産後の骨盤ガードル11選！人気商品スペック比較表と選び方【効果＆口コミあり】

産後身に着けるリフォームインナーには、産後すぐから使用するものや悪露が落ち着いてから身に着けるものなど、さまざまな種類があります。それぞれ効果や着用期間が異なるため、自分の身体の状態にあったものを選ぶことが大切です。産褥ニッパーや骨盤ベルトと比較しながら、骨盤ガードルの効果や着用期間をみていきましょう。

妊娠すると骨盤の周囲を支える靭帯が緩み、関節や骨盤も緩んできます。骨盤の緩みは出産時に最大となり、産後もしばらくは安定しません。骨盤の緩みをそのままにしておくと、姿勢が崩れ腰痛や肩こり、尿漏れにつながる場合があります。骨盤ガードルは伸縮性のある素材で緩んだ骨盤を引き締め、産後の身体がもとに戻るサポートをしてくれますよ。

骨盤用のガードルを使用する前に、自然に骨盤の広がりが整うのを待つか、骨盤ベルトなどで骨盤を整えてから使用するのが良いでしょう。骨盤の骨をつないでいる筋肉や靭帯の緩みが戻らないと、骨盤は広がったままです。そこにガードルだけをはいてもお尻のきれいなラインは出ないのです。

骨盤ガードルは産後のぽっこりとしたお腹周りもしっかりカバーしてくれますよ。きつすぎる骨盤ガードルはよくありませんし、骨盤ガードルを身に付けたからといってすぐに痩せるわけではありませんが、骨盤の歪みは血行不良を引き起こし、下半身のむくみや冷えの原因となるため、ダイエットを目指すなら骨盤ケアは欠かせませんね。

骨盤ガードルは、悪露が落ち着いてから使い始めます。悪露は子宮の収縮によって排出されるため、いつまで続くかは子宮の回復度合いによって変わります。帝王切開では悪露が長引くこともありますし、傷の状態によって着用できる時期はさまざまです。

一般的には産後1ヶ月ほどで悪露は落ち着いてきますが、心配な場合は1ヶ月健診で医師に相談してみましょう。

骨盤ガードルを選ぶときのポイントのひとつが、つけ心地とサポート力にかかわる締め付けの強さです。締め付けの強さは、ソフトタイプとハードタイプのふたつに分かれます。ソフトタイプはやさしい着け心地で、締め付けはそれほど強くありません。ハードタイプはお腹周りをぐっと引き締め、たしかな補正力を感じます。

しかし、強く締め付ければ引き締め効果が上がるというものではありません。近年は加圧ストッキングや加圧下着などが多く登場していますが、身体に合わない加圧によって腫れ、かゆみ、神経障害があらわれるケースも出ています。即効性を求めすぎず、身体に合ったタイプを選びましょう。

妊娠中に大きくなったお腹は、産後すぐにもとにもどるわけではなく、どのサイズを選べば良いのか悩みますね。サイズ選びの目安としては、妊娠中の体重増加が8kg未満であれば、妊娠前と同じサイズを選びます。体重増加が8～11kgの場合は1サイズ、11kg以上増加しているときは2サイズ上を選ぶと良いでしょう。

骨盤ガードルのデザインは、裾が股までの長さのショートスタイルと太ももからヒップにかけてを覆うロングスタイルの2パターンがあります。丈が短いショートスタイルは普通のショーツのような形状なので、動きやすく締め付けが苦手な人におすすめです。スカートを着用するとき、夏場の暑いときはショートスタイルが向いていますよ。

ロングスタイルはヒップをすっぽり覆うため、ヒップのラインを美しく整えてくれますよ。パンツスタイルもすっきり見せてくれます。

ワコールのシェイプマミーガードルは、ワコール人間科学研究所が長年の研究成果に基づいて商品開発に携わったリフォームインナーで、10年以上にわたるロングセラーを記録しています。生地に使われている高級ポリウレタンは、ゆっくり伸びてゆっくり戻る作りで、身体の動きにぴったりフィットします。

お腹をしっかり支えられるようにフロント部分には伸びない素材を使い、裏打ちをして生地を補強しました。両脇には面ファスナーが付いて締め付け具合を調整できます。お腹、骨盤、ヒップと部位ごとに異なる素材と設計で、下半身全体をしっかりサポートするガードルです。

特許を取得した特殊な編みこみ技術で、身体の動きに応じて糸が動くため、血流を停滞させることなく引き締め効果を発揮します。就寝時も装着できるのもポイントです。サイズ選びに迷ったら、整体師免許を持つ専門のスタッフが相談に応じてくれますよ。

ライザップが監修した骨盤ケア・トレーニングガードルです。3重構造の裏打ちで生地を補強し、骨盤周りにある仙腸関節、大転子、恥骨結合の3点をきっちり引き締めます。

気になるウエスト、骨盤、下腹部、太ももは、それぞれ異なる補正機能をもたせ、着用感やサポート力をアップしました。付属のDVDには自宅でできるセルフトレーニングが収録されており、正しい姿勢で運動効率のアップをねらいます。

強圧ニットの帯が、骨盤からヒップラインにかけて均一に引き締めます。骨盤が安定するので、自然と姿勢もきれいになりますよ。おへそをすっぽり覆うハイウエストタイプなので、お腹周りのよけいなお肉を包み込み、ぽっこりお腹のはみ出しも防ぎます。裾はフラットなヘム仕様で、食い込みにくい設計です。

特殊な織り方でストレッチを利かせ、引き締め強度を増しました。さらにウエスト、骨盤、太ももなど、身体の部位ごとにストレッチの強弱を切り替えているため、お肉の段差ができにくいのも特長です。吸保湿にすぐれたシルクアミノ加工を施し、敏感な産後の肌にもやさしい仕上がりとなっています。

股上約27cmのハイウエストタイプで、腰から背中までのラインをしっかりサポートします。一体型のベルトは3段階に調節可能で、引き締め強度を自由に変えられるのも魅力です。ベルトのホックを外すとヒップ部分が大きく開く仕組みで、トイレの際の着脱がスムーズですよ。

ウエスト部分にヘム仕様のレースを使った、ハイウエストタイプのガードルです。クロッチ部分に綿マチが付いており、1枚履きが可能なので下着の上げ下ろしがスムーズです。背中に入った2本のボーン（柱）が腰をしっかりと支えてくれますよ。

ピジョンのリフォームインナーシリーズにラインアップされている産後ガードルです。縦のラインと横のラインで骨盤をしっかり支え、骨盤ケアと体形補正を実現します。伸縮性のある素材で、着け心地も抜群です。産後すぐから使える骨盤ベルトから移行して使用すると、効果が実感できそうですね。

3本のベルトが一体となった産後ガードルは、ウエストニッパー、産後ガードル、骨盤ベルトの3役をこなします。ウエスト、お腹、骨盤と3段階で引き締め、ウエストとヒップを整えてくれますよ。

ヒップから伸びるベルトが、骨盤をぎゅっと引き締めます。ベルトは生地に外付けされているため、動いてもずれてしまうことはありません。お腹とヒップ部分にパワーネットの裏打ちがされており、お腹周りをすっきり見せてくれますよ。1枚履きも可能です。

産後のお腹を保護し、骨盤が戻るのをサポートするソフトタイプのガードルには、24時間着用可能なタイプもあります。シェイプアップを目的としたハードな骨盤ガードルは血流を促すためにも夜間は脱いだ方が良いでしょう。説明書を良く読んで使ってくださいね。

寝るときにお腹周りをサポートしたいときは、リフォームショーツがおすすめです。

フロントにジッパーやホックがついたタイプなら、全面がオープンになるので着脱が比較的スムーズです。トイレの際に困らないよう、ヒップ部分がオープンになるデザインのものもあります。

ハードタイプやロングタイプのガードルは、脱ぎ履きに手間取ることもあるようです。ガードルの扱いに慣れるまでは、ソフトタイプのガードルを選ぶと良いかもしれません。

産後の回復には個人差があり、3～4ヶ月で骨盤やお腹が妊娠前の状態に戻ることもあれば、半年～1年以上かけてもとに戻ることもあるため、いつまで使うかは一概にはいえません。ガードルの使用と並行して、骨盤体操などの運動に取り組むと、骨盤ケアや腰痛対策になりますよ。

産後は赤ちゃんのお世話で立ったり座ったりの繰り返しですね。前屈みの姿勢も多く、骨盤周りの筋肉に負担がかかりやすい状態です。

こうした体勢は産後のママの身体に負担をかけます。お腹がぽっこりといった体形に関する悩みはもちろん、腰痛、恥骨痛、肩こり、身体のだるさといったトラブルに見舞われたときは、骨盤ケアに力を入れましょう。産後ガードルは特殊な構造で身体を支えたり、着圧で身体を整えたりしながら、骨盤ケアをサポートしてくれますよ。