更新日:2019年01月25日

妊娠14週|赤ちゃんの成長と妊婦の身体の変化・過ごし方【イラスト・写真付き】

妊娠14週の赤ちゃんは、どれくらいの大きさに成長しているのでしょうか。胎盤が完成に近づきますます大きくなった赤ちゃんの、平均的な身長、体重、発達について解説します。胎児の成長に合わせ、大きく変化しているママの子宮の大きさやあらわれやすい症状もみていきましょう。気になる歯科検診や妊娠線予防についてもご紹介します。

監修 : ままのて 医師・専門家
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記事の監修

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産婦人科医
杉山 太朗

妊娠14週の赤ちゃんの成長の様子

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妊娠14週の赤ちゃんの基礎情報

身長
BPD(児頭大横径)
体重
発達
8~14cm2.1~3.1cm25~60g・呼吸の練習をする ・しゃっくりをする ・活発に動いている ・生殖器が完成してくる ・脳が発達する

妊娠14週は妊娠4ヶ月にあたり、胎盤がほぼできあがり、母体からの栄養が胎児に届けられるようになる時期です。身体の重要な器官の形成が終わりに近づき、羊水を飲んで呼吸の練習をしたり、しゃっくりをしたりと動きが活発になりますよ。早い人ではお腹の中でポコポコと空気が動くような胎動を感じるかもしれません。

外性器もほぼ完成していますが、エコーで性別がわかるようになるのは妊娠16~20週頃になってからです。この時期には、思考、知覚、記憶などをつかさどる「大脳皮質」や、左右の大脳半球をつないで信号を送る「脳梁(のうりょう)」、音を記憶する「海馬(かいば)」などが急速に発達します。

このように、脳の発育と神経回路の形成は、胎児期にはじまっています。ママの声を覚えたり、環境の変化を感じたりする機能が備わりつつあるのです。

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妊娠14週の赤ちゃんのエコー画像

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妊娠14週0日の胎児のエコー画像です。体重58g、身長13.6cm、BPD2.8cmに成長しています。顔を正面に向け、左手は顔の横で手を振っているようなポーズをとり、指先にはうっすらと5本の指がみえていますよ。股間のところに丸く写っているのは小さな足です。性別はまだわかりません。

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妊娠14週の妊婦の身体の変化と症状

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妊娠14週の妊婦の身体の変化

子宮の大きさ
お腹の大きさ
外見の変化
グレープフルーツお腹のふくらみが目立ち始める・子宮底長がわかる ・胸が大きくなる

妊娠14週頃になると、恥骨から子宮の上辺までの長さをあらわす子宮底長は7~15cmとなり、仰向けに寝たときにお腹のふくらみで子宮の位置を確認できるようになります。

外見からもお腹のふくらみがわかるようになってきますが、お腹の出方は個人差があるので、「お腹が出てきた」と感じる人もいれば、「お腹が出ない」と感じる人もいます。お腹のサイズが大きい、小さいはひとつの目安ととらえましょう。

妊娠14週にあらわれやすい症状

症状
対策
つわりが終わらない・疲れをためないようにゆったり過ごす ・症状が強くなるときは医師に相談する
下腹部が痛む安静にして痛みが強くなるときは医師に相談する
お腹の張り安静にして張りが治まらないときは医師に相談する
むくみ・冷やさないようにする ・マッサージをする ・着圧ソックスを着用する
鼻炎、鼻づまり・加湿する ・水分を多めにとる
おりものがにおう、血が混じる医師の診断を受ける

妊娠14週は胎盤が完成に近づき、体調を悪化させる原因でもあったプロゲステロンの分泌が安定するため、体調が落ち着いている日が増えるかもしれません。つわりの症状が治まる人も増えます。その一方で、しばらく治まっていたつわりがぶり返し、つわりが終わらないでダラダラと続くケースもみられます。

大きくなった子宮に靭帯や筋肉が引っ張られ、チクチクとした痛みも出現しやすい時期です。腹痛やお腹の張り自体は珍しいものではありませんが、出血があったり痛みを繰り返したりするときは注意が必要です。

ほかにも、エストロゲンが鼻粘膜や自律神経に作用し、鼻づまりや鼻炎の症状が悪化しやすくなったり、子宮に血管が圧迫されてむくみやすくなったりと、さまざまなマイナートラブルがみられます。おりものの量が増えるのもよくある症状ですが、においや出血がある、かゆみが強いなどの異常を感じたら、早めに医師に相談しましょう。

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妊娠14週の過ごし方と注意点

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体重管理を本格的に始めて

つわりが治まってくると食欲が回復し、食べ物がおいしく感じられます。その分、体重管理をしっかり行なうことが大切です。妊娠中の肥満は妊娠高血圧症候群の原因にもなるため、急激な体重増加に注意してくださいね。

適正な体重や1週間ごとの体重増加量は、BMIによる体格区分で決められています。医師や栄養士の指導のもと、自分にあった体重で管理していきましょう。

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歯科検診を受けよう

妊娠中はホルモンバランスが変化し、口腔内の環境が変わりやすくなっています。特につわりの期間中は歯磨きがじゅうぶんにできないこともあるため、虫歯や歯周病といったトラブルが起こりやすいものです。

虫歯や歯周病は、早産になったり低出生体重児になったりするリスクを高めることがわかっているため、妊娠中の口内ケアは欠かせません。つわりが落ち着いてきたら、歯科検診を受けましょう。

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葉酸を摂取しよう

葉酸はビタミンBの一種で、妊娠中に必要とされる栄養素です。妊娠前から妊娠3ヶ月頃までは胎児の神経管閉鎖障害の予防に、それ以降は葉酸欠乏による悪性貧血の予防に欠かせません。妊娠中に推奨されている葉酸の摂取量は1日400μg以上です。健康補助食品なら手軽に摂取できますよ。

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出典:belta-ad.jp
ベルタ葉酸
¥3,980〜(2019/01/18 時点)

妊活中~妊娠3ヶ月の女性は葉酸を積極的に摂取しましょう。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

ベルタ葉酸からは400μgの葉酸を手軽に摂取できるほか、鉄分やカルシウム、ビタミン、ミネラルや美容成分も一緒に摂取でき、妊娠中の健康維持に役立ちますよ。

葉酸を効率良く摂取できるように体内にとどまりやすい「酵母葉酸」を使用している点もこだわりポイントのひとつです。香料、着色料、保存料などを使用していないところもうれしいですね。サプリメントの大きさは直径9mmと小さく飲みやすいですよ。

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はぐくみ葉酸
¥3,960〜(2019/01/29 時点)

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管理栄養士/食品表示検定中級
オーガニックレモンからとれる葉酸を配合し、そのほかの成分も「自然由来」の素材を使用しているのが特徴です。自然素材からとれるビタミンが多種配合されていて、脂溶性ビタミンがほとんど含まれていないというところに感心しました。妊娠中は脂溶性ビタミンの過剰摂取に気をつけなければいけないので、配慮が嬉しいですね。GMP認定工場で製造されているため、安全管理がしっかりしている点で安心して飲むことができます。
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後期流産に気をつけて

妊娠12週以降に起こる流産を後期流産といいます。流産は妊娠12週までに起こることがほとんどですが、ごくまれに、後期流産が起こることも覚えておきましょう。

流産には、繰り返す出血や強い腹痛などの兆候がある進行性の流産と、健診で指摘されるまで流産に気づかない稽留流産があります。また妊娠14週頃まで子宮内膜の内側に血の塊ができる「絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)」があると、出血するリスクが高まります。

出血や腹痛があるからといって、必ずしも流産となるわけではありませんが、このような症状がみられるときには、早めに医師に相談してください。

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体調の変化や痛みに注意

一般的に妊娠14週は胎盤からホルモンが安定して分泌されるようになるため、比較的体調が落ち着いてきます。つわりが治まり体調が良い時間が続くと、ついつい動き回りたくなりますね。

しかし、妊娠中は心拍数が上がって血液量が増加するため疲れを感じやすく、体調には波があるものです。また、子宮が一段と大きくなり、腰や下腹部の痛みを感じやすい時期でもあります。安定期に入るまでは無理をせず、ゆったりと過ごすことを心がけましょう。

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骨盤ベルトで腰をサポート

妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌され、そのはたらきで骨盤を支える靭帯や筋肉がゆるみます。骨盤が不安定になり、姿勢の歪みや大きくなったお腹の影響を受けやすく痛みが生じる原因となります。

骨盤周りに不安を感じたら、靭帯や筋肉のはたらきをサポートする骨盤ベルトが役立ちます。トコちゃんベルトやワコールなど、産前から産後まで使える骨盤ベルトが人気ですよ。

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体操や運動は安定期に入ってから

妊娠16週になると、安定期に入ります。カレンダー上ではたかだか2週間の差でしかありませんが、妊娠初期はママにとっても赤ちゃんにとっても1日の変化が大きいため焦りは禁物です。体操や運動は安定期に入ってから、医師の許可を得て行うようにしましょう。

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マタニティウェアは上下わかれていると便利

妊娠12週を過ぎるころになると、妊婦健診は腹部エコーによる診察に切り替わります。経腟エコーでは、下半身が隠れるワンピースタイプのウェアが重宝しますが、腹部エコーを行う際は腹部を大きく見せるため、上下わかれているタイプが便利です。

最近は産後も授乳服として使えたり、流行を取り入れたおしゃれなデザインだったりと、着るのが楽しくなるマタニティウェアが主流です。人気のスウィートマミー‎、エンジェリーベ、ユニクロなどのマタニティウェアをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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妊娠線予防は体重管理と保湿がカギ

皮膚の表面はお腹が大きくなるのに合わせて伸びていきますが、皮膚の内部の組織はその変化についていけず、裂けてしまうことがあります。その裂け目が皮膚の下に赤い線となってあらわれたものが「妊娠線」です。

妊娠線はお腹だけではなく、太もも、胸、二の腕、お尻などにあらわれます。妊娠線を予防するためには、お腹が急激に大きくならないように体重管理をしっかりすること、保湿をして乾燥させないことが重要です。お腹が急激に大きくなる5~6ヶ月頃から保湿ケアを行っていきましょう。

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出典:www.amoma.jp
AMOMA マタニティオイル
¥2,129〜(2018/07/04 時点)

AMOMAの「マタニティオイル」はお腹の保湿がしたいママにおすすめのスキンケアオイル。米ぬかをもとにしたライスオイル、保湿力の高いマカダミアナッツオイルを中心に、原材料には5種類の精油とオイルを使用。きれいなお腹をキープできるよう、AMOMA独自の比率で配合されています。

無添加で100%植物性の優しいオイルが、お腹の皮膚の潤いを逃さず、柔軟性を保ってくれるでしょう。優しい柑橘系の香りは、つわりでつらい時期にもすっきりしていて使いやすいと評判です。

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妊娠14週のママへ

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一般的に、妊娠14週は妊娠初期に当たりますが、医療的な区分では妊娠14週から27週までを妊娠中期に分類します。赤ちゃんの身体がほぼ形成され、妊娠2~3ヶ月頃に比べると、先天異常や流産が発生するリスクが低くなってきます。

リスクがまったくなくなるわけではありませんが、妊娠初期からの緊張を少しゆるめ、リラックスすることを心がけましょう。ママの声が赤ちゃんの記憶に残るよう、たくさん話しかけてあげてくださいね。

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