菜スープやコンソメもあるので、料理に合わせて使いわけてもみても良いですね。

つのつる

出典:tsunotsuru.jp
【津乃鶴(つのつる)】離乳食だし
¥1,000〜(2020/02/06 時点)

内容量:800g(8g×10袋)
種類:だしパック
対象月齢:5ヶ月~

京懐石料理屋からスタートしたつのつるでは、徹底的にこだわりぬいた本格的なだしが購入できます。食塩や化学調味料・保存料は使用せず、無添加で作られています。だしパックには、短時間で旨味(うまみ)を引き出せる三角テトラパックが採用されています。

茅乃舎(かやのや)

【茅乃舎】減塩 茅乃舎だし
¥2,270〜(2020/02/06 時点)

内容量:8g×27袋
タイプ:だしパック

茅乃舎の減塩だしは、化学調味料や保存料が無添加なので、安心して赤ちゃんに与えることができます。塩分は茅乃舎だしと比べ、53%カットというのだから驚きですね。茅乃舎からは「減塩煮干しだし」や「減塩野菜だし」、茅乃舎だしに比べ65%減塩した「極みだし」も販売されています。

リケン

【リケン(理研)】素材力 かつおだし
¥2,498〜(2020/02/06 時点)

内容量:500g
種類:顆粒

リケンのだしは、化学調味料や食塩をまったく使わず、素材の味を引き出すことにこだわって作られています。「かつおだし」のほか「こんぶだし」や「いりこだし」「合わせだし(しいたけとこんぶ)」「鶏だし」といろいろな種類のだしが取り揃えられています。

兵四郎

【兵四郎】あご入減塩だし
¥2,268〜(2020/02/06 時点)

内容量:225g(9g×25袋)
種類:だしパック

兵四郎のだしには、ここ数年話題となっている「あご」のほか、かつお節やこんぶなどの6種類のだし素材を採用しています。「あご入減塩だし」は同社の「あご入だし」と比べ、塩分が41%も少なくなっているため、赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。

久世福商店

【久世福商店】風味豊かな万能だし
¥2,268〜(2020/02/06 時点)

内容量:240g(8g×30袋)
種類:だしパック

素材の品質や産地にこだわって作られた久世福商店の万能だしには、化学調味料・保存料は使われていません。だしの骨格となる焼津産のかつお節は、1ヶ月もの時間をかけて、じっくりといぶし乾燥させることで、香りと旨味を存分に引き出しています。

離乳食だしの冷凍保存のコツ

離乳食のだしは、どのように保存すれば良いのでしょうか。冷蔵・冷凍それぞれの保存方法のコツを紹介します。

冷蔵で保存するコツ

だしを冷蔵保存する場合は、ピッチャーやタッパーなどの保存容器に入れておくと良いでしょう。水出しの場合は、保存容器に水とだし素材(こんぶ・かつおぶしなど)を入れておくと、ひと晩置くだけで鍋も火も使わずにおいしいだしがとれます。

ただし、冷蔵保存の場合だしは日持ちしないため、2~3日程度で使い切るようにしましょう。

冷凍で保存するコツ

すぐにだしを使い切ることが難しい場合は、製氷皿やタッパー、フリーザーバッグなどを使って冷凍保存することをおすすめします。だしは冷凍すると膨張するので、タッパーなどで冷凍するときは少なめに入れるようにしましょう。

フリージングしておくと、だしを3週間程度保存することができますが、日がたつごとに風味が損なわれていきます。そのため、なるべく早めに使い切ると良いでしょう。解凍するときは前もって冷蔵庫の中に入れて溶かすか、電子レンジで加熱解凍します。冷蔵解凍した場合は、解凍後加熱して調理してくださいね。

離乳食初期(生後5・6ヶ月頃)のだし&レシピ

離乳食初期(ゴックン期)には、植物性のこんぶだしや野菜だしを使いましょう。基本のこんぶだし、野菜だしの作り方を写真付きで解説します。

※以下、この記事のレシピでは600Wの電子レンジを使用した場合の加熱時間を記載しています。

こんぶだしの作り方

材料
・こんぶ 10cm
・水 500mL

作り方
1.水に濡らしてかたく絞った布巾やキッチンペーパーで、こんぶの表面を拭く
2.小鍋に水とこんぶを入れ、30分以上おく
3.中火で加熱する
4.沸騰直前でこんぶを取り出す
5.こんぶだしの完成

レシピポイント

時間に余裕がある場合は、こんぶをひと晩以上水に浸けておくだけで、こんぶだしをとることができます。こんぶは水洗いすると旨味成分が流れ出てしまうため、布巾でさっと汚れを拭き取るようにしましょう。

こんぶを加熱しすぎると、風味が損なわれるので注意が必要です。小さな泡が鍋の底から出てきたら、こんぶを取り出すようにしましょう。

野菜だしの作り方

材料
・野菜(大根・にんじん・キャベツなど) 100g
・水 500mL

作り方
1.野菜を大きめにがく切りにする
2.水と野菜を小鍋に入れる
3.加熱して沸騰したら弱火にし、15分程度煮る
4.野菜がやわらかく煮えたら、ザルでこす
5.野菜だしの完成

レシピポイント

野菜だしに使う野菜は、離乳食初期(ゴックン期)から赤ちゃんに食べさせられるものを選びましょう。ほうれん草などのアクの強い野菜は避け、キャベツや玉ねぎといったアクの少ない野菜を使うとおいしいだしが取れます。

野菜だしに使った野菜は、赤ちゃんの離乳食の進み具合に応じて、すりつぶしたり刻んだりして使うとむだがありません。

だしが香るおかゆ

材料
・ごはん 小さじ1.5
・こんぶだし 大さじ2

作り方
1.耐熱容器にごはんとこんぶだしを入れ、軽く混ぜる
2.端を少し開けてふんわりとラップをかけ、電子レンジで2分加熱する
3.ラップをしたまま10分蒸らす
4.赤ちゃんが飲み込みやすいかたさまですりつぶす

レシピポイント

ごはんは加熱すると吹きこぼれやすいため、耐熱容器は大きめのものを用意しましょう。またラップをかけるとき、端を少し開けることで蒸気の逃げ道を作ってあげてくださいね。

離乳食中期(生後7・8ヶ月頃)のだし&レシピ

離乳食中期(モグモグ期)になると、動物性のかつおだしや煮干しだしが使えるようになります。だしをとるのは難しく感じられるかもしれませんが、ポイントを押さえていれば、おいしいだしがとれるはずですよ。

かつおだしの作り方

材料
・かつおぶし 15g
・水 500mL

作り方
1.小鍋に水をいれて沸騰するまで加熱する
2.かつおぶしを入れる
3.再沸騰直前で火をとめる
4.かつおぶしが沈んだら、ザルでこす
5.かつおだしの完成

レシピポイント

だしをこすとき、かつお節を絞りたくなるかもしれませんが、えぐみの原因となるので絞らないように気をつけましょう。こんぶとかつおの合わせだしを作りたい場合は、工程1の前に水にこんぶを30分以上浸しておき、沸騰直前にこんぶをとりだしましょう。それから再加熱し、工程2へ進みます。

またかつおだしは、水出しで作ることも可能です。お茶パックにかつおぶしを入れ、水に一晩漬けておくだけなので、手軽にだしをとれるでしょう。

煮干しだしの作り方

材料
・煮干し 3~5尾(約15g)
・水500mL

作り方
1.煮干しの頭とはらわたを取り除く
2.煮干しを水に30分程度おく
3.加熱して沸騰したら、灰汁(あく)を取りながら5~10分煮る
4.煮干しを取り出したら完成

レシピポイント

煮干しの粉が気になる場合は、かつおだしのようにこすと良いでしょう。ザルでこすだけでは細かい粉が取り除かれないため、ザルにペーパータオルやガーゼを敷いてくださいね。

大根としらすのうどん

材料
・うどん 50g
・大根 15g
・しらす 5g
・小松菜(葉先) 5g
・かつおだし 大さじ2

作り方
1.うどんをやわらかくゆで、みじん切りにしてあらくすりつぶす
2.大根・小松菜をやわらかくゆで、みじん切りにする
3.しらすに熱湯をかけて塩抜きし、あらくすりつぶす
4.すべての材料を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせる

離乳食後期(生後9・10・11ヶ月頃)のだし&レシピ

離乳食後期(カミカミ期)になると、赤ちゃんが離乳食に手を伸ばして、自分で食べたがるようになることが多いです。手づかみ食べは赤ちゃんの成長過程のひとつなので、赤ちゃんが手づかみで食べやすいメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか。

さつまいもと鶏ひき肉のだし煮

材料
・市販の和風だし(無添加) 50mL
・さつまいも 20g
・にんじん 5g
・鶏ひき肉(むね) 15g

作り方
1.さつまいもとにんじんをやわらかくゆで、5mm角に切る
2.小鍋に鶏ひき肉と市販の和風だしを入れ、加熱する
3.鶏ひき肉に火が通ったら、1を加えて1分程度煮る

レシピポイント

市販のだしを使うときは、無添加のものを選ぶようにしましょう。商品パッケージを確認し、適切な量の水で煮出したり、お湯で溶かしたりすると良いですね。だしが濃くなってしまった場合は、お湯で薄めましょう。

豆腐とブロッコリーのお浸し

材料
・いりこだし 大さじ2
・絹ごし豆腐 30g
・ブロッコリー 15g
・しょうゆ 少々

作り方
1.ブロッコリーをやわらかくゆで、5mm大に切る
2.豆腐を5mm角に切る
3.すべての材料を小鍋に入れ、加熱する
4.沸騰したら弱火にし、ふたをして1分煮る

レシピポイント

しょうゆは原材料に大豆や小麦粉が使われていますが、製造過程でアレルゲンのほとんどが分解されて離乳食にも使用できるケースがほとんどです。しかし、アレルギー症状が起こらないと言い切れないので、初めて使用するときは色味付け程度にしましょう。

だし入りカラフルオムレツ

材料
・こんぶだし 大さじ1
・卵(全卵) 1/3個
・ツナ水煮缶 5g
・玉ねぎ 10g
・トマト 10g
・枝豆 6粒
・サラダ油 少々

作り方
1.ツナ水煮缶の水気を切っておく
2.トマトを湯むきし、種を取り除いたら5mm角に刻む
3.玉ねぎをみじん切りにする
4.枝豆をやわらかくゆで(薄皮をむく)、1/4の大きさに刻む
5.フライパンにサラダ油を熱し、トマト・玉ねぎ・枝豆を炒める
6.野菜がしんなりしたら、溶き卵を加える
7.こんぶだしを入れ、ふたをして弱火で蒸す

離乳食完了期(1歳~1歳半頃)のだし&レシピ

離乳食完了期になると、大人に近い食事ができるようになりますが、だしをきかせ、調味料はあまり使わないようにしましょう。濃い味付けは赤ちゃんの消化器官に負担をかけてしまうため、大人の食事とまとめて調理する場合は、味付け前に取り分けることをおすすめします。

ささみとキャベツのあんかけ丼

材料
・市販のかつおだし(無添加) 大さじ2
・ささみ 15g
・キャベツ 30g
・にんじん 10g
・片栗粉 少々
・ごはん 80g

作り方
1.ささみをゆで、5mm大に切る
2.キャベツとにんじんとかつおだしを耐熱容器に入れ、ふんわりラップをして電子レンジで3分加熱する
3.キャベツとにんじんを5mm大に刻む
4.3に1と片栗粉を加え、よく混ぜる
5.ふんわりラップをして、さらに1分加熱する
6.ごはんに5をかける

レシピポイント

使用する電子レンジによって加熱時間は異なるので、様子を見ながら加熱するようにしましょう。ささみは「とりささみフレーク缶」を使うこともできますが、離乳食には食塩無添加のものを選んでくださいね。

肉じゃが

材料
・煮干しだし 80mL
・豚肉 15g
・じゃがいも 10g
・玉ねぎ 10g
・にんじん 5g
・しょうゆ 少々
・砂糖 少々
・サラダ油 少々

作り方
1.豚肉の脂を取り除き、5mm大に刻む
2.じゃがいも・玉ねぎ・にんじんを1cm角に刻む
3.フライパンにサラダ油を熱し、1と2を炒める
4.煮干しだしを加え、野菜がやわらかくなるまで煮る
5.しょうゆ・砂糖で味を付ける

レシピポイント

レシピ上でしょうゆや砂糖といった調味料を使っていますが、味付けは薄味を心がけましょう。赤ちゃんが食べづらそうな場合は、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけても良いですね。

高野豆腐の含め煮

材料
・好みのだし汁 50mL
・高野豆腐 1/4個
・にんじん 10g
・ブロッコリー 5g
・しょうゆ 少々

作り方
1.高野豆腐を水に戻し、1cm角に切る
2.にんじんをやわらかくゆで、1cm角に切る
3.ブロッコリーをゆで、1cm大に切る
4.小鍋にすべての材料をいれ、煮汁がなくなるまで煮る

だしの栄養について

だしの種類にもよりますが、主に以下のような栄養が含まれています。

種類
栄養
こんぶだしミネラルなど
かつおだしアミノ酸・ミネラルなど
煮干しだしビタミン・ミネラルなど

だしは風味づけ程度に使用し、濃さにも気をつけましょう。また、賞味期限・消費期限の過ぎただし素材の使用は控えてくださいね。

だしを使って、風味豊かな離乳食を作ろう

普段、なかなか素材からだしをとることがないという人も多いのではないでしょうか。ただし離乳食の時期は、赤ちゃんの味覚を育む大切な時期です。市販のだしを使うよりも手間がかかってしまいますが、できれば離乳食には素材からだしをとってあげることをおすすめします。

だしを加えることで、砂糖やしょうゆなどの調味料を使わなくても、赤ちゃんにとっておいしい離乳食を作ることができるでしょう。だしは鍋や火を使わず、水出しすることもできるので、ママやパパにとって負担の少ない方法でだしを用意してあげてくださいね。

※この記事は2019年9月時点の情報をもとに作成しています。アレルギーに関する詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。

離乳食の食物アレルギー!症状や注意したい食材一覧!反応が出たらどうする?
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