【体験談】妊娠10週でつわりがピークに！終わりの見えない私のつわり体験談

妊娠3ヶ月がつわりのピークと言われていますよね。筆者もまさに妊娠10週のピークに、出口の見えない日々を過ごしました。数週間先の予定日の妊婦友達がいたので、彼女の「12週をすぎればつわりは終わるから」という言葉だけを光に、あと2週…1週…と手帳と毎日にらめっこでした。

つわりの時期に食べたいものって、生まれてくる子の好物だと後で聞いてすごく納得したのですが、まさに我が家の三兄弟はドンピシャ。一人目のときは食べづわりが激しくて、とにかくカレーを毎日食べていました。おかげでこの時期に激太り…。

二人目のときはミネストローネばかり、三人目はサンドイッチばかりの超偏食な食事。個人差があると思いますが、驚くことに産まれてきた子どもたちは、それぞれ本当にそれらが好物でした。

当然のことながらトイレから離れられないこの時期。でも、トイレの臭いが気になって、入るとさらに吐き気が悪化して大変でした。掃除していないわけじゃないのです。普段は全く気にならないほんのちょっとの臭いに敏感になりました。

スーパーの魚売り場も通れない、上の子と水族館にいったときも、水槽の中に触れる場所に行ったときには水の臭いに瞬殺でした。嗅覚が犬並みになるんです。しかも悪臭にだけ。

人によるのですが筆者の場合は魚の生臭さがきました。臭いはないから大丈夫とお寿司を食べた後に全部吐き戻してしまったときは、本当にショックでした。

上に兄弟がいると、自分だけの生活ではないため妊婦生活も大変です。食べ物の臭いが全部ダメだったという友達から、マスクをして吐きながら食事を作っていて家族に止められたという話を聞きました。私も、自分の食べたいものしか作れず毎日サンドイッチになった数日がありました。

特に辛かったのが習い事。上の子の習い事も、小さいうちは親が付き添わないといけないものがほとんどですが、その待ち時間が苦痛で仕方なかったです。

ピアノ教室では、待っている間に吐き気がきたら逃げられないのが不安だし、部屋の臭いが気になる。サッカーでは1時間立って待つのが辛い、貧血を起こしそうになる。これが、三人目の妊娠のときは待つのも幼子と二人でこの状態。「今だけ今だけ…」と念仏のように唱えていたのを覚えています。

夜中にどうしてもコンビニのパスタサラダが食べたいと、夫にコンビニを3軒回って買ってきてもらったことがあります。ご近所さんがおかずを鍋に入れて持ってきてくれたこともあります。わざわざ車で野菜スープやひじきを「妊婦さんにいいから」と運んできてくれた友達もいます。幼稚園の送迎も、体調の悪い日はお願いしたこともあります。

近くに頼れる親戚がいない私ですが、友達や家族の親切に助けられました。こういうときに、人のありがたみがわかりますね。本当に感謝です。

つわりが辛いときは1日1週間が本当に長くて、もうずっとこのままなのかと気分も落ち込んでしまいます。あとすこしでつわりも終了、安定期がくるとわかっていても、今この一瞬を助けてほしいんですよね。

あのときに優しくしてもらったことはきっと私はずっと忘れないし、これから先同じように誰かのサポートをしてあげられればと思っています。まだまだ長い妊婦生活、前向いて行きましょう。

妊娠中の女性は葉酸を積極的に摂取しましょう。厚生労働省は妊娠の可能性のがある女性（妊娠1ヶ月前～妊娠3ヶ月）に対して、食事に加えてモノグルタミン酸型の葉酸を400μg摂取することを推奨しています。妊娠中（妊娠4ヶ月〜）の女性に対しては、480μgの食事性の葉酸を摂取することを推奨しています。