【初めての子育て体験談】眠れない&外出できない!ママたちが「大変だ」と感じたエピソードを発表!乗り越えるためのポイントも紹介
初めての子育てはなにが起こるのか、新米のママとパパにとってわからないことだらけですよね。そこで、第一子を育てている・育てていたときにママやパパが「大変だ」と感じたことについてアンケートを実施しました。育児の参考になるエピソードや乗り越え方を紹介します。
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目次
初めての赤ちゃんとの生活
第一子の子育ては、ママやパパにとって初めて体験することの連続ですよね。赤ちゃんのお世話のしかたや成長に問題がないか、この先の生活がどのようになるのかなど、気になることが次々と湧いてくるような状態ではないでしょうか。
特に産後まもなくはママの身体が回復しておらず、赤ちゃんの生活リズムも安定していないため戸惑ったり大変だと感じたりすることが多いようです。
ままのてが「初めての子育てで大変だと感じたこと」をテーマに実施したアンケートでは、多くのママやパパが大変さを乗り越えながら子育てに奮闘している様子がうかがえました。集まった回答とさまざまなエピソードのまとめから、子育てのヒントを見つけていきましょう。
ママたちが痛感!子育てで大変だと感じたことTOP3
アンケート結果
投票期間:2021年9月7日〜2021年9月12日
1位 | 夜泣き | 41.8% |
2位 | 授乳・ミルク | 26.4% |
3位 | なかなか外出できない… | 18.5% |
4位 | 子どもの風邪(体調不良) | 13.3% |
アンケート結果でもっとも票を集めたのは、「夜泣き」の41.8%でした。2位は「授乳・ミルクの悩み」が26.4%、3位は「なかなか外出できない」が18.5%と続きます。4位となったのは「子どもの風邪(体調不良)」の13.3%です。
1位 夜泣き
大変だと感じたことの1位は「夜泣き」です。夜泣きがあるとママは眠れず、心身ともに疲労がたまってしまいますね。ママも一緒に泣きたいと思う夜もあることでしょう。気づけば抱っこをしたまま眠っていた、という体験談も話にあがります。
赤ちゃんの夜泣きがもっとも多いのは生後7~9ヶ月頃といわれています(※1)。夜泣きは1~2ヶ月でおさまることもあれば半年以上続くケースもあり、個人差があるのが特徴です。脳の発達の過程や睡眠リズムが影響していると考えられていますが、たしかな理由はまだわかっていません。
夜泣きには、ドライブに連れ出したり昼寝や授乳のタイミングを調整したりするなどさまざまな対策があります。長期間続いたり回数が頻繁だったりするときは、ママとパパが協力し合い、日中は昼寝をするなどして身体を休めましょう。どの方法が合うかは人それぞれなので、焦りすぎないことも大切です。
2歳前に断乳するまで続いた夜泣きで慢性寝不足でした(T ^ T)1歳になる少し前に仕事復帰もしたので、眠くてヘロヘロの状態で仕事し、本当に大変でした!断乳すると、嘘みたいにグッスリ寝てくれるようになって、こんなに楽になるんだと感激しました(*'▽'*)
とにかく寝ないのがキツかった。
新生児、乳児期とにかく寝ない。
立ったままの縦だっこで壁に寄りかかったまま2時間の仮眠。
仕事復帰しても寝ない。
結局、一歳半で断乳してからまとまって寝るようになった。
2位 授乳・ミルク
「授乳・ミルク」を大変だと感じるママが多い結果となりました。母乳育児は欲しがったときに素早く与えることができる反面、うまくくわえられない、量が足りているのか不安、おっぱいが張りすぎて痛いなどの悩みがみられます。
ミルクではママ以外の人も授乳できるという利点がありますが、栄養や免疫に関することが心配という声や、洗浄・消毒に時間と手間がかかるという声があがっています。最近では手軽に使える搾乳機や液体ミルクが登場しているので、便利なアイテムを使ってママの負担を減らしていきたいですね。
未熟児からすぐにNICUで育ったため、哺乳瓶になれてしまって、母乳が大っ嫌いになってしまったことです。もともと双子のふたりとも吸うのが上手でなくて…。半年を目指しましたが、乳を押し続ける手首がダブル腱鞘炎になり、乳を見せるたびに号泣されるので、心が折れて、5ヶ月で母乳終了。悲惨でしたw
授乳中は3時間も経つと胸がはり、母乳が溢れるので大変でした。ひとりでの外出では替えの母乳パッドが大量に必須です。
3位 外出できない
3位には「外出できない」が入りました。赤ちゃんにつきっきりで過ごす毎日で、ときには気分転換をしたくなることもあるでしょう。とはいえ、日中は赤ちゃんのお世話を代わってくれる人が身近にいないとママひとりの外出が思うようにはできないため、もどかしさを感じるママは多いようです。
赤ちゃんを連れて外出をしようと思っても、人の込み具合や授乳のタイミングなどを考えると身軽にとはいきません。ママになると、バッグひとつでふらっとおでかけができていた日々が懐かしく感じることもありますね。
新生児の頃は、乳腺炎になったことがトラウマとなり胸がはるのが怖くてひとりでの外出はほとんどできませんでした。美容院などにも行けず鏡をみるのがつらかったです笑。
またコロナ期間は子どもがマスクをすることを嫌がってしまうため、ショッピングモールやスーパーにもなかなか行くことができませんでした。
まだまだある!大変だったこと
パートナーシップの構築
産後はママの身体が回復するまで時間がかかります。初めての子育てで心身ともに疲労がたまる中、「ぜんぜん子育てに参加しない」「パパに任せるのが不安」「ママの辛さをわかってくれない」など、パパとの関係に悩むこともあるようです。
パパも赤ちゃんが生まれてからの生活をイメージしやすいように、出産前から両親学級に参加したり、動画をみたりして予習しておくことも大切です。
赤ちゃんとのかかわり方、家事の分担、夫婦の生活など、ママとパパが気持ちを共有しておけると良いですね。子育て中のリアルなママの様子を描いた育児マンガも参考になりますよ。
自身の体調・精神状態の維持ですかね。夫の協力体制にイライラし結局自分で全てをこなそうとさらに疲労がたまる、と言った悪循環が3~4ヶ月くらいまで続きました。その後案の定感情が爆発し体調を崩し、夫婦で話し合いをしてようやく落ち着きましたw
目が離せない
赤ちゃんの成長は早いもので、できなかったことができるようになるのはあっというまです。「まさか」と思うような予想もしなかった行動をするので、なかなか目が離せません。
安全対策をしながらあちらこちらに気を張り、一日の終わりには「なにもしていないのに疲れている」状態となることもしばしばです。それだけ、赤ちゃんの見守りはハードな仕事なのです。
近ごろは赤ちゃんのセーフティグッズが充実しています。見守りカメラやベビーゲート、赤ちゃん用のハーネスなども活用して、赤ちゃんの安全を確保していきましょう。
泣き止まない
赤ちゃんは泣くのが仕事といわれますが、なにをしても泣き止まず困ってしまったことがある方も多いのではないでしょうか。どこか悪いのではないかと心配になったり、泣き声に焦ってしまったりすることもあるかもしれません。しかし、赤ちゃんは何をしても泣き止まないことがあるのです。
最近の研究では、親のかかわり方にかかわらず赤ちゃんは生後1~2ヶ月で泣きのピークがあり、1日に5時間以上泣くこともあることが伝えられています(※2)。
なにをしても赤ちゃんが泣き止まないときは、無理に泣き止ませる必要はありません。安全な場所に赤ちゃんを寝かせてその場を少し離れ、音楽をきいたりメールをしたりしながらママやパパが気持ちをリラックスさせることもおすすめですよ。
家事との両立
育児と家事の両立も、多くのママが大変に感じていることのひとつです。赤ちゃんが昼寝をしているあいだに夕飯を作ろうとしたらすぐに起きてしまったということはよくある話。片付けた先から散らかされたり洗濯を終えた矢先に汚されたりと、赤ちゃんのお世話と家事が永遠に繰り返されているように感じる日もあるでしょう。
公園や買い物などに連れ出して思った以上に時間がとられてしまい、家事にまで手が回らないということもあります。赤ちゃんのお世話をしながらの家事は2倍、3倍の労力が必要です。スムーズにことが進まなくても、家事に育児にとがんばっている自分をほめてあげたいですね。
自分の時間がない
赤ちゃんのお世話や家のことに時間がとられ、自分の時間が持てないのも大変ですよね。赤ちゃんの後追いが始まると、トイレの中でさえママはひとりになれないということもでてきます。
赤ちゃんがひとり遊びをしているときや授乳中など、赤ちゃんの安全が保たれているときに上手に息抜きをしてみてはいかがでしょうか。パパと協力体制を整えておくのも大切ですよ。
きょうだい育児
下の子を妊娠したり下の子が生まれたりすると、生活が一変して今までスムーズに行えていた家事や育児ができなくなることも少なくありません。特に上の子がまだ小さい場合は、妊娠中でも抱っこをするといったシーンも出てくるでしょう。
また、下の子が生まれたときになかなか上の子の望みを叶えてあげることができず、悩む方もいます。その場合は、可能な範囲でパパや産後の支援、ファミリーサポートなどに頼ることを視野に入れても良いですね。
3歳で弟が生まれるまでは、あまり深刻に大変だと思ったことがありませんでした。しかし弟が生まれてから不安や不満·嫉妬、甘えにイヤイヤ期(なのかな?)も重なって、5ヶ月くらい大変でした。だんだん弟を受け入れてきて、落ち着いてきた気がします。
大変なときを乗り越えるためのポイント
周囲に相談する
子育て中は赤ちゃんの成長に応じた不安や悩みがつきものです。ひとりで抱え込まず、周囲の人に相談してください。
自治体では、助産師や保健師など専門家によるサポートを提供しています。母乳育児や沐浴に関する具体的な指導のほか、育児の不安など精神面にも寄り添ったアドバイスが受けられますよ。
宿泊や日帰りでの産後まもないママをサポートする産後ケア事業を行っている産院や自治体もあります。住んでいる自治体でどのようなサポートが受けられるか確認してみましょう。
パパや家族にも育児に参加してもらう
産後すぐはママと赤ちゃんが一緒にいる時間が長いため、育児はママが中心になります。しかし、その後もそのままではママの負担が大きくなってしまいます。パパが積極的に育児に参加できるよう環境を整えていきましょう。
パパが育児に慣れるまでは、やって欲しいことを具体的に声がけしていくとスムーズです。生活をまわしていくために、育児だけではなく家事も協力しあえると良いですね。
完璧にしようとしない
産後のママはできるだけゆっくり休み、身体を回復させるという大きな仕事があります。赤ちゃんが小さいうちは生活リズムも安定しないため、家事を完璧にこなそうとせずに「できないことがあって当たり前」という気持ちで過ごすことが大切です。
民間の産後ケアサービスや家事代行サービスは、時間単位や業務単位で依頼できるので便利です。簡単な調理や温めだけで食事が作れる食材の宅配サービスを利用するのもおすすめですよ。
初めての子育ては大変だけれど喜びもひとしお!
初めての子育てではさまざまなことに直面しますが、アンケートの結果を見ていると、ひとりではない安心感と自分も頑張ろうという気力が湧いてきますね。
子育て中は大変なことが多くありますが、かけがえのない喜びももたらしてくれます。育児の大変なことだけに心をとらわれて、赤ちゃんとの「今しかない瞬間」を見過ごしてしまうのはもったいないかもしれません。
大変なときこそ「まあいっか」「なんとかなる」と気持ちを切り替え、周囲と一緒に乗り越えながら、その時々の「今」を味わってくださいね。
※この記事は2022年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。