妊娠25週|胎児の体重は?妊婦のお腹の大きさや胎動【エコー写真】

【医師監修】妊娠25週(25w)は妊娠7ヶ月の第2週です。妊娠中期の後半となり、赤ちゃんが一段と成長する時期です。ママの体調は比較的安定していますが、激しい胎動や大きいお腹が苦しいと感じることも増えてきます。逆子はまだ気にしなくても大丈夫でしょう。赤ちゃんの成長の様子やママに起こりやすい症状、早産について解説します。

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この記事の監修

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産婦人科医
杉山 太朗

目次

  1. 妊娠25週の赤ちゃんの成長の様子
  2. 妊娠25週の妊婦の身体の変化と症状
  3. 妊娠25週の過ごし方
  4. 妊娠25週の注意点
  5. 妊娠25週のママへ
  6. あわせて読みたい

妊娠25週の赤ちゃんの成長の様子

妊娠25週の赤ちゃんの基礎情報 身長、体重、発達

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体重
BPD
身長
発達
546~996g5.5~6.8cm27.4~36.4cm・皮膚の表面にしわが多く見られる ・鼻孔とまぶたができ、顔立ちがはっきりする ・光に反応する ・身体のバランス感覚が備わる

妊娠25週の赤ちゃんは平均的な体重が約770gとなり、1日に15~20gずつ体重が増加しています(※1)。大きい赤ちゃんになると、体重はそろそろ1kgに届きますが、この時期の赤ちゃんはまだ脂肪が少なく、皮膚の表面にはしわが多く見られる段階です。赤ちゃんが小さいからといって、気にしすぎないようにしましょう。

妊娠3ヶ月には閉じていた鼻の穴が開き、まぶたも上下に分かれてくるため、顔立ちがはっきりしてきます。明るさを感知する力が備わってくるので、妊娠26週頃には光を感じると目を閉じる反応を見せるようになりますよ。

妊娠25週目に激しい胎動を感じることも。逆子は気にしなくても大丈夫

脳幹も完成に近づいてきます。身体のバランス感覚が備わり、身体の向きを自分でコントロールできるようになります。赤ちゃんが羊水の中で動き回るため、胎動が激しいと感じられかもしれません。この時期は逆子もめずらしいことではなく、妊娠30週頃までには自然に頭を下にした体勢で落ち着くことがほとんどです。

妊娠25週目に性別がわかることも

胎児の外性器も完成に近づいているので、25週目のエコー写真で性別がわかることがあるかもしれません。ままのて編集部独自のアンケートによると、妊娠5~7ヶ月頃に性別が判明したママが多いようです。赤ちゃんの姿勢によってはまだ性別がわからない場合もあります。次の妊婦健診を楽しみに待ちましょうね。

妊娠25週のエコー写真

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妊娠25週の妊婦の身体の変化と症状

妊娠25週の妊婦の身体の変化と子宮やお腹の大きさ

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子宮の大きさ(子宮底長)
お腹の大きさ
外見の変化
20.1~25.2子宮底の位置がおへそを超えるお腹の上のほうまでふくらむ

妊娠25週の平均的な子宮底長は22.6cmです。子宮底はちょうどへそを超えたあたりとなります。お腹のふくらみがおへその上にくることで、これまでよりもお腹の大きさを実感するかもしれません。胃や横隔膜が圧迫されて、苦しいと感じることも増えてきます。体重が増加しやすい時期なので、引き続き体重管理を続けましょう。

妊娠25週にあらわれやすい症状 便秘、吐き気、お腹の張り…

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妊娠中は妊娠前と比べて毛深くなったり、色素沈着が見られたりと、肌にまつわるトラブルが起こりやすくなります。その原因は女性ホルモンの分泌が増えることにあると考えられています。色素沈着は顔、乳頭、お腹などにあらわれます。しみやそばかすができやすくなるため、日ごろから紫外線対策をしっかりおこなうことが大切です。

野菜や果物からビタミンを摂取することも、しみ対策につながります。また、この時期は血管が子宮に圧迫されてうっ血が起こりやすく、痔も頻繁に見られます。痔の症状は便秘で悪化することがあるため、便秘を予防するためにも野菜をバランス良く摂り入れたいですね。胃が子宮に押されて吐き気や胃重感がするときは、1回の食事量を減らし、食事の回数を増やすと良いですよ。

お腹が大きくなると、重みで寝付けないという悩みも出てきます。寝る姿勢を工夫したり、寝る前に身体を温めたりしてリラックスできる環境を作りましょう。疲れやストレスはお腹の張りにつながります。昼寝や休息を取り、できるだけゆったり過ごしてくださいね。お腹の張りは冷えで強くなるので、身体を冷やさないように注意しましょう。

症状
対策
しみ・そばかす・日焼け対策をする ・ビタミンやたんぱく質を摂る
体毛が濃くなる肌が敏感な時期なので処理は避ける
便秘食物繊維や水分を摂る
・便秘に注意する ・下半身の血流を促す
吐き気食事を複数回に分ける
寝付けない・姿勢を工夫する ・リラックスする
お腹の張り・安静にする ・長時間続くときは医師に相談する

妊娠25週の過ごし方

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寝つけないときはシムスの体位がおすすめ

シムスの体位は医療や介護の現場でも使われているほど、身体が安定しリラックスできる体位です。夜寝るときや昼寝のときはシムスの体位で横になると、寝つきが良くなるかもしれません。

シムスの体位をとるときは左側面を下にして横になります。左足は伸ばし、右足はお腹に引き寄せ、膝を曲げます。右手は身体の前に出し、下側になる左手は背中側に伸ばします。右足の下にクッションを入れたり、抱き枕を抱いたりすると楽な姿勢が見つけやすいですよ。

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■サイズ:約50×115×20cm
■本体重量:約1.55kg
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■原産国:日本

流動性の高いパウダービーズが抜群のフィット感を生み出し、どんな寝姿勢でもやさしく身体を支えてくれる抱き枕です。カバーにはスポーツウェア素材が使われており、肌ざわりにもこだわっています。

バランスの良い食事で肌トラブルを予防

妊娠中のしみ、そばかす、乾燥などの肌トラブルは、ママたちの悩みの種ですね。肌の健康には、栄養状態が大きく関係してきます。バランスの良い食事で、肌の健康を維持していきましょう。

特に肌の状態に関係するのは、ビタミンやたんぱく質といった栄養素です。肌に潤いを与えるビタミンA、抗酸化作用をもつビタミンE、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、皮膚の再生を促すビタミンB2、細胞のもととなるたんぱく質を意識して摂り入れましょう。

ビタミンAはレバー、うなぎ、ほうれん草に、ビタミンEはアーモンド、魚介類、カボチャに多く含まれます。ビタミンCは柑橘系の果物やピーマン、モロヘイヤといった緑黄色野菜から摂取できますよ。肌の状態は心理的な要素にも左右されます。適度な運動や睡眠で気持ちをリフレッシュさせることも大切です。

胎教はストレスを受けない環境作りから

医学が発達し胎児のころから聴覚が発達していることがわかると、胎教は「早期からの英才教育」という側面でとらえられるようになりました。一方で、定まった手法や効果に対する評価がないため、効果について疑問視する声もあがり、「胎教は赤ちゃんとのコミュニケーション」というとらえ方も出てきています。

もともと古来から伝わっていた「胎教」は、ママがストレスを受けない環境を作り精神的な安定を目指すことで、赤ちゃんに良い影響を与えようとすることを意味します。近年になって、妊娠中にママがストレスや不安を感じると、子宮を収縮させるホルモンが分泌され、赤ちゃんの発育に影響を及ぼしたり早産リスクを高めたりすることがわかりました(※2)。これにより、古くからの胎教の考え方が見直されるようになっています。

ママが赤ちゃんのことを思って話しかけたり音楽を聞いたりすることは、ママの幸福感につながります。適度な運動や休息、趣味の活動も気持ちのリフレッシュには大切です。これらのはたらきかけが、赤ちゃんにとっての胎教となります。妊娠中はゆったりとした気持ちで過ごし、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。

妊娠25週の注意点

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歯科健診を受けて歯周病対策を

妊娠中に分泌が増える女性ホルモンは、歯周病の原因となる細菌を増殖させたり、歯肉を作る細胞を攻撃したりします。歯肉炎が進行し歯周病になると、低体重児出産や早産のリスクが高まります。妊娠中期から後期にかけては女性ホルモンの分泌が一段と増えるため、歯肉炎・歯周病にならないよう特に注意が必要です。

歯肉炎を引き起こす主な原因は歯垢(しこう)といわれています。妊娠中の約94%のママが歯肉炎を発症しているという報告もあることから、ていねいなブラッシングと歯間ブラシを使ったケアを心がけたいですね(※3)。

初期の歯肉炎は自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに進行します。歯肉の腫れ、歯磨きの際の出血、口臭といった症状が見られたら、歯肉炎が進行しているサインかもしれません。妊娠8ヶ月までに歯科健診を受けて、口の中の健康を保ちましょう。

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フッ化物配合歯磨剤として、歯科医院でも使われている歯磨き粉です。フッ素濃度は1450ppmと、国際基準と同等程度。独自の製法でフッ素滞留性を高めました。泡立ちが少ないので、少量の水でもすすげます。

体重増加は妊娠前のBMIを目安に

BMI
区分
18.5未満低体重(やせ)
18.5以上25.0未満ふつう
25.0以上肥満

妊娠20週以降は、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群に注意が必要です。これらの病気は肥満の傾向があると発症リスクが高まるため、急激に体重が増加しないようしっかり管理していきましょう。理想的な体重増加量は、妊娠前のBMIを基準に計算します。BMIは妊娠前の体重(kg)を身長(m)の2乗で割って求めます。

体格区分が低体重(やせ)、ふつうに分類される人の1週間あたりの体重増加量は0.3~0.5kgが目安です。肥満の人は、個別に体重増加量を管理していきます。妊娠期間を通じ、低体重(やせ)の人は9~12kg、ふつうの人は7~12kgの体重増加が理想とされています。

妊婦健診で指摘がなければ気にしすぎる必要はありませんが、普段からバランスの良い食事と適度な運動を心がけ、自然な体重増加を目指したいですね。

妊娠線予防は体重管理が大切

お腹が急激に大きくなると、皮膚の伸びに肌の奥の組織がついていけず、裂けたような変化を起こします。このとき皮膚に残る筋状の線が「妊娠線」です。妊娠線はお腹、胸、お尻などにあらわれ、一度できると薄くなることはあっても完全に消すことは難しく、見た目から心理的なストレスを感じることもあります。

そこで大切になってくるのが、妊娠線の予防です。急激に体重が増加しないよう、体重管理を続けましょう。保湿やマッサージを行うことで、妊娠線が予防できることもあります。

Ec maternity bellyoil b01出典:www.amoma.jp
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AMOMAの「マタニティオイル」はお腹の保湿がしたいママにおすすめのスキンケアオイル。米ぬかをもとにしたライスオイル、保湿力の高いマカダミアナッツオイルを中心に、原材料には5種類の精油とオイルを使用。きれいなお腹をキープできるよう、AMOMA独自の比率で配合されています。

無添加で100%植物性の優しいオイルが、お腹の皮膚の潤いを逃さず、柔軟性を保ってくれるでしょう。優しい柑橘系の香りは、つわりでつらい時期にもすっきりしていて使いやすいと評判です。

08467x01 e77fcf526d1744af851adae30e38ffde出典:464981.com
mitete マタニティクリーム (ストレッチマーククリーム)
¥3,024〜(2018/07/04 時点)

多くのメディアで話題になっている保湿クリームです。100人以上の女性の声をもとに、大切な皮膚をすこやかに保つクリームが誕生しました。

妊娠中などデリケートな時期はもちろん、赤ちゃんにも使えるところもポイントです。葉酸がたっぷり配合されているところもありがたいですね。さらっとした使用感とふわっと香るアロマで、リラックスタイムにももってこいですよ。

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感染症による早産に注意

早産とは、妊娠22週から妊娠36週のあいだに赤ちゃんが生まれることを指します。全妊娠の5%の頻度で見られ、その原因は妊娠高血圧症候群、子宮頸管無力症、絨毛膜羊膜炎、細菌性腟症、歯周病などがあげられます(※4)(※5)。

細菌性腟症や絨毛膜羊膜炎は細菌によって引き起こされる病気で、早期に治療すれば症状を抑えることができます。また、細菌に感染しないよう注意することもとても大切です。性交の際にコンドームをつけることや、下着を清潔に保つことは感染の予防につながります。歯周病予防も意識しましょう。

妊娠25週の赤ちゃんは肺の機能が成熟に近づいているため、早産となっても生きられる可能性が高くなっています。しかし、あとでなんらかの障害があらわれたり、病気を発症しやすくなったりする可能性は否定できません。正期産となるまで赤ちゃんがお腹の中にいられるように、細菌感染をしっかり防ぎたいですね。

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妊婦に危険なトキソプラズマ症とは?お腹の赤ちゃんを守るための注意点

妊娠25週のママへ

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妊娠25週では妊婦健診が2週に1回となり、赤ちゃんの様子がわかりやすい反面、逆子や妊娠高血圧症候群など心配になることも増えてくるかもしれません。腰痛、恥骨痛などのマイナートラブルも起こりやすくなります。気になることは医師や助産師に相談し、心配ごとをひとりでためこまないようにしましょう。

妊娠後期に向けて、お腹はますます大きくなります。外出するときはゆっくりしたペースで行動できるように、時間に余裕を持ってスケジューリングするのがおすすめです。安定期のうちにやっておきたいことを整理して、楽しい時間を過ごしてくださいね。

お腹が張るときは、無理せず休みましょう。外出時には携帯電話、保険証、母子手帳、かかりつけ病院の連絡先を携帯しておくと安心です。

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